昔、貧乏暮らしだった頃、家にはエアコンがありませんでした。
建て付けが悪い長屋で、すきま風が入り放題。家の中で息が白く見えることすらあったほどです。
冬の寒い時期は「ふとんにくるまって、とっとと寝る」のが、最善の暖房法だったのを記憶しています。
そんな暮らしが染みついていて、その後、エアコン付きのマンションに移った頃も、フローリングにせんべい布団、「とっとと寝る」のが冬の日課でした。
残業が多くて、帰宅は夜中だったし、エアコンつけて何かやるという余裕もなかったので、それが合理的でした。
そんな折、ふとん乾燥機というのを買いました。
これが優れもの。ふとん乾燥機をかけると、暖かいふとんに入り込めるのです。
さらに悪のりした私は、自分の入った布団に、直でふとん乾燥機のホースを引き込み暖を取るという手法をあみ出しました。自分も暖まるし、ふとんも同時に乾燥できるので一石二鳥。
ただし、この手法は、「うっかりそのまま寝てしまうと“低温やけど”する」という落とし穴があるので、推奨できません(実験済)。
そこで提案。 |
ふとん乾燥機付きふとん! |
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高反発性の繊維で、すかすかのふとんを作ります。
そして、そこへ直接、ふとん乾燥機の暖気を送り込む。これだとやけどをせずに、ふとんと一緒に暖まれます。
えっ? 「だったら、床暖房の上にふとんを直びきすればいい」って?
ま、そうとも言えなくはないのですが(^_^;)。
部屋全体を暖めるより、少なくとも省エネになります。
さ、みなさんも、ふとん乾燥機付きふとんで、「とっとと寝て」、省エネに邁進しませんか。 |
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