2005年の購入記録



中山金杯
◎クラフトワーク
○エイシンチャンプ
▲アサカディフィート
△ストロングブラッド
×アルスブランカ
クラフトワークを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。6点計3000円。
予想の自信度60%
さすがに3連複ですから簡単に当たらないと思いますが、ワイドの低配当にはウンザリですので・・・。
本命はクラフトワーク。東京新聞杯の速い流れや、高速決着に終わった函館記念を考えれば、芝の状態の良い
中山金杯では大いに突っ込んできそうです。とは言え函館記念以来なだけに、仕上がり次第でしょうか。
エイシンチャンプは鳴尾記念の粘り方を見て多少復調気配?とは言え馬場が渋っていたので少しアテにならない
かもしれません。アサカディフィートはココ数戦続いている出遅れ癖さえ出なければ実力的には大丈夫でしょう。
ストロングブラッドはカブトヤマ記念を制していることや、福島記念で2着しているのは強いですがこの馬は全く切
れる脚がつかえないのでハイペースで無いとツライです。アルスブランカは53キロ+江田騎手で何とか変われな
いか・・・・と考えています。正直メンバー手薄なので2着くらいまでならあるかもしれません。
レースインプレッション
クラフトワークこそ来ましたがエイシンチャンプは4着、アサカディフィートは5着。僅かな差。コレも競馬ですかね。
馬場状態と実力を考えれば自然とクラフトワークが本命にあがったので、それだけは良し。
レースを見れなかったのでどうインプレッションすればよいのか分かりませんが、それにしても惜しかったです。
ストロングブラッドはある意味予想通り。荒れ芝、もしくは不良馬場で時計が掛からないと不利なのは分かってい
ましたが、この馬はどうにも捨て切れませんでした。レースの途中順位を見ると、完敗のようです。
・・・・ふう、レースを見ていないとどうインプレッションして良いのやら。ガーネットSからが本番ですね。
シルクロードS
◎ギャラントアロー
○ゴールデンロドリゴ
▲プレシャスカフェ
△トップパシコ
×コンコルディア
ギャラントアローを軸に500円づつ軸馬1頭流し。6点で計3000円。
予想の自信度50%
ギャラントアローを本命に流すと言うのにかなり勇気が要りました。最近少し元気が無いですからね。
ギャラントアローの最大の強みはテンの脚で流れを速めて後続に脚を使わせ、終いの粘りで強引に後続をねじ伏
せるというレースができると言う点です。ここ最近はテンからの二の脚が出ない、終いの粘りが一息、という感じ
でしたが、CBC賞では流れが緩んだためかもしれませんが過去の粘りが戻ってきたと言う印象でした。CBC賞
は流れが緩んだために瞬発力勝負になってしまったためかもしれないと考えれば、だいぶ復調しているかもしれ
ません。かなり勇気が要りますが馬名を見習ってギャラントアローで行きます。
ゴールデンロドリゴは函館スプリントSでも突っ込んできたように、流れさえ向けば一発があります。CBC賞で予
想以上に強い競馬をしてみせたので、ひとつ乗ってみます。プレシャスカフェはこの勢いが本物かどうか、というと
ころです。CBC賞は流れが緩んでいたのは事実で今回が勝負どころと思います。
トップパシコは前走であれだけの時計を出して勝って今回53キロと有れば見過ごせません。
コンコルディアは1200mで完全連対を果たしているとは言え持ち時計が心細いです。53キロと言えど牝馬です
ので実質55キロと決して斤量を恵まれているとは言えず、×印までです。
レースインプレッション
いや〜、ギャラントアローが控えたので驚きました。
ギャラントアローはスタートを切ったら幸騎手が押して押して何が何でもハナを切る、と言うのが普通(昨年の高松
宮記念、京王杯スプリングカップは印象的)でしたので、正直なところヒヤヒヤものでした。しかし3〜4コーナーで
は外から力強くせまり、直線では堅実に伸びてトップパシコを抑える先行策としては上出来な内容と思います。
いや、今まで一本調子で逃げていた時よりも幾分強さらしいものさえ感じました。
プレシャスカフェはギャラントアローを一枚上回る良い内容であったと思います。馬場の内側が少し荒れていると
いうこともありますが、リミットレスビットとの末脚、競馬の内容が違いました。CBC賞3着がフロックとまでは言い
ませんが、プレシャスカフェとは実力の違いが出たと言う感じがあります。
トップパシコは前走で57、5キロを背負って1分7秒台の時計で楽勝したのですから、ここでも通用するとは睨ん
でいました。今回単騎で逃げることが出来たのが好走の要因でも有ると思いますが、ギャラントアロー以外の先
行馬が直線で軒並み脚が止まったのを考えるあたり、3着と言うのはかなり大きいような感じがします。
個人的にはプレシャスカフェはもちろん、ギャラントアローも通用しそうですし、トップパシコも展開次第では充分食
い込めそうな感じを受けました。後続馬の中には大きな不利を受ける馬こそいましたが、それでもこの3頭が少し
抜けていた、そんな感じがするレースでした。
ダイヤモンドS
◎グラスポジション
○コイントス
▲ラヴァリージェニオ
△タニノエタニティ
×ワンダードリーム
グラスポジションを軸に500円づつ3連複1頭軸流し。6点で計3000円。
予想の自信度70%
ハイアーゲームだけが怖い、そんなフレーズがピッタリの馬券となりました。とは言えハイアーゲーム、他の4歳馬
に比べて背負わされ過ぎな点は否めません。青葉賞、日本ダービーの時計は例年より2秒速かったと考えれば
この馬の実力が見えてくる、あくまで個人的にそう思うのですが。この馬はスタミナ切れが心配なので切り。
本命のグラスポジションはブログで書いたとおり!前走では末脚が爆発せず終いで集中力UPのために対策を取
ったとのこと。さらに柴田騎手に勝つ競馬をするようにという指示まで。柴田騎手は意外と東京巧者で、東京では
堅実な成績挙げていますし、ここは余計な疑いをせずに本命で行きます。
コイントスはスローペースに持ち込むことが出来れば好走は充分ありえるでしょう。今回は3400mで瞬発力が
削がれることは目に見えています。タニノエタニティにも言えていることですが、日経新春杯は完全に瞬発力負け
でサクラセンチュリーに34秒フラットの末脚を使われては手も脚も出ません。今回なら勝負できます。
ラヴァリージェニオ、ワンダードリームは坂のあるコースでの長距離実績を買いました。直線の坂の有無で2500
m、2600m走って勝つのと直線が平坦なコースでの実績は別と思うのです。現にダイヤモンドSの好走馬は直
線で坂の有る東京、中山コースでの長距離実績がモノを言っています。距離延長していますし、見逃せません。
レースインプレッション
2周目の3コーナーから見てられなくなってしまいました・・・。グラスポジションが強いのかもどうかも・・・。
ステイヤーズSのときはもっと強い印象があったのですが・・・。もう一度東のユタカに鞍替えして欲しいです。
フェブラリーS
◎ユートピア
○メイショウボーラー
▲サイレンスボーイ
△ピットファイター
×シーキングザダイヤ
ユートピアを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度60%
ユートピアに全てを賭けます。東京ダートの馬場が気になってココまで賭けるのを遅らせましたが、この分ならば
馬が良くなっても重馬場程度でしょう。重馬場でスピード優先になれば東京ダート1600mでも期待できます。
東京ダート1600mはコーナーが少なく大回りなので、逃げ&先行馬は息の入れどころが無いのでハイペースに
なると手も足も出ないのですが、昨日も逃げ&先行馬の大活躍で今日も何とかいけないかと思います。
ユートピアはメイショウボーラーよりも距離実績で有利。盛岡ダービーGP、マイルCS南部杯、全日本2歳優駿と
統一GTながらダートの1600m以上で十分な実績を持っており、南部杯ではアドマイヤドンを封じている点に注
目です。東京大賞典の走りからも、馬場が渋って走りやすくなれば勝ち目ありと見ているのですが・・・・。
メイショウボーラーはガーネットS、根岸Sの走りを見れば買わないわけには行きません。馬場も味方しそうです。
サイレンスボーイ、ピットファイターの2頭は東京ダート1600mの重馬場で既に実績を持っている点に注目です。
武蔵野Sではハイペースからの我慢比べでエイシンハンプトン、エコルプレイスの息があがる中でしっかり伸びて
きたあたり、何とかならないでしょうか?2頭とも前走は休み明けでしたしね。
シーキングザダイヤは疑って掛かりたいところなのですが、川崎記念でもアレだけ走りましたし鞍上ペリエ騎手で
は簡単には切れません。この人ウイングアロー&ノボトゥルーでフェブラリーS連覇してますからねえ・・。
レースインプレッション
ゆ・・・・ユートピア何やってるんですか〜!!
スタートしたのに全然ユートピアの勝負服が見えない、何処に行ったのかと探してみたら大出遅れしたアドマイヤ
ドンと並んで・・・・。終わったと確信してしまいました。ただでさえ差す脚が無い、しかもこの馬場では・・・・。
メイショウボーラーは恐ろしいものがありました。根岸Sよりもさらに速いラップを踏んで、前半5Fのラップタイムは
何と57秒8。いくら不良馬場で時計が出やすい馬場と考えてもこの時計は芝のマイルでも速いペース。
直線の坂を上りきったところで一瞬脚があがったかのような感じになりましたが、しかしメイショウボーラーは追わ
れるごとに伸びを取り戻し、シーキングザダイヤとヒシアトラスを完全に封じ込めてしまったのは驚きです。
今回のレースでメイショウボーラーを敗れる馬はただ1頭、アドマイヤドンだけでしょう。アレだけ出遅れて道中追
い通し、追われるたびに脚を伸ばしてタイムパラドックスと肉薄した内容はアドマイヤドンがまだまだやれる証で
しょう。この馬ちっとも衰えていません。ただ闘争心が薄れてきているだけで、使い込めば再興すると思います。
6着、8着に敗れたピットファイターとサイレンスボーイは力を出し切ったのでは無いでしょうか。
阪急杯
◎ギャラントアロー
○キーンランドスワン
▲アドマイヤマックス
△ゲイリーファントム
×ゴールデンロドリゴ
ギャラントアローを軸に500円づつ軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度50%
ギャラントアローのシルクロードSの走りは短距離で先行するタイプの馬のソレでした。
軽ハンデでビュンビュン逃げるトップパシコを外目からしっかりマーク、3コーナーから加速して4コーナーで射程
圏内に捉えて直線でキッチリ差し切る走りは安定感そのもの。調子は戻ったと言って良いでしょう。プレシャスカ
フェにあっさり差されたのは少し物足りませんが、逃げて全然粘れなかった過去に比べればまだまだ上積みが見
込めると思います。
キーンランドスワンは前走で完全にリズムを崩す不利を受けたのが最大の原因です。昨年のシルクロードS勝ち
高松宮記念3着の実績上、手薄で混戦状態が続く現在のスプリント界で通用しないはずがありません。
アドマイヤマックスも同条件のセントウルSでテンシノキセキ、ビリーヴ、デュランダルに続く4着、があり油断禁物
ゲイリーファントム、ゴールデンロドリゴも前走での大きな不利から巻き返しが望めるかもしれません。
レースインプレッション
ギャラントアロー全く伸びず。シルクロードSでは3〜4コーナーで前を確実に捉えていたのに今回は少し置いて行
かれ気味で直線でも延びてくる感じがしませんでした。坂が苦手なんですかねえ・・・。
キーンランドスワン、ウインクリューガーは良く延びてきたと思います。
キーンランドスワンは直線で馬群に包まれている状態から進路が開いたときに一気にスパートしてカルストンライ
トオを差し切りました。このアクションは昨年のサニングデールとよく似ている感じがします。
ウインクリューガーは後退し始めたギャラントアローに進路をふさがれて一度ブレーキをした後に再スパートをして
3着に入りました。コレはなかなか出来ないことだと思いますし、休養前のウインクリューガーには出来なかったと
確信させられるものがありました。休養して完全に調子を戻したのではないかと思います。
ゴールデンロドリゴはやはりこんなものなのですかねえ・・・。CBC賞はスローの展開に助けられた印象です。
中京記念
◎メガスターダム
○ファストタテヤマ
▲グレイトジャーニー
△エイシンチャンプ
×トレジャー
メガスターダムを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度70%
本命のメガスターダムは皐月賞5着、ダービー4着、菊花賞3着の実績は断然と言えるでしょう。特に菊花賞では
完全なスタミナ勝負で早めに仕掛けてハナ、ハナ差の3着は大いに活きてくると思います。
中京記念は中京競馬場の馬場が良く、強い先行馬は中京競馬場のコースでは不利な先行でも力づくでねじ伏せ
る傾向が強く、メガスターダムの実力から考えれば該当すると思います。そのメガスターダムを菊花賞でハナ差で
破ったファストタテヤマは追い込み脚質ながらも実力を発揮するのではないでしょうか。
グレイトジャーニー、エイシンチャンプ、トレジャーはいずれも切れるタイプではなく、渋太いところが持ち味というタ
イプで、前走は3頭とも切れ負けしているという現状から巻き返しが期待できるのではないかと。荒れ芝巧者のセ
フティーエンペラは多少割引、サンライズペガサスがちょっと怖いというところです。
レースインプレッション
直線に入ったところでは勝てる!!と確信してたのですが、大外から突っ込んできたサンライズペガサスをファス
トタテヤマと勘違いし、アサカディフィートとトレジャーを取り違えるという間抜け振りを発揮。勝ちに飢えているの
でしょうか、幻覚症状発生です(汗笑)
予想外だったのはオトコノユウジョウが大逃げをしたにもかかわらず、それほどハイペースにならず瞬発力が生き
る展開になったところですね。しかも直線でゴチャゴチャになって大混戦状態になったのではこの結果は仕方が
無いかもしれません。昨年のメイショウキオウが勝ったときのペースに似ていたのではないかと思います。一昨年
のタガノマイバッハが逃げ切ったときのような厳しい流れを予想していた自分としては、コレが命取りになったの
かもしれません。
しかしメガスターダムは松永騎手が最内のちょうど良い隙間から内差しを決めたこと、この馬の能力が本物であっ
たこと、この2つが決定的な決め手になったようですね。本当に強い馬と思っていまして、屈腱炎になったときに
は本当に残念に思いましたが見事克服して重賞制覇を成し遂げたと思います。2着のサンライズペガサスも屈腱
炎克服組みで、本当にがんばっていると思います。この2頭の今後の活躍に期待したいですね。
クリスタルC
◎エイシンヴァイデン
○チアフルワールド
▲アイルラヴァゲイン
△マイネルアルビオン
×エイシンニュートン
エイシンヴァイデンを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度45%
エイシンヴァイデンから行きます。
エイシンヴァイデンはデイリー杯2歳S、朝日杯、アーリントンカップの成績を見る当たり、得意な距離はやはり12
00mであるとおもいます。ハイペースで押し切ろうとして息が切れたデイリー杯、押さえて言ってみたものの終い
が甘くなった朝日杯、ここまできたらあとは1200mでグイグイ行ってみて欲しいところです。
アイルラヴァゲイン、チアフルワールド、マイネルアルビオンはクリスマスローズSの結果を見る限り、スピード負け
はまず無いですし1400以上での経験も十分でメンバーでも能力的に上位でしょう。特にマイネルアルビオンは
短距離路線で大活躍しているマイネルラヴ産駒で個人的にも期待したいです。
穴馬は郷原騎手騎乗のエイシンニュートン。ダートでしか実績が無いものの、前走ではダート1200mをスタート
から点の3F34秒で飛ばして押し切ってしまうのですから、芝でもう一度試して欲しいところです。芝適性さえあれ
ばこの馬は怖いと思います。
ここ最近荒れ気味の重賞ですが、やはり今回も人気場を中心に穴馬をバランスよく絡めて行きたいところです。
レースインプレッション
↑に挙げたした馬が3着、4着、5着、6着って・・・。間違っていなかったとはいえ複雑です。
終わってみたらディープサマー、そんなレースでした。正直、そんなにレベルが高かったという感じがしません。
ディープサマー、エイシンニュートンの作ったペースは例年のクリスタルCから考えれば決して速いものではない
前半3F33秒8。中山競馬場はバックストレッチが下り坂なので1200mのスプリント戦はもう0.5秒くらい速くて
も良いのですが、エイシンニュートンとディープサマーを見る形を取ったのか、ハイペースになりませんでした。
ハイペースにならなければ終いが速くなるかと思えばそうでもなく、後半3Fは34秒8で締められる結果に。
ここ1〜2年の間に馬場さえ固く作れば時計などいくらでも伸びるということを証明してしまっている現在でラップタ
イムを基準にモノを考えるのは少し考えねばなりませんが、良好な状態の馬場にしては若干流れが緩んでレベ
ルが低かった感じがします。エイシンニュートンとディープサマー構えにつけたらば群が動かなくなったあたりコレ
を証明しているかと。個人的にはレース結果と能力は比例しないと感じました。
スプリングS
◎マキハタサーメット
○ペールギュント
▲スキップジャック
△ダンスインザモア
×パリブレスト
マキハタサーメットから500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度65%
マキハタサーメットは少し悩んだものの、きさらぎ賞では前半5Fを1分1秒に抑えて直線でテイエムヒットベを寄せ
付けずにゴール寸前まで粘りこんだあたりを評価しました。完全に封じ込められる形になったアドマイヤフジが若
葉Sを制しているあたり、この馬がこのレースを勝っても不思議ではありません。ただでさえコーナーの数が増え
て流れが緩む要素がある上に強力な逃げ馬が不在とあれば鬼に金棒。かなり自信を持っています。
ペールギュントは外しようが無いでしょう。経験している距離は1600mまでとはいえ、デイリー杯、シンザン記念
を制して朝日杯では3着。超ハイペースであった朝日杯での末脚を考えれば切るわけには行きません。
スキップジャックは休み明けとはいえ京王杯2歳Sを制したときも休み明け。血統的にも距離が伸びるのはプラス
でしょうし、朝日杯では不利を受けての敗退。ここはいきなり通用すると考えてよさそうです。
ダンスインザモア、パリブレストは重賞初参戦。期待をこめて。
レースインプレッション
今回は完敗というほかありません。全く外れてしまいました。
ペースが再び緩むかと思えばアグネスジェダイ、トップガンジョーが積極的に先行してハイペースに。
マキハタサーメットは外から寄られたときに1コーナーで少し危ない場面になってからは引っかかりっぱなし。頭を
上げて前を行くアグネスジェダイを捉えようとムキになって追うのを松永騎手が懸命に抑えるうちに終いのスタミ
ナが尽きてしまった感じです。現状ではきさらぎ賞のペースで逃げさせてもらえないと好走は難しいようです。
ペールギュントは直線に入ってから急に伸びが止まってしまったのが不可解です。普段はゴールまで突き抜ける
ように伸びる馬のはずなのですが・・・・。柴田騎手も全く解らないとのこと。
スキップジャックは函館2歳Sと同じことをしてしまった気が。3〜4コーナーで大外を振り回して順位を下げて、直
線で伸びあぐねるという消化不良の競馬をしてしまった感じです。朝日杯で打ち差しをしようとして詰まった反省が
あるのでしょうが、なんとも不運な馬です。
ダンスインザモアは蛯名騎手が『上手く行き過ぎた』と言うほどの完璧な競馬。コーナーで内をついて直線でも余
裕が残るあたり、レースが上手く運べた証拠でしょう。このレースでは多くの馬がコーナーでゴチャゴチャに巻き込
まれており紛れが多かったと言えますが、それは皐月賞も同じこと。本番も難しそうです。
マーチS
◎ハードクリスタル
○タイキエニグマ
▲スターキングマン
△クーリンガー
×トップオブワールド
ハードクリスタルを軸に500円ずつ3連複1頭流し。計3000円。
予想の自信度75%
スターキングマンがあまりの人気の無さに少し驚いています。一昨年の話とはいえ東京大賞典勝ち、JBC2着、日
本テレビ杯でアグネスデジタルを破るという実績が6歳で消えてしまうとは到底思えません。
しかし軸にするというのも少し危険が残るので、堅実にハードクリスタルで。フェブラリーSは完全に差し損ねるとい
う形に終わってしまったものの、小回りダートの函館で実績を持っている点や根岸S2着の実績を買います。
タイキエニグマは上がり馬的な要因が強いですが、中山ダート1800で3連続連対中と絶好調なのできるわけに
は行きません。クーリンガーは小回りダートの力の居る馬場では滅法強いので素直に買い。
トップオブワールドは最近不調ですが、超ハイペースのダービーグランプリやユニコーンSを制しているだけにスタ
ミナ十分で、フェブラリーSでは全く動けなかったあたりを見直したいです。
レースインプレッション
先行から押し切ったクーリンガー。改めてこの馬のつかみどころの無さが気になります。
前走の名古屋大賞典は勝ち時計、相手関係から見てどう考えても相手に恵まれた印象が強い内容でした。しか
し今回はどう見ても実力の勝利としか言いようがありません。しかし距離経験すらないサミーミラクルが突っ込んで
きたりと納得行かないと言うか、釈然としない、そんなレースでした。しかしスターキングマン無念・・・・。
高松宮記念
◎メイショウボーラー
○ギャラントアロー
▲キーンランドスワン
△ウインクリューガー
×プレシャスカフェ
メイショウボーラーを軸に500円づつ3連複1頭流し。計3000円
予想の自信度80%
メイショウボーラーはかなり期待して良いでしょう。枠はちょうどいい真ん中枠で出遅れでもしない限り楽に先手が
取れそうです。カルストンライトオは何が何でも行くでしょうが、中京1200mは3〜4コーナーがスパイラルカーブ
になっているので減速するか外に膨れる覚悟で行かねばならず、スタミナもギリギリでどうしても不安が残ります。
ギャラントアローは得意の中京で何とか持ち直せないものかと思います。ペースは緩みそうに無いのでCBC賞の
ような直線ヨーイドンの展開になることは考えにくく、もう少しマシなレースが出来ると思います。
キーンランドスワンとウインクリューガーは阪急杯のような切れる脚が使えるかどうかが勝負です。あの脚が本番
でも繰り出せれば間違いなく好走できると思います。阪急杯は最も本番に近いステップ内容だと思うからです。
個人的には最終的に一番不利を被るのはカルストンライトオである、ということを前提に馬券を買いました。
レースインプレッション
レースをしてみての馬場の差のすごいところに驚きました。内4頭分は荒れまくりです。
カルストンライトオはラチ沿いに頼る競馬を捨てて、コスモラブシックとギャラントアローが内でやり合ってくれると言
う絶好の内容になったと思います。そのギャラントアローとコスモラブシックは直線で先頭に立つも半ばで力尽き、
さらに内差しを試みたプレシャスカフェもゴール寸前で脚が一杯に。やはり内側がデットゾーンになっていたと言え
ます。実は高松宮記念は年によってローラーが掛かったりして馬場差がいい加減なんですよね・・・。
そして今年は完全な外差し。アドマイヤマックス、キーンランドスワン、カルストンライトオは力を出し切ったと言っ
て良いでしょうね。今回は馬場差にやられたとしか言いようが・・・。
しかしメイショウボーラーがあまりにもだらしなかったと思います。メイショウボーラーがスタートから本気で行けれ
ばカルストンライトオ以上の善戦も可能だったでしょうに。しかし能力どおりに行かないのも競馬なんでしょうね。
福永騎手はフェブラリーSの疲れが残っていたと弁護していますが、あれほどのレースをしたあとのですから次ま
でにゆっくり休んで再び頑張って欲しいと思います。この馬にはドバイワールドカップ掛かっていると思いますし。
ダービー卿CT
◎マイネルソロモン
○ダイワメジャー
▲ダンツジャッジ
△トレジャー
×ダイワエルシエーロ
マイネルソロモンを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度85%
今回は自信あり。て言うかこのくらいしか来ないのではないかと思っています。
中山1600mは2コーナーで外枠は大きな不利を受けますし、重賞を勝っている馬とそれ以外の馬との斤量の差
が無いに等しく、重ハンデ馬の斤量が軽すぎる気がします。コレは実績馬有利ですね。
そんなわけでマイル実績抜群のマイネルソロモンから。昨年のダービー卿、京成杯AHでも勝ってこそいないもの
の善戦していて安定感は抜群、実績も文句無いのにハンデはトップよりも少し軽いと言うこと無しです。
ダイワメジャーは喉鳴りを解消していれば勝ち負けでしょう。秋は喉鳴りを患っていたようで考慮しませんでした。
ダンツジャッジも時計が掛かれば十分ありそうな感じがします。時計が速いと昨年の北九州記念の要にスピード
負けしてしまうので、速めに内の馬場の良いところに行って欲しいのですが。
トレジャー、ダイワエルシエーロはこの相手ならと言う感じですね。トレジャーは一昨年に2着の実績からも突っ込
んできておかしくないですし。ただダイワエルシエーロの方は斤量が実質トップハンデなので・・・。
基本的には上位3頭が強いと思います。
レースインプレッション
ダイワメジャーの大復活振りに唖然・・・・。確か皐月賞のときも強かったですからね。ダービーでも。
オールカマーで大敗して一気に人気を落として望んだ天皇賞で喉鳴り発覚・・・・、でしたが、喉鳴りさえ治療してし
まえば話は別と言うものを実力で見せられた感じですね。喉鳴りは呼吸障害のひとつでもあるので無理に走らせ
ると心臓に負担が掛かってしまうので無理に走らせられなくなってしまうだけに今日はスカッとしたのかも。
レースの方はマイネルソロモンがまたしてもと言うか重賞で足りないレースをしてしまったと言う感じですね。マイ
ルチャンピオンシップでも4着で健闘しているにもかかわらず、ここなら勝てると思うところで伸びきれずに負ける。
・・・・もどかしいです。トウカイテイオー産駒ってことで頑張って欲しいのですが。時計勝負は少し辛いですかね。
しかしズブズブジリジリのトレジャーが突っ込んできたあたりが厳しさを物語ります。時計も速いですしね。
とはいえチアズメッセージの激走はもっと不思議(謎)
桜花賞
◎アンブロワーズ
○ラインクラフト
▲エイシンテンダー
△ショウナンパントル
×フェリシア
アンブロワーズから500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度65%
人気が割れてわからないという感じの今年の桜花賞ですが、阪神JF2着の実績を評価してアンブロワーズ。
阪神JFでも唯一先行しての2着でショウナンパントルやラインクラフトを差し返さんばかりの脚を使いましたし、実
力面では間違いなくナンバーワンでしょう。アネモネSは休み明けですし、何の心配も無いと思います。
ラインクラフト、ショウナンパントルは無条件に抑えます。この3頭は阪神JFでも後続に差をつけていますし、他馬
でも負けたとはいえ休み明けであったりと不利な要素が絡んでいるので気にしません。ラインクラフトは素直にす
ごいと思いますが。あとは同条件で圧勝しているエイシンテンダー、新潟2歳Sで4着健闘のフェリシアも見逃せま
せん。フェアリーSからのぶっつけ本番と言うのがかなり気になりますが、新潟2歳S組である以上、油断できない
と思います。
レースインプレッション
アンブロワーズ、ハミ受け不良・・・・。
道中にすぐ内でフェリシアが引っかかった上に前を詰まらせてゴチャつく場面があって、少し仕掛けが早い印象で
前々へと押していきましたが、直線に入ったところで手ごたえが怪しくなってしまいましたね。まだ少しは伸びる余
地がありそうな雰囲気もありましたがエアメサイアに挟まれて完全に戦意を失ったような感じがしました。映像を
何度見ても審議対象にならないのが不思議で仕方が無いのですが・・・。少し考え過ぎ?
それと内々を走った馬が不思議なほど良く伸びた印象がありますね。確か馬場情報では内は少々痛んでいると
言うコメントが出ていて外差しを期待したのですが、外から指した馬が次々に伸びあぐねて内から馬郡を捌いて
伸びてきた馬が結果的に勝ったと言う予想外の結果に。この辺の見極めが甘かったと言う感じです。
高松宮記念のときは内の荒れ方が半端ではなかったので同一視する方が問題あり?

