2004-2005シーズン 海アメ日記

 

2005/02/05 U漁港

年明けから参戦の今期の海アメ、しかし前回、前々回ともに浜で玉砕され未だ海アメの顔は拝めず・・・

気を取り直しての3回目、車中は楽しい談話であっという間に島牧到着。しかし…波、波、波の3枚波!

「延長お願いします!」の一言でU港に到着。「すがる思いでU港」、「藁をも掴む気持ちでU港」、「慰めのU港」と表現に欠くことの無いU港ではありますが、2月ともなると英知を身につけた海アメはいささかセレクティブとなっております。

前週に知人が70UP、ならば今週は80UPか?とばかりにミノーを引きまくるものの、戻ってくるのは背後のコンクリでズタズタにされたフライばかり。遠めにボイルはあるものの明らかに射程距離外…

いいかげん疲れたのでY君のいる場所に様子伺いに行ったところ、目前で「ボコ」とボイリング(注:ボイル+ボイルリング)。

ラインをタイプ1、フライをシュリンプに変えた1キャスト目、ググッと来て、スポッと抜けました。リーダーのネイルノッドから抜けていました…不覚!!その後は散発ながらも続くボイリングにフライを投じて何尾かの海アメと遊べました。地元の有名人Aさんも言っていましたが今年のU港は型が良いみたいです。

「用は済んだ」とばかりにさっさと帰り支度を整え、午前中で引き上げる我々を知り合いがおかしな目で見ていました。

帰路、岩内の「カレー&無国籍料理 スリック」に立ち寄り腹ごしらえ。あっさりとした味でなかなかイケます。岩内にもう一軒、「ゆうじ」というスープカレー店があります。札幌の有名店の指導もあってか、ここもまぁまぁ、でも辛さの番手基準がムチャクチャなので注意が必要です。確か100番まであるけど、1番違うだけで辛さの差が凄すぎ!

 

 

 

2005/02/13 島牧方面

今回こそは「浜で1本!」と意気込むものの、現地は絵に描いたような暴風波浪状態。車中から指をくわえて眺める男2名、天候は回復の傾向すらなく、水平線の向こうは「これから嵐が来るぞ〜」と言わんばかりに灰色一色…「今日のことは忘れようか」とお互いにアイコンタクトで理解し、車を札幌方面に向けた。

帰路、札幌市内「JRほしみ駅」そばの「カレー屋:クフー」に立ち寄った。名前は知っていたが食べるのは初めて、どんなものでも初めての物は期待が高まる。

メニューは少なく、「チキン」、「野菜」、「ミックス」、「カレー粥」の4種、トッピングも一切なしと超シンプル、辛さは7段階。チキンの大辛口(追金100円)を注文。

色、盛り付けは申し分なし、味はというと…「しょっぱいなぁ」というのが最初の感想、「マイベストオブスープカレー:メディスンマン」もしょっぱいが、こちらは更にしょっぱい。スパイスが前に出すぎていてカレーの風味が無いような味でした。(知ったようなこと言うなと言わないで下さい)

と、カレーのことが中心となりましたが、そのとおりなんです。あくまでもカレーを食いに行ったついでに島牧にちょっと足を伸ばした一日だったのです。

 

2005/02/26 島牧方面

 今週こそはと意気込むものの、向かい風で状態はイマイチ。ケーブリット16ft12番の竿おろしも不完全燃焼。年々「根性無しレベル」の上がる私は午前中で引き上げてきました。ん〜絶不調、このまま3月突入なのか…

ここで竿の話、今回デビューのケーブリット16ft12番、意外と繊細なティップ、飛距離も抜群、しかも軽い!これはいい竿です。価格もわりとリーズナブルです。所有のダブハン、Scott以外は全て国産、やはりシューティングを多用する釣りには国産のアクションが向いているのか?これまでは好んでレビューを使っていましたが、投げやすさではケーブリットが一枚上手かと思います。ただ、あのビニールケースは止めて欲しい、ハードケースはもちろん要らないが、せめて布製にして欲しいところです。あと、バットエンドキャップも付けて欲しいな。

 

2005/03/上旬

今までは天気予報は参考程度、とりあえず行ってみる的な私であったが今年は無理をしない。天気予報を十分に確認し、島牧行きの決断を下すことにした。ということでここ2週間の週末は天候不順、なので休養とした。なんのためにルアータックル一式を買い揃えたのか…

 

2005/03/20 島牧方面

2週間ぶりの島牧。「ん〜釣れない」いや、「粘れない」。釣れるまでは帰らないという頑な気持ちも最近は持ち合わせていなく、すっかり根性無しになりました。当日は釣れてもいい感じだったのですが残念です。巌流島にも渡りましたが先着のFFmanが2匹釣っていたのを見たくらいです。昼には島牧を後にした帰路、河口偵察したところ鮭稚魚の姿も見られ、次回への期待が高まりました。今回の島牧、時に生コン裏は物凄い混雑ぶりでした…車がはみ出ていた。今回もルアーは振らず、(このままお蔵入りか)当然、本日も…長い冬が続いています。

 

 

2005/04/08 島牧方面

そろそろいいかな?というよりも既にシーズンは終盤。まともなサイズは未だ拝めず。今回は河口周辺狙いをもくろんだのが良かったのか、入って早々に50クラスを釣り上げ、その後、良い潮目に当たり63cm、潮目のいいところでは追いもアタリもあるがフッキングせず・・・フライを確認したところ、ティペットには巨大なループが出来ていました。ようやくまともな魚に出会え、これからに気合が入りました。

 

    

 

2005/04/10 島牧方面

気合とは裏腹な最近の私の眠気。今季何回目だろうか?またもや布団から出ることが出来ず、出遅れました。こうなると170キロの走行距離は非常に面倒に思え、途中の川で「もしかしたら」気持ちを抱いたのが運の尽き。まだまだ時期的には早く、魚の姿は確認できず島牧の知人に電話したところ、河口でボイルが始まっているとのこと。行くか行くまいか迷った果てに現地に向かいました。ボイルは終盤のようですがあるようです。しかし、自分の立ち居からは届かない、諦めかけたときにようやき1匹、あとは指をくわえて観戦しているだけでした。

 

2005/04/12 島牧方面

前々回から少し上り調子の今期の島牧、しかし今ひとつ燃焼不足。そんな時に知人から河口での好調情報をいただき、急遽平日特攻を敢行した。到着した河口は幸いに無人、ボイルは確認できないが気配は濃厚。最初だからと気持ち的には捨てフライの#2ドデカミノー、ほとんどミニジグ的な風貌のモノを一撃目に投じた。数投目には60upが喰らいついた。「今日はイケソウ」と直感。その後、07:00頃からボイルが絶え間なく繰り広げられ、鮭稚魚を模したフライであれば何でもOKという状況下が続いた。川の流れにダウンクロスで漂わせる鮭稚魚フライにガツンと喰らいつく場面も何度かあった。また、「1投1魚」が最多3回続く位に釣れ、中盤から腕が上がらなくなり、60cmから70cmまで途中で数えるのを止めてしまうほどであった。最後はフライが玉切れになったこともあり宴を終えた。自分の中で燻っていた今期の島牧も今回で一気に完全燃焼。当然、自分自身も燃え尽きた・・・

最後に今回の反省、あまりに釣れ続け周囲への配慮を怠り、ポイントを独占的になってしまった。ピンポイントで当る釣り場なので、譲ってあげるべきだったか・・・他のFFには大変申し訳なく思っています。今回限りという事で、これをご覧になっていましたらお許し下さい。 

 

   

   

 

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