月夜裏 野々香 小説の部屋

    

仮想閃記 01 『むそう戦記』

  

 

    

船型 平甲板型(遮波甲板型) ヘリコプター搭載イージス護衛艦『むそう』型

第五艦 DDH-185『むそう』 平成16年竣工

基準排水量 / 満載排水量

全長  × 全幅 × 吃水    

7,735t / 9,998t

171m × 21m × 6.3m

120000PS

速力 30kt超

COGAGジェネラル・エレクトリック LM2500ER ガスタービン 4基2軸

  乗員 241名(うち航空要員25名)    
 

VLS 29セル

RUM-139 VL-ASROC

アスロック(Mk50短魚雷)

SM-2ER SAM

スタンダード・ミサイル

BGM-109B

トマホーク(対艦ミサイルHE弾頭)

BGM-109C

トマホーク(地上攻撃用HE弾頭)

 

 

 

 

VLS 48セル

RIM-7F 短SAMシースパロー

 

 

 

 

 

 

 

 

OTOメララ

54口径127mm単装速射砲×1

68式3連短魚雷発射管×2

(Mk50短魚雷)

RGM-84

ハープーン対艦ミサイル4連装発射管×2

高性能20mm多銃身機関砲(CIWS)×2

RBOCチャフ発射機×4

 

 

 

 

 

 

 

対空レーダー SPY-1D×4

対水上レーダー OPS-28×1

射撃指揮装置 七九式射撃指揮装置2型22A

ミサイル射撃指揮装置 SPG-62×3

艦首バウソナーOQS-4低周波ソナー

サイド・ソナー

OQS-21フランク・アレイ・ソナー

曳航式ソナー SQR-19 TACTAS

艦載機 MV/SA-32J 多目的哨戒偏向翼機×1 SUH-60EJ哨戒/救難用×1

 

 

 

 

 

 かすかに潮風が漂い、深夜の大海原が広がる。

 ここは、海上護衛艦 “むそう” の艦橋。

 日本と通信がとれず、同盟国アメリカとも通信が取れない。

 天体を観測する隊員は、平静を失っている。

 「霧草(きりくさ)艦長・・・ここは?」

 「哨戒機を上げろ!」

 穴が空くかと思うほど海図を覗きこんでも、わからないものは、わからない

 「霧草艦長・・・ここは、地球でない。か、地球だとしても、時空の違う海域のようです」

 「んん・・・・」

 『霧草艦長。哨戒機、出ます』

 「そうか、何か、わかったら、すぐに知らせろ」

 「困りましたね。指揮系統から外れた軍艦など、洒落になりませんよ」

 「宇目・・・仮に時空が違うとしても我々は、ここにいる。理由があるはずだろう」

 「そうですね・・・たしかに・・・偶発的にというのは・・・・」

 「現象を順を追ってみよう」

 「日米合同演習で料補給を受けて対潜水艦哨戒中でしたから・・・」

 「最後に見たのは、先行していた僚艦 “みらい” でした」

 「んん・・・」

 航海図で、よくよく艦の動きを見ると、いくつかの円を描き魔法陣のような模様を描いている。

 艦橋の隊員は、それに気付き始めていた。

 ところが、誰一人、魔法陣を口にしない。

 違う時空に入り込んだとしても、そんなものは仮想戦記の定番で、逆行も驚くに値しない。

 しかし、魔法陣は、戦記系ではなく、ファンタジー系。

 いくら、火葬で妄想好きな自衛隊員も失ってはならない誇りがある。

 

 「「「「俺は、そこまで堕落しないぞ〜!!!!」」」」

 

 ファンタジー系に刺されそうなプライドを持つ戦記系ばかり、

 それに、たまたま、運が悪く、いや運良く、いや、どちらかわからないが、

 この艦橋にファンタジー系がいない、

 お陰で “これは、魔法陣です、逆向きに、もう一度、同じ航跡を描けば戻れますよ”

 と、実に帰還できそうな唯一無二の助言は、発せられないまま、時を逸してしまう。

 日本民族が陥りやすい気質なのか、

 己の小さなプライドで大局を見失い、物事を台無しにする。

 よくある話しだ。  

 

  