オークスではライラプス、ショウナンパントル、出られなかった馬の中ではジェダイドやディラデラノビアの巻き返し
は有り得ると思います。桜花賞の結果がほとんど活きないのがオークスの特徴ですしね。
今年も大波乱になりそうな感じがします。しかしキャロットクラブの勢いスゴイ・・・。
皐月賞
◎アドマイヤフジ
○ダンスインザモア
▲ディープインパクト
△マイネルレコルト
×コンゴウリキシオー
アドマイヤフジから1000円づつ3連複軸1頭流し。計6000円。
予想の自信度90%
迷いに迷ってアドマイヤフジ。この馬は絶対に強いはずです。
若葉Sでは前半5F60秒1、後半5F60秒2と前半後半差の無い淀みの無い展開で、中団から差して完勝したあ
たり、いくらOPの若葉Sとはいえレベルは高いと思うのです。瞬発力と言う面でもスローになったきさらぎ賞では
33秒台の末脚を繰り出していますし、溜めれば斬れます。ハイペースを経験している分ポイントは高いと見て良
いのではと思います。
弥生賞も毎日杯も前半5F62秒台のスローからの上がり比べで実戦に結びつくかと言うと疑問が出てきてしまい
ます。むしろ弥生賞で引っ掛かっていたマイネルレコルトがペースが速くなって何か変わらないか、そう感じてし
まうほどです。ディープインパクトはタニノギムレットみたいな感じで絡まれると怖いので仕方なく買ったというのが
本音ですね。本来この馬は小柄でとてももまれ強い競馬が出来るとは思えないので切りたいところなのですが。
そんな中で唯一激しい競馬であったスプリングS組からダンスインザモアを指名。しかし大外枠不安はあります。
結局マイネルレコルトは距離不安が付きまとい、コンゴウリキシオーはハイペースの逃げに不安。残ったのはアド
マイヤフジの内差しからのチャッカリ差し。昨年のダイワメジャー、ノーリーズンのような競馬を期待します。
レースインプレッション
ディープインパクトの圧勝振りに驚いて声も出ません・・・・。スタートでは落馬しておかしくない出遅れでしたが。
ディープインパクトが出遅れたとはいえ道中のペースはちょっと速い流れが続きました。弥生賞であれだけ引っ
掛かっていたマイネルレコルトが折り合い、コンゴウリキシオーが少しペースに翻弄されているのですから1000
m59秒6と言うペースは多くの馬にとっては少し速いものだったと言えると思います。
弥生賞も毎日杯も前半1000mのペースは62秒台で実戦に結びつかないと言うのは正解だったと思いますが。
アドマイヤフジは4コーナーの感触からはディープインパクトはさせそうに無いとはいえ、十分馬券対象に入れる
と思っていましたが、直線に入ってからがジリジリでマイネルレコルトとの4着争いに敗れて5着。結果的に若葉
Sを好時計で勝ったといえど内容的には一杯一杯というのが現状だったようですね。どうやら力を出し切ったと言
う感じで、日本ダービーで巻き返してきそうな感じがしません。お客様状態で収まるのではないでしょうか?
ディープインパクトは皐月賞組の馬とは日本ダービーで負けることは無いと思います。
アンタレスS
◎ヒシアトラス
○タイキエニグマ
▲ブラックコンドル
△サイレンスボーイ
×ピットファイター
ヒシアトラスを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
アドマイヤフジのときに散々な目にあったものの、今週も自信度数90%です。
現状ではヒシアトラスには逆らえないでしょう。平安Sも最内から馬郡を見事に割いて2着のブラックコンドルに3
馬身差をつけてゴールイン。時計も速くて条件が平安Sと同じとあれば逆らいようがありません。
タイキエニグマはマーチSでは直線でスタミナ切れを起こして伸びませんでしたが、京都に変わって何か巻き返し
が図れないかと考えています。中山の1800mで重馬場とはいえ好時計をマークしていますし、重賞の流れを覚
えさえすれば勝てると思っています。京都は中山と比べても先行馬が残りやすいですからね。
ブラックコンドルは同じくマーチSでコケた馬です。この馬も平安Sで先行して粘り込んでいるので期待です。
サイレンスボーイは少し距離が長いような気もしますが、昨年も2着していますしさほど問題は無いでしょう。コー
ラルSは圧勝でしたし、外枠と言っても逃げる馬が少なく流れが少し緩みそうなので、好位を取れば勝機はある
と思います。昨年はいったん下がって再び差す競馬でしたが果たして。
レースインプレッション
失礼、インプレッションのこと巣駆り忘れていました(汗)
レースを見て思いついたのは、スリージェムが行こうとしていたときに外からサイレンスボーイがかなり脚使って
半ば無理やりに先頭に立って、結果的にそれが響いて直線沈んでピットファイターが勝ちました。
昨年のアンタレスSで思ったのですが、昨年のアンタレスSは時計が非常に遅いんですよね。スマートボーイが
連覇したときは1分49秒台。昨年は1分51秒台。2秒も時計が変われば展開もレベルも違い、来る馬も当然変
わってくる、と言うことでしょうか。しかしヒシアトラスが破れたあたりは仕上がり面で問題があったとしか言いよう
がなく、とんでもない大荒れに終わったあたり個人的にどうしても変えない馬券と言うわけで(汗)
今回は完敗としか言いようがありません。
天皇賞(春)
◎シルクフェイマス
○ヒシミラクル
▲ザッツザプレンティ
△トウショウナイト
×マカイビーディーヴァ
シルクフェイマスを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度70%
今回はかなり迷ったものの、ゴチャゴチャのロングスパート合戦になると読んでスタミナ十分な馬を選びました。
本命のシルクフェイマスは2400m以上ではほとんどコケておらず京都巧者。昨年の3着はイングランディーレを
捕らえに動くのを躊躇したと自負する四位騎手のミス。その反省を生かして宝塚記念で2着していますし、人馬共
に充実一番と言えるでしょう。よほどのことが無い限り勝てるはずです。
ヒシミラクルは京都記念の3着である程度の見通しが立っており、本番に向けて仕上げているだけに怖い馬です。
ザッツザプレンティは京都の長距離ではかなりの確率で突っ込んでくるダンスインザダーク産駒。菊花賞でもファ
ストタテヤマ、本馬、デルタブルースと実績はあるので、雨が降っていなくても要警戒です。
トウショウナイトは京都記念、日経賞とロングスパートになったスタミナに余裕の無い競馬で、両方行為抜け出し
で粘りこむと言う非常にレベルの高い競馬をしています。かなり目立たないですが、京都記念も日経賞も先行馬
が総崩れになる中で粘っているので怖いと思います。マカイビーディーヴァは根拠無しに巻き返し期待です。
レースインプレッション
レベルが低い低いと言われている近年の天皇賞春ですが、終わってみれば雨降りの馬場の中にもかかわらず
勝ち時計は3分16秒。多頭数で馬券妙味抜群ですし、大いに結構ではないですか。
馬券内容は完敗。唯一掲示板に入ったのはトウショウナイトのみという非常に無残な結果になりました。
シルクフェイマスは予想以上に速く雨が降ってきてしまって早々にアウト。ヒシミラクルは何か1周目の3コーナー
から急に掛かりだしてスタミナを浪費して自滅。この馬は少し前までスタミナは無尽蔵とまで呼ばれていましたが
さすがにヒシミラクルも馬の子ですね(笑)
ザッツザプレンティはよりによって屈腱炎再発で引退。種牡馬としては種付け料安そうですが頑張ってください。
そしてマカイビーディーヴァ。オーストラリア史上最強牝馬がいきなり国際化1年目でやってきた。私にとっては衝
撃的でした。直線で外から一気に追い込んで来たものの、内が伸びる馬場が原因か最後で伸びを欠きました。
しかしマカイビーディーヴァが伸びてきたときの場内の大歓声は何か嬉しいものを感じました。・・・・、内から伸び
てきたスズカマンボに向けられたものなのかもしれませんけどね。個人的には悲鳴と言う感じではなかったので
マカイビーディーヴァに向けられたものと思うのですが。馬場が合わないという不利がありながらも勝負どころで
見せ場を作ったマカイビーディーヴァは大いに健闘したと思います。勝てばもっと良かったですけどね・・・・。
NHKマイルカップ
◎マイネルハーティ
○イヤダイヤダ
▲ラインクラフト
△ビッグプラネット
×セイウンニムカウ
マイネルハーティーから500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度95%
まずマイネルハーティーで間違いないと思います。あのニュージーランドトロフィーで差し切りを決めるというの
は並大抵の業ではありません。前半4Fは45秒6と非常に速い流れをじっと我慢して末脚を爆発させたのは実
力と言って良いと思います。今回もハイペース必至でまず間違いなく突っ込んでくると思います。
イヤダイヤダはそんな流れの中でしかも外を先行するという形で直線伸びて来た数少ない馬です。マイネルハ
ーティーには差されたものの、最後まで伸びておりこの馬は前残り最有力といってよいでしょう。
ラインクラフトは桜花賞馬で牝馬としては実力ナンバーワン。桜花賞も大外を先行して後続を封じ込めたのは
好内容で、2着のシーザリオはアドマイヤフジに完勝しているあたり相手関係としても強そうです。
ビッグプラネットの皐月賞は仕方がありません。ディープインパクトを別格に考えれば、皐月賞の前半後半ラッ
プは完全なハイペースで明らかに前崩れの展開です。そんな中で先頭を切って粘りこんだのですから褒めら
れたものと思います。距離は短くなりますし今回は突っ込んできてもおかしくありません。
セイウンニムカウは地味ですが東京1400mで1勝3着1回と好成績で朝日杯も僅差の5着と健闘しています。
ニュージーランドトロフィーは不利があったのと馬自身が調子を落としていた可能性があり巻き返しはあると思
います。ペールギュントはここ最近は最後が甘くなるので切りました。
レースインプレッション
何なんですかこの結果は・・・・。
前半1000mのラップタイムが59秒って、全然マイルGTじゃない・・・・て言うか皐月賞よりも遅いではない
ですか。そのせいか否か17番人気のエイシンヴァイデンはゴール前ギリギリまで粘りこんで健闘6着。
イヤダイヤダは直線で置いて行かれて、ビッグプラネットは有利な展開のはずが手応えナシ、終いには本命の
のマイネルハーティは直線では内側にもたれて内田騎手が左ムチ連発、結局詰めが甘いと言い放ってきたペ
ールギュントが4着健闘・・・・。完全に完敗です。
しかしそんな中でもラインクラフトは完勝しましたし、デアリングハートも2着。桜花賞で抜け出したシーザリオを
含める3頭の桜花賞組が上位を独占するあたり、今年の牡馬のレベルが低いのではないかとも感じましたね。
ディープインパクトが出てきたらどうなるのか、マイネルレコルトが出てきたらどうなるのかと思うのですが。
京王杯スプリングC
◎テレグノシス
○ダンスインザムード
▲ウインラディウス
△ウインクリューガー
×キーンランドスワン
テレグノシスから500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度85%
先週の自信度は95%で大敗・・・・。ワイドなら結構うまくいくけど配当は微々たる物ですからね〜。
そんな私は今年の京王杯もテレグノシス銀行で(笑)3年連続で買っている馬ですが、この馬の場合は芝の状
態は全く気にする必要ナシです。問題は馬場が渋るか渋らないかのみ。何故なら昨年の毎日王冠で開幕の東
京の馬場で前半800mを48秒台で逃げて完全逃げ切り展開を作ったローエングリンすらも差しきられてしまっ
たからです。もう馬場が渋るか距離が長いか以外は東京で買わない手はないと思います。
ダンスインザムードはこう見えて最近成績が安定してきていると思います。それも外人騎手で(笑)今週もケント
・デザーモ騎手騎乗で1400mなら気性任せでとばしても通用してしまいそうな感じです。
ウインラディウスは昨年の勝ち馬。その後に安田記念でオリヴァー騎手が騎乗して大敗してから歯車が狂うの
ですが、1年かかって復調してきたと言う感じです。馬体重がもう少し絞れていれば良いのですが、ひと叩き済
みですし問題ないと思います。
ウインクリューガーはパンパンの良馬場の阪急杯で逃げ切らんばかりのカルストンライトを物凄い脚で迫り、一
瞬の差で3着になった馬。差し切るのは確実と言う脚でしたし、今回も要注意です。
キーンランドスワンは阪急杯勝ち&高松宮記念2着にもかかわらずこの人気。買わない手はないでしょう。
レースインプレッション
う〜ん、テレグノシスは突っ込んできたとは言えアサクサデンエンをノーマークにするのは拙かったですね。
京王杯スプリングカップは毎年高松宮記念の好走馬が人気して飛ぶ傾向があるのですが、今年はまんまと嵌って
しまったようです。お恥ずかしい。本来データのうえではアドマイヤマックスもキーンランドスワンもプレシャスカフェ
も買えないんですが、アドマイヤマックスには距離実績がありますし。ちなみにキーンランドスワンは買ってから後
悔してしまいました(泣)
アサクサデンエン、オレハマッテルゼに関しては完全に舐めていたとしかコメントのしようがありません。
優駿牝馬オークス
◎エイシンテンダー
○エアメサイア
▲ディアデラノビア
△シーザリオ
×エリモファイナル
エイシンテンダーを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度70%
元々波乱しやすいだけに自信度は少し半端な70%でエイシンテンダーを本命に。チューリップ賞は上位の馬の中
で唯一、好位先行して勝った馬。しかも2着のアドマイヤメガミに3馬身もつけており総合力では相手にならないレ
ベルと考えて良さそうです。エイシンテンダー自身3戦3勝で桜花賞に望んだ1頭でチューリップ賞よりもはるかに
速いハイペースで自分の競馬が出来なかった可能性が極めて高いです。チューリップ賞の前半後半の時計は
47秒8〜47秒5でスローのヨーイドンで誤魔化せる内容ではなく、現にエイシンテンダー以外の先行馬は桜花賞
5着のダンツクインビー以外は潰れていることを考えれば総合力的には相当なものになると思います。
エアメサイアは距離が伸びて良くなりそうな第1候補です。エルフィンSでは良く伸びていましたし、フィリーズレビ
ューでも桜花賞でも忙しそうな印象でした。オークスで変わり身が見込めるのではと思う1頭です。
ディアデラノビアはフローラSが圧巻でもこの評価が精一杯。今年のフローラS組はディアデラノビア以外がレベル
が低く、このレースで決め手を生かして勝っても即本番に活きるとは思えません。現に本番のオークスで突っ込ん
できているシンコールビーやローズバド、レディパステルは上がりの遅い総合力のレース内容です。
シーザリオは言うまでもないものの、桜花賞であれほど好走するとオークスに向くというのは疑問視せざるを得ず
多少の苦戦を強いられると考えています。
エリモファイナルはエアメサイアの次に距離が伸びて変わり身がないかと感じる馬です。
レースインプレッション
何気逃げるのかと思ってレースを見ていたら、逃げたのは我が本命馬エイシンテンダー!!
スタート直後『止めとけ!!』って心の中で突っ込んでしまい、惨敗の悪寒がしていましたが、その悪寒は2コーナ
ー中間で立ち消え、向こう正面では『コレなら勝てる!!』になっていました。
どこから見ても完全な超スロー、しかも相手のエアメサイア、ディアデラノビアは進路を確保した絶好の位置、シー
ザリオとエリモファイナルは仕掛けにくいポジションに閉じ込められており、悪いけどこの2頭には惨敗してもらって
エイシンテンダー、エアメサイア、ディアデラノビアで3連複久しぶりに取らせてもらおう、と画策してました(笑)
しかし競馬はそうは行かないんですよね〜(汗)
エイシンテンダーは4コーナー直線入り口からスパート!エアメサイアは進路が確保済みで3,4コーナー中間か
らエイシンテンダーとの差を詰めて来ていたこともあって、予想外に早くエイシンテンダーを射程圏内にするとジリ
ジリ差を詰め、大外からもディアデラノビアが一気に伸び、3連複もらった!!と確信した瞬間に、カメラにそれま
で写ってなかったシーザリオが更にその外から一気に差し切り、結果エイシンテンダー4着で馬券消滅・・・・。
シーザリオにやられました。3コーナーでもう届かないと確信したものの、仕掛けてからの桁違いの末脚に完敗。
あんな脚使われたら負けます(泣)在り得ない(大泣)シーザリオ、私の予想以上に強かったです。
しかしそんなに強そうな響きがしない名前が何となく憎めない、そんな感じがしてくる馬ですね。
ちなみにオークスで逃げて逃げ切った馬はもう12年前のイソノルーブル以来出ていないそうです(苦笑)
東京優駿日本ダービー
◎ダンツキッチョウ
○ディープインパクト
▲ペールギュント
△ローゼンクロイツ
×ニシノドコマデモ
ダンツキッチョウを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度50%
別の掲示板ではダンツキッチョウ宣言までしてきたものの、それでも怖いディープインパクト。
でも、それでもダンツキッチョウを信じてダンツキッチョウから購入します。青葉賞は勝ち方はどうあれ時計的には
昨年のハイアーゲームの時計を例外に考えればペース的にも上がり3Fが全部11秒台で締められている点から
もレベル的には遜色は無いはずで、そこで先行して後続を抑えたのだから強いはず。僅差で4着になったチョウ
サンが白百合賞で大敗したのが少し心配ですが、ストーミーカフェの2着もあることですし信じます。
ディープインパクトは怖いですがソレでもディープインパクト1色のムードに逆らってみます。皐月賞は時計が速か
ったので、時計的な面からも逆らいようがなくなってしまい八方塞がりな状況ですが、ここはひとつ・・・・。
ペールギュントはNHKマイルカップであのスローペースで後続が伸びあぐねる中で目立って末脚を伸ばしていた
馬なのでその点を買ってみました。NHKマイルカップは1000mまでのラップはむしろ日本ダービーに近かったで
すし案外向くかもしれません。確実な差し脚という点が何処までディープインパクト、ダンツキッチョウに通じるか
見ものです。
ローゼンクロイツは皐月賞では勝負どころで動かなくなったというコメントがありましたが、どうやらハミを外してい
たとのコトらしいです。ラジオたんぱ杯2歳S、毎日杯とスロー競馬での実績が目立つので少し気になりますが。
ニシノドコマデモは青葉賞での差し脚から十分に通じる手ごたえを感じて。末脚勝負で通用するかもしれません。
予想が終わってみればニシノドコマデモ以外は全部サンデーサイレンス産駒・・・。がんばれアスカロン。
レースインプレッション
ディープインパクトを散々嫌った挙句に判断能力がイカレて結果的にメチャクチャな予想に。
あまりの外れっぷりに管理人がインプレッションを拒否しました(爆)
安田記念
◎テレグノシス
○サイレントウィットネス
▲ブリッシュラック
△バランスオブゲーム
×ローエングリン
テレグノシスを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
今回は自信ありです。日本ダービーと違い馬の贔屓をすることも無かったので歪みの無い予想が出来ました。
私のキーワードは東京&中山のマイル〜1800mGU以上で混戦の中での好走歴がある馬は強いです。
結構曖昧な部分こそありますが、個人的にはかなり強力な法則といって良いと思います。
その中で真っ先に上がったのがテレグノシスとバランスオブゲームとローエングリンです。
テレグノシスは東京の1400m〜1800mでは余程のことがない限り崩れません。昨年の毎日王冠はローエング
リンのスローペースにハマった形であるにもかかわらず桁違いの脚で制していますし、安田記念も昨年は正攻法
の競馬で2着しています。今年もまず間違いなく突っ込んでくると思います。
サイレントウィットネスは香港チャンピオンマイルで連勝が止まってしまいましたが、ブリッシュラック以外はちぎっ
ており、マイルでの適正は有ると言って良いでしょう。香港は少し時計が掛かる馬場なので今日の多少渋り加減
の馬場はピッタリ合うかもしれません。ブリッシュラックにも同じことが言えると思います。
バランスオブゲームは一昨年の毎日王冠でレコード勝ち。決定的な着差で敗れたエイシンプレストンが後の天皇
賞秋で4着しているあたり実力は証明できていますし、昨年の安田記念も先行して競り合いを制して3着。今年も
中山記念を制してからは休み明けが強いことであえて使わずぶっつけで使ってきたことも好感です。
ローエングリンはバランスオブゲームと非常に共通点が多く、バランスオブゲームと比較をすると先行力はあるが
決め手が劣るといった感じです。ただレース次第でどちらに向くか分からないところがあり、油断できません。
アドマイヤマックス、ハットトリックは東京マイル実績は持っているのですが、どちらも相手有利の中で勝ってい
る印象が強く、今回はどうかと言うところなので切ることにしました。
レースインプレッション
え〜、けっこう書き込んだ記憶があるのですが、直線半ばで的中を確信しました。
バランスオブゲームが先頭に立ち、サイレントウィットネスは止まる気配は無く、すぐ後ろではブリッシュラックと大
外ではテレグノシスが上がって来ている。はい、ゴール前1Fでガッツポーズしました(爆)
しかし現実は甘くないんですよね。アサクサデンエンは本当に強かった、スイープトウショウはテレグノシスを図る
ように一瞬で差してきましたし、ブリッシュラックは案の定馬群をさばき損ねた印象です。
京王杯SC、アサクサデンエンの実力を素直に評価するべきでした。2着がオレハマッテルゼと言うことと、当時の
東京競馬場の馬場状態が『内が伸びる馬場』であったことからアサクサデンエンを過小評価していたことは否め
ません。オレハマッテルゼの本番大敗はもっと不可解なのはやまやまなのですが。
しかしAコースを使うようになってから、スピード寄りになって来たなと言うのが率直な感覚です。
内のグリーンベルト方がスピードが出るので内側に殺到するようになる結果、東京コース特有のスタミナ、馬力
が求められる傾向が薄くなり、1800mでの実績が必要無くなって来たという感じがあります。
結果的には選んだ馬は勝てなかったけど善戦は出来た。見当は間違っていなかったと自己解釈しています。
エプソムC
◎カンファーベスト
○ウインクリューガー
