(画像処理番外編) 管理画面を呼ぶ

●ぶっちゃけ

 毎日同じ事を「きちんと繰り返す」のは面倒です。毎回人間側が同じ事をしていたら、間違える原因にもなります。

 そこで、プログラム側が持っている処理を利用して、オリジナルの処理内容に変更を加えます。

(※現在、開発途中のため、ある程度仕様が固まってから修正してください。)


2008/02/23
●管理画面を呼ぶ



 新車のボンネットをいきなり開けて、エンジンをいじりまわすような感じですが、気に入らない部分・改良を加えたい部分はユーザーの手でどんどん改造する事ができるようにしてあります。

 SystemTranscriptを選ぶと、コマンド入力のフォームが開きます。
 この画面を通して、様々な事をします。

 回折解析のプログラムでは、これと類似した画面を持っていますが、一切何のコマンドも受け付けませんでした。
 一方、こちらは、独立したコンピュータ言語を実装しています。

 たとえば、SystemTranscriptの下の>>の部分に
print(12+34)
と打ち込んで、[do it]ボタンをクリックすると、12+34の結果、46が表示されます。


 「12+34の計算をして、その結果を表示しなさい」という命令を与え、即座に動かすことができる訳です。


2008/02/23
●実装されている命令の概要

 基本的にフォーム側の配置の変更はできませんが、処理内容は変える事ができます。
 例示したような簡単な計算にとどまらず、

・画像の読み込み
・画像からのEXIF情報の読み出し
・P,B0,L0などの計算
・自動中心決定
・画像の編集(縮小・トリミングなど)
・画像の保存
など、様々な命令が実装されており、それを組み合わせて、自分のやりたいような画像に自由に仕上げる事ができます。(と言ってみたものの、実際はたいした命令は持っていないですが。)

 設定画面を持たず、プログラムを書き換えることで挙動を変える方法にしたのは、一般的なプログラムのように「わかりやすく使いやすいツール」としてまとまっていては、手数が多すぎて毎日の観測には使えないからです。

 プログラムの変更自体は面倒かもしれません。
 ただ、自分の思い通りの絵に自動的に仕上がるようにプログラミングができるので、毎日の観測は苦になりません。


2008/02/23
●プログラムを表示する



 ソースプログラムを見るには、SystemTranscript の File メニューから、browse classes を選びます。すると、今まで説明した内容の処理をするプログラムを見る事ができます。


 どんな命令を使って、どんな事をやっているかは、いずれ説明します。


2008/02/23

[戻る]