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Last Update: 2006/02/27
Free soft
Herdware
Technology
Tips
Trouble shoot
Free soft
以下のソフトは、大学や個人が使う場合に無料で使用できる。
・ISIS/Draw・・・ プログラム本体とヘルプファイルをそれぞれダウンロードして利用する。
※ 参照先 URL:http://www.mdl.com/jp/
【補足】
ファイルののダウンロードには、予めユーザー登録(無料)が必要。
ファイルのダウンロードやインストール方法は、あちこちの大学で紹介しています。
CPU、HDD、Memory の換装、増設や OS のパフォーマンス改善に有用かと・・・
・HDBENCH・・・ 云わずと知れたベンチマーク測定ソフトの定番。
※ 参照先 URL: http://www.hdbench.net/
・CPUZ・・・ 現在の CPU、Memory 等の状況が把握できる。
※ 参照先 URL: http://www.cpuid.org/cpuz.php
・WCPUID・・・ Win 系以外では Linux/FreeBSD にも対応かな。
※ 参照先 URL: http://www.h-oda.com/
先日報告書の作成に必要となったので探した。この道では結構有名な3本を紹介。
・クセロPDF・・・ 使用に制限無し。詳細な設定も可能。でも最後に鬱陶しい宣伝のページが・・・
※ 参照先 URL: http://xelo.jp/xelopdf/
・PrimoPDF・・・ やはり使用に制限無し。海外モノだがシンプル。一太郎文書も変換できたぞ。
※ 参照先 URL: http://www.primopdf.com/
・CutePDF・・・ これも海外モノ。使ったことはないが、安定性を絶賛する人もいるようだ。
※ 参照先 URL: http://www.acrosoftware.com/
Windows xp でも CD を焼くことはできるが、ブート可能な ISO イメージファイルとなると?
しかし、市販ソフトがなくても出来てしまうところが何ともうれしい。
・bbie.exe・・・ ブート・イメージの抽出に使用する。
※ 参照先 URL: http://www.nu2.nu/bbie/
・cdrtools・・・ cdrtools-1.11a12-win32-bin 中の mkisofs.exe、cygwin1.dll を使用する。
※ 参照先 URL: ftp://ftp.berlios.de/pub/cdrecord/alpha/win32/
・CD Manipulator ver2.70 Final!・・・ 有名なソフト。ISO イメージに対応。600X で使用可。
※ 参照先 URL: http://www.storeroom.info/cdm/cdm270.zip
行事、会議、打ち合わせ等の連絡網で、とかくメール発信がが多い方にはとても楽。
既存のソフトは、こういう機能に力不足を感じる。
・Mail Distributor・・・ 別途 Microsoft .NET Framework 1.1 の導入が必要。
※ 参照先 URL: http://www.woodensoldier.info/soft/md.htm
このHPもこれらのソフトにお世話になってます。各作者様には感謝!
・FAQ Buider・・・ 別途 Microsoft .NET Framework 1.1 の導入が必要。
※ 参照先 URL: http://www.woodensoldier.info/soft/FaqBuilder.htm
・FFFTP・・・ 説明するまでもありません。
※ 参照先 URL: http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/ffftp.html
Herdware
Field Replaceable Unit (CRU: Customer Replaceable Unit ともいう)は、交換可能部品のこと。
FRU 番号は、通常7桁で構成され、パッケージに含まれるのはその素材だけである。
使用する部品を判別するためには、FRU 番号または出荷部品番号を調べる必要がある。
・600 シリーズのパーツの FRU 番号はこちら。
【補足】
FRU 番号とは別に出荷部品番号(FRU 番号と前後する場合が多い)というのがある。
出荷部品番号は、PC の追加部品を導入するために必要な全ての素材が含まれる。
ThinkPad 600 シリーズでは、前面右側にある拡張ベイの名称。
べイに装着する CD や DVD ドライブは、ガワとコネクタを交換するだけで結構換装可能。
この"テ"のベイの名称は、ThinkPad のシリーズごとに異なっているので注意が必要。
以下、かなり大まかだが、各シリーズごとにデバイスベイの名称を記す。
・570、600 シリーズ・・・ ウルトラスリムベイ、ポータブルデバイスベイ (厚さ 12.7mm)
・A、X20-30、T20-30、R30-40 シリーズ・・・ ウルトラベイ 2000、ポータブルデバイスベイ 2000 (厚さ 12.7mm)
・X40-60、T40-60、Z60m、R50 シリーズ・・・ ウルトラベイ・スリム (厚さ 9.5mm)
・X20-30、R50、Z60m シリーズ・・・ ウルトラベイ・エンハンスド (厚さ 12.7mm)
Technology
プロセッサの判別に用いられる intel のプロセッサに実装されている命令の一種。
BIOS は、この命令によって CPU から提供されるマイクロコードの情報をもとに CPU の判別を行う。
CPUID 命令により、得られる情報は、ファミリ、モデル、ステッピングやベンダー名、拡張機能など。
BIOS がこれを認識できない場合は、OS が代替する。
・600X のモバイル PIII-650MHz プロセッサの確認と分類はこちら。
なお、PC の安定動作を得るためには、BIOS と OS の両方がこれを認識できた方がよい。
そのため、BIOS を改造するるユーザーもいる。
【補足】
BIOS の古い PC は、新しい CPU を認識できない(サポートしない)場合が多い。
600 系で CPU を換装した時にみられる ERROR 127 もこれが原因かもしれない?