▲ロードフラッグ
△エリモマキシム
×タカラシャーディー
カンファーベストを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度80%
軸馬こそ絶対の自信を持っているものの、相手がなんとも分からないのが私の展望です。
本命は言うまでも無くカンファーベスト。朝日チャレンジカップ勝ちだけでなく、斜行で降着になったものの、実質カ
ブトヤマ記念を勝っていますし、その後に毎日王冠、天皇賞秋でエイシンプレストンと僅差で4着、5着、実績はメ
ンバー中でも上位ですし、前走の新潟大賞典でも57.5キロ背負ってエアセレソンの2着。大丈夫そうです。
ウインクリューガーは馬自体だけでなく、鞍上の内田騎手がなんとも不気味。一昨年は18番人気のエーピーグリ
ードをあわや勝つかと言うところまで激走させており、ズブイ馬を追うことにかけては天下一品。ウインクリューガ
ー自身追い切りの状態も良く、京王杯SC大敗の巻き返しは利くと見ています。
ロードフラッグは東京&新潟の良馬場で1600m〜1800mまでなら急激な激走が有る馬です。昨年もむらさき
賞でレコードで勝利しており、その後に関屋記念でブルーイレヴンの2着と実績は十分なものを持っています。
エリモマキシムは新潟大賞典のときの状態を維持できれば今回は突っ込んでくると思います。
タカラシャーディーは勝負。この馬は共同通信杯2着、毎日杯勝ち、青葉賞2着からがもうひとつで、3歳春から
成長しているのか少し疑問なのですが、長い休養中もずっと乗り込んできているということで期待してみます。
レースインプレッション
あ〜ダメダメ。グリーンベルトがある東京競馬は本来の東京競馬の格言が全く通じません。
勝ったスズノマーチ、2着のグランリーオ、途中で引っ掛かって飛ばすブラックカフェを前に、コースの内々を余裕
のあるペースで乗り継ぎ、直線はグリーンベルトの恩恵にあやかって抜け出して・・・・。
馬場の外側は地獄絵図(苦笑)カンファーベストはシャイニンルビーに割りこまれた不利こそありましたが、引っ掛
かっていったブラックカフェですら、1000mの時計は59秒台。これでは後ろは手も脚も出ませんね。
正直、サンレントディールにもカンファーベストにも、直線半ばで既に勝てそうな気配がありませんでした。
グリーンベルト反対。ココまで露骨なグリーンベルトを作って先行馬圧倒的有利ではつまらないですよ。
何とかならないですか?この開催終盤でAコースの仮柵はずすのは。
プロキオンS
◎ニホンピロサート
○サイレンスボーイ
▲ツルマルファイター
△ブルーコンコルド
×エンゲルグレーセ
ニホンピロサートを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
今回は自信を持って狙えそうです。久しぶりの勝利をニホンピロサートで。
ニホンピロサートはダートの短距離では確固たる存在といって良いでしょう。02年の段階でガーネットSではタガ
ノチャーリーズとエンドレスデザートが作る前半3F33秒2の超ハイラップを追われることなくついて行き、直線で仕
掛けたときには誰もついて来れなくなる完勝、続く根岸Sでも後にJBCスプリントを制するサウスヴィグラスの謹
差2着に健闘。サウスヴィグラス、スターリングローズが引退してマイネルセレクトも不在となれば次の短距離ダ
ート王者はこの馬でしょう。追い切りでもダートコースで芝並みの時計をたたき出し、調子も良さそうです。
サイレンスボーイは阪神1400mダート重賞での流れにさえ耐えれば間違いなく突っ込んでくると思います。同条
件のコーラルSを完勝で連覇しているあたり、もうそろそろ重賞クラスでの流れも合って来るのではないかと思い
ます。とにかく息の入れどころが少なく、しかも芝をほとんど走れない内枠と厳しい条件ですが、来るだけの実力
は有ると思います。
ツルマルファイターは阪神1400mのダート重賞では勝ちこそありませんが、プロキオンS&シリウスSともに2着
歴を持っており、実力的にはあと一歩と言うところなのではないかと思います。今年のコーラルSでも2着に入っ
ており、阪神1400mでの信頼度は上位2頭に準ずるものがあります。今度こそはと言うところでしょう。
ブルーコンコルドは阪神ダート1400mではギャラクシーS程度しか実績を持っていませんが、04年のフェブラリー
Sでもスローに流れたにもかかわらず最後方から5着に突っ込んで来ていたりと、スピード面は抜群なものがあり
ます。やはり後方からの競馬を強いられる可能性が高いですが、大外枠ともまれる心配も無くスムーズに競馬出
来そうなので今回は買いです。
エンゲルグレーセは完全な穴狙い。前走は決め手勝負になってしまったのが原因と見て巻き返し期待です。
レースインプレッション
ニホンピロサート、まるで別馬のようでした。スタートから追い通しで4コーナーでは余裕がなくなっていました。
単純に調整面で難があったか、馬の衰えか、判断の難しいところですが、さきたま杯の時計は決して良いもので
はなかったことを考えると、本当は消しだったのかもしれません。少し馬を信じ過ぎた気がします。
ブルーコンコルドは本当に強いの一言。追い通しのニホンピロサートと対照的に気分も体も余裕十分で、4コーナ
ーでの手ごたえの違いは決定的でした。これでは勝っても仕方が無い、むしろ2着のサンライズキングはオープン
での勝ち鞍すらないにもかかわらず頑張ったと言えるでしょう。
サイレンスボーイは馬自身にとってはコーラルSとは比べ物にならない程の苦しい競馬を強いられたと思います。
前半3F33秒9。バックストレッチが下り坂の中山ダート1200mと比べると前半3Fのラップは楽そうに見えます
が、このペースで逃げて1分21秒9で逃げ切ったら本当にバケモノです。
ツルマルファイターは良くがんばったものの、ココ最近の成績から考えると少し成績がジリ貧になってきた感じ。
エンゲルグレーセは一瞬見せ場を作りましたが、不利が堪えました。次の走りに期待したいところです。
宝塚記念
◎コスモバルク
○スイープトウショウ
▲タップダンスシチー
△シルクフェイマス
×ゼンノロブロイ
コスモバルクを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度60%
今週は全部私の好きな馬で行きました。コスモバルク&千葉騎手に賭けます。
コスモサンビームのおまけとしか見ていなかったのを見直させたラジオたんぱ杯2歳S、クラシックで通用するのを
見せ付けてくれた皐月賞、4コーナーまではバルクなら大丈夫と思い込んでゴールで真っ白にされた日本ダービ
ー、逃げの正攻法で挑んでクラシックが散るも涙させてくれた菊花賞・・・・。そろそろ正念場と思います。
正直タップダンスシチーもゼンノロブロイも怖いですが、向こうもコスモバルクがすんなり逃げたらどれだけてこず
る実力かは実証済みで、怖いのは同じのはず。セントライト記念のようにハナを切れば折り合う馬ですから逃げて
欲しいです。セントライト記念の強引で渋太い脚は03年、04年金琥賞のタップダンスシチーを髣髴とさせます。
スイープトウショウは唯一突っ込んでこれる追い込み馬と思います。今まで敗れたのは前が詰まったり出遅れが
原因だったりと敗因がハッキリしているものばかりで、追い込める状態のときは確実に差して来ています。追い込
みの信頼度が抜群に違うので対抗にさせてもらいました。
タップダンスシチー、シルクフェイマス、ゼンノロブロイは本命でも良いのですがバルクがいるのでヒモで。
この3頭が強いのは十分に分かっています。逆に言えば3頭のうちどれが突っ込んできて飛ぶのかも不明瞭な
のであえてヒモで固めていきたいところです。心情的にはそろそろシルクフェイマスに勝って欲しいです。
レースインプレッション
レースのラップタイムは12.9 - 11.1 - 11.2 - 12.3 - 12.4 - 11.8 - 12.0 - 11.7 - 12.1 - 11.8 - 12.2 。
コスモバルクが先頭に立ったのは1コーナー手前ですから、2F目のラップは11秒フラット前後とは言え、ハナに立
ってからは大きくペースダウンしているあたり、折り合っていたのでしょう。ココで折り合って3コーナーまでこのラ
ップを維持して息を入れることができればコスモバルクは勝てていたかもしれません。
敗れた原因は先行勢総崩れの乱ペースにあると思います。コスモバルクが落ち着いた1000m付近で早くもタッ
プダンスシチーが先頭に立ち、コスモバルクも再びペースアップ。後続馬もタップダンスシチーに押し切られること
を恐れたために差し馬も一気にペースアップして3コーナーでほぼ全馬がスパートせざるを得ない状況があったと
思います。結果的に先行馬は息の入れどころが無くなって差し馬が台頭した03年の宝塚記念と似たような内容
であったと思います。タップダンスシチーは昨年ほど息の入れどころが無かったのは事実ですが、最大の理由は
昨年と違って徹底的にマークされていて余裕が無かったことが結果的にコスモバルクを3コーナーまで泳がせる
ことをせずに、早過ぎる仕掛けに至ったことではないかと思います。とにかくタップダンスシチー自身を含めて先行
馬に息を入れさせる=スローを嫌った結果と思います。佐藤哲三騎手は02年の有馬記念でもスローを嫌ってファ
インモーションに対して何度もハナを主張しましたが今回は持ち味が裏目、悪く言えば騎乗ミスと思います。
ただ差し馬勢が棚からぼた餅というとそうでもなく、スイープトウショウはいつもよりも前の位置から積極的に動き
ましたし、ゼンノロブロイも内に刺さったコスモバルクで進路を失う不利がありながらも3着健闘。ゼンノロブロイは
昨年もシルクフェイマスが内に刺さったときに真正面の進路がふさがって進路変更するロスが響いてリンカーンに
差される不運が続きましたが、コレは実力でしょう。こういう厳しい展開のレースではよく見られることなのである
意味防ぎようが無いことと思いますが、ゼンノロブロイは再び秋での活躍を期待します。
ハーツクライは本当にツルマルボーイのような競馬。ペースも03年に似ていると考えると、タップダンスシチーも
多少は衰えが出ていると言っても仕方ないかもしれませんね。
それにしてもコスモバルクは運が無かったです。タップダンスシチーに被せられて再び掛かり、2度の落鉄。
このハナを切らないと掛かる気性は過去にダイタクヘリオスなどの成功例もあるのですが・・・・。
個人的には香港チャンピオンマイルは忘れて、マイル戦線で再挑戦もひとつの手ではないかと思います。
ラジオたんぱ賞
◎トップガンジョー
○トーセンロッキー
▲シルクネクサス
△チョウサン
×ダブルティンパニー
トップガンジョーを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度50%
ココまで的中しないとは(笑)3連複で6展開と言うのが少し買い目が狭すぎるんですかね〜。
トップガンジョーから行きます。スプリングSで先行馬がハナを争う淀みの無い展開で、直線で先行馬が崩れる中
で唯一自分から動いて、直線も脚を伸ばして3着に突っ込んできた実力を評価します。坂を上がっても伸びてい
ましたし、ハイペース先行抜け出しでコレだけ粘れるなら平坦福島なら勝てると見込みました。
トーセンロッキーは東京の2000mで条件戦ではありますが前半58秒台の厳しい流れの競馬で先行抜け出しで
完勝しており、同じ2000mでの成績ではずば抜けています。重症でもきっとこの成績は活きると思います。
シルクネクサスはトップガンジョーと同条件のベンジャミンSで見事先行抜け出しを果たしており、ダービーでの大
敗さえ頭に入れなければ京都新聞杯でも見せ場を作ったりと能力上位です。厳しいペースでも大丈夫でしょう。
チョウサンは近走成績で若干見劣りますが、白百合Sはスローの小回りレースをゆったり行かせすぎた騎乗ミス
で、本来の先行粘りの戦法に切り替えれば青葉賞でのダンツキッチョウとの競り合いの再現が出来ると思いま
す。本来この馬は1800mよりも少し長い方が向いていると思いますが若干厳しいペースなら台頭するでしょう。
ダブルティンパニーは白百合Sがフロックでないか否かが分かれ目になると思います。予想外の逃げでそのまま
粘り続けてアスカロンを苦しめたのは事実ですがペースは1000m60秒とレコードが連発する超高速馬場の割
には緩く今回が試金石になると思います。
レースインプレッション
すっかり更新忘れていました。ごめんなさい。
レース内容は前半1000m58秒5と1800mのレースとしてはそんなに速くないように感じるものの、この週から
福島競馬の芝はBコース変わりで内が綺麗に荒れている荒れ芝ベルト状態で、逃げた馬のほとんどがそこを走
って逃げたために時計の数字以上のハイペースになっていたようです。
トップガンジョーは一旦抜け出して勝ちパターンに持ち込んだのですが、最後方を3頭で固まって走っていたコン
ラッド、トーセンロッキー、エイシンサリヴァンが末脚を爆発させて一気に差し切る結末になりました。
実質ハイペースで、外が伸びる馬場で外差しを決めると言う明らかにはまった競馬ではあるのですが、トップガン
ジョーも良く粘ったと言えるでしょう。ラジオたんぱ賞の勝ち馬というのは後で冴えない馬が多いので、ココは譲っ
ておいて正解だったかもしれない、とかこじつけてインプレッションを締めるとします(笑)
七夕賞
◎ユキノサンロイヤル
○マイネルホライズン
▲ラヴァリージェニオ
△ダイワレイダース
×カナハラドラゴン
ユキノサンロイヤルを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度50%
ユキノサンロイヤルで問題無いでしょう。トップハンデと言っても57.5キロでは大してハンデとは言いませんし、
アメリカジョッキークラブカップでは3コーナーで仕掛けてから渋太く伸び続けてクラフトワーク、エアシェイデイの3
着健闘、日経賞ではコスモバルクを破ってゴール寸前で抜け出したトウショウナイトを差し切り勝ちと本格化雰囲
気で七夕賞で期待したいところです。アメリカジョッキークラブカップでは荒れ芝での好走実績はありますし、この
馬がパンパンの良馬場で走る姿を想像するのも難しい(笑)
マイネルホライズンは福島で4勝を挙げて福島2000mでも勝ち鞍があり、荒れ芝の福島でも勝ち鞍があり、53
キロの軽ハンデにも恵まれているあたり、穴を開ける可能性を期待します。
ラヴァリージェニオは昨年の荒れ芝での福島記念3着、ココで買わない手はありません。状態も長そうです。
ダイワレイダースはエプソムカップでスローの直線ヨーイドン決着でボーンキングと一緒に伸びて来た馬です。ボ
ーンキングと違ってグリーンベルト外を伸びてきたわけではないことや、距離的にちょっと厳しい点はありますが
切るのも少し怖いと言うことで加えてみることにしました。
カナハラドラゴンは重め残りこそ心配ですがだいぶ乗り込んだと言うことで太目はほぼ解消していることを期待し
ます。この馬も荒れ芝で上がり時計が35秒〜36秒も掛かった最後のカブトヤマ記念でストロングブラッドの3着
に善戦しており、後にぐちゃぐちゃの七夕賞で2着に突っ込んできたことを考えれば外せません。ましてや全く切
れる脚が使えず、昨年の毎日杯では完全に切れ負けしているあたりココ勝たねばいつ重賞を勝つという感じな
わけで(笑)とりあえず福島開催も今日で終了。無事にレースをして欲しいものですね。
レースインプレッション
ダイワレイダースが制してついに一番人気の連敗ストップ。
私の大本命馬ユキノサンロイヤルはスタート直後から外外に出して荒れた芝を避ける戦法。マルタカキラリーは
玉砕と言っていい大逃げをするも先週までの福島の傾向から『逃げたら潰れる』のイメージが強かったか誰もつ
いて行かず、実質的にはややスロー?のペースと言った感じでした。2番手トーセンダンディがエプソムカップの
ときとは比較にならない動きで3〜4コーナーを回り、ダイワレイダースがすぐ後ろにつけて直線では一気に突き
抜けました。個人的には完璧と言って良い競馬であったと思います。後藤騎手は福島で調子良かったですね。
期待のユキノサンロイヤルはスタートから意識して外目外目を回るも、3コーナー前から仕掛けて言ったわりには
直線で伸びが止まってしまった少々不完全燃焼な感じでした。確かに直線入り繰りで前がふさがる不利などもあ
りましたが、ユキノサンロイヤルの前を塞いだ2頭はもともとユキノサンロイヤルを内から交わしていった馬で、ユ
キノサンロイヤル自身が案外伸びなかったと言うほうが正しいかもしれません。
マイネルホライズンとラヴァリージェニオはダイワレイダースにまともに競馬をされては能力面で劣る分仕方無い
かもしれません。カナハラドラゴンも直線で3番手まで伸びたのですが直線半ばで脚が止まってグラスボンバー
に差されました。カナハラドラゴンは馬場の良い部分を選んで走ったのですが、グラスボンバーとダイワレイダー
スは荒れている内側を走ったわけで・・・・。実力で負けてますね。ラジオたんぱ賞ほどのペースではなかったに
せよ。ラジオたんぱ賞よりも意外なほど内が伸びたのでもしかしたらローラーをかけたのかも。
まあ色々ありましたが無事に夏の福島開催終了。秋の福島開催で再び的中目指して頑張りたいところです。
北九州記念
◎ヴィータローザ
○サイドワインダー
▲メイショウカイドウ
△チアズメッセージ
×エリモマキシム
ヴィータローザを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度80%
突っ込んでくる馬は大体この5頭かと。他の馬は絶頂期を過ぎていたり、長期休養明けだったりと買えない要素
が多いです。ここは実績では小倉実績完璧のメイショウカイドウですが、夏は実績より調子ということで金琥賞2
着、宝塚記念11着と叩き3戦目のヴィータローザから。金琥賞2着で平坦小回り適性はある程度証明できました
し、兄のロサードは北九州記念3年連続3着。兄と同じジリ脚タイプで決め手に欠ける点もココで合いそうな気配
です。実績ならGU2着とサイドワインダーと並ぶ実力者。ココはいけると思います。
サイドワインダーは前走の米子Sは馬場とアドマイヤホープの作戦負け。あの馬場を考えればよく伸びてきたと
いうべきで、息の入れどころの無いペースが予想される小倉では直線が短くても警戒です。
メイショウカイドウは小倉重賞3冠リーチ。しかしマイラーズカップからの休み明けでハイペースになりがちなレー
スを考えれば息持ち不安が浮かび上がります。小倉大賞典よりは相手が強く3冠万全とは言えないでしょう。
チアズメッセージは馬場さえ良ければペース次第で突っ込んでくるでしょう。ダービー卿CTでハイペースの中を
押し切ったダイワメジャーを唯一ヒヤッとさせる豪脚を見せたあたり、ハイペースになら見せ場があると思います。
エリモマキシムは小回り実績が無いのが不安ですが、使い込まれて状態も良くなってきておりペースさえ大丈夫
なら突っ込んでくるかもしれません。昨年と違って前残りムードが薄く、何かやってくれるかもしれません。
レースインプレッション
ああ、そんなレースあったっけ・・・・・・全然忘れてた(´Д`;)
て言うかその日は厩舎に遊びに行った日でした。
その後は馬体診断の方で完全に忘れ、JRAアーカイヴで確認。
中間全然わからないので勘弁して下さい(苦笑)
函館記念
◎ワイルドスナイパー
○エアセレソン
▲エリモハリアー
△マチカネメニモミヨ
×タイガーカフェ
ワイルドスナイパーを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
頼むから来てワイルドスナイパー(笑)
函館では4着以下がない函館スペシャリスト・ワイルドスナイパーから行きます。
昨年の函館記念でもクラフトマンシップの弟クラフトワークに差の無い競馬で3着健闘。昨年、一昨年と函館競馬
場の芝は軽くなってきている傾向で、今年も1200mでは1分9秒後半を連発。今年も軽めの洋芝になりそう・・。
昨年の傾向がそのまま生きるならワイルドスナイパーで大丈夫でしょう。今年も既に函館で勝ちを挙げていますし
そのSTV杯でも道中しっかり息を入れて後続を凌いだのは評価できます。後は力関係だけでしょう。
エアセレソンは斤量面でも56.5kgと恵まれ、2000mでの実績も十分。もともと中距離巧者が来る傾向が強い
ので、実績面からも切ることは出来ないでしょう。何より馬に勢いがあります。
エリモハリアーは吹っ飛びやすい巴賞勝ち馬ですが、この馬はもともと時計の掛かる馬場巧者で僅差で好走して
いるレースは殆どが渋ったりハイペースになっていて時計の掛かる内容になっている傾向があります。
マチカネメニモミヨはダート実績が中心ですが、芝でも勝ち鞍はありますし巴賞でも3着。芝は大丈夫でしょう。芝
が大丈夫云々よりも、この馬は芝で切れる脚が使えないのはエプソムカップと巴賞で証明済みで、ここが勝負で
しょうね。
タイガーカフェは重賞のチャンスはココくらいしかないのでは?と思います。今回は外枠を拾ったのであまり強引に
前に行くことはないでしょうし、うまく流れに乗りながら外で捲っていけるかが課題になると思います。
レースインプレッション
負けた以上何も言うこと無いのですが、思ったこととしては函館競馬場の馬場が良くなったと感じたことですね。
函館記念は洋芝で時計が掛かる上に、函館記念が開催される頃にはコーナー内側を中心に芝が剥げて非常に
時計が掛かる馬場になり、内を先行した馬はほぼ壊滅するレースであったのが、ブルートルネードは2着に踏ん
張り、外を先行したワイルドスナイパーは外を回った不利が直接出たという感じ。逃げ馬不在でペースが緩んだ
ということもあるでしょうが、ひと雨降れば一気に内の馬場が悪くなるというイメージは完全に消えたように思いま
す。東京のエプソムカップで明らかに追走苦労していたマチカネメニモミヨが終盤で上がってきたように、そこまで
馬場が固くなっている印象は無いものの、函館特有の時計の掛かる馬場というよりも札幌の洋芝に近くなってき
た、という感じですね。まあいくらブルートルネードを馬場や展開が味方したと愚痴ってもウイングランツは買って
いないので、言っても虚しいものがあるのですが(;´Д`)
まあ、そんなこと言っているうちに日々馬場状況は変化すると言うものなのですが、出来ることなら金曜日の
馬場情報以降は余計に馬場をいじったりしてほしくないというのが本音。土曜開催終了後に馬場にシート被せた
り、ローラーかけたり馬場を変えられると釈然としないです。

