2004年の購入記録


セントウルS
◎サニングデール
○チリエージェ
▲マイネルジャパン
△キーンランドスワン
×フサイチオーレ
サニングデールを軸馬にワイド流し。各1000円、計4000円
予想の自信度80%
スプリント実績で圧倒的上位なのを評価して59キロでもサニングデールを本命に。
今年の小倉組は、どの馬も勝ったり負けたりで一昨年のビリーヴや昨年のテンシノキセキほど
脅威を感じるメンツが不在。テンの3Fが33秒を切るか切らないかの超ハイラップの高松宮記念を
2着、1着している実力や阪神で連を外したことの無い安定感が生きそう。
1200mになってからの4年間でテンの3Fが緩んだテネシーガールの年以外は強い差し馬が突っ
込んできており、必ずしも一本調子のスピードと先行力だけで勝てるレベルのレースではないと思う
ので、上がり馬が頼りない以上は斤量がキツくても実績が活きると見ました。
レースインプレッション
チリエージェが好スタート、ゴールデンキャストが外目からスッと2番手。
しかしその後は先行争いはすっかり落ち着いて、見ていてすぐにスローとわかるくらいの緩い流れ。
テンの3Fは34秒6。仮にダートでもこんなに前半が緩むレースは珍しいです。こうなると有利なのは
前の馬。直線に入るとゴールデンキャストが先頭で内を割りながらキーンランドスワンが差し、その外
からフォルクローレ、さらに後方から際立つ末脚でサニングデール。チリエージェは少し差される結末。

このレースは恐らく本番のスプリンターズSでは活きないでしょうね。本番ではシーイズトウショウ、カ
ルストンライトオといった超強力な先行勢と激突。まずこんな緩い流れにはなりません。
全体上がりが33秒6の中で驚異的な後方差しで食い込んだサニングデールはさすがGT馬という強
さ。個人的には本番で通用するのはこの馬とキーンランドスワンくらいではないかと思います。
○のチリエージェは楽な展開ではあったものの、終いの瞬発力勝負で負けた印象です。もっと思い切
ってガンガン飛ばしていけばもう少し頑張れたかもしれません。
セントライト記念
◎コスモバルク
○スマートストリーム
▲マイネルポロネーズ
△ホオキパウェーブ
×トゥルーリーズン
コスモバルクを軸馬にワイド流し。各1000円、計4000円
予想の自信度95%
コスモバルクの実力はまともにぶつかればダイワメジャーは及ばず、キングカメハメハでも連れて
こないと通用しないのではないかと思います。しかも北海優駿では輸送を意識した明らかな重め残り
で、逆にひと叩きした分有利に戦えると思います。死角はありません
あとで一番期待しているのは阿寒湖特別組のスマートストリームとマイネルポロネーズ。今年の阿
寒湖特別は2分40秒6の好時計で、スマートストリームの時計は2分41秒4。この時計だけでも
ンハッタンカフェが勝った年、ファインモーションが勝った年を上回り、流れも前半5Fは60秒8と
例年にない速い流れで、しかも先行して後続を封じて粘るのですからこの馬は相当に強いでしょ
う。マイネルポロネーズは10着に負けていますが12キロ増の休養明けと考えれば無理もないで
しょう。基本的に2番手で突っ込んでくるのはこの2頭のどちらかと見ています。ホオキパウェーブは実
績。トゥルーリーズンはTVH賞と日高特別で鳴尾記念でウインブレイズ相手に見せ場十分の6着に健
闘したアスクジュビリー、函館記念3着のワイルドスナイパー相手になかなかの好勝負をしてみせた
のを評価します。
レースインプレッション
まさに圧巻。コスモバルクの実力がいかに抜けているかを知らしめたレースであったと思えます。これ
ではキングカメハメハ連れて来てって言う感じです。2F目から12秒以内のラップを刻み続けて1着・・。
殆どの馬であれば直線で持たないでしょう。ソレを先頭で押し切ってしまうのですから凄まじいです。
ただ逆に言えばそれだけの競馬をしても2着のホオキパウェーブとはクビ差で、無駄の多い競馬をした
と言う評価も出来ます。もう少し賢い競馬を出来れば本番の菊花賞でも安心してみることが出来そう
なのですが。

すみません。2着候補に指名したスマートストリームとマイネルポロネーズ、あっけない惨敗でした。
往生際の悪い言い訳をすればスマートストリームは激走の直後の今日のレースでの反動+使い詰め
の疲労、マイネルポロネーズは・・・・言い訳できないですね。体重戻ってましたし、パドックでは比較的
落ち付いていましたし。青葉賞の8着は完全に決め手で負けていたことを考えると実力で劣っていたの
かも知れません。
逆にホオキパウェーブには驚きです。まさかココまで強い競馬が出来る馬になっていたとは・・・・。
正直なところ、3番手候補は古馬重賞で通用する実力があるアスクジュビリー相手に好勝負をしたトゥ
ルーリーズンだけで十分で、ホオキパウェーブは他に買う馬が居ないからと言うのが本音でして・・・。
↑の予想のところ読んでもらえれば分かると思うのですが、ホオキパウェーブにはあまり注目してませ
んでした。あんな強い競馬できるなら菊花賞では要注意です。

ただ本番ではコスモバルクはどうするのでしょう?
