しろうと考えではありますが・・・

歩道橋振動感知装置

歩道橋を渡っていて「アブナイ!」と感じたことはありませんか。
東京都内で歩道橋が盛んに作られたのは高度成長期後半。「交通戦争」という言葉が生まれ、事故防止が求められていた時期です。もう相当前です。
しかし、この歩道橋という代物、お年寄りなどには優しくない設備でして、都民に喜んで受け入れられるものではありませんでした。

しかし、いったん作られた歩道橋は、そのまま使われ続けられています。特に、駅前の大通りなどでは信号待ちに時間がかかりますから、健脚な方はこれを使います。
ですが、長い歩道橋ですと、中央部が上下にブヨンブヨンと、かなり振動します。
怖いです。
特に、JR線〇〇〇駅前の歩道橋なんか・・・。


今回の提案は、技術的には現時点で十分実現可能です。
知り合いの昭和測器さんなどは、振動計の専門メーカーで、エレベータの振動検知器なんかも多く手掛けています。それに発信器をつければ出来上がりです。

ただ、今回の提案を実現させるためには「誰が架け替えのお金を出すか?」という重大な問題が存在します。
国道ですと管理者は国ということになりますが、都道府県が管理する部分もあって、一般人にはにわかに判断できません。
国からは定期点検はあ〜やれ、こ〜やれというひじょうに緻密な指示も出されています。
しかし、その結果、この歩道橋はアブナイという報告が出されても、歩道橋を架け替えるのは簡単ではないでしょう。

だって、長い歩道橋はそれなりのワケがあって長いはずです。
たわむのは、安全確保のためにそうなっているのかもしれません。
新しくペデストリアンデッキなどを整備するには膨大な予算が必要になります。交通路全体を抜本的に作り直す必要が生じるかもしれません。そうなると都市計画の話になってしまい、また、別の部署との調整が必要です。

でも、やっぱり怖いものは怖いのですよね。
何となく解決が先延ばしにされているような気がして、それが一番怖いのです。
だから、調べてみて公表する必要もあるのではないかと、思うんですよね。


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