しろうと考えではありますが・・・

高齢者向けQ&A方式暗証番号生成システム
振込詐欺が後を絶ちません。
そんなわけで、銀行のATMは「暗証番号を定期的に変えてください」と要求します。
それはそれでわかりますが、4桁の数字を覚えているのは、けっこう大変です。

銀行も一つならいいんですが、複数あると覚える数字も増えます。
おまけに、生年月日とか、カードの番号などは使わないことになっています。

加えて、いろんなデータアクセスにつきもののパスワード入力。「英数字に記号を混ぜろ」って簡単に言ってくれますが、そんなものいちいち暗唱できません。

人間、歳を取ってくると「記憶の保持」能力が落ちてくるのです。
認知症が進むと食事を取ったことすら忘れてしまう。だから、「ウチの嫁はご飯を食べさせてくれない」なんて怒りがこみ上げてくる。

私はまだそこまでボケてませんが、今しがたどっかに置いたモノがすぐに見つからなくなってしまうことは、よくあります(※いちおう、「自宅に小さな人たちが同居していて、どこかに持っていってしまう・・・」ということにしていますが・・・)。

しかし、こんなことじゃ、いつまで4桁の暗証番号を覚えているか自信がない。
そこで、ふと考えついたのです。「人間、歳を取っても、子供の頃の記憶や好き嫌いは忘れないものだ」と。

そこで提案。
高齢者向けQ&A方式暗証番号生成システム!   
最初に10問ほどの質問に答えてもらいます。
いずれも、その人の子供の頃のことや、その人にしかわからない好みなど。
例えば、
1.小学生のとき、どこに住んでいましたか?
2.好きな動物は何ですか?
3.嫌いな食べ物は何ですか?
4.お祭りで食べるのは?
  ・
  ・
  ・

 

てな、感じになります。

そして、質問と答えの組み合わせは、あらかじめ「1-2」「2-3」「3-1」「4-1」と、金融機関側に登録しておきます。
質問は、その都度、ランダムな順番で提示されるようにしておきます。

こうすれば、意味のない4桁の数字を覚えておかなくてもいいのです。

すでに一部の金融機関では、暗証番号を忘れてしまった場合の対策としてこういう方法を利用しているようですが、いっそのことATMに質問が表示されるようにしたら、そもそもの暗証番号を忘れなくてすみます。

とはいえ、1つしか選択肢のない質問を考えるのが、かなり難しいのです。
とすれば「該当しない項目」は、回答者側が考えるという方法もあります。
まず該当する項目を1つ選ばせて、それから該当しない項目を複数選ばせる、という方法です。金融機関側としては、項目の番号が大事であって、中身は何でもいいわけですから。

ま、3つ、4つぐらいなら、好き嫌いは誰でもあるのでは・・・と、思うんですがね。

ホームに戻る→