昨年のようにハイペースで先行馬が次々にスタミナ切れを起こすようなサバイバル菊花賞か、今年の
天皇賞春のような大逃げ一人旅か。いずれにしても器用な競馬が出来なかったのが気になります。
オールカマー
◎ウインジェネラーレ
○トウカイオーザ
▲ダイワメジャー
△グラスエイコウオー
×ハイアーゲーム
ウインジェネラーレを軸馬に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度70%
とにかく3歳馬の実力がつかめない時期なので確固たる本命馬は不在ですが、その中で選ぶとすれ
ばウインジェネラーレで決まりです。ウインジェネラーレは今年の冬至S、AJCC、日経賞で中山のレ
ースを3連続連対。しかもスローからの瞬発力勝負や、切れ味が削がれるスタミナ勝負でも好走
しており、今回のオールカマーで一番頼りになりそうです。
対抗は前走で5着のトウカイオーザ。調教がパッとせず人気は無かったものの、終わってみれば中団
から力強く伸びて5着。これは評価できます。おそらく今回は争覇圏内ではないでしょうか。
ダイワメジャー、ハイアーゲームは一応抑えです。どちらも馬場や展開の助けがあっての好走でもある
と思っていますのでここは一応様子を見たいところです。
グラスエイコウオーは一昨年のAJCCと昨年のオールカマーの走りを評価します。ただ、あのときの状
態まで戻っているかどうか・・・。しかも馬場状態は良いので3、4コーナーで外回りを強いられるとかな
り心配です。
レースインプレッション
残念、連勝は止まってしまいました。
トーセンダンディはお見事。この馬は今まで2000mのレースで勝ったことが無く、前走の新潟記念で
もゴール前で末脚が鈍ってしまうあたり距離不安があって切りましたが、今となっては舐めていたとし
か言いようがありませんね。
ウインジェネラーレは普段と違って中団でしたが、どうにも置かれ気味で動きが悪く直線でそれなりに
伸びてきてやっと3着という感じです。やはりマイナス22キロは絞り込みすぎなのか、それとも本調子
ではなかったのかもしれませんね。やはり地力はあります。
トウカイオーザは良く伸びてきました。直線で3番手まで上がってきたときは期待したのですが、スーパ
ージーンとハイアーゲームに差され・・・惜しいです。ダイワメジャー&ハイアーゲームは様子見でしたが
現状では評判先行かもしれません。やはり朝日チャレンジカップ並の斤量差が無いとこんなものでしょ
うか。しかしダイワメジャーは負け過ぎです。
グラスエイコウオーは・・・・なんでこの馬を買ったのでしょうね。中山の開幕2週目、どう考えてもスロー
展開で3〜4コーナーは外回りを強いられる、さらに今は過去の実績ほどの勢いも無い、明らかに買え
ないことはわかっていたのに・・・。私もまだまだ馬券下手です。
スプリンターズS
◎サニングデール
○シーイズトウショウ
▲ナムラビッグタイム
△フェアジャグ
×カフェボストニアン
サニングデールを軸に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度90%
サニングデールはメンバー中では間違い無くスプリンターとしての資質で抜けているので自信を持って
本命に。33秒台の前半は付いて行く程度で後半で先行馬がバテたところを測るように差すのが
この馬の持ち味。好調さえ維持していれば必ず差してくる心強さは前半34秒台まで緩んだセントウ
ルSで直線で後方に置かれる展開でも突っ込んでくるあたりその信頼性は抜群です。コレで来ない
方が不思議でしょう。
シーイズトウショウは前走の函館スプリントSでGT馬らしさが感じられました。絶妙なペースで単騎逃
げるカルストンライトオをぴったりマークして、直線で鋭く差して後続を断つ末脚はGT馬らしさを
感じました。現に力の要る洋芝の函館での実績は直線の坂をあがったあとのもうひと踏ん張りで
確実に効果を発揮するので、そんな函館でパワー面もアピールできたのであれば切るわけには行き
ません。
あとの3頭も単調なスピード勝負では負けるけど、時計が掛かってパワーを要するレースなら良
いところを見せられるタイプの馬を。歴代のスプリンターズSの勝ち馬を見ても、質の軽いタイプのス
プリンターは直線の坂を上がったあとのゴール前の直線でもうひと伸びし切れずに負けている
に注目しました。やはり馬場は軽くても心臓破りの坂がカギになると思います。
レースインプレッション
カ・・・・カルストンライトオ・・・・。
レースを見ることができなかったのでインプレッションも何も無いですが、レースデータを見るかぎり4コ
ーナーで先頭のカルストンライトオが一気に引き離して、直線で後続を封じて勝ったようですね。
ナムラビッグタイムはカルストンライトオを追って先に息切れ。駿風Sでカフェボストニアンの2着に入っ
たモルフェデスペクタがバーデンバーデンカップで逃げるカルストンライトオと先頭争いをして先に息が
上がるのですから無理も無いでしょう。
サニングデールは前が完全に詰まって脚を余しての敗退のようですが、相手のシーイズトウショウ、ナ
ムラビッグタイム、カフェボストニアン、フェアジャグが大敗してしまったので意味ないです(泣)
