しろうと考えではありますが・・・

戻ってこい!座敷わらし運動
少し前の新聞記事からの抜粋です。

「座敷わらしの宿」全焼

「座敷わらしの宿」として全国的に知られる岩手県二戸市の金田一温泉「緑風荘」(五日市和彦さん経営)が4日夜全焼した火災で、県警二戸署や二戸消防署は5日朝から現場検証を開始。詳しい火災原因を調べているが、複数の宿泊客や目撃者の話から、浴室用のボイラーの過熱が火災につながった可能性が出てきた。
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緑風荘の最大の名物は、柳田国男の「遠野物語」に登場するなど各地に言い伝えがある「座敷わらし」が出るとされる大部屋「槐(えんじゅ)の間」だ。
目撃談や宿泊後に成功したという多数の著名人のエピソードなどから人気で、「3年先まで予約が入っている」(地元の旅館関係者)という。
4日夜、この部屋に泊まっていたのは、名古屋や神奈川県から14人で来ていたグループ・・・・妻の智美さん(36)は「全員無事だったのは座敷わらしのおかげかもしれない」と話した。

出所は、2009年10月5日の産経新聞です。

この記事を読んで、私は「何か良からぬことが起きる前触れではないか」と直感しました。
案の定、2011年3月11日の東日本大震災です。
そんなわけで、提案します。
戻ってこい!座敷わらし運動 
座敷わらしの伝承は日本津々浦々にあるようで、解釈の仕方もいろいろなようですが、総じて言えば「家に付く怪異であり、子供の姿をし、いろいろといたずらをするけれど、わらしの居る家は繁栄する」と言われています。

とすれば、もし座敷わらしが日本からいなくなってしまうようなことがあれば、国家存亡の一大事になります。
事実、国際収支は赤字になり、産業の空洞化も進んでいます。東南海の地震もいつ起こるかわかりません。

だから、座敷わらしに帰ってきてもらえるよう、一大ムーブメントを起こすべきではないでしょうか。

幸い、緑風荘も再建が進んでいるようです。
とはいえ、本当にわらしが帰ってきてくれるか、わかりません。
 
座敷わらしは、「いたずらに贅沢を求めず、自然を畏敬し、良いことがあれば他人のおかげだと感謝する」純朴な人の心に棲む妖怪だと、私は考えています。
だから、結果として、座敷わらしのいる家は富むのではないのでしょうか。

虚心な心を失わないことが大切かと思います。

でも、もう無理なのかなぁ。

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