report from extracurricular 【newzealand laboratory】
 
 
  ■2004/1/30

 今日は昼過ぎにS氏が帰国するとの事で午前中2時間だけマタウラリバーに挑戦することとした。
 マタウラはハッチも無く、ライズも散発であったが明らかに50cm超と思えるブラウンが目の前10mに定位し、執拗にライズを繰り返すがフライを投じるとライズが止まり、時間が経つとまたライズを繰り返すという、聞いていたとおりのシブさであった。そんな中、ようやくフッキングしたが直ぐにバレてしまった。「しっかりとフライを食わせて遅めに合わせる」、これがNZには欠かせないのだが勝手に手が反応してしまう。このことが今回の釣行の致命傷となることにこの時点では気付いていなかった・・・
 昼過ぎにS氏をクインーズタウンの空港にて見送り、そのまま今度は「オレッティリバー」へと向かった。

 「オレッティリバー」、なんともカッコの良い河川名である。ここはビッグなブラウンのサイトフィッシングが可能な難易度「A」の世界的な有名河川、日本はおろかアメリカ、ドイツからも数多くの釣り人が訪れるハイプレッシャー河川とのこと。翌日の予行演習の意味で夕方数時間のアタックとなった。
 天候は曇り、サイトフィッシングには不向きであるが、そんなことに関係カンケイなく友人が教えてくれる魚の姿が全く見えない。偏光レンズとかの問題ではない、慣れないうちはやはり見えないのか・・・近づいて見入ればブラウンは直ぐに逃走してしまう始末、こんなことを数回繰り返すとともに日は暮れてしまい、ワンポイント的な大岩の横のプールのブラウンもかけることとができなく、この日は「THE END」
 この数時間の釣りでここの釣りの難しさを思い知ることとなった。
 @魚を見つける  A気づかれないギリギリの距離まで近づく  B強風の中でのキャスティングの正確性  Cロングリーダーの駆使と、完全なターンオーバー
 Dキャスト後のライン処理
上記の@〜Dのどれか一つ欠けてしまうと魚とのファイトに持ち込めない、@は友人頼りなので諦めてはいたが、BCについては自分の技量では困難を極めた、ダブルハンドで強風に立ち向かうのとはわけが違う、20ftのロングリーダーをこの風の中で完全にターンオーバーさせることは難しい。
 なお、この段階では魚がフライにアタックしていないことから、次なる課題の「アワセ」の難しさを体験するまでには至らなかった。敗北感を抱きながら暗いR94号線を走り、ブラウントラウトロッジに到着したころには22:00を過ぎていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
         
   
   
   
   
   
   
 
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