しろうと考えではありますが・・・

ガンプラ療法

心理療法の手法に「箱庭療法」というのがあります。
クライアントは、砂の入った箱の中にミニチュアの家具などを並べていきます。その過程で、自分の心の中のイメージを表現しようという場合に用いられます。
ですが、私の提案は心理分析とはちと違います。

そもそも私たち日本人は、盆栽などが好き。大きな自然を小さなものに凝縮して、それを愛でる。何も別の目的を持たなくても、それはそれで楽しいものです。
また、草木を育てることも、心が癒されます。開花の折はもとよりですが、蒔いた種から小さな芽が出て、少しずつ大きくなっていく様子を眺めるのも、毎日の楽しみになったりします。

昨日より今日、今日より明日、明日よりあさって・・・。目に見えないような、ほんのわずかな成長だって、その前進感は、とても心のはげみになるものです。
そう、何を隠そう「プラモづくり」が趣味の私も、いつもそういう前進感に癒されています。

そこで提案。 ガンプラ療法!


ガンプラを作った方はご存じでしょうけど、その部品の数はとてもとても多いです。箱を開けると、てんこ盛りに部品が入っています。

その数多くの部品から、該当するパーツを苦労して探し、パチンパチンと組み合わせていきます。
接着剤不用で、組木細工のように作っていく、それもすごいと思います。

部品が多いだけに、一気に作ることはできません。そう、昨日より今日、今日より明日・・・と、地道にやっていくしかありません。

それでも、ちょっとずつ形が出来上がっていく。それがとても励みになるのです。

これって、精神衛生上、とてもよろしいとは思いませんか。
箱庭療法があるなら、ガンプラ療法があったっていい!
 
そんなわけで、心の健康のために、ガンプラを普及させたいと、私は思うのです。
別に、バンダイさんからいくらかもらっているわけじゃありません。
純粋にそう思っています。
どなたか心療医の方か心理学の専門の方、研究課題に取り上げていただけないでしょうか。


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