インタビュー・with・TIHIRO

(拍手用小話6を加筆修正)

はくの好きな所?

ん、とね。んーっとぉ・・・・

いっぱいありすぎていえないよぉ。

思いついたことでっていってもぉ。

んんん〜〜〜〜ん。

あっ、あのね、えっと、はくの指。

はくの指の形、大好きなの。

長くて細くて、しなやかで、それでいて

男っぽくて、優しくて、力強くて、・・・

えっ、もういいの?

もっと他に?

じゃあ、はくの髪の毛。

ひんやりして、長くて、さらさらしていて、

綺麗で、長くて、しっとりして、

そして、真っ黒でしょ。

あ、でも日の光にあたると

翠色に輝くの。

私、自分の髪、

コンプレックスの塊だったから、

はくの髪にあこがれちゃう。

ん?

今はもう、自分の髪もきらいじゃないよ。

だって、はくがいつもなでながら、

誉めてくれるから。

なんて言ってって、えっ、やだ。

そんなこと恥ずかしくて言えないよ。

内緒、内緒。

・・・他にもって、まだ言うの?

ん〜、はくの瞳も大好き。

すっごく綺麗で透明な翡翠色なの。

じっと見つめていると、

すいこまれそうになるくらい。

あなたも、分かるでしょ。

えっ、見つめたこと無いの?

何で?

怖いって、誰が?

はく、あんなに優しいのに?

ん〜、じゃあねぇ。

あとね、あと、はくの項(うなじ)。

めったに見られないのだけれど、

なんていうか、えっと、色っぽいの。

男の人に変かなぁ。

でも、実際そうなんだもの。

どこで見たのかって?

はくってたまに、すごく疲れているときに、

うつ伏せになって寝ていることあるの。

その時に、ちょっとだけね。

綺麗なのよぉ。

なんで、あんなに首長いのかなあ。

ほっそりした印象だけど弱々しくないの。

思わずキスしたくなっちゃう。

って、やだ、わたしったら。

ここオフレコにしておいて。

ね、お願い。

それから、えっとね、声も好き。

普通にお話しているときも、

耳元で内緒話するときも、

うっとり聴きほれちゃうくらいだけど、

なんていっても

はくの歌声!!

ホント、さいこーなんだから。

えっ、みんな聴いたことないの?

そうだっけ?

はく、よく歌ってくれるよ。

・・・ああ、そう言われれば

二人だけの時ばかり、かなあ。

気付かなかったけど・・・

ん?

一番好きな所?

え〜、そんな難しいこと聞かないで。

だって、はくのどんなところも、

大好きなんだもの。

一番なんて選べないよ。

じゃあ、一番心に残っている場面って・・・

あ〜、ちょっともったいなくて話せないかな。

ごめんね。

え?だから、内緒だってば。

はいはい、好きなように想像してください。

 

っきゃあ、び、びっくりした。

は、はくったらいつから聞いていたの?

やっ、ちょっと、

まだインタビューの途中なのに、

ちょ、はくっ、どこ連れてくのって、

やあん、

まだ、明るいってばぁぁぁぁぁ・・・・・・

 

残念ながら、龍神様の乱入により、

強制終了。

インタビューアーは、友林でした。

 

 

ちゃんちゃん

 

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