月夜裏 野々香 小説の部屋

    

転移系火葬戦記 『縮地の指輪で・・・』

 

 

 

 第16話 1916年 『人類史上最大の海戦』

 “君死にたまふことなかれ”

 “すめらみことは戦いに おおみずからは出でまさね”

 “当節のやうに死ねよ死ねよと申し候こと、また、なにごとにも忠君愛国の文字や・・・”

 大戦真っ只中になると、参戦と不戦の言論も華やかになっていく、

 まぁ 幾つもの派閥が世論を後押しているとしても、

 そんな感じの世相な気もする。

 

 そうそう、いまは、地方で開発事業中・・・

 田舎だな。とか、思いつつもさ、

 この国は、紛れもなく日本だよ。

 そして、住民も日本民族だよ。

 変なグローバルに酔ってる人間は少ないし、

 グローバル化しないと国家が成り立たないとか、変な金融宗教にもかぶれてない、

 でも、利権が強くなりすぎて、格差が広がりすぎると国民が離反するからね。

 そのくせ、利権バリバリの国賊の癖に、愛国とか、国民国家とか、騒いでる連中も・・・

 

 日本は、個人保証紙幣発行制度で、ユダヤ金融システムから解放されたけど、

 イギリスとアメリカと、不仲かな。

 というより、日本を敵国扱いしてる気がする。

 今のところ、イギリスは、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国と戦争中で、

 日本と戦争する余裕は、無さそう。

 アメリカは、メキシコ、コロンビア、ハイチと戦争中だけど、余裕がある、

 でもサンフランシスコ地震で助けたし、

 タイタニック沈没でも日本の船が助けたしね。

 まぁ アメリカは、懸命に反日印象操作してるし、日本に嫌がらせしている。

 跳ねっ返りの馬鹿軍属は、アジア朝鮮半島解放とか偽善者っぽく騒いでるけどさ、

 日本は、まだ、総力戦が出来るだけの工業基盤がないよね。

 日本は、アメリカに反撃しなければアメリカに対日参戦の口実がないし、強かにやっていきたいわけ

 

 そうそう、アメリカが対日作戦のつもりなのか、駐留軍とアメリカの民間人を朝鮮半島に移動させてる。

 おれは、情報機関とか、マスメディアを通じて、

 朝鮮半島に関わると後悔するからやめなさいと、何回も何回も警告することになったよ。

 特に女性は朝鮮半島に行かないほうがいいって、本当に後悔するって、

 アメリカ人とイギリス人は、嘲笑ってたけどさ、

 

 

 

 1月

  ルイス・ブランダイスがユダヤ人として初めて合衆国最高裁判所判事に選出

  ツェッペリンがパリを初空爆

 

 

 日本はさ、都市型セントラルヒーティングにしたほうがいいと思うんだよね。

 てな感じで事業を進めていると、

 大戦中になにやってんの、馬鹿なの、みたく言われる、

 いや、大戦は注意しないとだけど、日本は当事国じゃないからさ、的なこと言うと、

 戦争ふっかけられたらどうするんだよ。みたく言われたりもするよ。

 租界で日本人が殺されたりとか、挑発されてるしね。

 神経質になるのはわかるけどさ、

 でも、租界は、日本の延長線上じゃないよね。

 ハイリスク・ハイリターンで、一攫千金を狙ってる人間が行くんだよね。

 ていうか、日本は、世界中が戦争している間に

 社会基盤を大きくして国力つけないと、やられちゃうよ。

 そんな気がする。

 

 

 最近、外務省と、特高の一派を味方につけたよ。

 それで、東南アジア系、インド系、黒人系の少年兵を増やしているよ。

 子供は、単純だからさ、才能があるとか、一人前と認めてやって、

 なにかやらせて、褒めると、操りやすいよ。

 あと、共犯みたいな特別な関係とかの人心掌握なんだけどね。

 子供のうちから教育して、

 親日反米黒人や親日反米インド人をアメリカに送り込むんだ。

 日本神道の神と黒人とか、東南アジア人とかを関連付けて、心霊的な面を補強すると強くなるよ。

 まぁ 意趣返し、意趣返し、

 ウケケケケケケケ (笑

 

 

 

 2月

  エマ・ゴールドマンが産児制限運動により逮捕される

  ヴェルダンの戦い(〜12月19日)

       フランス軍 約30000

          VS  ドイツ軍 約150000  重砲808門 野砲300門 14式戦車100両 装甲車20両

 