て言うか新しい馬券の買い方考えないと。この買い方は取りこぼしが多過ぎです。
関屋記念
◎ウインラディウス
○ニシノシタン
▲ダイワメジャー
△コスモサンビーム
×ケイアイガード
ウインラディウスを軸に500円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。(またやっちゃった)
予想の自信度70%
これで大丈夫、大丈夫と思いつつも馬券の調子悪いです。同じ買い方しちゃいましたし。
ウインラディウス本命で行きます。昨年のNSTオープンは逃げ馬不在で押し出されるようにシャフツベリーが逃げ
ましたがゆるゆるのスローペースでレベルが低かったですが今年は前半4Fの時計が55秒8と速く、ハイペース
で先頭のロイヤルキャンサーが粘り込みを図ろうとするところを一気に差し切りました。実のところロイヤルキャン
サーも2年前のNSTオープンでウインラディウスと酷似した展開で差し切り勝ち、次の関屋記念で横山騎手も認
める騎乗ミスで敗れているものの、ウインラディウスは相性抜群の田中騎手で期待できると思います。
ニシノシタンは冬場〜春先の中山マイルの2勝で評価しました。前半58秒を切るの超ハイラップで逃げて後続に
脚を使わせて押し切る走りは中山開催で行われた東京新聞杯のローエングリンとよく似ていて、平坦大回りで高
速決着になりやすい新潟では終いの脚も簡単には止まらないのでレコード級の走りが期待できると思います。
ダイワメジャーはダービー卿CTのハイラップで押し切る走りから合うと思います。関屋記念は安田記念で選考して
ゴール前でバテた馬が今回は止まらないというパターンが多く、安田記念の惜敗馬で敗れたのは昨年の関屋記
念で残り1Fで故障発生して松永騎手が追うのをやめたブレイクタイム程度で、今年の安田記念はローエングリン
やダンスインザムードが真っ先に潰れてサイレントウィットネスが驚異的な粘りを見せたなかで、差されながらも
粘っていた1頭。巻き返せると思います。
コスモサンビームは調教であれだけ動けば軽視できないでしょう。京王杯2歳Sではグラスワンダー級の競馬で
勝利して、朝日杯勝ち、安田記念と同条件のNHKマイルカップで内が伸びない馬場の中でキングカメハメハの2
着は評価できます。鉄砲ではありますが佐藤騎手も果敢に行くでしょうし、応援も含めて。
ケイアイガードは米子Sの作戦負けを返せるかどうか。都大路Sはスローからの行った行ったで、この馬のペース
的には中団後方からの競馬になりそうな雰囲気ですが、伸び脚は渋太いので期待したいところです。
レースインプレッション
何か最近、ココの更新忘れがちですね(;´Д`)
ウインラディウス、せっかく外枠拾ったのに何でスタート直後に内に入れるんでしょう?
直線で完全に前が詰まってかなり強引に内ラチ沿いに切れ込む姿は見たくありませんでした。
て言うか関屋記念はスタートから3コーナーまで一直線なのになんで外から内に入れるのか。不可解でした・・。
函館2歳S
◎アリババシチー
○アドマイヤカリブ
▲モエレジーニアス
△チアズガディス
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円
予想の自信度90%
馬番連勝は2着までなので下手な穴狙いができないことを覚悟して、徹底して勝利候補から選びました。
本命はアリババシチー。デビュー戦は道中後手後手でアドマイヤカリブ、タキオンバッハを完全に捕らえ損ねてし
まったものの、未勝利戦ではターフの勝ち上がり1号となるサルトリーガールを1馬身半抑えて1着。持ち時計で
はアドマイヤカリブと差はあるものの、アドマイヤカリブが勝ったときの新馬戦は開幕2日目のパンパン馬場でア
リババシチーが勝ち上がったときの未勝利戦は既に時計が掛かりだしている状態。開催最終週で荒れた函館の
馬場ではアドマイヤカリブが持ち時計を出せるとも思えず、荒れた馬場で開幕週以上のハイラップ戦を差し切り勝
ちしたを買ってアリババシチーを本命に。
アドマイヤカリブはデビューの新馬戦で1分10秒を破っての勝利。同日の500万下との時計差が0、4秒と小さく
スピード抜群を見せ付けた。鞍上は武豊と文句なく荒れ芝での走りが疑問ながら地力を評価して対抗にします。
モエレジーニアスは同条件のラベンダー賞を制したのを評価。やはり同条件のオープンを制したのは大きく、昨年
のオーヴェールのような前が塞がる不利でもない限り、まず突っ込んでくると思います。
チアズガディスはスピードを持っていることは間違いないと思いますが、どうにも1000mを逃げ切っただけと言う
のは不安です。持ち前のスピードで押し入れるかはわかりませんがすごく家系が良いのでとりあえずの押さえに。
レースインプレッション
あああ撃沈(;´Д`)
スタートで本命のアリババシチーが痛恨の出遅れ。ゲートでかなり嫌がっていたのですが、函館1200は怖い。
反対に好スタートを切ったアドマイヤカリブは芝の良い部分の内ギリギリを走り、モエレジーニアスはアドマイヤカリ
ブを見る形で少し控える内容に。しかしペースは函館2歳Sにしては速く、前半3Fが34秒1でボコボコの馬場内側
を走った内枠組みは次々に潰れ、ラベンダー賞でモエレジーニアスの2着になったシルクドラグーンは3コーナーを
前にして早々と一杯。この馬場差は半端ではなく不公平じゃないですか?
4コーナーでようやくアリババシチーが先団に詰め寄るも、大外にコースを取ったゆえにコーナーで離されてしまい
かなり厳しい位置取りに。先団4頭のうちのアイアムエンジェルは一杯になるも前3頭のアドマイヤカリブ、モエレジ
ーニアス、ラッシュライフが止まらず、前はスピードの持続力争いになり、たまたまなのか、巧く計ったのか、モエレ
ジーニアスがアドマイヤカリブを差してラッシュライフを抑える形で勝利。アドマイヤカリブは3着、アリババシチーは
アイアムエンジェルを捕らえきれず5着。
どう考えても出遅れが響いたとしか思えません。あの枠なら良い位置取りは取れていたでしょうに。函館で大外を
ぶん回すとどうしてもその距離ロスが最後まで響くという昨年のスキップジャックを踏襲してしまった感じです。
アドマイヤカリブもまた開幕当初とは全く違う馬場の函館で、新馬戦の走りをするほうが無理だったみたいです。あ
の馬手ごたえが良かったみたいで、さほど追わずに先行してましたけど、ステッキが入るころには一杯になってい
たあたり、単純に荒れ芝が合わないのでしょう。
モエレジーニアスは絶妙な騎乗としか言いようが無くよくラッシュライフを抑えたと言う感じでラッシュライフはよく連
闘で2着に突っ込んできたものと思います。やはり似た馬場での実績でしょうか。
しかしこの馬場差は本当に何とかしてほしいです。内を走って差し切り勝ちした馬はアタゴタイショウだけですよ。
小倉記念
メイショウカイドウ
○ニホンピロキース
▲ツルマルヨカニセ
△セフティーエンペラ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円
予想の自信度80%
買い要素の強い小倉巧者から中心に買うとこうなりました。今回は前置きあまりいらないかも。
メイショウカイドウとツルマルヨカニセは北九州記念ですでに小倉の重賞クラスと言うことは証明済み。
ニホンピロキースは前走で小倉の1000万下を勝ってきた上がり馬でこういう馬がココでいきなり突っ込んでくる
ことはアラタマインディやサンライズシャークが実証済みで、この馬も勢いそのままで突っ込んで来そう。
セフティーエンペラも小倉大賞典でメイショウカイドウの2着していますし、この馬も適性はあると思います。
馬場状態を見てもローラーがかかっている効果が出ていて、内の痛み具合もたいしたことなさそうですし、そんな
にひっくり返す要素がない以上、このような少し面白みにかける予想に。まあこれで勝てればいいのですが。
レースインプレッション
1 5 10
メイショウカイドウ 6 58.5kg
武豊 1:58.0 レコード 512Kg 0 坂口正大 1
2 4 7 (市) ワンモアチャッター 5 54.0kg
福永祐一 1:58.1 3/4馬身 454Kg +4 友道康夫 2
3 1 1 (父)(市) ツルマルヨカニセ 5 56.0kg
小牧太 1:58.2 クビ 486Kg -2 橋口弘次郎 3
4 2 3
セフティーエンペラ せん 6 56.0kg
安藤勝己 1:58.2 ハナ 464Kg -2 小野幸治 4

