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ITは窓口相談を越えられるか

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初めてインターネットを知ったとき、私はこれを使って、ヴァーチャル展示会とヴァーチャル相談窓口が作れないかと考えました。
前者は6年ほど前から立ち上げており、ようやくそこそこの分量になってきたところです。ここ→
後者の立ち上げは、もっとずっと早くて、2001年(平成13年)でした。このサイトに掲載した「労働相談マニュアル」がそれです。 なぜそれを作ったかというと、その年に私が東京都大崎労政事務所(現、労働相談情報センター大崎事務所)で、労働相談の担当を拝命したからです。 インターネットがまだ普及途上の時代でしたから、こちらの反響はたいへん大きく、たぶんいろんなところで役に立ったかと思います。
Webで相談ができるとなると、相談者にいちいち事務所まで来てもらう必要も無くなるし、順番待ちも生じなくなります。そのメリットは大きい。
しかし、反面いろいろと弊害もあり、また、わずか2年で現場を離れたので、その後の維持が難しく、廃止せざるを得ませんでした。
さて、最近では「AI(人工知能)」が事務職の職場を乗っ取るのでは」という記事をよく見かけるようになってきました。 本稿では、私の後悔も含めて、役所の相談窓口をAIで代用できないかを検討してみることにします。
相談には情報提供型と問題解決型がある
機械ではできないこと
Webサイトの善し悪しは階層化にかかっている
問題解決型は結果が分からないと意味がない
もう一つの選択肢「専門家派遣」
情報公開の壁
それでもAI化は進む(終)