 ドイツの外交武官から報告が届いた。

 日本が供給した14式戦闘機は、ドイツでライセンス生産されるようになっていた。

 速度、航続距離でイギリス、フランス、ロシア空軍機を圧倒し、

 敵航空機の圏外から西部戦線と、東部戦線を自由に空襲することができた。

 また、ライセンスした14式戦車と装甲車も優秀らしく、

 ドイツ軍がヴェルダンの戦いに投入した14式戦車100両と、装甲車20両は、

 イギリス軍の機関砲に耐えつつ、塹壕を越えて鉄条網を引き倒して、突破口を切り開くと、

 鉄条網を押し倒しながら、機関銃で塹壕を掃討しつつ、戦線を蹂躙した。

 フランス軍は、敗北を悟ると敗走し、

 ドイツ軍は、一斉にフランス軍陣地に雪崩込んで戦線を寸断し、

 突破と迂回と包囲を繰り返して、ヴェルダン要塞のフランス軍を降伏させ、

 ドイツ軍は、兵站力の続く限り西進してるらしい、

 

 

 

 3月

  第五次イゾンツォの戦い(〜3月17日)

       イタリア軍  286大隊  大砲1360門

          VS   オーストリア=ハンガリー軍  200大隊  大砲670門  戦車8両

 

 

 最近、朝刊を読むのが楽しみだよ。

 おれ、意外に戦争好きだよね。

 ていうか、テレビもネットもないから情弱すぎる。

 代わりに思考実験が増えて、賢くなるけどね。

 テレビばっかり見てたら、確実に馬鹿になると思うよ。

 今日のは・・・・

 オスマン帝国に輸出した戦車と装甲車が活躍してるよ

 たぶん、中東支配は安泰っぽい、

 でも流石にロシア帝国軍は、強いらしくて、戦車を先頭に進んでも上手くいかない、

 いや、戦車は4、5両で使うものじゃないから、

 ドイツみたいに溜めて使わないとな。

 まぁ 工業品を日本に頼ってるようじゃ 見通し暗いけどさ、

 そうそう、バスラで、ドイツ、オーストリア=ハンガリー、オスマン、日本で、

 B3政策を進めることが決まったよ。

 たぶん、イランも加盟しそう。

 日本の油田分配率も増えるだろうし、

 この戦争を乗り切って、イギリスを排斥できたら、

 日本は、大国になれそうだよ。たぶん、

 でも朝鮮半島と、フィリピンのアメリカ軍と、シンガポールのイギリス軍は、不安。

 

  

 

 4月

  アイルランドでイースター蜂起(〜4月30日)

 

 スターリングエンジンを使って地熱発電を作ったよ。

 本命は、南関東ガス油田だとしてもさ、

 関東大震災が終わってから本格化だし、

 いまからでも電力を作れるなら作らないとね。

 ニコラス・テスラの電力の送受信システムは、もう少し先かな。

 離島への電力供給が容易になるなら、日本は得だしね。

 銅の工業使用を減らせるのなら、銅貨を増やせるから、国民生活を潤わせられる。

 そうそう、日本国民が豊かになるのを嫌う人間たちがいる。

 一つが外国勢力の外患なんだけどさ、

 もう一つは、権力基盤の犬というか、

 既得権益というか、薩長閥な人たち、

 国民が勝手に成り金で、権力基盤とか、利権を脅かしてきたら困るでしょ

 まぁ おれとか、アマテラスとか。大本とか、それだよね。

 今のところ、おれとか、アマテラスが基幹産業を担ってるから安泰と言えなくもないけどさ、

 あくまでも外様だから、

 急成長してたりしてると、外国人より目障りなわけ、

 内患が外患と結託して、権力基盤を守るとか、ありがちでね。

 外国人なら日本人殺して、足がつく前に国外に逃亡させられるからね、

 そういえば、未来の日本も、そういうの多かったよな。

 この時代の日本も同じでさ、

 議員、官僚、資本家がさ、

 国民を騙すため、新聞社とか、出版社に朝鮮人をゴリ押しで入れたりしてな。

 おれも、政敵を神隠しに合わせてるけど、

 転移魔法が使えなかったら、朝鮮人を利用したかも、

 なんにしてもさ、

 左翼じゃないけどさ、

 現体制に不満があると、共産主義に走りやすい構造っていうのは実感したわ、

 

 

 

 17式戦闘機

  全長6.49m×全幅9.71m×全高3.27m

  自重950kg/全備重量1450kg

  空冷星型9気筒エンジン420HP

  最大速度239km/h  航続距離200海里.

