落ち着きのないダミー監視カメラ |
中野ブロードウェイで万引き犯が発生し、監視カメラに写った犯人の映像を公表するかどうかが話題になりました。
私の住むマンションでも、以前、駐車場の車にいたずらをする者がおりまして、たまたま監視カメラにその様子が写っていました。中学生くらいの少年でした。そこで、管理組合で話し合いの上、その画像(※顔は写っていません)を目立たないところに貼りだしたところ、いたずらはピタリとおさまりました。
やはり、監視カメラの効果は絶大です。かつては「個人のプライバシー」を問題視する声もありましたが、あまりにも事件が多いので、そんな反論も薄れています。
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実際に犯罪を立証する証拠とするため映像を残すというのも大切なんでしょうが、私はやはり、万引きなどが発生するのを予防することが第一だと思います。
そこで、今回の提案です。
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スーパーやコンビニの監視カメラって、動かないですよね。
それでは威圧感に欠けるところがあります。そこで、セコセコと動くカメラを設置します。今日ではセンサー技術なども発達しているので、動く者を追いかけるなんてことも、簡単にできるはずです。
とはいえ、それではお買い物のお客様に不快感を与えます。これでは逆効果。
そこで、カメラには正々堂々と「ダミー」の表示をします。
でも、ダミーカメラとわかれば、万引き犯は安心して品物を盗みます。
だから、ダミーカメラの他にも、本物の監視カメラを設置します。本物は、一見してわからないように設置するとよいでしょう。例えば、鏡の裏なんかに。そういう商品も出ています。
そして、監視カメラにはダミーと本物があることを、きちんと表示しておくのです。
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「それじゃ、ダミーカメラは無駄じゃないか」と考える方も多いかもしれません。
実は、こちらの狙っているのは、犯人に対する心理効果です。
本物の固定カメラが設置されていても、その死角を狙えばいいと犯罪者は考えます。それに、ダミーか本物かはプロの犯罪者には簡単に判別が付くらしいです。
ところが、セコセコ動くダミーカメラがあって、それとは別に、どこか見えないところに本当の監視カメラが付けられているとわかると、万引き犯も落ち着いて仕事ができないのではないかと、考える次第です。
犯罪は予防が第一。こっそりと監視カメラを設置して、犯罪を呼び込んで、犯人を公表するという、どちらかというと陰湿な方法よりも、こっちの方が、明るくていいのではと思うんですがねぇ。
やっぱ、無理かなぁ。 |