今回はカルストンライトオを甘く見てしまったとしか言いようがありません。次ですね。
毎日王冠
◎テレグノシス
○ローエングリン
▲マイソールサウンド
△ヴィータローザ
×ブルーイレヴン
テレグノシスを軸に1000円づつワイド流し。計4000円
予想の自信度99%
東京競馬なら黙っていても突っ込んでくるのがテレグノシスと確信しております。軸はもうガチガチ。
言うまでも無く、東京コースでの断然の実績を買います。何せグリーンベルトに入り損ねて負けた昨
年の安田記念以外は東京芝コースで連を外していないのですから。台風の影響で仮に良馬場にな
ってもパンパンの状態は考えにくく、開幕馬場と言っても多少時計が掛かりそうなのも有利です。
相手筆頭にはローエングリンです。札幌記念ではあまりにもアッサリ交わされてしまいましたが、私が察
するにこの馬はマイルが最も向いているのであって、マイラーが2000mで走れば致し方ない負けで
しょう。世間はこの馬に融通性の期待を持ち過ぎているような気がしてなりません。
3番手にはマイソールサウンドです。東京実績が無いのが気になるので3番手評価ですが、この馬は
今年のマイラーズカップで昨年のレコード勝ち馬のローエングリンを破っているツワモノです。
今年の毎日王冠はそんなに荒れない気が・・・・。出走頭数少ないですし、伏兵が付け入る隙が少なそ
うがします。何故かオッズの高いマイソールサウンドやヴィータローザに期待したいところです。
レースインプレッション
確かにテレグノシスは強かったのですが、突っ込んできたのは低配当の2頭。ワイドでは尚更ですね。
スタートして間も無くは激しいテン争いがあったのでハイペースを予感したのですが、すぐにローエング
リンに先頭が譲られたため、急に落ち着いた流れになった感じです。メジロマントルあたりもう少し争う
かと思ったのですね。今日のローエングリンの鞍上は横山騎手だったからなのかもしれません(苦笑)
結果的にはローエングリンは全てが噛み合った競馬であったと思います。距離も丁度良い、ペースも
緩い、開幕馬場。そこで繰り出された末脚は逃げたにもかかわらず34秒台で、差し切ったテレグノシス
以外は完全に差しあぐねていたあたり、ローエングリンの強さは光っていたと思います。しかしそこで差
し切るのですからテレグノシスはすごいですね。毎日王冠でコレだけできるのですから天皇賞・秋に駒
を進めて欲しいものです。絶対買いますから(笑)
3着以降はローエングリンにこの競馬をされては手も足も出なかったようです。
ブルーイレヴンもヴィータローザも、プリサイスマシーンも差せなかったあたり、ローエングリンの能力は
衰えていないと考えた方が良いでしょう。しかし1800Mまでの馬と言うことも再認識できたと感じてい
ます。・・・・しかしヴィータローザかマイソールサウンドのどちらか1頭だけでも着て欲しい・・・(欲)
秋華賞
◎スイープトウショウ
○メイショウオスカル
▲グローリアスデイズ
△レクレドール
×ヤマニンシュクル
スイープトウショウを軸にワイド流し。計4000円
予想の自信度80%
スイープトウショウがどう動くか次第なので、現時点では突っ込んだ予想は出来ないのが本音です。
ただ言えるのはダイワエルシエーロ不在で先行争いが起こらず、ダンスインザムードにマークが回る
分だけ、流れはスローから3コーナーで激流になると思われます。
そこで生きるのは先行馬は粘り腰、差し馬は決め手であり、その辺を中心に決めました。
スイープトウショウはダンスインザムード以上に実力で勝っています。負けた阪神JF、桜花賞は
前が塞がって進路を失っているのであって、決め手は断然と言えるでしょう。ローズSは速い流れに
早仕掛けしてしまう騎乗ミスで、中団につける競馬ができるようになった分だけ安定感も付き、本当
に強くなっていると思われます。まず間違い無く突っ込んで来ると見ます。
メイショウオスカルはローズSこそ敗退しましたが、休み明け、前半5F58秒6のハイペース、逃げ
させたユタカの騎乗ミスと敗因はハッキリしています。今回はペースは緩みそうで、ひと叩きして息
持ちも良くなっているでしょう。直線まで好位で進めれば粘れると思います。
グローリアスデイズは切れる脚を持っていませんが、他の先行馬が潰れる中で末脚を保ち、スイ
ープトウショウを差し返すあたり、かなり実力を持っていると思います。
あとの2頭はスローペース、ハイペースのレースで良い差し脚をアピールしているので、○▲が破れ
たときに来そうな気がしますね。
レースインプレッション
なんと言う結末・・・・。いえ、的中したのは別にビデオ録画でチャンネルを間違えてサッカー中継
を録画してしまい、秋華賞が見れず終いで終わってしまったことです。なのでインプレッションの仕様
が無いのですが・・・・。
しかしスイープトウショウ、ヤマニンシュクルが3着のウイングレットに5馬身もの差をつけて勝利したと
言うのはすごいですね。4着のダンスインザムードの後はけっこう詰まっていた着差でしたので、いか
にこの2頭が強い競馬をしたのかと言うのが分かります。しかもそれはあの短い直線の中で起きたこ
となのですから・・・・。

見たかったです〜!!
