-もっと英語漬け-

竹村健一さんの英語
竹村健一さんの著書 知的野生教育を
参考に 英語に関する内容を簡単にまとめました。

吉田健一さんという英文学者は英語を上手になるためには
大人向けの小説から入るのがいいといっていた。
こういう本は辞書を引かなくても比較的
スラスラ読める。オレはこんなにも速く読めるのかと 自信がつくだけでも大きい。



日本人の英語の先生はとにかく発音が悪い。
だから英会話は難しいのだから せめて 速読をさせること。
日本語を読むように英語を読めれば自然と話せるようになる。

泳ぎは浅いプールで練習してもなかなか
うまくならない。海の中へ放り込んだほうが早く泳げるようになる。
英語も同じでなんとか英語をしゃべらないといけない環境に身をおくのがいい。

言葉は目的ではなく武器だから
それを使って何かをするというものなのに
日本では いい大学に入るための目的になっていて

英語を高いところにおいてしまっている。
だから 英語が出来る人をみると えらいなと思ってしまう。
でもアメリカ人はみんな英語をしゃべっているんだから。


生きた英語勉強法

”これはペンです”なんていう英語は日常どうやって使うのだろう
同じ ディスイズを使うなら
おとなの英語 という本を書いたときにも例をあげたけど
アメリカで女学生とデートしていてキスをしかけたその時に

ディスイズ ノット ザ プレースといわれた。
”はっ”と思ったらそこは明るかったからもっと暗い場所へ
行ったほうがいいと思った。そこで暗い場所へいったら
キスさせてくれた 笑

その場合にはこんな場所ではダメよという
感じで感覚が入っている。
同じ ディスイズを使うのならこっちのほうがいい。
まあ こんな言葉を中学一年生に教えていいのかわからないけど笑

こういうほうがやっぱり生き生きしているわけです。
これが日本の教育の面白くないところで
こういう表現を教えたらいい。
小説を読ませるにしても古いものばかり使うようだけど
タイムとかニューズウィークとか時事的なものを教科書に使ったほうが
国際的な感覚を育てるためにも小説を読ませるよりはいいと思います。

会話に使う英語はそんなに多くない。
オグデンとリチャードという二人の学者は
八百五十語で九割以上の日常会話ができるといっているけど
日本人なら 知ってる単語がほとんど。
では なぜしゃべれないかというと 普段からしゃべってないから。
向こうが話してきても反射的に出てこない、すっと出てこないから話せない。
普段からそれを使うようにしたらいい。

これは本です なんていうことを使っていたらだめ。
たとえば お客さんの前であくびをしたら こういう所ではだめよというのは
 ディスイズ ノット ザ プレースで通じる。そういうふうな形にしたらいい。




桐島洋子さん
私は 英語の料理本がたくさんあるのだから
料理の本は英語で読みなさいといっています。
それだけでもずいぶん英語を覚えると思います。

料理の本は言葉が簡単でわりとすらすらに読めてしまいます。
語学は技能と同時に学べばいろんな面で効率的だと思います。

たとえば 理科でも社会でも英語にしちゃって
歴史や理科を学びながら英語を学ぶ。
海外の大学に入るとしても
料理学校などに入るなりして
英語と一緒に料理も学んだほうがいい。


国際感覚と日本人

桐島さん> 外国で暮らすことは言葉はもちろんだけど
国際感覚が身につくという点では一番効果的だと思います。
外人コンプレックスがなくなり どこに住んでいても
同じ人間だということがわかります。

竹村さん>テレビでアメリカ人と話すときに冗談を言うんです。
「カメラマン スタッフ ディレクター ここにいる
みんな 中学 高校 大学と英語をずっと学んでいるんですよ。」
というと みんな驚く。十年習った人が英語を一言もしゃべってくれないんだから笑
みんなぼくを通して話さないといけない。

こういうおかしなことが起こる原因の一つは
日本が恵まれすぎているということ。
フィリピンとかインド マレーシア アフリカでもいいけど
大学に行くと教科書は英語。物理も 音楽も英語
英語が出来ないと何も学べない。日本は
その点親切で全部日本語で書いてくれている。
本当に英語が必要だと思うならすべての教科書を英語にしたらいい。
英語が出来ないと卒業できないってことにしたら
みんな英語が出来るようになる。
そうなれば タイムとかニューズウィークを読むのにも抵抗がなくなるし
国際感覚も身につく。日本の新聞にも国際記事ものっているというけど
日本と欧米では大きく扱われるニュースが違う。
日本の新聞を読んで 日本が中心だと思っていたら大間違い。
発展途上国のリーダは全員英語を読んでいる。
日本人に国際感覚がないのは隣接した国もないし肌の色が違う人間があまりまわりにいないから。
そういうのは変えられないから日常生活の中に取り入れていくしかない。

桐島さん>私はいつも 家の中に 世界地図を掲げています。
私たちはどうしても 日本中心に考えてしまいますけど
世界地図があると 世界の中の日本という感覚が身につくと思って。

竹村さん>それよりもいいのは イギリスあたりで発売されている
世界地図を買うことです。日本で発行されている世界地図は日本が中心にある。
ヨーロッパ発行の世界地図だと日本は端っこにありますからね。

それに 日本の地図では太平洋が真ん中にあるから広く感じる。
確かに広いんだけど そのままの感覚が身につくと危険で
アメリカと日本は離れているけど
ヨーロッパの場合 アメリカと地理的に非常に近い。
こういった 国際化の視点も大事になってくる。何も愛国心を失くせといっているのではなく
世界では何が起こっているか そして 世界で起こっていることは日本にも影響があるんだということ
をもっと 伝えなくてはいけない。

参考 知的野生教育




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