<補足説明>

事務局側も意見を添える
[事務局意見の例] こういったメモも、情報開示請求の対象になるので、上品な記述を心がけるようにしましょう。

(1)大半が白紙の場合など、どう見ても「こりゃだめだ」と思える場合
 →記載内容が少ないため、実現の可能性についての評価が難しいと思われる。

(2)毎回毎回、同じ内容をコピーして申し込んでくる
 →継続してチャレンジしており、その意欲は評価できるものの、内容の改善が認められない。

(3)許認可をすり抜けるために、事業を偽装している状況が窺われる場合
 →事業実施に必須である許認可の必要性について、十分認識されていない。

(4)表のタテヨコが合わないのは程度問題だが、ちょっとひどすぎる
 →計数処理の過ちが多い。

(5)きわめて高額の収益を予想している。販売対象者が少ないのにもかかわらず、かなりの量売れると信じている
 →事業の見通しについての判断ミスが心配される。

(6)補助対象経費に該当していない費用を申請している。事業目的と違うことをやろうとしている。
 →事業の趣旨について理解不足が感じられる。(具体的には、〇〇は補助対象外であるにもかかわらず・・・)

(7)必要書類不足(あるいは資格要件不備)について確認の連絡はしたが、申請者が納得してくれない
 →申請者の強い要望があるので、資格要件を含め評価願いたい。
「どうしても受け取れ!」と、いうことを聞いてくれない経営者というのは、意外に多いです。あまり力押しするとクレームになってしまいますので、淡々と次の段階に送る方がよろしいような気もします


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