菊花賞
◎コスモバルク
○トゥルーリーズン
▲ケイアイガード
△ホオキパウェーブ
×オペラシチー
コスモバルクを軸に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度90%
菊花賞の予想でハーツクライを注目される方々の予想はコスモバルクは引っかかって潰れる前提
の話ばかり。ハーツクライを耽美喝采する予想家はダンスインザダークの夢を見過ぎの気がします。
神戸新聞杯でもケイアイガードに封じ込められましたし、実力の差はハッキリとあると思います。個人
的にハーツクライの後方で無いと競馬が出来ない弱点を認めないのが気になるのですが。
コスモバルクの暴走の可能性は低いです。何故ならマイネルマクロスやスマートストリームのよう
なハイペースの逃げ馬が不在で、コスモバルクは先頭に立てば折り合う馬だからです。
コスモバルクの一番の強みは瞬発力で、その爆発力はスローペースの皐月賞で3〜4コーナーを大
外から捲くって33秒8の上がりを繰り出したのが証明しています。最内を走ったダイワメジャーが33
秒9なのですから、この瞬発力は半端なものではありません。一方で後方から追い込んだハーツクラ
イは差を詰めるどころか着順を下げる始末。
今年の菊花賞はあまりペースは速くならないと思いますが、コスモバルクが前でその他の有力馬の多
くが後方と極端な位置なので、ペース云々よりも仕掛けが早くなり、終いは根性勝負になると見
ています。トゥルーリーズンとホオキパウェーブはセントライト記念で12秒台のラップが続く厳しいレ
ース展開に耐えてコスモバルクに迫ったあたりスピードの持続力&スタミナは証明済みで、ケイア
イガードは神戸新聞杯でスローの中で先行し、後半を全て11秒台のラップで締めてハーツクライ
を封じ込めたのを評価します。オペラシチーはあまり調べていませんが、血統と上積みで。
個人的には芝丈が14センチと長い分、後方から瞬発力頼みという馬には厳しいと思います。
レースインプレッション
最後の直線でデルタブルースに激しくぶつかりながらも先頭を譲らずに粘るコスモバルクに『どうか
このままゴールまで持って』と祈るうちに脈が大きくなり、デルタブルースがゴールしたことも頭に無い
まま、コスモバルクがゴールした時には溜め息をついて涙を流していました。
今日の敗因はただひとつ。コスモバルクに対して馬券でビジネスライクに割り切れなかったこと
に尽きると思います。本来なら予想印は◎ホオキパウェーブ△コスモバルクであるべきということは分
かっていたのですが、どうしてもコスモバルクを割り切ることが出来ませんでした。バルクなら何とか
やってくれるという思いがあまりにも大きかったのです。
展開はコスモバルクに味方すると↑の予想で計算して、勝算ありと判断しました。結果はほぼ計算
どおりでしたが、それでも勝てなかったのは距離の限界であったのでしょう
なのでどんな有力馬が居ようがコスモバルクの本命は変えるつもりはありませんでしたし、コレでハズ
レたら仕方が無いと思っていましたので今回のハズレは気にしておりません。それでもコスモバルクを
ゴール前ギリギリで差して馬券をハズレにしたオペラシチーは複雑なものがありますが(汗)
天皇賞・秋
◎テレグノシス
○ツルマルボーイ
▲バランスオブゲーム
△ヒシミラクル
×ゼンノロブロイ
テレグノシスを軸に1000円づつワイド流し。計4000円
予想の自信度85%
道悪馬場では先行有利と散々言われていますが、それでも私は差し馬からです。
テレグノシスとツルマルボーイは半端な追い込み馬ではありません。ハイペースでもスローペースでも
息の長い末脚を生かして東京競馬の直線で何度も追い込みを決めているのです。テレグノシスの
東京での敗戦は日本ダービーと昨年の安田記念ですが、昨年の安田記念はグリーンベルトに入り損ね
た馬場の差によるもので、逆に言えば条件さえ一緒なら何の問題もないと思います。昨年のジャパ
ンカップでのタップダンスシチーの逃げ切りが印象的ですが、直線での後続との差を考えれば9馬身差
は必然で、ザッツザプレンティは差されかけていることを考えれば強い馬に単騎で逃げられない限り
道悪だからと言って先行馬が有利と言うわけではないことが読み取れます。
ただ、東京で追い込みを決められるほどの強い追い込み馬に限った話で、基本的に実力があるので
あれば、先行馬は怖いと考えます。そういうわけでバランスオブゲーム、瞬発力が削がれるのは否め
ないとしてヒシミラクル、瞬発力に頼るところがあるのが心配なものの総合力でゼンノロブロイを。
レースインプレッション
何と言えばよいのやら。5頭の中で3着以内に入ったのは、×ゼンノロブロイのみ。今日は完敗です。
今回の敗因は数多いですが、大きな2つの敗因はテレグノシスを過信したこと、Bコースになって
内外関係無い馬場になっている影響を軽く見すぎたことに尽きるのではないかと思います。
毎日王冠や安田記念の走りを見る限りテレグノシスは崩れないと判断したわけですが、今回は安田記
念と違って前半の流れが緩んだこと、馬群が内に殺到せずに横一杯になって大外の大外を走ら
されたこと、この2つ以上にもともとテレグノシスに2000Mは厳しかったことが挙げられます。
現にツルマルボーイは外からグイグイ脚を伸ばして4着好走しているあたり、この辺は言い訳が出来ま
せん。展開や馬場差云々以前にテレグノシスを過信した時点でアウトでした。ヒシミラクルも同じです。