何なの、コレ・・・・・・゚・(ノД`)・゚・
言い訳の仕様が無い・・・。
札幌記念
◎スズノマーチ
○サイレントディール
▲エリモハリアー
△ブルートルネード
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度90%
今度こそ的中させる思いでスズノマーチから行きます。
スズノマーチは実績から考えて芝2000mは問題ありませんし、この馬の最大の持ち味はスローに持ち込んでの
先行抜け出しの信頼度の高さにあります。好位で3〜4コーナーを走れれば本当に強いです。反面、瞬発力が無
いのが難なのですが、ただでさえ札幌の洋芝は普通よりも重めで、馬場が渋って瞬発力が殺がれるようであれ
ばなお好都合。幸いハイペースを作りそうな逃げ馬も不在で、乗り役が位置取りを間違えない限り突っ込んできそ
うです。
サイレントディールは強力な差し馬が少ない今回はチャンスです。この馬は芝では切れる脚が使えませんが、本
当に渋太い面を持っていて、産経大阪杯では前半5F59秒2のそこそこのハイペースで少頭数の差しが利きやす
いレースにもかかわらず3着まで粘りこんでいます。今回単騎逃げになれば面白そうですね。
エリモハリアー、ブルートルネードの巴賞、函館記念1、2着コンビは洋芝のままで好調維持して突っ込んでいける
と判断しましたので即買いでした。馬場が渋った巴賞でも大丈夫でしたので、この馬ははずせません。
レースインプレッション
最近大忙しでなかなか更新する暇がありませんでした。
でも連闘のヘヴンリーロマンスとファストタテヤマはとても手が出ません・・・・。
新潟記念
◎ヴィータローザ
○ダイワレイダース
▲グラスボンバー
△フォーカルポイント
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度85%
新潟記念は逃げ馬不在とは言えど、馬場内側はあきらかに荒れており外差し有利は間違いなさそうです。ただロ
ーラーが掛けられており終始大外ぶん回していて勝てるものでもなさそうで、やはり実力勝負になりそうです。
ヴィータローザ、ダイワレイダース、グラスボンバーは荒れ芝の福島、ラジオたんぱ賞と七夕賞で馬場の荒れた部
分から差し切りを決めていて、実力上位であることも考えれば有利でしょう。ヴィータローザは内枠を引いている
のでせめて直線までには外目に持ち出したいところです。個人的に百戦錬磨の名騎手アンカツがこの状況で内で
競馬するはずが無いと思うのですが。北九州記念で不甲斐ない競馬をしているので巻き返してほしいです。
ダイワレイダースはスピードに掛けては上位で、荒れ芝も全く苦にしないので間違いなく実力上位。かなり有力と
見ます。グラスボンバーも非常に勢いのある良い状態で、ココで突っ込んできても不思議はありません。
フォーカルポイントは前崩れになってくれないと苦しいですが、苦しい展開になれば突っ込んでくる馬なので抑え
ました。スローだと弥生賞や皐月賞のように非常にもろい所があるのですが、新潟なら何とかなると思います。
レースインプレッション
またまた惜しい結末に。ヤマニンアラバスタ、トキオエクセレント以来のゴールデンフェザント産駒が重賞制覇。
スタートはスピード不足で重賞では長距離専門のタニノエタニティが先頭で追い込みのフォーカルポイントが2番
手。流れがゆるゆるの超スローの中であんな勝ち方をするとは・・・・。
ダイワレイダースは予想外でしたが、グラスボンバーは馬場の悪い内側から伸びました。七夕賞でも大外を走っ
たカナハラドラゴンを馬場の悪い内側から差すという荒技を見せていただけに、やはり荒れ芝は強いです。
ヴィータローザは完全に内枠が仇に。スローで後方、さらに直線も内で惨敗かと思いきや、アンカツ騎手が思い
切って下げて大外に進路を取り直して再び差すと言う大技をしてくれて3着健闘。
2着3着でまたも馬券はハズレ。こうなったらワイドのBOXでもしようかな(笑)
小倉2歳S
◎シアトルバローズ
○ショウナンサリーレ
▲トーホウアモーレ
△タムロスターディ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度65%
思い切って内枠の人気馬を完全無視で。小倉の1200mは馬場が荒れてくると本当に別の競馬場になってしまう
ので、フェニックス賞前の時期の芝実績が通用しないので、フェニックス賞組をはずすことにしました。実際フェニッ
クス賞の開催時期が1週間ずれたとたんにフェニックス賞組は人気で飛ぶようになり、突っ込んできているのはメ
イショウボーラーだけだったりします。
シアトルバローズ、タムロスターディのダート組は、差して勝っている点に注目。つまり馬郡に揉まれるよりもつら
い砂をかぶる競馬を経験しています。小倉は馬場が荒れると急にタフな競馬場になるのでダート実績がある馬で
差し経験がある馬は来るチャンスがあるのではないかと思いました。双方時計は1000mで1分フラット。テンの3
Fも35秒を切るか切らないかのハイペースでレベルは高く、芝適正があればスピード負けはしないでしょう。
トーホウアモーレ、ショウナンサリーレは外枠を取ることが出来たので比較的競馬がしやすそうです。トーホウアモ
ーレは1000mと言えどテンの3Fを33秒8の超ハイペースで上がりも33秒台での押し切り勝ちで、もう1F息が
持てば後続をまるまる押さえ込んで勝てるのではないかと思います。昨年のコスモヴァレンチも同じような前走で
小倉2歳Sを制していますし、ココは同じ競馬が出来るかもしれません。
ショウナンサリーレは新馬戦がテンの3F33秒5の超ハイペースで上がりの差し比べを制した馬です。レベル的に
は例年の小倉2歳S並みで、1戦のキャリアとは言えど即通用すると見ています。
レースインプレッション
ああ、すいません。更新忘れていました。
なにぶんあまりに負けすぎたので何も言うことがないのですが・・・・。
京成杯オータムハンデ
◎マイネルモルゲン
○マイネルハーティー
▲ニシノシタン
△コスモサンビーム
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度85%
ココは朝日杯の好走実績のある馬に逆らわないほうがいいかも。
マイネルモルゲンは昨年の覇者で勝ち時計は1分32秒8とほぼ完璧に近いものです。中山での参るが滅法強い
馬で中山のマイルでコケたのは引っかかって超レコードの立役者になってしまった朝日杯FSと、芝が長めで時計
がかかる馬場だった一昨年の京成杯オータムハンデくらいです。時計がかからない高速馬場だった昨年は早め
戦闘で押し切る強い競馬でした。
マイネルハーティーは差す展開が必要ですが、高速馬場で朝日杯のレコードにコンマ4秒まで迫ったスピードの
ある馬で、瞬発力では一抹の不安はあるものの早めに仕掛けて何とかひとつがんばれないかと期待します。
ニシノシタンはココ4戦の中山マイルで3着,3着,1着,1着と好走続きで、ドレも逃げてハイペースを作って後続
に脚を使わせて押し切る強い内容でした。時計も1分33秒を切る時計が3つも出ておりスピードも十分。一時期
のローエングリンに勝るとも劣らない強さです。関屋記念は外差し馬場に泣きましたが今度こそは。
コスモサンビームは一昨年の朝日杯FSの覇者。関屋記念でひと叩き済みで実力は発揮できそうです。ただ怪我
だけには気をつけてほしいです。そういう意味では一番の注目馬ですね。
レースインプレッション
シルクロードS以来の、久しぶりの的中になりました。
レース前に大雨が振り、マイネルモルゲンに馬場が向くか心配でしたが中山の開幕集の馬場は超高速の状態で
2年前のような重い芝の状態ではありませんでした。
レースはニシノシタンが何が何でもといわんばかりにハナを奪い2コーナーで後続を引き離して坂で軽く一息、や
はり中山1600mは内枠が絶対有利ということを再確認させられました。4コーナー手前でニシノシタンが早めスパ
ートに出ましたが脚色は余裕があり坂を上ってからも逃げ脚は止まらず、ゴール寸前でマイネルモルゲンが差す
というものでした。3着にウインラディウス、4着にバリブレストが伸びてきたときは少しヒヤッと来ましたが、中山1
600mを前半1000m57秒台で叩いて1分33秒前後で押し切る競馬を4回も続けてきただけに重賞でも強さは
格別でした。ハンディキャップの影響もあるので次もとは行かないかもしれませんがやはり強いです。
コスモサンビームは朝日杯とほぼ同時計でゴール。この馬は期待こそしていましたが、それ以前に故障してほし
くない一心で祈るように見ていました。無事ゴールできただけでも収穫と思います。
マイネルハーティーはやはり6枠の追い込み脚質が堪えました。スタートこそまともだったものの加速が遅いのも
あって2コーナーで外外を回って大幅な距離損をしてしまい、かなり不利な競馬になりました。それでも0.4秒差
8着は実力の証で、次は侮れないでしょう。私も次も的中しないといけませんしね(苦笑)
セントライト記念
◎アドマイヤフジ
○トップガンジョー
▲マルブツライト
△フサイチアウステル
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度80%
アドマイヤフジとトップガンジョーで問題ないと思います。
アドマイヤフジは皐月賞で本命にするほどハイペースで強い競馬をしていましたし、2000m近辺での堅実さは折
り紙つきで、とにかく信頼度が高いです。ディープインパクトを除けば皐月賞は0.4秒差。スピード負けしなければ
大丈夫でしょう。
トップガンジョーは力のあるところは前走の1000万下競走でアピールできたとおもいます。長い新潟の直線は息
の長い末脚が必要で、切れないけどバテないこの馬は、やはりセントライト記念で有力となるでしょう。
マルブツライトは函館とは言えど1000万下でリゼルヴァ、プラズマといった古馬の準重賞クラスの馬を相手に勝っ
たのは大きいでしょう。基本的に切れ味重視の馬が飛びやすいレースですし、函館実績は生きると思います。
フサイチアウステルは1番人気ではありますが、少し不安が残ります。平坦小倉実績が中山で通用するかどうか
に尽きると思います。とにかく阪神で時計が少し足りないところがあるので、このあたりは少し懐疑的に見ていま
す。何より成長が著しいので、前のレースの走りとはまるっきり違うかもしれませんが、少し不安です。
マイネルレコルトはどう考えても仕上がり途上で、コンラッドは開幕2週目の馬場でココは様子見です。
レースインプレッション
スタートで勢い良くカネサマンゲツ前が飛び出した割には1コーナーで早くも落ち着き、すぐに流れが緩むというち
ょっと緩い展開に。3F目からは12秒台のラップが続く展開で、昨年のコスモバルクのラップが2Fめから全て11秒
台のラップで叩いていた内容とはかけ離れたものでした。と言うのも実質的な逃げ馬不在で誰もカネサマンゲツに
競り掛けようとしなかったために、先頭のカネサマンゲツも折り合ってしまったのでしょう。中山のバックストレッチ
が下り坂と言うことを考えればかなり遅いペースになっています。
しかし3コーナー付近から全馬が仕掛けだして急にペースが速くなります。アドマイヤフジをよく見るとわかるので
すが、バックストレッチ中間からどんどん前との差を詰めつつあったのが、3コーナーに近づいてから逆に追っても
追っても引き離される状況になり、直線でも完全に差し損ねる内容になりました。
完全な上がり勝負になったセントライト記念ってココ最近はバランスオブゲームが勝った新潟でのものしか無いん
ですよね。シンコウカリドが勝った年も上がり勝負とは言えませんし。
現在の菊花賞はグリーンベルトが無くなっているので3〜4コーナーで外に膨れるリスクが小さく、早仕掛けでス
タミナ一杯の競馬が出来るようになっているので、この結果がどう生きるか・・・・。
それにしてもトップガンジョー不甲斐なさ過ぎです・・・・。
オールカマー
◎ヴィータローザ
○コイントス
▲ホオキパウェーブ
△チャクラ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度80%
七夕賞、新潟記念でボコボコに荒れた内を走ったはずなのに最速の上がりを繰り出したグラスボンバーは確かに
怖い。でも雨が降って渋った馬場でカーネギー産駒を切るのはもっと怖い、と言うのが実情です。
グラスボンバーはまあ、忘れて今回は硬そうな決着になりそうな雰囲気なのでこの4頭でいいかな。
ヴィータローザ、チャクラはもちろん2年前のグチャグチャセントライト記念での1着、3着を評価してのことです。セ
ントライト記念ほどの馬場になるかどうかはわかりませんが、雨の影響が残るのは確実でこの辺の強みが生かせ
そうです。コイントスも札幌記念で雨の中のハイペースであれだけ粘れるほどに調子を上げてきており、今回こそ
重賞制覇の期待も高まってくると思います。
ホオキパウェーブは芝がボコボコになっていなければ問題ないでしょう。ジャパンカップの一時は故障かと思わせ
るほどの大失速は蹄跡(足あと)の窪んだところに足を突っ込んでしまってリズムを崩したのが原因らしく、開幕3
週目の良好な馬場なら問題ないと思います。逆にグラスボンバーは荒れ芝のメリットが無くなって渋った馬場で
距離延長はどうか、と言うことを考えて切らせていただきました。
レースインプレッション
コイントスが出遅れて行く馬が全く不在・・・。こうなるとスローになるのは見え見えで、いつもはシンガリ後方から
の追い込み馬サンライズシャークがハナをきるという何とも異常な展開・・・。前半の1000m64秒2の超スローペ
ースで、サンライズシャークがハナを主張したのではなく、アレが自分のマイペースだったのでしょう。
なにやら新潟記念のフォーカルポイントのようなものを想像しつつ、直線に入ったら猛烈な叩き合い。こういう展開
になるとヴィータローザは絶対にキツイです。しかも内々を回ってしまって狭いところからの内差し。競馬がむかな
すぎでした。グラスボンバーはスローを完全に味方につけて距離を克服。ある意味ペース次第で何でもできる馬
ですね。勝ったホオキパウェーブは外から早め早めに前につけて、余裕のある加速で末脚が爆発。東西重賞制
覇の金子・金子レボリューション・・・・。何かこの勝負服、イヤになってきたのですが(爆)
しかしスタミナで中山2200mの実績を持つヴィータローザとチャクラには厳しかったとしか言いようがありません。
スプリンターズS
◎サイレントウィットネス
○シルキーラグーン
▲シーイズトウショウ
△デュランダル
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度99%
まず間違いなくサイレントウィットネスの勝ちでしょう。
安田記念は距離がキツイにもかかわらず果敢に逃げ、マークしたダイワメジャーとダンスインザムードを前半4F
45秒の猛烈なペースで脚を使わせ直線入り口で競り潰し、差しに回ったバランスオブゲームやテレグノシスを片
っ端から叩き潰して、追い込みのアサクサデンエンとスイープトウショウがギリギリ差すという圧倒的な内容です。
距離は短くなり、バックストレッチの下り坂で外枠から逃げ馬を見ながらレースを進められ、しかもBコース変わり
と来れば、もうこの馬が負ける要素はありません。落馬か故障でもない限り勝利は大と見ます。
シルキーラグーンとシーイズトウショウはテレビ愛知OPで1分6秒台の時計で1着2着していることで時計面での
裏づけがついており、時計勝負が予想される今回は絶対にはずせません。多くの馬は1分8秒前後に対し、コー
ス代わりの絶好の馬場で、持ち時計が生きないはずがありません。この2頭も強いと見ます。
デュランダルは一昨年のようにペースが速くなりすぎて前が崩れれば勝機はあると思います。ただ仕上がりは追
い切りで苦しがったりと心配な要素もあり、少し印を薄くしました。
はっきり言ってこの4頭以外は要らないと思っています。1分7秒フラットの世界で通用するのはこの4頭だけ、と
考えています。この時計がオープンで出せれば、もう重賞実績など関係ありません。
レースインプレッション
強かったです。サイレントウィットネス。
前半3エフは32秒9。実況では平均ペースなどと言っていましたが、下り坂の中山でもこのペースで飛ばして勝っ
た先行馬はタイキシャトルしかいません。ダイタクヤマトでさえテン3F33秒を切っていません。
レースはカルストンライトオが少し無理やりに先頭に立って流れを作る展開で、サイレントウィットネスは外外をじ
っくり前を見ながらのレース。デュランダルは最後方からの追い込み策で差しきりを狙う展開。
カルストンライトオは直線でも坂の手前でもう一度伸びて騒がせるものの、坂に入って完全に脚があがり追走して
いたギャラントアローも苦しい状態に。坂で先行馬が伸びあぐねる中で唯一伸びてきたのがサイレントウィットネス
。坂をものともせず上がって来て坂を上りきってもまだ伸び続ける脚は驚異的です。
大外からはアドマイヤマックスとデュランダル、キーンランドスワンが伸びてくるものの、切れ味の差でデュランダ
ルが2番手に立つも、サイレントウィットネスを差し切るまでの脚はなく2着。
○に挙げたシルキーラグーンは明らかに本調子ではなく差し不発、▲シーイズトウショウも−30キロは・・・・・・。
毎日王冠
◎コスモバルク
○バランスオブゲーム
▲ダイワメジャー
△テレグノシス
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度85%
安田記念組の逆襲を期待します。
バランスオブゲーム、ダイワメジャー、テレグノシスの3頭に言えることは、サイレントウィットネスが作る猛ラップで
脚を使わされてしまい、最後の末脚が使えなかったことにあると思います。そして最後の最後まで脚を温存した
追い込み馬が突っ込んできたのはある意味必然かもしれません。
逆に言ってしまうとサイレントウィットネスのような強力逃げ馬が居ない今回は、安田記念で中団や前目で勝負し
た馬が盛り返してくる可能性は大と見ます。この3頭はまず間違いなく突っ込んでくるのではないでしょうか。
コスモバルクはかなり個人的感情が入っていますが、決して感情のみではありません。
この馬は元々百日草特別でハイアーゲームを破っていますし、実力としては十分なものを持っていると言えるでし
ょう。気性面は何ともいえませんが、ココはアンカツの腕に期待します。とにかく期待の方が大きいコスモバルクで
すが実力があることは既に証明されているので、安心してみることが出来ると思います。
レースインプレッション
何やってんのコスモバルク〜っ!!!!
レース映像を見逃してしまったのでJRAのパトロールビデオで確認しましたが、なんだかバルクの元気がありま
せんでした。確かに掛かって前に行きたがるもセントライト記念のときみたいにカーッと掛かる印象でもなく、抑え
られながらジリジリと・・・・しかしその割には直線で完全にパッタリ・・・。
切れる脚はそれなりに持っている馬のはずなのですが、なんとも後味が悪い・・・そんなレースでした。
今回はこうとしかコメントの仕様がありません。
秋華賞
◎ライラプス
○ラインクラフト
▲エアメサイア
△エイシンテンダー
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度85%
ラインクラフトでもない、エアメサイアでもない、今回の本命はライラプスで!!
京都競馬の内回り2000mは平坦で坂が少なく、ローズSのときと違ってラインクラフトの脚が最後まで持続する
可能性を考えましたが、この雨が降った馬場でローズSと同じノリで競馬をするのはリスクが高いでしょう。京都な
ら、というイメージを持たせた反面2000mまでというイメージも残しましたからね。
ライラプスは距離こそ1600mですが、重馬場でのクイーンカップを制しており重馬場適性を示していることや、ロ
ーズSでも3着していてそれなりの実力を見せています。重馬場になって何か付け入ることができるのではないか
と思います。
エイシンテンダーはローズSのときは大敗と言うように見えましたが、直線では意外と粘っていました。仕上がり面
で悪い状態といわれていたにもかかわらずがんばったと思います。元々オークスでも瞬発力負けしているあたり、
瞬発力が生かしにくい馬場になると考えられるなかで競馬が変化するかもしれません。
ラインクラフトとエアメサイアに関しては何も言うことないでしょう。やはり2強が強かった、それだけのことです。
レースインプレッション
やはり2頭は強かった。ラインクラフトの逆転はありませんでした。予想は的中しましたが勝った気がしません。
前半は逃げ馬がエイシンテンダー1頭で単騎逃げが成立してペースが緩んで前半5F60秒2。やはり2F過ぎてペ
ースが少し緩みだしたところでラインクラフトは頭を上げてしまいました。こういうことをするとスタミナを余計に消耗
するんですけどね・・・。しかしそれでも鞍上福永祐一は巧くなだめたと思います。
しかしこういう風になるとエアメサイアには絶好の機会なんですよね。ラインクラフトが掛かるそぶりを見せる後ろ
でエアメサイアが脚を溜めているのを見て、勝負はわからなくても明らかに競馬はエアメサイアが勝っていたでし
ょう。
直線でラインクラフトは引きはなすも、エアメサイアが末脚を爆発させ、エアメサイアが伸び続ける一方でラインク
ラフトはゴール前で急速に一杯になって脚が止まった瞬間を狙われました。武豊の好騎乗です。
一アマチュア予想&解説者の戯言ではありますが、ラインクラフトは何とかもう少し仕掛けを我慢できなかったでし
ょうか。ローズSをくれてやったと言ってまで本番での勝利にかけたのですが少し勿体無い競馬でした・・・。
菊花賞
◎アドマイヤフジ
○アドマイヤジャパン
▲シックスセンス
△ローゼンクロイツ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度40%
コレでディープインパクトが来たら仕方が無い、という意味で40%になりました。
ディープインパクトの強さは百も承知。あの馬が間違いなく一番強いのは紛れもない事実。しかし菊花賞では必ず
しも前哨戦で強い馬が突っ込んでくるとは限らない。ソレは前哨戦と本番のグラウンドの差が大きいから。
武豊騎手のダンスインザダーク症候群と書きましたが、これには根拠があります。
01年にレース番組改編で、菊花賞の内ラチ沿いのグリーンベルトが消失してから、武豊騎手はノーリーズンでの
落馬を除いて3回同じ競馬をして失敗しているんです。それはバックストレッチで13番手〜15番手で3コーナー
手前から強引に捲くって外差しを決めようとするパターンで3度潰れています。しかも2回はダンツフレームとハー
ツクライのダービー2着馬でしかも1番人気。ディープインパクトがダンツフレームやハーツクライを遥かに凌ぐ馬で
ない限り同じことをやらかして失敗しそうな気がどうしても残ります。
菊花賞のグリーンベルトが無くなったことで、外に馬を出して横一線の競馬をするようになった傾向が強くなり、3
コーナー後半の下り坂から一気に加速をつけてスタミナ一杯の競馬が出来るようになってから、瞬発力が生きる
馬が人気になって次々に敗退しているのは本質的に現在の菊花賞がスピード競馬ではないからでしょう。