  7.92mm機銃×2 爆弾30kg×2

 

 

 17式雷撃機

  自重1750kg / 全備重量2900kg

  全長10.125m×全幅14.78m(主翼は後方に折り畳み可能)

  水冷式V型12気筒 450 馬力

  最大速度198.1km/h   航続時間5時間

  7.92mm機銃×2(機首固定・後部旋回各1)、

  800kg魚雷1本 または 250 kg爆弾 ×2

  乗員3名

 

 この時代の欧米列強のエンジンは、100馬力から280馬力が主流で、

 アマテラスの航空機エンジンが進んでいた。

 航空魚雷も日本が進み、実戦配備に近かった。

 

 

 

 5月

  アメリカ海兵隊がイスパニョーラ島ドミニカ共和国に侵攻

  セヴァストポリ海戦

  アジアーゴの戦い(〜6月10日)

    イタリア軍  172大隊 大砲850門

          VS  オーストリア=ハンガリー軍  300大隊 大砲2000門  戦車5両

  ユトランド沖海戦(〜6月1日)

 

 他人の意のまま、信条を変えて生きてるとか、ゾンビと同じ、

 他国の意のまま、国の制度を変えるとか、植民地と同じ、

 宗主国の利権層にしたら植民地の住民など、ゾンビのようなものだろう。

 そして、イギリス人のアイルランド人の扱いに対し、

 アイルランド人は、戦争で苦境に立ったイギリスに対し反旗を翻した。

 イースター蜂起は、イギリス側9000人の死傷者を出し、

 アイルランド独立派は、一般市民も巻き込み、5000人の死傷者を出したらしい、

 おれ、独立勢力にアイルランドに隠してた武器弾薬のありかを教えちゃったもんね。

 火種が大きくなったら追加の武器弾薬のありかを教えたりとかね。

 一般人も巻き込まれて殺されるだけじゃ能がないから、武器があったら自衛するだろうし、

 もう、内戦から独立戦争に移行する感じ、

 そうそう、アメリカ海兵隊のイスパニョーラ島ドミニカ侵攻に対し、

 ドミニカも武器弾薬の隠し場所を教えちゃったよ。

 隣のハイチは、まだ交戦中だし、

 ハイチとドミニカが連合しちゃったら、大変な戦いになってるんじゃないかな。たぶん、

 ところで、ユトランド海戦はどうなるんだろうね。

 おれ、楽しみ、楽しみ、ワクワク、ワクワク、

 

 

 黒海セヴァストポリ沖でオスマン帝国艦隊とロシア艦隊の海戦があったらしい。

 年表にないことも起きるわけね。

 オスマン帝国海軍は、ロシア黒海艦隊と、ダーダネルス海峡の戦いですっかり疲弊してしまったらしく、

 まともに動かせる艦艇があまりなかったらしい、

  東郷率いる艦隊(戦艦4隻。装甲巡洋艦2隻)

     15000t級戦艦 初瀬、三笠。 (40口径305mm連装砲2基。18kt)

     13400t級戦艦 レ・ウンベルト、サルデーニャ (30口径343mm連装砲2基。18kt)

     9750t級装甲巡洋艦 出雲、磐手。

  ドイツ艦隊(巡洋戦艦1隻、戦艦2隻、軽巡1隻)

    22979t級モルトケ級巡洋戦艦ゲーベン  (50口径280mm連装砲5基 25.5kt)

    13208t級戦艦 カイザー・カール・デア・グロッセ、カイザー・バルバロッサ (40口径240mm連装砲2基。17.5kt)

    4564t級軽巡洋艦ブレスラウ、

 それでもまぁ ロシアに対する攻撃はしたかったらしく、

 クリミア半島の砲撃をしていたら、ロシア黒海艦隊の生き残りが現れた。

   12900級戦艦ポチョムキン(40口径305mm連装砲2基。16.7kt)

   174000t級戦艦インペラートル・パーヴェル1世(40口径305mm連装砲2基。18.5kt)

 オスマン帝国海軍も疲弊してるとは言え、

 相手は、戦艦2隻。

 集中砲撃を加えると、2隻とも沈む前に半島に座礁させ、沈没を避けた。

 ロシア黒海艦隊最後の日で、

 オスマン帝国海軍は、安心して、黒海沿岸を砲撃することができるようになった。

 もっとも、オスマン帝国も補修能力と武器弾薬製造が限界なのか、

 地中海を荒らし回れるほどの余力はないらしい、

 逆に北アフリカのオスマン帝国領がイギリス艦隊とフランス艦隊に荒らされ、対応できないでいるらしい、

 

 

 6月

  ブルシーロフ攻勢開始

    ドイツ軍 オーストリア=ハンガリー軍 39個歩兵師団(437000) 10個騎兵師団(30000)

          VS  ロシア軍  40個歩兵師団(573000) 15個騎兵師団(60000)

  ホレイショ・キッチナー英陸相が乗った巡洋艦ハンプシャーがオークニー諸島沖で撃沈、

     キッチナーを含む643名が戦死

 

 朝刊を見ると “人類史上最大のユトランド沖海戦” の記事が載っていた。 

  イギリス海軍(戦艦28隻。巡洋戦艦7隻。装甲巡洋艦6隻。軽巡洋艦26隻。駆逐艦79隻)

  ドイツ艦隊(戦艦16隻。巡洋戦艦5隻。装甲巡洋艦1隻。軽巡11隻。駆逐艦62隻)

