法則化フェルマータ サークル通信第8号
「第4回例会からの学び(渡邊佳織版)」

高橋賢治先生

渡邊佳織です。

例会、ありがとうございました。
参加させていただいて、本当によかったです。
学びです。

1.『授業の腕をあげる法則』読み合わせ
    〜簡明の原則〜

・教師の言葉は子どもの言葉の1/10にする。
・授業は、基本をおさえ、たたみかけるように次から次へと
 練習する。
・指示は十秒以内。
・だめな指示との見分け方は指示が絵にかけるかどうか。
 絵にかけない指示は、分かりずらい指示である。
・具体的な指示は、教師が、「〜したら・・・になる」という
 見通し、イメージがないと出せない。上達の方法を知って
 いること、そして簡潔でわかりやすい指示を出すこと。
・原則10はバラバラで使わず、組み合わせて使う。
・言葉を削るためには、動作で示すなどの、非言語性の指
 示も有効である。

2.模擬授業
『エイズの授業』(紫前明子氏)
・ノートに書かせる作業は、本当に書かせたいことだけに
 しぼる。
・世界の人口の中で、エイズ感染者の人数がどれくらいか。
 数字のイメージがわかない。
 グラフにするなど、多いのか少ないのか、イメージできる
 ようにする。
・実例があがるとよいが・・・。川田龍平さんくらいしかいない。
・新しい知識か、どうすればよいかのスキルがあるとよい。
・何を伝えたい、教えたい授業なのかをはっきりさせる。

エイズの授業、しなければいけないなぁと思いました。
同じテーマで、2つの授業をつくってもっていらっしゃるところ
がすごいです。

『ひき算』(松尾裕基氏)
・テンションを高くやる。
・3からひくのか、10からひくのかを生徒に言わせるために、
 百玉そろばんの3の部分、10の部分に左手を動かし、
 生徒に言わせる。
・10から9をひく時には、3は左手で隠す。

1年生の授業って難しいと思いました。
何回も模擬授業にチャレンジする姿勢がすごいと思いました。
2回目、3回目になるにつれて、第一声も明るくなりました。

『10よりおおきいかず』(小西亮人氏)
・13は10と3、を教えないで気付かせる授業の組み立てを
 どうするか。
 間違って数える。いくつに分かれているのですか。
 旗に線を引きなさい。いるかにも同じように線を引きます。

教えないことがいかに難しいかを感じました。
「旗の上、ボールはいくつありますか」「10です」
「ぐるっと囲み10と書きなさい」「できました」
「下、いくつですか」「3です」
「全部でいくつですか」「13です」
「13はいくつといくつですか」「10と3です」
「10と3で13です」
しか考え付きませんでした。
教科書のたった1ページなのに、深いと思いました。
普段、自分はこんなに考えていないです。

『ゆかいにあるけば』(高橋賢治)
・スマボを見ない。
・左側への視線が弱い。
・もっともっとやわらかい表情をする。
・ゆかいに・・・の練習の部分、入りやすくなった。
 2拍子の曲なので、「1,2,はい」「ゆかい〜」となる。

2日前に綺羅星でやった授業から、かなりすっきりし、
進化していました。
たった2日ですごいです。


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