まあディープインパクトにけちを付けるのはこの辺にして、何にせよ自力がなくては菊花賞は勝てないのは事実。
そんなわけでいままでディープインパクトと戦ってスピードの違いで涙を呑んだ馬の逆襲を望みます。
頑張れ、内国産のダービー馬の息子アドマイヤフジ!!
レースインプレッション
あまりにも、あまりにもディープインパクトは強かったです。
スタートは予想以上に良く、中団やや前という私の考えていた後方13〜15番手を大きく裏切りました。
4コーナー付近でディープインパクトがゴールを間違えたのか、マチカネフクキタルの如くかかり始め場内がどよむ
なか、藤田騎手鞍上のフサイチアウステルが散々に馬体を寄せたり前後したりとディープインパクトをつつく動作
があり、このまま掛かり続ければ・・・・と思っていました。
バックストレッチに入りかけるところで武騎手は昨年のコスモバルクの五十嵐騎手が行った秘策『長手綱』で抑え
るのに成功、7〜8番手の最高の場所で3コーナーの下り坂に突入・・・・・。
仕掛けた途端にディープインパクトは併走したフサイチアウステルを一気に抜き去り、マークして仕掛けに入った
ローゼンクロイツを振り切り、遥か前で勝ちパターンに持ち込むアドマイヤジャパンを差しきり3冠達成。