 海戦は、既に終結して報告だけだった。

 

  イギリス艦隊

  ジョン・ジェリコー大将戦艦部隊(戦艦24隻。巡洋戦艦3隻。装甲巡洋艦6隻。軽巡洋艦12隻。駆逐艦52隻)

    18800t級ベレロフォン型戦艦(45口径305mm連装砲5基。20.7kt)

      ベレロフォン、テメレーア、シュパーブ、

    19560t級セント・ヴィンセント型戦艦(50口径305mm連装砲5基。21kt)

      セント・ヴィンセント、ヴァンガード、コリンウッド、

    19680t級戦艦 ネプチューン(50口径305mm連装砲5基。21kt)

    20225t級コロッサス級戦艦(50口径305mm連装砲5基。21kt)

      コロッサス、ハーキュリーズ、

    22200t級オライオン型戦艦(45口径343mm連装砲5基。21kt)

      オライオン、モナーク、コンカラー、サンダラー

    23000t級キング・ジョージ5世級戦艦(45口径343mm連装砲5基。21kt)

      キング・ジョージ5世、エイジャクス、センチュリオン、

    25000t級戦艦アイアン・デューク型戦艦(45口径343mm連装砲5基。21kt)

      アイアン・デューク、マールバラ、ベンボウ、カナダ

    28000t級リヴェンジ型戦艦(42口径381mm連装砲4基。25kt)

      ロイヤル・オーク、リヴェンジ、

    27500t級戦艦エジンコート (45口径305mm連装砲7基。22kt)

    22780t級戦艦エリン (45口径343mm連装砲5基。21kt)

    17290t級インヴィンシブル型巡洋戦艦 (45口径343mm連装砲4基。25.5kt)

      インヴィンシブル、インフレキシブル、インドミタブル

    14600t級マイノーター型装甲巡洋艦(50口径234mm連装砲2基。23kt)

      マイノーター、シャノン、ディフェンス

    13550t級デューク・オブ・エジンバラ型装甲巡洋艦(45口径234mm砲6基。23.2kt)

      デューク・オブ・エジンバラ、ブラック・プリンス

    軽巡洋艦カライアピ、コンスタンス、カロライン、ロイヤリスト、コーマス

    偵察巡洋艦ベローナ、アクティブ、ブランチ、ボーデシア、

    軽巡洋艦チェスター、カンタベリー

    駆逐艦19隻

    軽巡洋艦カースター、駆逐艦16隻

    駆逐艦17隻

 

 デイビッド・ビーティー中将巡洋戦艦部隊(戦艦4隻。巡洋戦艦4隻。軽巡14隻。駆逐艦27隻)

    27500t級クイーン・エリザベス型戦艦(42口径381mm連装砲4基。25kt)

      バーラムウォースパイト、ヴァリアント、マレーヤ

    18500t級インディファティガブル級巡洋戦艦(45口径305mm連装砲4基。25kt)

      インディファティガブル、ニュージーランド、

    26270t級ライオン型巡洋戦艦 (45口径343mm連装砲4基。27kt)

      クイーン・メリー

    28800t級巡洋戦艦タイガー (45口径343mm連装砲4基。28kt)

    軽巡洋艦ガラティア、フェートン、インコンスタント、コーデリア

    軽巡洋艦サウサンプトン、バーミンガム、ノッティンガム、ダブリン

    軽巡洋艦ファルマス、ヤーマス、バーケンヘッド、グロスター

    軽巡洋艦フィアレス、駆逐艦9隻

    軽巡洋艦チャンピオン、駆逐艦10隻

    駆逐艦8隻

 

 

 ドイツ艦隊

 ラインハルト・シェア中将艦隊(戦艦16隻。軽巡1隻。駆逐艦32隻)

   22800t級ヘルゴラント型戦艦(50口径305mm連装砲6基。20.5kt)

      ヘルゴラント、オルデンブルク、オストフリースラント、チューリンゲン、

   24724t級カイザー型戦艦(50口径305mm連装砲5基。21kt)

      カイザー、フリードリヒ・デア・グローセ、カイザリン、プリンツ・レゲント・ルイトポルト、

   23518t級ケーニヒ型戦艦(50口径305mm連装砲5基。21kt)

      ケーニヒ、グローサー・クルフュルスト、マルクグラーフ、クローンプリンツ・ヴィルヘルム

   18570t級ナッサウ型戦艦(45口径283mm連装砲6基。19.5kt)

      ポーゼン、ラインラント、ナッソウ、ヴェストファーレン

   軽巡洋艦ロストック、駆逐艦32隻

  

 

 フランツ・ヒッパー中将艦隊(巡洋戦艦5隻。装甲巡洋艦1隻。軽巡10隻。駆逐艦30隻)

  26600t級デアフリンガー型巡洋戦艦(50口径305mm連装砲4基。26kt)