 哨戒機からデーターリンクで情報が届き “むそう” のデーター解析量が格段に増えていく、

 「この影は、なんだ?」

 「・・・はぁ 機動部隊のようですが」

 「んん・・・通信は?」

 「・・・随分と古い電波を使っています」

 「アメリカ海軍なのか?」

 「・・・ええ、スプルーアンスのTF16空母部隊と、フレッチャーのTF17空母部隊・・・かと・・・」

 「・・・・・」

 「ミッドウェー海戦の1942年06月05日前後だとすれば、この天体の説明もつきますが?」

 「合っているのか、この天体で?」

 「・・・60年以上ですから、誤差は、あります」

 「しかし、土星の公転周期が29年ですので・・・だいたい・・」

 「どうしますか?」

 「日本機動部隊は?」

 「アメリカ機動部隊の位置関係から時間的に・・・・この辺かと・・・」

 いっぱしの海上自衛官なら過去の戦歴に精通している。

 ミッドウェー海戦の位置関係なら時系列で、ほぼ見当がついた。

 「どうしたものか・・・」

 「「「「・・・・・」」」」

 「やるか」

 「そうですな・・・」

 「しかし、この世界の日本とアメリカは、本当に戦争しているのかな」

 「さぁ〜」

 「戦争していなかったら、我々が、勝手に戦争を始めてしまうことになる。それは、不味い・・・」

 「・・・霧草艦長・・潜水艦です」

 モニターに潜水艦の影が映る。

 「どっちの?」

 「そうですね。ノーチラスが、この辺りにいたような・・・」

 「ミッドウェー海戦時のデータを出してくれ」

 

   第17任務部隊  司令官 フランク・J・フレッチャー少将

     空母ヨークタウン (ワイルドキャット21機 ドーントレス16機 アベンジャー 13機)

     重巡洋艦アストリア  ポートランド

     駆逐艦ハンマン ヒューズ モーリス アンダーソン ラッセル グウィン

 

   第16任務部隊  司令官 レイモンド・スプルーアンス少将

     空母エンタープライズ (ワイルドキャット27機  ドーントレス11機  アベンジャー 14機)

        ホーネット (ワイルドキャット 27機  ドーントレス10機  アベンジャー15機)

     重巡洋艦ニュー・オリンズ  ミネアポリス  ヴィンセンス  ノーザンプトン  ペンサコラ

     軽巡洋艦アトランタ

     駆逐艦

         フェルプス ウォールデン モナガン エールウィン

         バルチ  コニンガム  ペンハム エレット  マウリー

 

   ミッドウェー基地航空部隊  シリル・T・シマード海軍大佐

    PBYカタリナ飛行艇31機

    ワイルドキャット7機  バッファロー戦闘機20機

    ヘルダイバー11機  ドーントレス16機  TBFアベンジャー6機

    B17爆撃機17機   B26爆撃機4機

 

   潜水艦部隊  ロバート・H・イングリッシュ少将

     第01群  ミッドウェー哨戒部隊

           キャシュロット  フライングフィシュ  タムボア     トラウト

           グレイリング   ノーチラス       グルーパー   ドルフィン

           ガトー      カッテルフィッシュ   グッジョン    グレナデイアー

      第02群  ミッドウェー近接哨域

           ナーウフル   プランジャー   トリッガー

      第03群  オハフ島北方哨戒

            ターポン  パイク  フィンパック  グロウラー

 

 「凄いじゃないか」

 「ええ」

 「舌なめずりしたくなりますね。全部、撃沈したら。さぞ楽しいかもしれません」

 「残念ながら、撃沈はせんよ」

 「ん? まさか、人道的処置とか?」

 「まさか。この “むそう” の武器弾薬が尽きたらどうなる?」

 「そ、それは・・・・ そのまま。でしょうか?」

 「それにアメリカ機動部隊ばかりが敵ではない」

 「日本の軍政も叩き潰さないと歯止め知らずだ」

 「確かに・・・この時代の日本は、我々にとって住み良いと言えませんね」

 「たぶん、この艦の全隊員も、そう思うだろう。軍事国家の日本には住めないよ」

 「では?」

 「・・・・」

 「霧草艦長! アメリカ潜水艦の魚雷発射管が開きました」

 「そうか、先に発射させてやろう。自衛戦争突入の大義名分になる」

 「確かに」

  

  

 

 PBYカタリナ飛行艇

 眼下の雲間を日本機動部隊が見え隠れしていた。

 「どうした! 無線は基地に届かないのか?」

 「はっ、周波数を変えても、すぐに妨害させられます」

 「ちっ! 帰還して報告するぞ!」

 アメリカ軍哨戒機の無線が妨害され、日本機動部隊の位置を報告できなくなった。

 

 

 ミッドウェー島

 夜明け前のミッドウェー飛行場に一発のBGM109C トマホーク(地上攻撃用HE弾頭)が命中した。

 翼を並べ出撃準備を整えていたアメリカ軍機は撃破され、誘爆が続いた。

 そして、滑走路に空けた穴は、アメリカ軍機の出撃を遅らせてしまう。

 その後、ミッドウェー島は迎撃機を出撃させる事も出来ず、日本機動部隊の空襲で壊滅した。

 当然、アメリカ機動部隊の索敵も “むそう” の電波妨害で失敗させられていた。

  

  