今回はおめでとうとしか言いようがありません。
1000m1分1、2000m2分4、昨年のコスモバルクの作ったペースは菊花賞では比較的速いのですが、それで
も中団からあれほど強い競馬が出来るとは思いもよりませんでした。
ディープインパクトが私の考えたとおり4コーナーで後方13番手で行けばあるいは・・・というのもありますが、今
回はあくまで机上の空論。ここでは伏せることにします。
いずれにしろ奇跡的な33秒8末脚で制したダンスインザダーク、マチカネフクキタルを超える33秒3の脚を300
0m、しかも決して遅くないペースで発揮したのは間違いなく実力です。最後までこの馬は強かった・・・。

ディープインパクトが引っかかって早め早めの競馬になったのは怪我の功名、アドマイヤジャパンはディープイン
パクトがかなり前の位置に来たために早仕掛けせざるを得ずゴール前で脚が止まってしまったのが惜しかった。
天皇賞秋
◎ゼンノロブロイ
○スイープトウショウ
▲テレグノシス
△ホオキパウェーブ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度85%
天皇賞秋の最近の傾向から見てわかることは、1にも2にも決め手が強くないとダメということです。
昨年こそ特殊な重馬場でしかも全くのスローであったことから実力どおりになりませんでしたが、それでもゼンノロ
ブロイは完全な横綱相撲でした。一昨年もローエングリンとゴーステディが引っかかって前に行った以外は意外と
スローな流れになり、最後には決め手が勝負を決めました。やはり好調と末脚の威力が必要です。
そんなわけで今年もゼンノロブロイ、宝塚記念勝ち馬スイープトウショウがまず外せないのはわかると思います。
テレグノシスはこの条件で昨年散々な目にあっているのですが、今年は馬場が悪くなる雰囲気もなく毎日王冠の
走りを見ても衰えているとは思えません。17頭立てでアレだけ突っ込んでこれればここでも大丈夫でしょう。唯一
心配なのはBコース変更で、内の馬が有利になっていること。大外ぶん回しは避けたいです。
ホオキパウェーブはペースが遅ければ捲くりをかけることができる柔軟性と、ココ最近の成績が良いことからピック
アップしました。オールカマーでホオキパウェーブの2着に破れたグラスボンバーは新潟記念で荒れた内側から伸
びてきてヤマニンアラバスタの2着になったツワモノ。オールカマーでもスローな流れに乗ってヴィータローザら決
め手が足りない馬を振り切って一旦先頭に立ったほどの馬です。ホオキパウェーブが休み明けにもかかわらずア
レだけ脚が出せたのですから、今回も是非買ってみたいと思いますね。
レースインプレッション
全く予想がつかなかったへヴンリーロマンス。まさかこんなに強かったとは・・・。
レースのラップは前半5Fが62秒6という超スローペース。タップダンスシチーは3年前の有馬記念でファインモー
ションが作るスローペースを嫌ってハイペースを自ら作り出していた頃とは打って変わってのスロー待機。
ストーミーカフェも競り合う馬が居ないことから折り合ってペースが緩むという意外な流れになりました。
直線で一気に仕掛ける直線勝負の展開でBコースの馬が比較的良く伸びた天皇賞。ダンスインザムードの北村
騎手がエプソムカップのスズノマーチで見せた巧みな内差しで抜け出して、ストーミーカフェが外に膨れて後続が
追いあぐねる中で一気に抜け出し、あわや勝つかの雰囲気に。ようやく進路が固まったゼンノロブロイが力強く
伸びてダンスインザムードに馬体が合ったその一瞬に間を劈く白い帽子・・・・ヘヴンリーロマンスでした・・・。
本当に一瞬、何故こんな脚が出せたのか全くわかりません。札幌記念、クイーンSともにハイペースの展開で、こ
の一瞬の切れ脚が生きるレースではなかったことを考えても、全くこの脚は予想できませんでした。
テレグノシス、スイープトウショウはこの超スローペースで直線だけで勝負する競馬を強いられては成す術ナシ。
特にテレグノシスは距離的にも限界を超えていて最後まで伸びなかったのはある程度止むを得ない。
ホオキパウェーブは先行して内を鋭く伸びたものの、外に膨れたストーミーカフェに進路をふさがれてバランスオ
ブゲームに進路に入り込まれて大きくつまずく2度の不利が痛かった。
アルゼンチン共和国杯
◎ニシノドコマデモ
○コイントス
▲ダイタクバートラム
△サクラセンチュリー
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度90%
毎度毎度よく荒れる重賞ですが、今回は飛ばしてレースを引っ張る馬が居ないぶん、気が楽かもしれません。
おそらく前に行くであろうビッグゴールドもコイントスも、溜めて逃げるタイプで双方が主導権争いをするということ
は考えにくいでしょう。恐らくビッグゴールド→コイントスの順で落ち着くと思います。
しかし直線をはじめ馬場の内が荒れだしているあたり、エプソムカップのように外が伸びないとは考えにくく、スロ
ーながらも瞬発力を生かした外差しが生きるレースになると思います。
当然スローで瞬発力を生かして好走して来た馬を中心に選びました。
ニシノドコマデモは青葉賞でスローからどんどんペースが速くなる展開で大外一気でダンツキッチョウの2着。日
本ダービーでもシックスセンス、アドマイヤフジと差の無い競馬をしていて、実力はありそうです。
コイントスはペースに関してはスローでもハイでもいいと思いますが、ココ最近何かと調子がいいので押さえるこ
とにします。この馬、決め手が弱い反面スローでもハイでも連対実績がありますからね。
ダイタクバートラムは長距離になればスローからの瞬発力勝負が圧倒的に強いです。昨年も4着とは言えど猛烈
な上がりで突っ込んできましたし、一時期のこう長期に乗り続けた武豊騎手も『スローで溜められる展開が向く』
と言っていますし、復活が期待できます。
サクラセンチュリーは本当に瞬発力勝負になると上がりが遅い分キツイのですが、長距離実績を評価します。し
かしこの馬、瞬発力が生きるスローな展開になるといつも能力差のようなもの見せ付けられているのが気になり
ますが、レースで使った数も少なく馬はとても若いので成長に期待します。
レースインプレッション
また負けた〜!!マーブルチーフにやられました。
レース展開は1000mが63秒台のかなり遅いペースになるかと思ったのですが、デルタブルースがやや前に位
置取ったのか、デルタブルースを多くの馬がマークした結果か、意外にも1000mが61秒ソコソコのあまり遅くな
い流れになりました。中間のペースを見ても12秒台ソコソコのペースが続く淀みの無い流れになっています。
直線が近くなってからは決して緩くないペースからの追い比べでスタミナを争う。ビッグゴールドが粘るなかを抜
け出したのがコイントス、マーブルチーフ、サクラセンチュリー。マーブルチーフが一旦抜け出した後にコイントス
が差しにかかるも、マーブルチーフと馬体を合わせると逆にコイントスが後退。そこからサクラセンチュリーが外か
ら馬体を被せる感じで競り勝ち。スローからの瞬発力勝負ではいつも位置取りが後方過ぎることやキレが足りな
いと言う面では同じサクラローレル産駒のローマンエンパイアと同じ不器用さがあるが、こうした淀みの無い展開
でスタミナ勝負になるとやはり強い。ローマンエンパイアもこういう競馬ならやれるはず、と言う感じですね。
コイントスの後退は横山騎手も全く不可解で仕方が無かったらしいです。恐らくコイントス自身がサボったのでは
ないかと思うのですが、こういう馬は少し困ります・・・・。
ダイタクバートラムは4コーナーまでいい感じで上がっていったのに直線でずるずる後退。まるで別馬でした。
ニシノドコマデモは全くといっていいほど動かず、まだまだ本調子には程遠いようです。
デルタブルースは休み明けとはいえあの苦しいジャパンカップ3着から考えるとスタミナ切れはだらしが無い。仕上
がっていなくても、ジャパンカップを意識して出したか、最初から叩き台としての出走だったのではないかと思う。
エリザベス女王杯
◎スイープトウショウ
○アドマイヤグルーヴ
▲オースミハルカ
△マイネサマンサ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度70%
エアメサイア切っちゃいましたよ〜。さてコレがどうでるやら。
私としては今年の3歳牝馬路線はそんなに強いと思わないんです。エアメサイア、ラインクラフト、シーザリオが抜
けているのは言うまでもない。でも昨年もスイープトウショウ、ヤマニンシュクル、ダンスインザムード、ダイワエル
シエーロが抜けていましたよね?特に秋のスイープトウショウとヤマニンシュクルの勢いはすごかったと思います。
しかしスイープトウショウが出遅れたとはいえエリザベス女王杯で破ったのはオースミハルカとアドマイヤグルー
ヴだったんです。3歳と古馬がぶつかるのはココですから、ソレまでに目立つといえば当然牝馬クラシックが盛り
上がる3歳勢に人気が集まるのは必然なんです。
私は天皇賞で超スローでの大外差しを強いられた2頭、スマイルトゥモロー&メイショウバトラーのようなガンガン
いく逃げ馬が不在で府中牝馬S、マーメイドSのごとくスローになりそうな雰囲気で怖い2頭で狙います。
ユタカが乗り捨てた馬は走らない、と言うジンクスを破ったのがアンカツ&ビリーヴ。鞍上の上村騎手に期待!!

・・・・なんか今回は変な予想になっちゃったかも。何かコラムくさくなりました・・・・。
レースインプレッション
すごく久しぶりな気がする的中でした。
スタートして積極的に行く馬が不在でペースが緩むかと思いきやオースミハルカが2コーナーで押して押して大逃
げを展開。しかし引っかかったマイネサマンサ以外全馬がオースミハルカを無視する形になったので、全体的に
はスローといって良いでしょう。恐らく2番手あたりの1000m通過時計は1分1秒後半あたりと思います。
3コーナーの坂でも誰も仕掛けず、坂の頂上を越えたところでようやく後続の手が動く展開。
4コーナーではオースミハルカが大逃げしたにもかかわらず、4コーナーまで流れが緩んだおかげで息が入り一気
に引き離し完全な独走態勢に入る。そんな逃げ切られると思われる展開をひっくり返したのがスイープトウショウ。
ゲート入りもスタートも良く、宝塚記念と同じ10番手前後の位置取り。そこから徹底的に脚を溜めて末脚を爆発。
スイープトウショウよりも早く仕掛けてオースミハルカに迫ったのがアドマイヤグルーヴでしたが、アドマイヤグル
ーヴが仕掛けて進路が開いたと同時に池添騎手はスイープトウショウを左手前に替えてステッキを入れたとたん、
猛烈な末脚を発揮しアドマイヤグルーヴを一瞬で抜き去ってゴール寸前でオースミハルカを捕らえる驚異的な勝
利でした。
2着のオースミハルカは完璧な大逃げをしたものの2着。今の京都競馬場外回りではスローでもハイでも逃げで
は勝てないとしか言いようが無いです。当然、勝った相手が半端ではないという条件付ですが。
3着のアドマイヤグルーヴは天皇賞に引き続き上村騎手でしたが今回は好騎乗。内目でじっくりと溜めて、勝負
どころで上手に馬群をぬって、直線で外に持ち出して末脚を発揮させました。正直往年の力は衰えている感じは
せず、先着した馬が大幅に成長していたといえると思います。特にスイープトウショウは昨年は大出遅れにスロー
が重なるという最悪の競馬であっただけに、まともに競馬をしていたら当時で負けていたかもしれません。
マイネサマンサは抑える指示から引っかかってしまって前に出たということでしたが、あの末脚の前では抑えても
勝負にならない可能性が高く、実力的に劣っていたのでしょう。
5着に破れたエアメサイアはスイープトウショウよりも後ろにつけてしまったのが最大の失敗。もまれる展開で実力
を出し切れなかったのもわかるが、逆に言えば揉まれる競馬をしていなかったのも事実。良い経験になったので
はないであろうか。
マイルCS
◎サイドワインダー
○デュランダル
▲ハットトリック
△テレグノシス
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度80%
今年の秋の京都は言うまでもないでしょう。昨年と同じく極端な外差し馬場で先行馬が不利です。
昨年はテンが少し速かったというのもありますが、内の馬が次々に潰れて行く反面、外差しを下テレグノシスは直
線で一度前をカットされる不利がありながらも3着に突っ込んでこれる馬場。コレで先行馬は出番は無いでしょう。
狙うは差し馬。それも京都では圧倒的に信頼が置けるサイドワインダー本命で行きます。
過去に1番人気でズッコケてそれ以来人気を落としてしまった馬ですが、マイルCSに限らず京都金杯、京阪杯、
スワンSと、京都の1400m〜1800mでは圧倒的な信頼度を誇る馬で、この馬は今度こそ来るでしょう。
デュランダルは言うまでも無く。しかし昨年は極度に極端な外差し馬場に助けられた面もあり、流れひとつでひっく
り返りかねないところがあると思います。現にメンバーは昨年よりも遥かに上で今年は少し警戒が必要です。
ハットトリックも京都は得意です。とにかくマイル近辺での瞬発力は負けないものがあるので、期待できます。
テレグノシスは勝ち味に遅い欠点を抱えているのですが、昨年も進路をカットされて負けて当然の中で末脚を伸
ばして3着したあたり、流れさえあればと言う感じはあります。勝浦騎手いわくまだ成長の余地が残っているとの
ことで、この辺に少し注目したいと思います。
最初はスローに緩んでも3コーナーの坂の下りから急にペースが速くなるのは明白で、早仕掛け必至でしょう。
そんな中で一番頼りになるのは京都実績と思います。
レースインプレッション
とりたかったぁ・・・・・。ダイワメジャー、毎日王冠で横山騎手が喉鳴り再発とか言ってたので切っちゃったんです。
今回は考えていた以上にハイペース。ローエングリンも溜め逃げをすると思い、スローからの早仕掛けになると思
っていましたが、ローエングリンが元気よく逃げてダイワメジャー、バランスオブゲーム、ダンスインザムードが前を
争う厳しい展開。すごい縦長になった時点で前は終わった、デュランダル、サイドワインダー、テレグノシスが突っ
込んでくる、と確信していたのですが・・・。
しかし今回は前が粘る粘る・・・。ココ最近京都でこんなレース見ていません。いつもいつも坂の頂上までスローで
直線の瞬発力勝負で外差し馬が馬場差で突っ込んでくる、こんな競馬を見すぎたのか想像がつきませんでした。