     リュッツオウ、デアフリンガー、

  24594t級巡洋戦艦ザイドリッツ (50口径280mm連装砲5基。26.5kt)

  22979t級巡洋戦艦モルトケ (50口径280mm連装砲5基。25.5kt)

  19300t級巡洋戦艦フォン・デア・タン (45口径280mm連装砲5基。24.8kt)

  15842t級装甲巡洋艦ブリュッヒャー (44口経210mm連装砲6基。25.4kt)

  軽巡洋艦フランクフルト、ヴィースバーデン、ピラウ、エルビンク

  軽巡洋艦シュテッティン、ミュンヘン、ハンブルク、フラウエンロープ、シュトゥットガルト、

  軽巡洋艦レーゲンスブルク、駆逐艦30隻

 

 史実より艦船総数が少ないような気がする。

 イギリスは、前哨戦のドッガー・バンク海戦でドイツの前ド級戦艦5隻を廃艦に追いやる代わり

 貴重な巡洋戦艦ライオンとプリンセス・ロイヤルを沈められてる、

 地中海・ダーダネルス海峡で15隻以上の前ド級戦艦が沈んでるし、

 太平洋でも青島のドイツ艦隊を封鎖するためローテーションが厳しいはず、

 それでもまぁ 上手く帳尻を合わせたのだろう、直感的にイギリスが強そうだ。

 しかし、いずれ、建艦競争でドイツ海軍がイギリス海軍に勝りそうな勢いを感じるし、

 なんとなく、イギリスが対ドイツ戦に踏み切ったのもわかる気がするのだけど、

 見出しは、ドイツ艦隊の圧勝となっている、

 イギリスは、戦艦4隻。巡洋戦艦4隻。装甲巡洋艦2隻が撃沈。

 ドイツは、戦艦1隻。軽巡4隻が撃沈されているのだから確かにドイツが勝ってる。

 しかし、大局的は、

  イギリス海軍(戦艦24隻。巡洋戦艦3隻。装甲巡洋艦4隻。軽巡洋艦26隻。駆逐艦79隻)

  ドイツ艦隊(戦艦15隻。巡洋戦艦5隻。装甲巡洋艦1隻。軽巡17隻。駆逐艦62隻)

 と、戦力が近づき、巡洋戦艦の戦力比が入れ替わってるものの、

 損傷艦は、ドイツの方が酷いとの噂も伝わっている。

 原因は、日本がドイツに供給した14式戦闘機4機が増槽を装備し、

 発見したイギリス艦隊を空襲したせいかもしれない、

 14式戦闘機は、バスラ配備の日本空軍戦闘機で、

 航続距離を伸ばした航洋型20機をドイツに売り込みに来たらしい、

 最初、4機編隊で航洋飛行訓練中、ユトランド沖海戦に出くわし、

 7.92mm機銃4丁の機銃掃射を繰り返したのだが、

 大口径砲弾に耐えうよう設計された艦艇に機銃掃射が効くはずもなかった。

 しかし、イギリス艦隊に与えた影響は十分で、

 イギリス艦隊は、位置、速度、隊列がドイツ艦隊に知れると不利になると勘違いし、

 ドイツの制空圏から離脱しようと機動した。

 もちろん、ドイツ艦隊に背を向け、不利になるような機動ができるはずもなく、

 徐々に距離を取るという進路なのだが、

 風向きの関係で、排煙と砲煙に射線が邪魔され、命中率が低下していく、

 ドイツ巡洋戦艦部隊は、速度を生かし、イギリス艦隊の退路を断つよう機動続け、

 制空権の強みを維持させた。

 この改変されたイギリス艦隊とドイツ艦隊の機動がユトランド沖海戦の流れを変えてしまう。

 というより、ドイツ戦艦部隊は、史実より前衛に進出しており、

 初めに撃ち合ったのも、

 イギリス戦艦部隊とイギリス巡洋戦艦部隊に挟み撃ちされたドイツ戦艦部隊で、

 ドイツ巡洋戦艦部隊がドイツ戦艦を支援するような形で切り込んでいた。

 最初、4機だった14式戦闘機は、20機が五月雨に出撃を繰り返し、

 総出撃回数は、100回に達した。

 ドイツ巡洋戦艦は、制空圏から脱出しようとするイギリス艦隊を妨害した。

 最後は、制空圏から離脱できたみたいだけど、

 今度は、戦闘機に誘導されたツェッペリン飛行船3隻が爆装し、

 イギリス艦隊上空を通過しながら爆弾を投下した。

 飛行船から丸見えとなったイギリス艦隊の位置、速度、隊形がドイツ艦隊に送信され、

 ドイツ艦隊は、イギリス艦隊の機動と戦術を推測しやすくなり、砲撃も精度が増した。

 昼過ぎから始まった海戦は、深夜に及び、

 イギリス艦隊とドイツ艦隊は、12時間に渡る砲撃戦で、共に弾薬と燃料を消耗し、

 将兵の戦意も限界を越えたのか、夜間を利用して互いに離れたらしい、

 14式戦闘機の波状攻撃と機銃掃射による戦果は、皆無だったかもしれない、

 4機が事故と不時着水で失われたこともあるが、

 イギリス艦隊が航空機の制空圏から逃れようと、回頭したのは、確かだろうし、

 そのため被害を増大させたかもしれなかった。

 なんにせよ。航洋型の14式戦闘機20機は、ドイツに売却され、

 100機の追加注文を受けた。

 

