<補足説明>

専門家交通費の取扱い
専門家の旅費については、いつも細かい計算がついて回ります。
パソコンやネットが旅費計算してくれる今日でも、これはとてもやっかい。
そこで、定額を謝金に含ませるという方法をお勧めます。

例えば、1回あたりの訪問診断の謝礼金を26,000円に設定したならば、それに2,000円加算し、28,000に上げます。
増額分の2,000円は交通費相当分の名目で支出し、別途交通費は支給しない、というルールにします。
2,000円あれば、都内ならほとんどの場所への足代は確保できると思います。
そうすれば、事務方の交通費計算が無くなり、双方ともひじょうに楽になります。
税額面ではデメリットはあります。

しかしですね、東京都といっても、タクシーを利用しないと行けない場所や、島しょ地域もあります。
そこまでの交通費を飲み込めというのは、とてもできません。
そこで、交通費が2,000円を越える場合は、事前連絡を受け、実費支給を行います。そして、実際にかかった額から2,000円を差し引いた額を支給します。
こうすれば、全体の事務量をかなり減らすことができます。
本当は移動のためにいろいろと経費がかかっているのに、専門家がご自分で負担してくれているのではないかと、事務方としては心配しています。

税金やら何やらで、いろいろと不都合な部分もあるかもしれません。
ですが、こういう仕切りをすることで、事務が大幅に軽減されることは、確実です。


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