しかし幾らこちらの敗因を探しても2着ダンスインザムード3着アドマイヤグルーヴは全く謎です。
私はこの2頭に牡馬に勝るほどの力があるとは思っていないのですが・・・・。分かりません。
レース映像は見ましたが、外にコースを取った馬の距離損が響いたようにしか見えないんですよね・・。
今日はテレグノシスは別にして分かりません。岩元調教師曰く『コレが競馬だから仕方がない』です。
アルゼンチン共和国杯
◎ハッピールック
○ナムラサンクス
▲チャクラ
△マーブルチーフ
×トレジャー
ハッピールックを軸に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度95%
今週の東京競馬のレース内容を見る限り、明らかに時計が掛かっています。土曜日の最終レースは
1600mで勝ち時計が1分34秒4。前半47秒、後半47秒4とほぼ力を出し切った内容でこの時計です
から、恐らく先週の道悪競馬と20cmまで伸びた洋芝の影響があると考えられます。時計の掛か
る洋芝といえば夏の北海道シリーズ。函館と札幌でみなみ北海道S、札幌日経OPの2600mOP2勝
しているハッピールックに自ずと本命印が行きます。札幌日経OPよりも斤量が軽くなり、ペリエ騎手騎
乗となれば絶好の舞台。まず突っ込んでくると思います。
ナムラサンクスは今年のダイヤモンドS勝ち馬でスタミナ十分。しかも後の阪神大賞典でも3着のファス
トタテヤマに僅差の4着となかなかのスピードも乗っており、いわゆるジリっぽいステイヤーと言えるでし
ょう。芝が長く時計が掛かっているので瞬発力は活きないと思われる馬場では有利です。
チャクラ、マーブルチーフの京都新聞杯コンビも切れる脚のつかえないジリっぽいタイプです。チャクラは
超ハイペースの目黒記念でスタミナを活かして勝ちましたが、流れが緩みそうなメンバーですし・・・・。
マーブルチーフも切れる脚がつかえないタイプなのですが、時計が掛かる馬場でも惨敗経験があり、掴
み所が無いところがあります。個人的にはこのレースはマーブルチーフは距離が長く、チャクラは距離が
足りないような気がしないでもないですが。トレジャーは元々分かりません(笑)
レースインプレッション
ん〜、ハッピールックでは力が及ばなかったと言うことでしょうか。確かに時計は掛かったのですが・・。
流れが予想以上に緩んだうえに直線での瞬発力勝負では不利は避けられなかったのかもしれません。
現にハイペースの目黒記念で1着2着したチャクラ、トレジャーが惨敗しているあたり、やはり流れが違
ったとしか言いようが有りません。とは言ってもやっぱりハッピールックでは一歩足りなかったです。
今日はこのくらいしか言うことがありません(泣)
福島記念
◎トウカイオーザ
○アサカディフィート
▲コイントス
△トキノコジロー
×カナハラドラゴン
トウカイオーザを軸に1000円づつワイド流し。計4000円
予想の自信度80%
はっきり言って情報不足です。でも波乱を期待して買います。
土曜日現在のオッズでは12番人気もトウカイオーザを軸に。今回は絶好機です。
休養明けはあと一歩のレースが続いていますが、オールカマーでは比較的緩やかに流れてトーセンダ
ンディには絶好の流れであったにもかかわらず、メンバー最速の上がりを繰り出し、ゴール前であわ
やの見せ場を作った辺り、この馬の力はそれほど衰えていません。さらに人気どころにそれほど引
けを取らないにもかかわらず3年ぶりに55キロまで斤量が軽くなったのは明らかに有利です。
アサカディフィートは安定感、時計の掛かる芝コースでの実績、これらを考慮すると外せません。
コイントスは骨折が原因で破れた京都新聞杯以外は芝では全て3着以内。コレも外せません。
トキノコジローは血統的には重い芝型。ダービーGPでの大捲くりはココで活きないかと思います。
レースインプレッション
参りました。4連敗です。菊花賞の時は『すぐにこのくらいの負けは取り返せる』なんて言いましたが・・。
しかしJRAのハンディキャッパーの見る目の凄さに脱帽です。ハナ、クビ、アタマといった微差の連続で
実質ほとんどゴール前横並びのレースを作ってしまうのですから。コレには驚かされました。
トウカイオーザは鞍上の手が常に動いており、予想以上に置かれ気味の競馬を強いられたようです。
無理もありません。流れが緩んだ今年のオールカマーで道中最後方から突っ込む競馬スタイルでは少
しでも距離が短くなれば距離不足が出ることは有り得ます。トウカイオーザに2000mは距離が足りな
いと言う危惧はありましたが、それ以上に福島の荒れた馬場+渋る可能性大なことからスタミナ切れを
意識した結果、距離は問題無いと思ったのですが・・・・。
しかし見ごたえのあるレースでした。こういうレースはイイですね。馬券が当たれば尚良いですが(笑)
マイルチャンピオンシップ
◎テレグノシス
○アドマイヤマックス
▲メイショウボーラー
△ラクティ
×デュランダル
テレグノシスを軸に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度85%
今回の本命は天皇賞で予想外の大敗を喫したテレグノシス。敗因はハッキリしていて前半60秒1後半
58秒8のスローペースBコース変更で内有利の中での大外追い込み2000mノメる馬場
逆に言えばコレで勝てば本当にたいしたものです。トニービン産駒は京都が苦手とよく聞きますが、テン