  

 イランと経済協定を結ぶことができたよ。

 石油が採れる国とは、仲良くしないとね。

 戦車と戦闘機と交換に油田の権利を分けてくれるらしい、

 どうも、日本の戦闘機と戦車が活躍してることをイランに知られているようだ。

 ていうか、戦車は、イギリスがマーク1を作って、フランスがこれからFT17戦車を作るから、

 日本がイランに戦車を輸出すると、ロシアより強くなりかねない、

 

 

 ロシアの代理人を極北島と塞氷島に連れて行くことになった。

 とりあえず、交換する、交換しないの前に、見ておきたいらしい。

 早く、交換したいね。

 北極圏は氷を押し割らないといけないからさ、

 燃料消費が激しいんだよ。

 

 

 

 7月

  ソンムの戦い(〜11月18日)

     イギリス軍13師団 フランス軍6師団   VS   ドイツ軍13師団 戦車100両

  日露協約会議

  ボーイング社創業(米ワシントン州シアトル)

 

 ユトランド沖海戦でイギリスは苦境に陥ったのか、

 日本と再同盟の打診をしてくる。

 これ以上、ドイツに戦闘機と戦車を輸出されては困ると思ったのだろう。

 

 

 そうそう、ロシア帝国が北極圏の日本領

  極北(ウランゲル)島(7850ku)

  塞氷(セヴェルナヤ・ゼムリャ)諸島 (37000ku)

 と、樺太(76400ku)を交換しようと言い出した。

 日本が得なんだけど、当然、ひも付き、

 代わり、イラン、オスマン帝国、オーストリア=ハンガリー帝国への武器輸出をやめ、

 ロシアに14式戦車と戦闘機を売って欲しいとか、

 まぁ この時代だと、戦車も飛行機も決戦兵器なのだろう。

 東部戦線がかなり困ってるらしい、

 しかし、戦後、兵器インフレになっちまうな。

 そうそう、極北島も塞氷諸島も、

 アマテラスと、大本信者が中心になってやっていたことだからね。

 政府の役人が、おれのところやってきたよ。

 当然、おれは “いいよ” って応えたよ。

 でも、戦車と航空機は、ドイツ、オーストリア、オスマンに売りたいし、

 戦闘機や戦車をロシアに売るのは嫌だから、独露講和の仲介に変えてもらいたいよ。

 このまま戦争を続けて、ロシア帝国が共産化するとまずいしね。

 そう、ロシア帝国を共産化させるための戦争でもあるのだから、

 でもまぁ ガラス繊維とか固定だし、バレちゃうとまずいかな。

 

 

 

 

 新聞を見ると、

 パリの北80kmでイギリス軍とフランス軍が反撃し、

 ソンムの戦いが始まる。

 両軍将兵100万が衝突する一大会戦で、第一次世界大戦で最大級の戦いになる。

 ドイツ軍がソンム戦いを乗り切れば負けはないだろう。

 この頃、ドイツの14式戦車のライセンス生産も進んでいたのか、150両を投入し、

 マーク I 戦車32両と砲撃戦となった。

 結果、14式戦車がマーク I 戦車を圧倒し、イギリス軍の侵攻を粉砕し、

 その後も兵力で劣るドイツ軍陣地を支え続けてる、

 とういうより、14式戦車は、全ドイツ軍陣地に分散配備され、守りの要になってるようだ。

 使い方が違うようだけど、まぁ いいや、

 

 

