しろうと考えではありますが・・・

永久凍土産メタンで水素自動車を走らせたい

東京都では、水素エネルギーの普及に邁進しています。
水素の製造方法はいろいろあるようです。
ところが、この水素、安く生産するために石化燃料を原材料にして作るらしいです。それじゃ、元も子もないじゃん。
「風力発電で電気を発生させ、それで水を電気分解して水素を作る」、というアイデアもあるようですが、それじゃ恐ろしく効率悪そう。なかなかうまくいかないものですね。


ところで、<環境に優しい究極のエネルギー>という命題を考えるとき、私は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーU」を思い出します。ラストで登場するデロリアン型タイムマシーンの改良タイプは、ゴミをエネルギーにして時間旅行をします。
だから、捨ててしまうようなものを原料にしてエネルギー開発ができれば、最高なんですね。

そこで、「水素はいろいろな原材料から作れる」という条件を合わせて考えると、いらない原料は何だ、ということになります。

そこで閃いたのです。「メタン」です。
メタンガスによって地球温暖化がスピードアップする、ということが騒がれています。ということは、メタンガスで水素を作れれば、一石二鳥ってわけです。
そこでもって、いろいろと調べてみると、実際に、メタンガスから水素は作れるみたいです。
すごい。ノーベル賞ものだ、と一瞬、喜んでしまいました。

しかし、さらにいろいろと調べると、メタンガスをそのままエネルギーとして使った方が効率的だし使い勝手もいいという見解とか、メタンガスは通常時も植物からたくさん発生しているので<メタン→温暖化>と、単純に結びつけるのは間違いとか、いろいろな意見が出ていることがわかりました。

なかなかうまくいかないものです。

しかし、シベリアあたりの永久凍土の下には膨大なメタンガスが眠っていて、これが地球温暖化の弾みで空気中に一気に排出されると、さらに温暖化が進むということは、事実のようです。(※このあたり素人ですので、自信はありませんが・・・)

ということは、今のうちから永久凍土の下のメタンを取り出す技術の開発に取り組むべきではないでしょうか。
効率面では今ひとつだとしても、何とか対処しなければならない人類の課題であるなら、取り組む意義はあると思うんですけどね。

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