Vol.2 三郷市で有機栽培の小松菜を味わおう!  
いっ平さんと川瀬さんが訪れているのは、三郷市にあるTSURUOKA ファーム。三郷市は、江戸川沿いに位置し、東京に近いこともあって、小松菜を多く生産しています。      
 
三郷市 TSURUOKA ファーム

ハウス栽培と水栽培の2本立てで、一年中小松菜を作っています。7年ほど前から、無農薬・無化学肥料栽培に取り組んでいて、埼玉県で唯一小松菜の「JAS有機栽培」認定を受けています。
「TSURUOKA ファーム」代表
鶴岡英俊さん

「小松菜は、他の野菜と比べて、成長のサイクルが早いので、比較的作りやすいです。夏場だと、種をまいて25日間くらいで収穫できます」
 
小松菜の旬は冬。夏と比べて時間をかけて育つため(2ヶ月くらい)、味が凝縮されて、霜がはることで甘味も増します。
 
無農薬で大変なことは?

「害虫駆除の方法です。今は、ペットボトルの中に害虫誘引用の色紙を入れて、外側に強力なのりをつけて駆除しています」
さらに、JAS認定の有機栽培のためには、3年以上畑で農薬や科学肥料を使わないなど、厳しい基準をクリアしなければなりません。
 
 
無農薬で作ろうと思われたきっかけは?

「今の時代、安全で安心した食物が求められているので、そういった声に応えるために作り始めました」
 
 
ここで、鶴岡さんのお宅におじゃまして、奥様の千鶴子さんに、採れたての小松菜でおいしい料理をごちそうしていただくことに。
小松菜アイデア料理
【小松菜と厚揚げのメンマ炒め】
鶴岡千鶴子さん [3人前] 材料/小松菜200g、厚揚げ1枚、味付けメンマ50g

1.小松菜の芯の部分をざく切りに、葉は乱切りにします。
2.小松菜を芯、葉の順に炒め、しんなりしたら塩コショウで味付けます。
3.汁気が出てきたところで、湯通しした厚揚げを加え、最後にメンマを加えます。
この他にも、小松菜のハムチーズパイ、小松菜のキムチ和え、小松菜入り豆乳鍋などのアイデア料理が食卓に並びました。
「甘味もあって、このシャキシャキ感がたまりませんね〜」
 
カルシウムが豊富な小松菜は、この季節が旬!
ご家庭に一品、小松菜を加えてみてはいかがでしょうか?