とすれば BIOS を書き換えればよいのだが・・・ この辺は人柱情報を求めます。
600 (無印)は MMC-1、600E/X は MMC-2 型の CPU モジュールを搭載。
換装可能な CPU は、最高でも 600 (無印)が PU-400MHz、600E/X が PV-850MHz まで。
MMC 型 CPU は、カード裏面の PTC (Product Tracking Code)から判別可能。
ユーザー設定もしくは自動的に電源環境に応じてパフォーマンス・モードを切り替え、バッテリー駆動時間を延ばす技術のこと。
Speed step 技術は、OS によって制御の仕様が異なっている。
・Win 9x/Me/NT/2000・・・ Intel(R) Speed step(TM) テクノロジー・アプレットによる。
・Win XP・・・ OS (p3.sys)による。
【補足】
Win XP における電源管理の設定と CPU パフォーマンス制御の関係は以下のとおり。
AC電源 バッテリー
・自宅または会社のデスク・・・ None Adaptive
・ポータブル/ラップトップ・・・ Adaptive Adaptive
最少の電源管理
・プレゼンテーション・・・ Adaptive Degrade
バッテリの最大利用
・常にオン・・・ None None
None:常に高い周波数で駆動する
Adaptive:使用率が高いとき高い周波数に設定
Degrade:低い周波数で駆動し、バッテリの残り容量にあわせて周波数を下げる
Constant:常に低い周波数で駆動する
Tips
メモリーチェックでオンボード・メモリーに"エラー"があると泣けてきますよね。
私は"コレ"を知らずに 600X を1台手放しました・・・ ということで同じお悩みの諸兄に。
1) Easy-Setup を起動する。
2) Config 画面に進み、"[Ctrl]+D"で System Configuration Edit Utility を起動する。
3) Base128 CMOS 画面で、3行目(20の行)、B列の値"80"を"81"に変更する。
4) [F2] (保存)、[F3] (終了) の順に押して、一旦 PC の電源を切った後、再起動する。
※ BIOS の初期化やバックアップ・バッテリーの交換を行った場合、再設定が必要。
完全に"ネタ"!やったことはない。内容としては次の方法がみつかった。
・BIOS アップデート・プログラムを起動し、メニューで"コンティニュー(続ける)"を選択後、直ちに [ScrLk] を押す。
・BIOS アップデート・プログラムを起動し、メニューで"[ScrLk]+1"を押す。
※ 多分この"1"-Keyがメニューの"コンティニュー(続ける)"に相当するのだろう。
・Wim's BIOS の "IBM ThinkPad 600 BIOS update without working battery"の手順に従う。
※ 参照先URL: http://www.wimsbios.com/phpBB2/viewtopic.php?t=7229
この"ネタ"は、600 シリーズでも MMC-2 CPU モジュールを使用している"E"タイプ以上の機種に限る。
Speed Step CPU には"A"、"B"および"C"-step 等のリビジョンがあるが、600 系はこれらに影響されないらしい。
なお、試した板は、600X:FRU #08K3199、600E:FRU #30L2720 の2枚。
[600X@P3-450〜500MHz 機の場合]
・カーソルの点滅で止まった場合、"[Fn]+[F11]"等を繰り返す。
※ この場合、Speed Step 上限で駆動するようだ。
・ACプラグかバッテリーをを外して起動する。
※ この場合、Speed Step 下限で駆動するようだ。
[600E@P2-300PEMHz機の場合]
・ERROR 127 がでる。対処法は次項参照のこと。
【補足】
換装可能な Speed Step CPU は、最高 PV-850MHz まで。
PV の Stepping には、"A"、"B"、"C"および"D"などのリビジョンがある。
これは、"エラッタ"という設計上の不具合修正によるらしい。
詳細は以下のページ[英文]を参照のこと。
※ 参照先 URL:http://developer.intel.com/design/pentiumiii/specupdt/244453.htm
600E を P2-400MHz 以降の高クロック CPU に換装した場合、このエラーがでる。
1) ERORR 画面から Test 画面へ進む。
2) Test をキャンセルし Easy-Setup 画面へ進む。
3) Config画面に進み、"[Ctrl]+D"でSystem Configuration Edit Utilityを起動する。