ザンセイザ、サクラヴィクトリア、レディパステル、エアグルーヴ等しっかりと突っ込んできており、苦手な
のではなく堅実と考えています。展開次第でしょうが、今年のマイルチャンピオンシップは力の要る馬
場で時計が掛かりそうなので、一瞬の切れだけでは勝てないと思います。
アドマイヤマックスは富士Sの内容が見事。前半46秒5後半46秒8の平均ペースながらもテンと終い以
外は全て11秒台の淀みの無い流れのなかで中団待機から直線で馬群が開くと同時に多少追っただけ
で圧勝する勝ち方は本当に実力のある証です。この馬も勝ちそうな雰囲気を感じます。
メイショウボーラーは雨の降るスワンSで先行馬が総崩れになる中で最後まで粘りこんだ1頭。桁違いの
スピードで好位をとり、そのまま粘りこむ競馬スタイルができるくらいに復活してきている証で、ココは怖
いと考えます。
ラクティは実績と予想される馬場の状態から本命には出来なくても切れません。デュランダルは保険(笑)
レースインプレッション
何とか、何とかの的中でした。直線でテレグノシスが前を遮られた時に敗退を覚悟したのですが、そのす
ぐあとにデュランダルに負けず劣らずの末脚を繰り出して3着。やはり京都ではトニービンは堅実です。
ただレースの流れは前半46秒6、後半46秒4と実質はスローに流れたにもかかわらず、先行馬は1頭
も粘れず、上位は差してきた馬ばかりと言う不思議な結果になりました。11秒ラップ連発で先行馬にして
みれば息の入れるところが無かったのかもしれません。個人的にはギャラントアローが小さく見えました。
デュランダルはどんな展開でも切れますね。ギャラントアローとマグナーテンが大きく後続を引き離して、
後続馬にしてみれば実質スローに近かった昨年のマイルチャンピオンシップでも差し比べを制し、今年の
淀みない展開でも同じ脚を使って確実に差す。一見簡単なようですが、他馬より桁外れの瞬発力とゴー
サインに素早く反応するところが無いとなかなか出来ません。(テレグノシスはデュランダルよりも長続き
する脚を持っているのではないかと思います)本当に強い勝ち方であったと思います。
メイショウボーラーは最後までよく粘ったのですが、ゴール前で息が上がりました。他の先行馬どころか
差し馬も直線半ばで脚があがるくらいですから、最後に一杯になる流れだったのでしょうか、もしくは内
側は馬場が相当荒れていたのか。現に内から順に脚があがっているような感じがしていましたし。
まあ何はともあれ連敗ストップ。次も勝てると良いのですが。
ジャパンカップ
◎ホオキパウェーブ
○コスモバルク
▲ウォーサン
△デルタブルース
×ハイアーゲーム
ホオキパウェーブを軸にワイド流し。計4000円。
予想の自信度80%
前売り8番人気も思い切ってホオキパウェーブから。
今年のジャパンカップ、いえ現在の東京競馬は時計が掛かっているので瞬発力だけの馬では不利
なのではないかと思います。しかしそんなにハイペースになるとも考えにくく、最後には総合力がモノを言
うレースになるのではないかと思います。そんな中でホオキパウェーブをあげました。
ホオキパウェーブは個人的にスタミナタイプでスピードも持ってはいるがズブイ馬であると思います。
だから瞬発力勝負にはならなかったセントライト記念や菊花賞で2着になったと思います。どちらも3コー
ナーから一気に追い出して、追いまくったままゴールまで走り切るというレースセンス。つまり追うほど伸
びる馬で、逆に言えば追える騎手で無いとダメなのではないかと思います。終いまで伸び脚を維持
できそうな感じなので、2勝馬というところはありますが本命に決めました。
コスモバルクは実力は間違い無く買いますが、乗り代わりという点から印を薄くしました。誰もがルメール
騎手に騎乗変更と言うのをプラスに考えていますが、気性難馬のテン乗りと来れば不安大です。
ウォーサンは現在の時計の掛かる馬場が合いそうなので買いました。ただやはり後方から追い込む競
馬は不利ですので、その辺を知っていると思われるファロン騎手に何とかしてもらいたいです。
デルタブルースはホオキパウェーブよりも強い競馬をした菊花賞や、時計的にも内容的にも良い前々走
から考えれば好走の可能性十分。しかし如何せん東京実績が未知数に近いので評価を下げました。
ハイアーゲームは前2走の大敗が不安ですが、東京での信頼性を買って。
基本的に古馬が出していないレコードタイムを連発している今年の3歳馬は強いと見ます。
レースインプレッション
どうしたホオキパウェーブ?!
・・・・としか言いようが有りません。道中は最後方もペースは速いのでありえなくも無いことは理解できま
す。しかし3コーナー手前でも動かない、3〜4コーナー中間では馬群から離され、直線ではフラフラ・・。
一瞬故障したのかと思いました。レース後の談話では芝の荒れた部分を走っている時に下を気にしてレ
ースに集中していなかったのだとか。不運・・・・としか言えません。まともに競馬していればポリシーメイ
カー、デルタブルースらと好勝負できるくらいの力量の馬ではあると思うのですが・・・・。
それにしてもゼンノロブロイは強いですね。直線の坂に入ってからの伸び脚は群を抜いていました。この
馬にとっては前が早くなって、3コーナーで流れが緩んで直線での攻防が有利に働いたと言うのもある
みたいですが、それでもこの馬は強いです。天皇賞を勝って完全に吹っ切れたのでしょうか?
