しろうと考えではありますが・・・

銘菓 時計坂駅の思い出

国が公表している平成27年度予算の概算要求によりますと、中小企業分野では「ふるさと名物」の育成が目玉になっています。
新たな地域産品を開発してブランド化する。それに対して商工会や商工会議所が商品券を発行する、という仕組みです。

そういや東京には富士宮やきそばのようなブランドがありませんねぇ。
銘菓「ひよこ」は東京土産と思われていますが、もともとは福岡だし。阿佐ヶ谷の「東京ばな奈」は本当に東京出生のようですが、あまり東京っぽくないし・・・。
もちろんスカイツリーなんかも東京ですが、勝手に使うと怒られそう。東京ビッグサイトだって、ちゃんと商標権を取っているくらいですから。
てな具合で、なかなか東京名物が育ちません。

だったら、もう無くなってしまったものでもいいんじゃないか、というのが今回の提案。

 
 国立には、以前味のある三角屋根の駅舎が建っていました。関東の駅百選にも選ばれたそうです。
JRの高架化によって惜しまれつつ撤去されましたが、何とか保存できないかという計画もあったくらいです。
だったら、その駅舎をお菓子に残してみたらどうでしょうか。赤い屋根をストロベリー味にしたりして・・・。

とはいうものの、多分、「国立駅の思い出」を買う人は、国立に住んでいる人に限られると思います。それではあまりにもローカル。
そこで、もうひとつ考えました。

 
マンガやアニメで有名になった「めぞん一刻」には、時計坂駅というのが出てきます。
この駅、モデルとなったのは 西武線東久留米の旧駅舎であることが有名でして、駅の廃止に際しては、さよならイベントで駅名が本当に「時計坂駅」に取り替えられたりしています。
こっちなら全国区。コミケ会場で売ってみてはいかがでしょうか?
もちろん小学館さんと、高橋留美子先生のご了解が必要だと思いますが、きっと許してくれるのでは・・・・。

そこで、この2つの駅をかたどったお菓子をセットで作ってみたらどうでしょうか。
ほんの一時だけかもしれませんが、人気が出るかもしれません。

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