 赤城 艦橋

 「長官。この電文の信憑性は?」

 「こちらの艦隊布陣から艦隊乗務員の名簿。利根4号機の索敵の遅れまで言い当てられたら・・・」 真っ青

 「ミッドウェーの空襲は?」

 「はっ 大成功です!」

 「攻撃隊の報告によると、事前に滑走路が爆撃された後が確認されています」

 「本当に味方なのか?」

 「これだけ詳しいと、ドイツ海軍とも思えませんが・・」

 「どこから、現れたって?」

 「“みらい” だそうです」

 「・・・・・」

 「利根2号機がアメリカ機動部隊を発見!」

 「座標は?」

 電文が黙って手渡される

 「・・・どうします? 指定された海域です」

 「仕方があるまい。言われたとおり攻撃部隊を出そう」

  

  

 TF16 エンタープライズ

 一方、アメリカ機動部隊は、100m先の僚艦と交信すらできず混乱に陥っていた。

 「ホーネット。艦尾に被弾!」

 「いったいどこから攻撃を受けている!」

 「わかりません、水平線上に翼を付けた魚雷のようなモノが現れたと思ったら、すぐ・・・」

 小さい翼をつけた高速の飛行物体が機動部隊を襲い、艦橋を破壊し指揮命令系統が破壊され、動きを封じられている。

 爆発が艦尾から響いて艦を振動させた。

 「スクリューが破損したそうです」

 「・・・急げ! なんとしても、操艦機能を回復させるんだ。艦を沈めるな!!」

 航空部隊の最上級士官が飛行甲板で命令を下すが、艦の運行は勝手がわからない。

 「こんなことが・・・」

 「少佐! 日本が誘導兵器を開発していたのか!」

 「日本海軍は、これほどの通信妨害ができるのか!」

 「聞いていないぞ」

 「ピンポイントで艦橋を破壊ですから・・・指揮官以下全滅です」

 エンタープライズ、ホーネット、ヨークタウンは、艦橋とスクリューを破壊され海上を漂っていた。

 対空対潜哨戒で周囲を徘徊する護衛艦隊も泣きたくなるような戦況だろうか。

 追加報告も状況が悪化している内容ばかり、

 TF17 (アストリア。ポートランド)

 TF16 (ニュー・オリンズ。ミネアポリス。ヴィンセンス。ノーザンプトン。ペンサコラ。アトランタ)

 機動部隊2群の重巡7隻、軽巡1隻は、BGM109Bトマホーク(対艦ミサイルHE弾頭)が艦橋に命中し、

 指揮系統を失って漂っていた。

   

 「少佐、編隊が接近しています!」

 西の空に散らばる小さな黒いゴマ粒は、近付くにつれ翼を付けた飛行物体となり。

 日本機動部隊の攻撃部隊とわかる。

 先制攻撃の誘導兵器ロケットに比べ、はるかに遅い。

 威圧感があっても理解の範疇で、未知の恐怖が感じられない。

 レトロなプロペラが懐かしく、アメリカ軍将兵をして安心させてしまう。

 対空砲火が艦隊上空の日本機に向けて火を噴くと、

 艦上機も爆音を轟かせて、降下してくる。

 総司令不在のため、各個で撃ち出される弾幕は、統制されていない。

 

 

 巡洋艦ニューオリンズ

 艦橋が破壊され、消し飛んでいた。

 指揮系統を失って孤立した軍隊ほど脆いものはない。

 とりあえず最上級先任士官がまとめる。

 「迎撃機は、どうした!」

 「強力な通信妨害です。まだ、どことも連絡が取れません」

 目の前に浮いている軍艦とも無線が通じない。

 「もう、いい! 発光信号と手旗で、必要最小限の連絡を僚艦と取り合えれば良い」

 「射程に入り次第、撃て!」

 対空火器が各個に撃ち上げられ空に爆炎が点々と広がり、99艦爆が急降下していく。

 「く、駆逐艦が狙われている」

 「モナガンです」

 「援護射撃だ。対空砲を撃ちまくれ」

 「はっ!」

 99艦爆は、撃ち出される機関砲の弾幕を、あざ笑うかのように旋回し、

 必死に回避運動を執るモナガンに目標を定めると、急降下・・・

 投弾

 ゆっくり回頭するモナガンに向かって黒い塊が吸い込まれ。

 250kg爆弾が爆発。

 回頭中のモナガンが爆炎に包まれた。

  

