しろうと考えではありますが・・・

注文販売専用サイト

最近の若い人たちはお金を持っていません。ですから、日用品は大量販売の廉価な商品が売れます。
企業もまた、事業コストを厳しく見直しています。したがって、どうしても購入は海外生産の廉価な品物に傾斜していきます。
それは当然といえば当然。
しかし、国内の生産者に目を向けるならば、それでは困るという状況が出てきます。

昨今、政府では新しい創業を増やすよう、産業政策を進めています。
ですが、創業したての企業には十分な体力がありません。なかなか大量生産・大量販売はできないのです。ですから、私たちとしては、「ニッチな市場を狙うように」と、誘導することになります。

しかし、趣味・工芸の類ならともかく、ごくごく普通の日常品ですと、そうもいかないのです。
やはり一定程度の生産量を確保し、市場に出せる商品でないと、後押しはできません。
困ったもんです。
そこで提案。
注文品販売専用のECサイトを、行政が作ってみてはどうでしょうか。

クラウドファンディングという資金調達の方法ってありますよね。
それとは逆に、企業育成に協力してくれる顧客向けの、「ある程度しか供給できない商品を販売する」サイトを作るのです。
「すぐに品切れになってしまうかもしれませんが、ここから買ってください。割高かもしれませんが、会社育成のために、協力してください」って、寸法です。
「納品までは時間がかかってもいいよ・・・」という、奇特な方がここから商品を購入します。
そういうことで生活を繋いでいけないと、小さな企業はすぐに干上がってしまうのです。


う〜ん、難しいかな。
ですが、「取りあえず起業してしまったけど、仕事がない」「商品の品質は良いのだけど、市場に載せられない」って事業主はけっこうたくさんいるみたいなんですね。
その原因が、供給力不足だったりするのです。

そんなこというなら、会社なんて興さない方がいいのかもしれませんが、リスクテイクをして事業を立ち上げる人がいないと、この国はダメになってしまいます。

なかなかうまくいかないので、ま、提案と注意喚起のために掲載しました。


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