しろうと考えではありますが・・・

屋内用人工太陽
前回に引き続き「光もの」です。
「屋内用人工太陽」と名付けましたが、超々マイクロサイズの核融合炉のことではありません。

話によると、うつ病の予防には日の光にあたることが大切だということです。
家の前に高い建物が建つと、なかなか朝の光が部屋の中に入ってこなくなります。
朝が弱い私には大敵。

そこで、ふと思い出しました。
人材派遣会社のパソナは丸の内のビル内に太陽光を引き込んで野菜工場を作っているのです。
これだったら、技術的に可能だ。
そこで提案!

屋内用人工太陽!   
まず、マンションの屋上に太陽光の集光器を設置します。
集光器は、太陽の昇る方向を向くように、自動調整できるようにします。
左右に動けば十分。

そして、集められた太陽光は、マンションの内部に敷設された光ファイバーケーブルを通り、寝ている住民の頭上に届くようにします。

すでに技術はありますし、いつでも実現可能。
めずらしく現実的な提案をしてしまいました。

・・・・・・と、思ったんですがねぇ。

これ、実現するのに、いったいいくらかかるの?
ただ単に朝起きを爽快にするためだけに、そんな経費、マンションの住民が負担すると思う?
だいたい、あなたの起きる時間に太陽なんか上がってないじゃないの。
 (※・・・以上、心の声)

う~ん。無理でしょうねぇ。
それに、マンションそのものに穴を開けると傷むし。雨漏りの原因にもなるし。
そうなったら、住民間の調整がとても大変だし。

現実的にものごとを考えると、どんどん夢がしぼんでいきます。
そこで、あらためて提案!
 屋内用人工太陽2号!
太陽の光に近い光を出す照明機器を作ります。
相馬光学さんあたりは得意分野なので、頼めば、きっと実現できると思います。
(※私は、相馬光学の回し者ではありませんが、以前、経営力向上TOKYOプロジェクトの時、ご協力いただいたので感謝しています。)

タイマーと連動させるようにし、目覚ましのベルが鳴る数分前に光が寝ている人にあたるように調整しておきます。
そして、その光源に木陰のような緑の揺らぎが出るように工夫します。
同時に、鳥の声などの音響が流れるといいですね。

これだけ仕掛けを作っておけば、もう朝は爽快。
すっきりとした目覚めがきっと訪れるはずですよ。

でも、やっぱり費用はかなりかかるかも・・・・。
どこかのお金持ちの方、ためしに作ってみてはいかがでしょうか。

(2013.4.6 追記)
と、こんなこと考えるのは私くらいと思っていたのですが、どうしてどうして、このような商品はたくさん出ているようです。
例えば、ソーラートーンという会社の「ブライトアップ・クロック」というのがそれで、光で目を覚まさせるしくみの時計です。
しかも、「一般的に睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を約90分毎に繰り返し、眠りの浅いレム睡眠状態の間に目覚めると寝起きが良く、すっきりと起きられると言われています」との説明書き。これを利用してすっきり起きよう、って仕組みになっているではありませんか。
こっちの方が進んでいる! (※注:“一般的に”と“言われています”、との表現から、科学的な裏づけには今ひとつと推測されます、です)。
「ちょっとお値段が・・・」というところと「LEDでない」というのが残念なんですが。

そのほか、“鳥のさえずりが目覚まし”というところでは、イデアインターナショナルの「バードアラームクロック」というのも出ています。

あるところにはある、ということでした。

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