法則化フェルマータ サークル通信第9号
「模擬授業を深く検討する」

模擬授業の検討をじっくりできました。

◇法則化フェルマータ

 2006年10月11日(水)18:30〜21:30
 浦河総合文化会館

◇参加者4名

 渡邊佳織、小西亮人、紫前明子、高橋賢治

◇内容

1.ライセンス用授業の検討 高橋

2.『授業の腕をあげる法則』P.27〜34読み合わせ
・教室の様子を「情報の流れ」という視点で見る。
・ベテランは経験則で分かるかもしれないが、
 分かってするのとそうでないのとでは違う。
・追加の指示をすると2つのルールができてしまう。
・追加すると、「全員」にならない。
・個別に質問が来た場合は
 「それは大事なことだから全員に言おうね。」と対応する。
・ルールがある方が子どもは安心する。
・全員に言うからルールになる。
・野球も同じ。ベンチが乱れればフィールドも乱れる。

3.模擬授業
(1)紫前 「エイズ」
・予防について知りたくなる。
・「性教育」はシングルエイジまでなら抵抗なく聞ける。
・例え少人数相手でも声の出し方に気をつける。

(2)小西「10よりおおきいかず」
・10で分ける、10の固まりを作るということがしっかり意識されていた。
・一度やった授業でも、技量が身についていないと
 パッとやることはなかなか難しい。

(3)紫前「水のかさをはかろう」
・確認をきちんとしているのがよかった。
・ただし、確認が一辺倒になっている。
・スピードを変えることでメリハリが出る。
・教師がわざと間違うときは大げさに、
 子どもからつっこまれるくらいにやる。
・1dlは「いち でし りっとる」と言わせながら書かせる。
・「念のため」で数字を変えて言わせる。

(4)渡邊「方程式の応用」
・指示のテンポが良いので作業がスッとできる。
・教科書の図をそのまま使うのが良いのか。
 教科書の図では道のりを表しているのに、
 時間を表しているように見えてしまう。これでは混乱する。
・「○分後」という問題で「何分早く出たか?」と問うと、
 変換するステップが入り、難しくなる。


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