コスモバルクは本当によく頑張ったと思います。ポリシーメイカーをゴール前で差し返し、デルタブルース
も一緒に封じて2着を確保してしまうのですから。差し馬有利に流れたこのレースで、終いに後続馬を差
し返すなんて言うプレーはなかなか見られません。有馬記念では再び五十嵐冬樹騎手が騎乗するとい
うことらしく、有馬記念では再び本命予定です。
しかし今年の外国馬も物足りませんでしたね。ポリシーメイカー、トータルインパクトも4着。いえ、着順は
別に、と言うか明らかに外国パワーと言うのが無くなってきているような感じがするんです。
メアジードーツやスタネーラの時代の話では無いですが、外国馬が日本にやって来るということに何か
ワクワクドキドキするものが無くなってきているような感じがします。インパクトが落ちた気がするんです。
国内最大の国際レースなのですから、外国馬にもっと大活躍してもらって盛り上げて欲しいと思います。
阪神JF
◎ライラプス
○カシマフラワー
▲アンブロワーズ
△ショウナンパントル
×モンローブロンド
ライラプスを軸にワイド流し。計4000円。
予想の自信度50%
今回はどの馬にも突っ込んでくるチャンスがあることや、馬場状態の関係もあるので自信持てません。
ただ、能力の高さを証明しているライラプスを本命に挙げます。その根拠はデイリー杯2歳S。
デイリー杯は京都外回りのマイル戦では前半4Fの時計が46秒5と言う2歳馬としては猛烈と言って良
ラップが出ています。その結果、直線半ばで先行馬がスタミナ切れをきたして皇族場に指されるという結
果になりました。しかしそんな中でライラプスは先行で粘って2着を確保したのです。オープン勝ち実
績のある牡馬エイシンヴァイデンを競り落として。こんなマネが出来るとなれば相当強いはずです。
ファンタジーSは出遅れたのが敗因でしょう。ファンタジーSはデイリー杯よりも距離が短いのに流れが緩
く、毎年ハイペースになりがちの阪神JFの特徴から言えばデイリー杯の方が距離的にも直結するはず。
相手の馬は迷いに迷いましたが重賞実績、特に牡馬相手での実績を考慮に入れました。・・・しかし、
2歳夏場までの牡馬と言うのはむしろ牝馬のほうが強いということも多々有るのでなんともいえません。
しかしライラプス、ショウナンパントルは秋での実績ですので、間違い無く実力があると思います。
まあこのレースは結果が出るまで分からないレースなので、ちょっと自信無いです(苦笑)
レースインプレッション
直線半ばで全馬の位置取りが180度変わってしまったレースでした。何度見てもこれほど鮮やかに先行
馬集団と差し馬集団がタイミング良く入れ替わるレースも珍しいのではないかと思います。
本命に売ったライラプスを評価した理由はあくまで先行してのスピードと粘り腰の渋太さに尽きます。
2歳牝馬の段階では先行して粘り切るのが困難な阪神JFで、唯一粘りきれるのはこの馬と言うワケで本
命に指名したのですが・・・・ユタカは無謀?と言われても仕方のない追い込み策を取ります。
確かに逃げ、先行馬が全滅したあたりは読みはあっていると思うのですが、ライラプスに他の差し馬を相
手に切れ味で勝てると考えるのは幾らなんでも甘いでしょう。ファンタジーSでは追い込んで逆に切れ負
けして、しかも同じ相手が居るのですから。正直、ユタカの乗り方を少し疑ってしまいました。
カシマフラワーは直線で先頭に立ちかけたのですが、直線半ばでスタミナ切れしたあたり、後のフェアリ
ーS、フィリーズレビューあたりで巻き返してくるのではないかと思います。
アンブロワーズ、ショウナンパントルは差し馬勢のなかでも特に力強い伸びを見せたあたり、能力で1歩
抜けているような感じを受けました。ラインクラフトはさらに負けてなお強しの印象でしたが・・・・。
個人的には上位3頭は桜花賞でもかなり有力なのではないかと思います。特にアンブロワーズは休み明
けだったりとローテーションでも不利があったのは否めず、それで2着と言うのは凄いですね。
CBC賞
◎メイショウボーラー
○キーンランドスワン
▲シーイズトウショウ
△ゴールデンキャスト
×タマモホットプレイ
メイショウボーラーを軸に1000円づつワイド流し。計4000円。
予想の自信度95%
今回はメイショウボーラーからワイド流しです。て言うか、この馬くらいしか軸にできる馬が居ません。
今年のCBC賞はBコース変わりで内枠が絶好の馬場。ギャラントアローは何が何でも逃げると思わ
れるので逃げさせておいて、外目からスッと2,3番手が取れそう。そこから直線で抜け出せばもう止ま
りそうにありません。京都開催は早いうちから内が荒れてしまって外差し馬場になったためにスワンS、
マイルチャンピオンシップ共に敗退しましたが、思えば先行勢で一番着順が上だったのは紛れもなく
メイショウボーラー。今回は信頼度が高そうです。
キーンランドスワンは今年の高松宮記念3着。今年の高松宮記念は先行馬が良く粘り、中京巧者サニ
ングデールと切れ味抜群のデュランダル以外では差しが届かず、その中で伸び切れたのがキーンラン
ドスワン。何度となく内差しで好走してきており、馬群を裁いて突っ込んでくる可能性は高そうです。
シーイズトウショウは昨年の覇者で今年も函館スプリントSを制しており力は衰えていません。
ゴールデンキャストはセントウルSはフロックとしか言い切れず、タマモホットプレイはあの外差し馬馬と
なったスワンSでの実績をどうみるか疑問。アドマイヤマックスが4着と言うのはどう見るべき・・・・?