 あと、アメリカかな。

 未来のアメリカならともかく、

 この時代のアメリカは、大統領が勝手に他国と戦争できる国と思ってたら大間違い、

 戦争は、議会の承認がいる。

 大統領ができるのは、不当たりだしたハイチとドミニカの侵攻くらいか、

 それだって、軍事侵攻だし、政治的に無理をしている、

 対メキシコ戦争は、メキシコの反米謀略戦を発端にした防衛戦だから戦えるけどさ、

 対コロンビア戦争は、パナマ利権を守るためで、無理をしてるかな。

 それで、アメリカ軍は、

 対メキシコ戦争。対コロンビア戦争。イスパニョーラ島(ハイチ・ドミニカ)侵攻で苦戦してる、

 だって、おれ、反米勢力に資金援助したし、武器弾薬を転移させた場所を教えたからね。

 それに日本政府もなんのかんので、武器弾薬を援助したもの、

 いまは、アメリカの艦隊が海上封鎖してるから、中立国船でもいけないけどさ、

 ほかの南米諸国がアメリカを恐れたらしくて、

 日本の武器弾薬を求めるんで、対価の資源が入ってくるよ。

 当然、アメリカは、反日工作をするけどさ、

 まだ、サンフランシスコ地震救援と、タイタニック沈没救援の効果が残って、

 対日戦争まで、世論を高められない、

 史実でもそうだったけど、アメリカの参戦遅れは、手順のミスと、タイミングのズレだろうね。

 ユダヤ資本も史実より参戦が遅れてるからさ、困ってるだろう。

 まず国民に戦争させるには、故意に不況にして、国民を兵士にしないとね (笑

 

 

 8月

  第六次イゾンツォの戦い(〜8月17日)

          イタリア軍 22個師団  VS  オーストリア=ハンガリー軍 12個師団  戦車8両

  アメリカでフィリピンに関するジョーンズ法制定

 

 ドイツ、オーストリア、オスマンは、戦闘機と戦車のおかげか、盛り返してる。

 イギリス、フランス、ロシアは苦戦中みたいだ。

 アメリカは、中南米との戦争で、欧州参戦が遅れるし、

 侵略国家とか、交戦国は警戒されて、

 取引が、ほかの国に流れやすくなる、

 特に日本は、曲がりなりにも工業国だし、高みの見物ができて嬉しい状態かな、

 国家基盤の建設も進んでないのに戦争したがる軍属勢力がいるみたいだけどさ、

 踏み倒すか、紙幣ばら撒けばいいのに、

 戦争で国家財政再建とか金融が喜びそうな、馬鹿なの、みたいな、のがたくさんいる。

 

 

 

 9月

  第七次イゾンツォの戦い(〜9月17日)

    イタリア軍 歩兵240大隊 大砲1150門

        VS  オーストリア=ハンガリー軍  歩兵250大隊  大砲1070門  戦車5両  戦闘機5機

 

 オーストリア=ハンガリー帝国軍も戦車と戦闘機を日本から買って

 前面にお仕立て、イタリア軍を圧倒している。

 艦隊は、壊滅して戦艦は19696t級戦艦シュツェント・イストファンしか残っていない、

 戦闘機を爆装して、都市が艦砲射撃されるのを防いでるみたいだ。

 ていうか、イタリア海軍も23088t級コンテ・ディ・カブール型戦艦2隻と

 22900t級カイオ・ドゥイリオ型戦艦1隻の3隻しか残っていない、

 

 あと、オスマン帝国も日本製戦車と戦闘機を使って、ロシアに対して失地を回復しつつあるようだ。

 オスマン艦隊は、黒海を支配して、いつでも上陸できるけど、

 艦隊の補修が進んでなくて稼働率が低下、ローテーションは、戦艦4隻くらい、

 日露協議は、日本の同盟への武器弾薬輸出だけが問題になっていて、

 同盟への戦闘機と戦車の輸出をやめるのなら、

 北極圏の島と樺太島を交換してもいい感じで進んでる。

 もう、ロシアは日本と、ごねるほど、モスクワに近い国土が削られるから嫌なのかもしれない、

 ていうか、日本の仲介で同盟との講和に応じろよ。

 日露戦争やってないから史実と違って、人的被害が少ないみたいだけどさ、

 清露戦争の軍費だって大変だろう。

 皇帝を滅ぼすために戦争に誘導させられてるんだからさ、

 このまま戦争してたら、ユダヤ人が起こす革命でロマノフ朝が潰されるよ。

 革命と共産化で、ロシア帝国が滅ぼされちゃうよ。

 おれは、総理に頼んでロシア皇帝に戦争続けてたら革命されるぞって、親書を送って貰ったよ。

 

 

 

 10月

  寺内内閣成立

  第八次イゾンツォの戦い(〜10月12日)

      イタリア軍 20個師団  VS  オーストリア=ハンガリー軍 17個師団  戦車12両

 日本は、個人保証紙幣発行制度のおかげで、

 金塊を財源にしなくても良くなったので、人口自然増に合わせて、紙幣を増やせるようになりました。

 国民がどこに紙幣を預けるかってことなんだけど、

 安定の国債は、結構多い、

 あと、ローリスクローリタンな大手企業も多いかな。

 でも一番多いのは、顔見知りの地元優良企業とか、

 田舎とか、貧乏だと、仲間内と法人化して元金を分け合うとか、そんな感じ、

 ちなみに日銀の取り分は、製造費分とプラス利潤だけになりました。

 だけど、政府財政出動の時は、公定歩合を取るかな。

 

 