しかしハットトリックは本当にいい競馬でした。道中でも良い手ごたえで外目前を見ながら、坂の頂上からそっと
仕掛け始めて、4コーナーで見事爆発。本当に素晴らしい騎乗でした。直線で後続がもたついていたことから、前
が残ることを危惧していましたが、ココで差してしまうとは。前が残る中で1頭だけ差し切る強い競馬です。
デュランダルは普段は全く参考にしていない柏木集保さんの予想がズバリ的中。ハイペースの中で追走のため
に小出しで脚を使ってしまい、最後で脚が末足が伸び切って尽きたという感じでしたね。やはりコレだけ外が有利
な馬場で差せなかったことは力負けでしょう。ハットトリックは差しているんですしね。
テレグノシスはダイワメジャーと迷った結果、今年こそやって欲しいという気持ちと過去に僅差の4着になったとき
にハイペースの中での僅差4着だから多少早くなっても差せるという判断から買ったのですが・・・。
サイドワインダーに関しては全く競馬をしていないと言って良いでしょう。道中3コーナーまで松永騎手は手綱をブ
ラブラさせて遊ばせてしまっていましたから。そこから急に仕掛けたって伸びるはずも無く直線でガックリ。
松永騎手が何故あんな競馬をさせたのか不思議で仕方ありません。
ジャパンカップダート
◎パーソナルラッシュ
○タイムパラドックス
▲サンライズバッカス
△カネヒキリ
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度90%
東京ダートなら絶対に絶対に差し、追い込み馬です。こればっかりは言い切っちゃいます。
先行して押し切ったのはフリートストリートダンサーのみで、多くはレギュラーメンバーをはじめとする先行馬がビュ
ンビュン飛ばすも、これで押し切るのはまず不可能。ペースが速くなればアメリカのトップクラスのダート馬も差され
てしまうのが東京のダートです。まずダートでの高速実績、東京ダート実績を評価していきたいと思います。
本命にあげたパーソナルラッシュはダイオライト記念でタイムパラドックスを捲くりでたたみ掛けて押し切ってしまっ
た実力馬。この馬は早めに仕掛けて自力でたたみ掛けて押し切る競馬が最も得意で、ペースが早くても遅くても
ある程度対応できるのが最大の強み。ここ2走吹き飛びましたが勝ち馬ユートピアが大の盛岡巧者で先行が止ま
らない競馬場での差し損ね、直線が190メートルしかない名古屋競馬場という不利があったと思います。正直な
ところジャパンカップダート勝ち馬のウイングアローも小回りコースで取りこぼしているので問題無いでしょう。
タイムパラドックスはもう言うことなし。今年もGTを3勝して相手関係も問題無し。確実に差す長い差し脚は絶対
に東京ダート2100mで生きると思います。
サンライズバッカスは距離不安でカネヒキリに逆転されるといわれていますが、先行馬が楽に押し切れてしまう小
倉のダート1700mの深い砂で競り合いを制して差し切っているのですから距離不安は問題ないでしょう。
カネヒキリは少し人気し過ぎている感じがどうしても残りますが、実力があるのも事実。ここは抑えます。
レースインプレッション
なんと言う結末・・・・。
差し馬の有力候補としてあげていたパーソナルラッシュとタイムパラドックスはよりにもよって暴走ペースを先行し
てしまいました。パーソナルラッシュは3コーナーで既に手ごたえが怪しくなって追われ出す始末・・・。
今回は全く予想外。スターキングマンがあんなに後ろにつけるとは思いもよりませんでしたし。
しかしカネヒキリは常に進路を確保しつつ、勝負どころで確実に伸びたあたり実力を感じます。強いですね。
しかし一番頑張ったのはシーキングザダイヤでしょう。あのペースを先行して直線で2度も伸びる辺り、ニュージー
ランドトロフィーで見せた2の脚が再び発揮されたあたり、やはりこの馬は強いです。
タイムパラドックスは先行してしまったのが最大の失敗でしょう。やはり3〜4コーナーの勝負どころで伸びることが
できずに直線での競り合いで少し置いていかれたあたり、分が悪い競馬であったと思います。
サンライズバッカスはカネヒキリを比較すれば斤量的にも仕方が無かったという言い訳はつくものの、今回はカネ
ヒキリに完璧な競馬をされたために力の差が出たといっても仕方が無いでしょう。今回はカネヒキリが強かった。
しかしスターキングマンの驚異的な復活にも脱帽。この馬がもう一度GTを制して、3年前に断念したドバイ遠征
を期待したいところです。
ジャパンカップ
◎バゴ
○ゼンノロブロイ
▲タップダンスシチー
△コスモバルク
4頭の馬番連勝500円BOX買い。計3000円。
予想の自信度80%
まずはバゴでしょう。凱旋門賞はジャパンカップには合わないとは言われつつも、2年連続2着したピルサドスキー
はエアグルーヴ、バブルガムフェローを破って勝っているわけですし、この馬もブリーダーズカップターフで上位に
来ているあたり、全く侮れない存在と思います。日本馬は少し手薄なのでここは来ると思います。
ゼンノロブロイ、タップダンスシチーは今年は調子を落としている感じですが、ゼンノロブロイも決して力が衰えてい
るという感じはありませんし、タップダンスシチーもまた絞り込まれてくれば走ると思います。ここ2走は共に馬体重
がつき過ぎていましたし、びっしり追われて500キロ台に戻れば再び走ると思います。
コスモバルクはもう完全に心情でしかないのですが、馬場がCコースに変わって逃げ、先行馬が有利になってい
るのも事実。今回は遠征の疲れも無いと思いますし、何とか頑張って欲しいという気持ちをこめて馬券を買いまし
た。この馬にはセントライト記念以来相性が悪い状態が続いているのですが、何とかこの馬でもう1度馬券を当て
たいものです。
レースインプレッション
バゴ完敗・・・。どうやら向こう正面で負傷していたそうで・・・。
スタートからタップダンスシチーが飛ばす飛ばす。2コーナーで落ち着くかと思ったら全く勢いは止まらずに、その
ままゴールまで止まらなかった感じです。前半1000m58秒8、2000m1分57秒7。このペースはタップダンス
シチーが2度目の金琥賞を制したときの時計よりも早いです。こんなペースでも直線の坂まで先頭を守っていた
のですからたいしたもの。この馬、有馬記念で絶対復活します。
勝ち馬のアルカセットと2着ハーツクライは最後方でギリギリまで仕掛けを我慢して追い込みの競馬に徹したのが
最大の勝因でしょう。直線の坂を上りきったところでゼンノロブロイ、リンカーンが一杯になってしまうほど苦しい競
馬となり、最後に脚を残したのがアルカセット、ハーツクライであったと思います。
アルカセットとハーツクライの差はもう実力としか言いようが無いでしょう。アルカセットは出遅れ、ハーツクライは
最内の最短コースで馬場の良い部分を走ってきて、アルカセットと場対があったところで一杯になって脚色が一
緒になって敗れたのですから、仕方ないと思います。
コスモバルクは全く末脚が発揮できなかったあたり、相当に疲労が溜まっているのではないかと思います。一度
休養して立て直してから来たほうがいいかもしれません。この馬、いったいいつ休んでるのか気になります。
しかしホーリックスとオグリキャップの驚異的日本レコードも更新され、もうほとんど全ての競馬場、コースのレコ
ードが更新されたと思います。2分22秒2の更新は不可能と呼ばれた伝説のレコードだったのに、と思うと少し
寂しいです。
阪神JF
◎コスモミール
○ブラックチーター
▲クリノスペシャル
△セントルイスガール
×アルーリングボイス
注テイエムプリキュア
コスモミールを軸に300円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
同条件のゴールデンホイップトロフィーではスピード面でやや劣るロードマジェスティが勝利。勝ち時計は1分35
秒3で上がりが48秒。そこそこに速い流れで全馬が力を出せる展開でこの時計ということは、今の阪神の馬場の
時計がかかっていることの裏返し。短距離での実績や高速馬場での実績のみの馬では危険と見ます。
本命軸馬はどんなに人気が無くてもコスモミール。この馬は並大抵の馬ではありません。
新馬戦、マリーゴールド賞、ダリア賞で牡馬を破って3連勝、新潟2歳Sでは重馬場で前半4F47秒8と馬場を考
えれば相当なハイペースで荒れて伸びない内を走って3着に粘りこむ競馬は並みの馬では不可能です。相当に
粘り腰のある馬とみています。ファンタジーSは軽い時計が出すぎる馬場での敗退なので全く問題ないでしょう。
ブラックチーターはファンタジーSで大敗しましたがあがりは34秒4とそれなりの脚は見せています。出遅れてス
ムーズさを欠いたまま大外をぶん回しての競馬で力負けではないと見ます。この馬もデビューはやや重馬場での
5馬身差し切り勝ちと時計が掛かったほうが良い馬なので逆転に期待します。
クリノスペシャルも全く同じ評価です。今年のファンタジーSは時計が出すぎていて当てにしていません。時計の
掛かる馬場で強く抜け出す競馬をして勝っているので、この馬は今回は有力と見ます。
セントルイスガールとアルーリングボイスは小倉2歳SとファンタジーSでぶつかって、両方アルーリングボイスが
勝っていますが、今回は逆転があると思っています。小倉2歳Sでのアルーリングボイスは4コーナーで内から外
に大きく膨れる大斜行をスピードで勝るという理由で審議にもならずに勝って、ファンタジーSではハイペースの
中をスムーズな差しを決めて勝っています。ただ逆に言うと軽い馬場でのスピードしかアピールしておらず、しか
も使い詰めで、今回は疑問が残ります。セントルイスガールも若干同じことが言えますが、小倉2歳Sで正攻法の
競馬をしてハナ差2着なのですから、この馬のほうが勝ち目があると思っています。
テイエムプリキュアはかえで賞で牡馬相手に先行して抜け出す競馬をして勝っているのを評価します。京都外回
り1400mはスタートから坂で、ここで先行して後続を封じ込める競馬が出来るというのはかなり心強いです。
アルーリングボイスを若干舐めすぎた評価と思いますが、ファンタジーSの時計を鵜呑みにすれば阪神JFは1分
33秒前半の勝ち時計でメジロドーベルのレコードを1秒以上更新する超レコード。絶対に有り得ません。
レースインプレッション
て、テイエムプリキュア・・・・・。
アルーリングボイスの敗退は想像がついていましたが、これほどタフな競馬になるとは思いませんでした。
ゴールデンホイップトロフィーでかなり時計が掛かっていたのでパワーの要る馬場になると思っていたのですが、
それに急激な雨まで・・・。
スタートは1200mでも距離が長いキーレターが悪い馬場も気にせず飛ばす展開は向こう正面に入っても緩まず
前半のペースは何と35秒5。前日に古馬が走ったゴールデンホイップトロフィーが前半3F35秒3。雨が降って洋
芝がぐんと重くなることを考えれば、古馬1000万下よりも速い猛ラップであったことが考えられます。
こんなペースでしかも雨が降っているとなれば、前崩れになると言うのが定石ですが、馬場が重くて差し馬の差し
脚もすぐに上がってしまう、サバイバルレースの様相であったと考えられます。
そんな中で終れ通しで抜け出したのがテイエムプリキュア。これだけタフな競馬で勝ったということは軽い競馬に
行って不安ということが考えられますが、今回の走りは強かったの一言。本当にパワーがあります。
勝ち時計の1分36秒7は確かに遅いが時計の掛かる競馬での勝者であることは違いありません。何時から時計
の掛かる競馬での勝者が弱く、速く軽い競馬の勝者が強いなどと誰が決めたのかわかりませんが、軽く速いスピ
ードの究極を争うアイビスサマーダッシュの盛り上がり具合を見ればスピード競馬を突き詰めた成れの果てであ
ることが分かるはず。テイエムプリキュアはやはり強い馬です。
本命のコスモミールは馬場が合わなかったとは思わないですが、終始包まれて揉まれ通しで非常に苦しい競馬
を強いられたのが最大の敗因。上位3頭は大外から差した馬で、5着のアサヒライジングに言えることは揉まれる
ことなくすんなり競馬を運べたことが大きかったと思う。やはり2歳牝馬でタフ競馬の上に揉まれるのでは苦しい。
朝日杯FS
◎フサイチリシャール
○ジャリスコライト
▲アポロノサトリ
△スーパーホーネット
×ディープエアー
注ショウナンタキオン
フサイチリシャールを軸に300円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
今度こそ的中させたい一戦です。
本命のフサイチリシャールは東京スポーツ杯2歳Sではテンの3F35秒7と結構速いペースで飛ばしたものの、道
中でチャッカリと息を入れ、直線で後続が来たのを見計らってから末脚を爆発させて上がり3F34秒0の剛脚を繰
り出して後続をまったく寄せ付けずに勝ちました。こういうテンは速くても道中で一息入れて末脚を繰り出すことが
出来るタイプは中山のマイルでは本当に強いです。中山のマイルはバックストレッチの下り坂で先行馬が争うの
で、ここで息を入れて走ることが出来ないと最後の急坂を上がった後で必ず差されます。この馬は全く問題無いで
しょう。
ジャリスコライトはいちょうSでスローな中で直線に入って完全に前が塞がる不利を2度も受けながら、残り300m
で進路が開くと爆発的な末脚を繰り出して完勝しました。あれだけ不利を受けてなおステッキが入ってあの脚。本
当に強い馬にしかできないと思います。
アポロノサトリは500万下競走のレベルの高さを評価して単穴に入れました。前半3Fこそ35秒7と若干緩んだ感
じですが、そこからは11秒台のラップが最後まで続く淀みの無い厳しい競馬。そんな中で後方で脚を溜めて、直
線で大外に出してメンバー中ぶっちぎりの33秒7の末脚を繰り出して完勝。速い時計でこういうことができる馬で
は過去にコスモサンビームなども居り、ここで通用すると見ました。
スーパーホーネットはそんなアポロノサトリを唯一破っている馬です。デイリー杯2歳Sでもスローになった展開か
ら直線後方であったにもかかわらず、追われてぐいぐい伸びてきた辺りスピードとパワーはあると見ました。
ディープエアーは札幌2歳Sの内容がどうにも分かりませんが、とにかく油断できないのが洋芝札幌の2歳重賞で
時計的にも侮れないと思うので抑えておきます。
ショウナンタキオンは一度切ろうかと思ったのですが、この馬も完成度や実力という面ではたいしたものでその辺
は評価します。ただ新潟外回りのマイルは600m地点で既に直線なので、ハイペースの中で大外をぶん回して
流れや展開がはまったと言う感が若干強く、この馬は強くは推することはできません。あくまで押えで。
レースインプレッション
的中・・・・。しかも8着までの賞金&出走奨励賞圏内に予想馬を全て入れられる結果に終わりました。
フサイチリシャールは東京スポーツ賞2歳Sでのテンの3Fの時計が遅く、しかも外枠を拾ってしまったために、スタ
ートで置いて行かれないかと言うことだけが心配でしたが、スタート直後の道中が緩んだためにうまく流れに乗る
ことが出来ました。この流れに持ち込めば大丈夫、無難な勝ち方だったと思います。
スーパーホーネットはデイリー杯2歳Sでもスローで後方からの差しを強いられたときに、際立って伸びてきて3着
に食い込めるだけの脚を持っていたのがここで発揮されたと思います。しかしよく伸びた・・。
ジャリスコライトはデザーモがステッキを落としたのが痛すぎ・・・。あの馬はこの程度の伸びではないのですが。
ショウナンタキオンは内側から鋭く伸びたものの、坂を上ったところで脚が一杯に。あの展開では仕方が無いでし
ょう。スタートから流れが緩んだために差が届く競馬になるはずもなく、今回は仕方が無いと思います。
アポロノサトリはスタートで出遅れた上にスローにはまり、更に大外を振り回したのでは無理というもの・・・・。
・・・・なんかやけに淡白なインプレッションで申し訳ありません。すごく予想外な内容でしたので・・。
CBC賞
◎キーンランドスワン
○シーイズトウショウ
▲マルカキセキ
△ウインラディウス
×ディープサマー
注ゴールデンキャスト
キーンランドスワンを軸に300円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度90%
今回も自信を持って行きます。高松宮記念2年連続で3着、2着に突っ込んできた実績を買います。
キーンランドスワンが走る条件はハイペース。この馬はハイペースじゃないと走りません。ハイペースの流れに乗
って、勝負どころで一瞬切れる脚を使うというタイプなので、直線の短い中京や阪神、京都内回りは向くのだと思
います。ただスワンSのときみたいにハイペースの中で先行してしまうと直線入り口で脚を使い果たしてしまうほど
距離的に、展開的に注文が付く馬でもあるので、中京1200が一番差しやすいのではないかと思います。
今年はギャランとアロー以外にも逃げ馬はいて速くなるのは必至なので勝負になると思います。
シーイズトウショウは馬場で注文が付く馬です。荒れたボコボコの芝は走りません。この馬のいままでの走る条件
を見ると時計が掛かる云々はあまり関係ないみたいで、普通に荒れ芝が走らないというだけみたいなのでこの
辺は問題ないと思います。今年の馬場は結構いいみたいでここなら走ると思って対抗に押してみました。
マルカキセキは正直、少しわからないのですが状態もいいみたいですし、メンバーでも負けないみたいなのでと
りあえず押さえに。基本的に重賞未勝利の上がり馬というのは分からないところがあるので。
ウインラディウスはバックストレッチの直線での激流で付いていければ勝ち目はあると思います。この馬は本来は
スプリンターなはずなんです。1600mで厳しい展開だと息が切れるとしたら、もう行くところは1200mしか無いで
すしね。この馬自身テンの3F33秒の流れには十分付いていけるので全く問題ないと思うのですが、勝った140
0mのレースは全て最後の1Fで12秒程度時計が掛かっているんですよね。新潟1400mは小回り平坦で中京
1200mと特徴が似ていて、そこで今年1着3着しているから問題ないと思いますが1200mでは差し切れない危
険があるので押さえにとどめました。本来は本命にしたいんですが・・・。
ディープサマーは1200mならバテないので買ってみることにしました。芝1200mなら(2・1・3・1)中山の1200
mクリスタルカップで果敢に先行して押し切り勝ちしているだけに、スプリントの実力は折り紙つきです。
ゴールデンキャストは1週間の順延で馬体が絞れたことや、1200mなら常に良い競馬が出来る堅実性を買いま
した。この馬の実力が生きるかどうか疑問ですがセントウルS連覇の実力を買います。
レースインプレッション
スプリント路線、戦国時代突入ですかね?
タイキシャトル→マイネルラヴ→ブラックホーク→アグネスワールド→ダイタクヤマト→トロットスター→ショウナンカ
ンプ&ビリーヴ→デュランダル・・・・と続いて新興勢力と思ったギャラントアローやシーイズトウショウがアレ?
う〜ん、来年の高松宮記念は何が突っ込んでくるのかな?

〜展開〜
テンがすぐにギャラントアローが強引に主張したために他が緩めて2〜3F中間が緩んだので少し前の馬に息が入
った感じです。そのためか3コーナー手前から前が動き出したしたために後続馬も差しにかかったが、馬場内側の
状態が良く、大外を回した差し馬は伸びが止まって結果的に前残り。開幕時の中京の芝でよくある展開でした。

◎キーンランドスワン(12着)
前残りの上に外差しが決まりにくい馬場内側が良好な状態で、3コーナーから一気にまくりにかかるも前の脚が止
まらずに、脚だけ使って差をつめられないまま直線突入。ハイペースで前がばてたところに鋭く差し脚を入れるタイ
プなだけに、この展開になると手の出しようが無い泣き所を突かれた。高松宮記念でも勝ちは望みにくいかも。

○シーイズトウショウ(3着)
比較的前の位置取りで、逃げ馬を捕らえつつ競馬をしたので競馬の内容としては良かったと思います。
ただシンボリグランとカネツテンビーに差されてしまったのは意外で、ここだけが物足りない。

▲マルカキセキ(5着)
直線でラチ沿いギリギリからよく競りあがって来たと思います。ただ突き抜けられなかったのが残念。

△ウインラディウス(4着)
道中の流れについていけたあたり、これからはマイルよりスプリントのほうがいいかもしれません。
ただ仕掛けが遅れたのか、それとも先行馬が止まらなかったせいか、もうひとつ差せませんでした。残念。

×ディープサマー(8着)
見せ場らしい見せ場が無かったですね。この馬、本当はもっと粘れるはずなのですが・・・・・。

注ゴールデンキャスト(10着)
どこを走っていたのかわかりませんでした。セントウルSのときみたいないい動きが無かったですね。
この馬、本当に強いのか気になります。
有馬記念
◎ゼンノロブロイ
○タップダンスシチー
▲オペラシチー
△ディープインパクト
×デルタブルース
注ハーツクライ
ゼンノロブロイを軸に300円づつ3連複軸1頭流し。計3000円。
予想の自信度100%
何が何でも取る。この意気込みで行きたいと思います。

〜ゼンノロブロイ〜
絶対にやれる馬。柴田政人元騎手に『ソラを使う』と叩かれたものの、そのソラを使ったのが32秒8の極限の上が
り勝負になった天皇賞秋とホーリックス&オグリキャップのミラクルレコードを破ったジャパンカップ。逆に言えばそ
んな両極端の究極といって良いレースでソラが使えるだけの余裕があることでもあります。つまり遊びがあるだけ
上積みが期待できるというわけです。ジャパンカップはどう考えてもハーツクライに展開が向きすぎ。アルカセット
は仕方が無いにせよ両極端なレースで大外をぶん回して2着、3着でパワーダウンとは言えず最有力です。

〜タップダンスシチー〜
前走のジャパンカップで過去のタップダンスシチーが戻ってきました。2000m1分57秒7の超ハイラップは過去に
マグナーテンが作る猛ラップに乗って、3コーナーで先頭に立って後続を片っ端から叩き潰して根性比べで勝った
2度目の金琥賞と非常に良く似たペースで間違いなく調子は上向き。3年前もスローを嫌って果敢に先行してファ
インモーションを競り潰して2着に食い込んだときの実力が発揮される可能性は極めて高く油断禁物。
ちなみにそのときのファインモーションも無敗で鞍上は武豊。しかもレース前は吹いていた(笑)

〜オペラシチー〜
元々2000mでは短すぎるくらいのスタミナホースで一時期のヒシミラクルと同じく超ロングスパートが得意なステ
イヤー。目黒記念では2分29秒8のレコードを出していて、切れないけどスピードはあるところを見せています。
タップダンスシチーもスローを嫌って飛ばすのは目に見えていて、間違っても溜めて切れる脚で決まるレースにな
るとは考えにくく、ここで持ち味が生きそう。同型のタップダンスシチーも瞬発力勝負の京阪杯で敗れていました。

〜ディープインパクト〜
確かに強い。何よりも強かったのは皐月賞のパフォーマンス。あの競馬で勝った馬は過去に例が無く、好走に留
めてもジャングルポケットくらいではないかと思います。強さは認めます。
しかし今回は何と言っても古馬。3歳で先行馬が非常にだらしなかったこともあって連勝して来れた感もあり、コー
スレコードをいくつも出した無尽蔵のスタミナを持つ逃げ馬と、それを捕らえた最強馬に勝てるとは夢にも思えな
いというのが私の本音です。たぶん吹くだけ吹いて良くて4〜5着なのでは?と思います。まあ敬意を表して。

〜デルタブルース〜
昨年は大幅な馬体重増で本調子では無かったですし、今回は消耗戦は確実なだけに全く油断できない馬です。
昨年の菊花賞は決して緩くないペースで3コーナーの坂の手前からロングスパートを繰り出して、2度もコスモバ
ルクに馬体をぶつけられながらも伸び脚が衰えなかったのは間違いなく強いステイヤー。今年も期待です。

〜ハーツクライ〜
相当に流れが向いても苦しいと思います。宝塚記念、ジャパンカップとあれだけ先行馬総崩れに終わったレース
ですら勝てない詰めの甘さがありますからね。コーナーが多くて先行馬が息を入れやすいここでは不利は否め
ません。正直なところ着たら怖い、程度のつもりです。
レースインプレッション
ラジオたんぱのアナウンサーは台本でも見ながら実況してたのですかね?
ラスト4F以降はディープインパクトの馬名をひたすら連呼。ハーツクライが引き離しても、リンカーンが2番手に上
がっても、ひたすら『ディープインパクト!!ディープインパクト!!』ばかり。勝つときのセリフのタイミングでもね
らっていたんでしょうかねえ?ハーツクライで大勢決したら今度はハーツクライの馬名を連呼。
よくこんなヘタクソなアナウンサーがメインレースで実況していますね。この件の憤慨ばかりでした。

◎ゼンノロブロイ(8着)
勝負どころで全く動けなかったあたり、疲れが溜まっていたか馬体の能力的なピークが過ぎていたかですね。
あまりにもいままでのゼンノロブロイのイメージと違っていたので少し驚いています。

○タップダンスシチー(12着)
前半1000m1分1とまずまず速いペースで流していたわりには、3コーナーで早くもアップアップ。
ここ3戦、タップダンスシチーらしい粘りが無くなって来ていただけに、やはり年齢的な衰えなのかもしれません。

▲オペラシチー(14着)
勝負どころで置いてかれてしまったあたり、スタミナ切れというよりも全体の能力的に少し足りないのかもしれま
せん。現状ではもう少しレベルアップしないとステイヤーの1線級は難しいかもですね。

△ディープインパクト(2着)
先行馬がつぶれ、差し馬が差しあぐねる厳しい競馬でよく伸びて来たと思います。
おそらく3〜4コーナーで10秒台のもう時計が出ていて、直線で脚を使い果たしたとしか考えようがありません。
正直なところ今年の3歳はオープン以上ではボロボロでレベルは低そうですが、この馬は強いですね。

×デルタブルース(15着)
ペリエマジック不発。疲れは無かった分仕上げ不足だったかもしれません。
元々瞬発力勝負が向かない割には、全体が速い流れになると決め脚が出せなくなるという、少し展開の助けが
必要なタイプで、今回は能力的にも展開的にも厳しかったかもしれませんね。

注ハーツクライ(1着)
あんな競馬が出来たとは、と思わせる先行抜け出し押し切り勝ち。今回は本当に強かったです。
全く展開に頼った面が無く、今回の競馬が他でもできれば本当に強そうですね。


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