レースインプレッション
そ・・・・そんなのあり?!・・・・って言いたいレースでした。
ギャラントアローが逃げない。いや、形式的には逃げていると言えるでしょうけど、こんな逃げはギャラント
アローに相応しくないですよ。ギャラントアローはスタートから手綱しごいて凄いアクションで逃げてこそギ
ャラントアローではないですか。はうぅぅ・・・・。
ペースがスローになってしまったがために隊列はゴチャゴチャ。本命のメイショウボーラーは完全に馬群
に閉じ込められてしまい動くに動けず。そのまま直線に向いてスローからのヨーイドンの展開で、外から
差せというのは酷すぎです。よく4着に突っ込んできたものだと言う感じです。
ゴールデンロドリゴの最大の弱点、前半飛ばすと末脚が不発になると言う弱点はこのスローペースでカ
バーされたために、内外関係ない馬場も手伝って大健闘の2着。この馬何気に凄い中京巧者です。
しかし前半の流れが緩んでしまったがために、格下の馬が1着、2着、3着独占と言うのも・・・・。
荒れて配当的には凄いけど、レース内容はつまらない。そんなレースであったような気がします。
しかしこの内容で3ヵ月後には高松宮記念戦うのですから、スプリント戦線はどうなるのでしょうか?
有馬記念
◎タップダンスシチー
○コスモバルク
▲ゼンノロブロイ
△デルタブルース
×ダイタクバートラム
タップダンスシチーを軸にワイド流し。計4000円。
予想の自信度85%
タップダンスシチーに全てを賭けます。今年の金琥賞、宝塚記念の力が出せれば間違い無く勝てます。
今回のタップダンスシチーは次上がりに関してはなんとも言えません。しかし佐々木調教師や佐藤騎手
のコメントを見る限り、力が戻っているのは間違い無さそうです。後は実戦の息持ち次第・・・・。
ただ出馬票を見る限り、タップダンスシチーが自分の競馬をする材料は揃っています。
コスモバルクが引っ掛からない限りハナは切れそうです。コスモバルク以外は引っ掛かって猛ラップ
を作ってしまう恐れのある馬も不在で、恐らく昨年のようなことにはならないでしょう。
コスモバルクはジャパンカップで抑えが効いたのが良いです。ただ距離は限界ギリギリな上に、1周目
ホームストレッチで掛かる馬が続出するコース形態、コーナーが多く流れが緩みやすい傾向。
これらを考えるとコスモバルクはどうしても○まで。この馬はやはり2000がベストと思います。
ゼンノロブロイは実力的には明らかに◎なのですが、心情的にココまで。私の主観をお許しください。
デルタブルースは急速に力をつけてきた雰囲気です。中山実績がイマイチなのですが、成長度に期待。
ダイタクバートラムは1800mでも3600mでも素晴らしいパフォーマンスをしており、実力的には上位と
変わりません。ただ超一流クラスとの実戦経験が足りないことから、今回は様子を見ることにします。
今回も完全に感情予想です。しかしタップダンスシチーの宝塚記念の走りがもう一度見たいです。
ガンバレ、タップダンスシチー!!
レースインプレッション
ありがとう、タップダンスシチー。有馬記念のタップダンスシチーは本物でした。
好スタート、無尽蔵のスタミナを信用してハナを奪う騎手、ハナを切ったら相手を寄せ付けないスピード、
まさにタップダンスシチーの良さが出ていました。コレがこの馬の強さです。
レース展開はほぼ自分の予想したとおり。外れたのはゼンノロブロイがタップダンスシチーのマークに回
ったこと、コスモバルクが引っ掛からず後方でジッとしていたことです。ゼンノロブロイのペリエ騎手はタッ
プダンスシチーが仕上がっているかどうかと言うことは別に考えても、タップダンスシチーがペースを握る
事を頭に入れていたのでしょう。しかしあのとんでもないペースで2番手にキッチリ付けて、直線で差し
切るのですから、ペリエ騎手の技術はもとよりゼンノロブロイ自信の地力がすごいのでしょう。まさに鬼
に金棒。しかしここまでレコードタイムが更新されるとダイユウサクをはじめ、過去の名馬の栄光が薄れ
そうな気がするのですが。今回のレースも馬場が影響していたのは間違い無いでしょうし。
コスモバルクは田部調教師と五十嵐騎手の話によると、かなり重め残りだったとか。コレだけの厳しい
ローテーションで常に好走をしてきただけに疲労があって当然なのですが、本当にタフな馬です。これ
だけ丈夫な馬なら来年もきっと活躍してくれるでしょう。この馬には地方在籍馬初の芝GT制覇という
大きな目標がまだ残っています。有馬記念の敗退はは越年と共に忘れましょう。
しかしこんな全く隙のない流れではダイタクバートラム、デルタブルースは力が及ばなかったようです。

しかし、何とか最後に勝って年を締めることが出来ました。個人的にはタップダンスシチーはかなりのリ
スクを感じていましたが、どうしてもこの馬を本命にしないと気が済みませんでした。凱旋門賞の敗退で
一気に評価を下げられ、帰国後のタップダンスシチーに対する世間の視線が冷たかったからです。個
人的には何が何でも今年の宝塚記念の時のタップダンスシチーの姿を見せて欲しかったワケです。
そしてダイタクバートラムと迷いに迷って切ってしまったシルクフェイマス。またも詰めが甘かったです。
何故かこの馬、舐めていつも失敗してしまうんですよね・・・・。
まあそんなわけで今年の競馬はハッピーエンド。ありがとう、タップダンスシチー!!




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