 99艦爆40機、97艦攻40機は、アメリカ駆逐艦15隻に爆弾と魚雷を投下していく、

 アメリカ機動部隊は、身動きできない空母を守ろうとするが爆撃で駆逐艦が沈んでいく。

 エンタープライズ

 飛行甲板で指揮を取っているのは飛行部隊の隊長だった。

 「く、空母を自沈させる」

 「じ、自沈ですか?」

 「空母と駆逐艦の乗員を全て、巡洋艦に移せ」

 「それでは・・・」

 「巡洋艦なら日本海軍にくれてやっても戦える。しかし、空母は渡せん・・・・」

 「・・・・・」

 とはいえ、指揮系統は混乱し、佐官は少なく尉官ばかり。

 無線も使えなかった。

 巡洋艦は、救助した空母と駆逐艦の水兵を抱え込んで大混乱に陥っていた。

 そこに日本戦艦部隊と日本機動部隊が眼前に現れ、砲塔を向けられると窮した。

 「「「・・・・」」」

 エンタープライズとホーネットが自沈していく中、

 アメリカ海軍艦艇は、抵抗もむなしく接収させられていく。

 

 

 “むそう” は日本艦隊と合流していた。

 アスロックを発射するたびにアメリカ潜水艦が狩られていく。

 大和 艦橋

 「・・・すごいな・・・なんだ。あの武器は・・・アメリカ潜水艦を簡単に撃沈しているぞ」

 「とにかく、交渉はアメリカの空母と巡洋艦を接収。帰還してから、だそうです」

 「長官。エンタープライズ、ホーネットは自沈。ヨークタウンの接収に成功しました」

 「ほか、重巡7隻、軽巡1隻を捕獲しました」

 安堵と同時に異質な巡洋艦に目が向けられていく、

   

  

 むそう 艦橋

 「・・・使ったのは、BGM109C トマホーク(地上攻撃用HE弾頭) 1発」

 「BGM109B トマホーク(対艦ミサイルHE弾頭) 14発か」

 「それと、アスロック 12発・・・」

 「少し寂しいですね」

 「なぁに、無線妨害だけでアメリカ軍の指揮系統を断絶させることができる」

 「日本海軍に戦わせれば楽勝だよ」

 「じゃ 対艦ミサイルは大型艦の捕穫用ですか?」

 「勝てば官軍」

 「フラストレーションが溜まりますね」

 「負け犬根性よりマシ」

 「問題は、日本ですかね」

 「そうだな。残りの武器弾薬で日本の軍政をやめさせられるかな」

 「アメリカ軍の方がチョロく思えますね」

 「んん・・・話し合いで、わかる相手でもなさそうだし」

 「軍政も利権がらみだと極悪で見境なしですからね」

 「自業自得とはいえ、元々、経済的困窮が軍国主義の原因だし・・・」

 「日本の政治・経済・内政まで面倒見切れませんよ」

 「まるで雲を掴むような感じだな・・・陸軍省に撃ち込むか、海軍省に撃ち込むか・・・」

 「不良軍人は、だいたい把握していますから、どうにかして、やっちまいますか」

 「山本長官も後からノコノコ来た口だからな」

 「アメリカの評価だと、山本長官は人心掌握が上手い将校ですよ」

 「しかし、国力比が情けないとは言え、奇襲を戦略で使うのはな・・・」

 「ですよね・・・」

 「それにしても、でかいな・・・大和・・・」

 「日本は、あんな、でかい軍艦を作っていたんですね」

 技術系の隊員が報告書を持ってくる。

 「艦長、“むそう” の技術データを応用して、現在の日本産業で生産可能な兵器類です」

 渡された数値は、日本の工業レベルに合わせただけあって、かなり低い。

 「・・・低いな」

 「発電能力も低いですし、工員のレベルも低い」

 「工作機械の振り分けを上手くやったとしても、この程度でしょうね」

 「というより産業育成の邪魔なのが日本軍軍人だからな」

 「軍拡で、種モミまで食い潰す方が、どうかしているんですがね」

  

  

  

 “むそう” の未来歴史と未来兵器技術。

 ミッドウェー沖で捕獲した重巡7隻、軽巡1隻。

 “むそう” の太平洋戦争参戦は、日本と “むそう” の乗員の運命を変えていく・・・・

  

  

  

 くっしょん〜!!!

  

  

  

 「あ!・・・」

 「ん・・・・なんだ?」

 リクライニングシートで青年が目を覚ました。

 「・・・もう、駄目ですよ。くしゃみで、催眠術が解けたじゃないですか」

 「げっ! 良いところだったのに・・・もう、一回」

 「もう〜 しょうがないな」

 「でへへへ」

 「・・・・」 はぁ〜

  

 さぁ あなたは、眠くなる・・・・眠くなる・・・ああ・・・眠くなる・・・・もう眠い・・・もう眠い・・

 あなたは、最新鋭の自衛艦 “むそう” の艦長です

 ・・・・・・さあ・・・時代を逆行してください・・・・・

 ・・・うとうと・・うとうと・・・すぅ〜〜

  

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 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 月夜裏 野々香です。

 90万HIT記念作品です。

 やってしまいました 『ジパング』 の二次パロでしょうか。

 タダの遊び。笑って見逃してください。

 

 

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仮想閃記 01 『むそう戦記』