第01話 1942/06 『ミッドウェーの敗戦とその後』
06/05
飛龍
AM07:23 加賀、蒼龍、赤城は、急降下爆撃機によって被弾。炎上
AM09:10 ヨークタウン 被弾
ドーントレス
PM14:03 飛龍 急降下爆撃機の攻撃によって被弾 炎上
PM16:12 蒼龍 沈没
PM16:26 加賀 沈没
06/06
AM02:00 赤城 沈没
AM02:10 飛龍 沈没
06/07
PM13:35 ヨークタウン 雷撃され沈没
日本海軍の慢心と虚栄の象徴だった空母赤城、加賀、飛龍、蒼龍は、誘爆し黒煙を上げていた。
自己満足的な保身と感傷を排すなら、
生き残った日本海軍将兵によぎる感情は、絶望と生への渇望だった。
ミッドウェー海戦で、日本海軍は、空母赤城、加賀、飛龍、蒼龍、重巡三隈が撃沈され、
戦死3064名(搭乗員121名)、艦載機289機を喪失。
アメリカ海軍は空母ヨークタウン、駆逐艦マハンが撃沈され、
戦死364名(搭乗員210名)、艦載機147機を喪失
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月夜裏 野々香です。
ミッドウェー海戦後から始まるIF物です、
昭和天皇が民主主義的な性格でなく、独善的な性格設定です。
そして、何を血迷ったか、侍従長がミッドウェーの敗北を天皇陛下に伝えてしまう。
陛下が怒った!!
負けたら国体消滅。
最悪のリスクを背負いながら歴史が少しずつ歪められていきます。
主役は、無機質でどこか他人事。
それでいて重責を担う赤レンガの軍官僚たちです。
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第01話 1942/06 『ミッドウェーの敗戦とその後』 |
第02話 1942/07 『陛下の激怒と勅命書乱発』 |