4) Base128 CMOS 画面で、3行目(20の行)、0列の値"02"を"0A"または"2A"に変更する。
5) [F2] (保存)、[F3] (終了) の順に押して PC を再起動する(一旦電源を切った方が確実)。
※ BIOS の初期化やバックアップバッテリーの交換を行った場合、再設定が必要。
【補足】
ERROR 127 は、600E(3AJ)を Celeron 500MHz に換装した場合も出ます。
この回避法で PC を起動した場合、通常 L2 キャッシュは無効になります。
ThinkPad の純正パーツは、IBM 部品センターから購入することができる。
600 シリーズのパーツの FRU 番号はこちらを、また、注文方法はブログを参照のこと。
【補足】
中部ノートセンター店主さんが詳細にとりまとめたパーツ価格一覧があります。
※ 参照先 URL:http://www.aichi.to/~thinkpad/part.html
最近では、FRU 番号や価格がかなり変わっているようなので注意が必要です。
Trouble shoot
パスワードが設定されている。パスワードには、以下の3種類がある。
これらを喪失した場合、次の方法で起動を試みる。
・起動パスワード(POP)・・・ パスワード・パッドをショートさせるか、BIOS リセットを行う。
※ BIOS リセットは、PC の電源供給を一時的に全て遮断すればよい。
・ハードディスクパスワード(HDP)・・・ ハードディスクを交換する。
・スーパーバイザーパスワード(PAP)・・・ システムボードまたは BIOS チップを交換する。
CPU 換装等に伴うキャッシュ・エラーか?次の対処方法が考えられる。
・PC が止まるたび、[F1] キーを押す。
・Easy-Setup が起動できる場合は、以下の方法による。
1) Config 画面に進み、"[Ctrl]+D"でSystem Configuration Edit Utility を起動する。
2) Base128 CMOS 画面で、3行目、0列「20」の値"02"を"2A"に変更する。
3) [F2] (保存)、[F3] (終了)の順に押して一旦 PC の電源を落とし、再び起動する。
※ BIOS の初期化やバックアップバッテリーの交換を行った場合、再設定が必要。
バックアップ・バッテリー(ボタン型電池)の不具合。
1) 保守マニュアルに従いバックアップ・バッテリーの検査、交換を行い、日付、時刻を修正する。
2) 以上の操作で解決しなければ、システムボードに問題ありかも・・・
バックアップ・バッテリー(ボタン型電池)の交換や不具合に伴う構成データの消失。
163 と共にでることもある。
保守マニュアルに従いバックアップ・バッテリーの検査、交換を行い、日付・時刻を修正する。
ハードディスク・ドライブ(HDD)の不具合。
ハードディスク・ドライブ(HDD)を検査し、必要に応じて交換する。
"CPU ファン・エラー"による。次の手順で対処する。
1) バックアップバッテリーの検査、確認を行う。
2) CPU ファンのコネクタの取り付けを確認する。
3) PC-Doctor によりシステム・ボードの検査を行う。
メモリ関連の不具合。主に非対応メモリの増設による。
1) 増設メモリ(DIMM カード)を PC から取り外して起動してみる。
2) 以上の操作で解決できなければ、オンボード・メモリーに問題があるかも・・・
主にキーボード、トラック・ポイント関連の不具合。次の手順で対処する。
1) PC を再起動してみる。
2) 一旦キーボード・コネクタを外して、再び付け直してみる。
3) 以上の操作で解決できなければ、トラック・ポイント不良の可能性大。キーボードを交換する。
起動システムがみつからない。次の手順で対処する。
1) フロッピー・ドライブからデータ・ディスケットを取り除き、PC を再起動してみる。
2) Easy-Setup の起動ドライブ設定を確認、可能であれば BIOS を初期化後、PC を再起動してみる。
3) HDD を取り付け直し、PC を再起動してみる。
4) PC-Doctor for DOS [600X] または Easy-Setup [600/E] により Herdware を診断する。
5) 結果に異常がなければ、OS に応じ、MBR の再構築、システムの再転送、NT ローダー の修復等を試みる。
6) 以上により解決しない場合、HDD を再フォーマット(一旦LLFすると良い)&リカバリしてみる。
7) HDD に異常があれば、これを交換して再度環境を構築する。
【注意】
大切なデータを失わないよう、バックアップを忘れずに!
主に PC を使用中に FD ドライブを接続した場合に発生。
FDD は、"[Fn]+[F4]"で PC を一旦サスペンドさせてから接続する。