 朝鮮半島からの日本人帰還者が増えてるよ。

 10人に1人くらいか、

 神隠しを、おれのせいにされると困るから、

 子飼いの記者、著名人、作家、評論家、学者に、

 在日朝鮮人に拉致されたんじゃないのって、論陣を展開させたよ。

 こういうの情報戦だからさ、

 未来のマスメディアとかも、やってるでしょ

 子飼いの記者、著名人、作家、評論家、学者にミスリードさせたり、

 数字を改竄させたり、印象操作させたりとかさ、

 

 

 大本信者とアマテラスの収入が増えて結構楽になってる。

 もう、中東石油があるんだからさ、

 早く、不換紙幣にしようぜ、

 そうそう、原爆なんだけど、なんとなく進んでる気がするよ。

 でもウランだから、朝鮮人を使って作業させたほうがいいんだけどさ、

 どう、作業させたらいいか、わかんないんだよね。

 物理学とか、化け学とか、電気関係とか、

 それらしい新入社員を雇って細々とやってるけど、進まないな。

 やっぱ過去行く前に、原爆のつくり方くらい覚えとかないと苦労するぜ、

 でもまぁ テスラの電波送受信塔は、いい感じだよ。

 ひょっとしたら、洋上を移動してる軍艦に載せられるかも、

 あと、その技術を応用して、原子爆弾を作れるかもね。

 強い磁場とか磁界は、放射線に影響を与えそうだし、

 

 

 

 11月

  第九次イゾンツォの戦い(〜11月4日)

      イタリア軍 歩兵225大隊  大砲1390門

            VS  オーストリア=ハンガリー軍 歩兵200大隊  大砲990門  戦車14両

  アメリカ大統領選挙でウッドロウ・ウィルソンが再選

  ジャネット・ランキンが女性として初めて米国下院議員に選出

 

 30000t級大型石油タンカーが就航したよ。

 まぁ 大戦で不安だからこのくらいの大きさかな。

 そうそう、バスラ域(3000ku)と、ゲシュム島(1491ku)の緑化は、進んでるよ。

 やっぱし、石油があると、土木建設機械を動かせるし、公共投資と、設備投資も進むわ、

 あと、オスマン帝国頑張れ、オーストリア=ハンガリー帝国頑張れ、みたく、武器弾薬を輸出している。

 戦闘機は月産25機。戦車は月産25両。装甲車は月産10両にもなってるよ。

 そして、半分以上をオスマンとオーストリア=ハンガリーに売ってる。

 でもまぁ 戦車も戦闘機も数が少ないから防衛線を守るのが精一杯かな。

 

 

 

 12月

  マグドハバの戦い

     イギリス軍 騎兵旅団3個  ラクダ旅団1個   VS  オスマン帝国軍2000  戦車5両 戦闘機5機

  第38議会召集

  ロシアでグリゴリー・ラスプーチンが暗殺未遂

 

 おれ、大本系の武官をロシアに送ってたからさ、

 ユスポフ公とドミトリー大公があんたの命を狙ってるよって、教えさせたよ。

 おかげで、大公と公爵を警戒したラスプーチンが誘いに乗らず、

 それでも命を狙われたけどさ、

 日本軍武官に助けられて、命拾い、

 ラスプーチンは、貴族にとっても、革命派にとっても、邪魔だったんだろうね。

 てなわけで、助けさせました。

 

 そうそう、シナイ半島で起きたマグドハバの戦いは、オスマン軍が勝ったらしい、

 戦車20両を先頭にオスマン軍が突撃すると、

 イギリス軍陣地は蹂躙されて戦線は崩壊したらしい、

 

 なんか、イギリスが抗議しに来たけどさ、

 ドイツが売ったんじゃない、ってことにしたよ。

 

 

 

 

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 おれ、 千鶴子(30)   秋斗(10)  裕也(8)  史郎(6)  由実(4)

 

 

 史実  面積67万2100ku  総人口5563万人

 

 戦記  面積42万4249ku + 4万4908ku  総人口6330万人

  ゲシュム島(1491ku)  第01師団、第02師団、

  バスラ域(3000ku)  第03師団、第04師団、第05師団、第06師団、

  極北(ウランゲル)島(7850ku)

  塞氷(セヴェルナヤ・ゼムリャ)諸島 (37000ku)

    八十一(シュミット)島(467ku)

    八十(コムソモレツ)島(8812ku)

    西七十九(ピオネール)島(1527ku)   東七十九(十月革命)島(14204ku)

    七十八(ボリシェヴィク)島(11206ku)   小七十八(小タイミル)島(232ku)

 

  南基(ブーベ)島(58.5kku)

 

 

 

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第15話 1915年 『黒海と、ダーダネルス海峡と、アドリア海と、』
第16話 1916年 『人類史上最大の海戦』
第17話 1917年 『お、おれの不戦&公共投資ライフが・・・』