2009年の購入記録

中山金杯
◎アドマイヤフジ
○キングストレイル
▲ダイワワイルドボア
△ネヴァブション
△マイネルキッツ
×オペラブラーボ
注ミヤビランベリ
アドマイヤフジを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円。(4日9時8分投票)
レース展望
積極的に逃げたい馬がミヤビランベリ程度で、あとは逃げ馬を置いて様子を見たい先行勢が多い。
そうなってくるとミヤビランベリが早めにハナを切ってしまえば落ち着くのは案外早い可能性が高い。
差し勢には怖いオペラブラーボやヤマニンキングリーが居ることからあまり極端なペースになりそうも
なく、平均ペース前後ではないか。
馬場はA→Cコース変わりで内馬場が良く、内枠の有力馬から強気に臨む。

◎アドマイヤフジ
7歳で58キロと決して条件は良くないが全てを託す。
ジャパンカップダートは論外としても4歳時の有馬記念以外は中山競馬では全て5着以内に入って
いる中山巧者。昨年の覇者であり、距離が長い天皇賞春を5着、宝塚記念では4コーナーで捕まり
ながらも驚異的な粘りを見せて6着。天皇賞秋は11着に大敗も1分58秒0で踏ん張っている。
GTの舞台で58キロを背負って一線級を相手に堅実に脚を繰り出して来れたなら、大きく相手が落
ちる今回は好走必至。中山巧者でコース変わりの1枠1番。スンナリ好位先行なら勝利間近。

○キングストレイル
スプリントに中距離とコロコロ住処が変わる馬であるが総じて中山巧者。
昨年のオールカマーはマツリダゴッホを相手に逃げ、前半5F1分1秒8。残り5Fからはゴーウィズウ
インドをはじめ多くの馬がマツリダゴッホを意識して捲くるロングスパートの競馬を強いられ、全体の
上がり5Fが全て11秒台になるほどの苦しい展開でもマツリダゴッホ以外の馬の追随を許さずに2
着に踏ん張った。高い中山適性と渋太い脚と高い能力を評価したい。斤量57.5キロだけ心配。

▲ダイワワイルドボア
昨年のセントライト記念でやや重の馬場で前半5F1分1秒2とやや速いペースを7番手追走から3
〜4コーナーで徐々に進出、前で粘るマイネルチャールズとノットアローンを一気に差し切った実力
を買う。馬場を考えればハイペースで、むしろ4コーナー先頭で抜け出して粘ったマイネルチャール
ズの方が評価できなくもないが、直線では他馬が伸びあぐねる中で最後まで伸び続けての差し切
り勝ちは好内容。菊花賞は距離が長いし、ジャパンカップは瞬発力勝負になり参考外。

△ネヴァブション
日経賞でマツリダゴッホを破ったこともあるほどの中山巧者。
2年連続で春先に骨折して使い込めず、少ない出走ながらも一昨年のステイヤーズS2着など実績
はつけている。昨年はアルゼンチン共和国杯とジャパンカップ共に瞬発力負けで勝ちきれず、如何
せん瞬発力不足で2000mは距離不足の印象が否めない。とは言えジャパンカップで一線級を相
手に6着など実力はあり、油断できない。

△マイネルキッツ
昨年のオールカマーで8番手前後を追走。後半5Fで一気に追い出されて3〜4コーナーを外から捲
くり、前を行くマツリダゴッホに一気に離されながらもジリジリ伸び続けて健闘の4着。GUでは少し
力の違いを感じさせられたが福島記念で2着など地道に力は付けており隅に置けない。
如何せん伸び脚がジリジリなので、展開が緩むと苦しい。

×オペラブラーボ
3連勝で臨んだ中日新聞杯で4着敗退。大外を捲くったものの、前半5F1分1秒4と流れが緩んで
瞬発力勝負になってしまい、3〜4コーナーで順位を下げたあたりは完全に切れ負け。
中山2000mのレインボーSは前半5F1分2秒3と緩い流れを大外から捲くって勝利しているが、9
月の時計の速い時期で勝ち時計2分0秒4は少し遅く、相手が楽だったことが大きい。
オープン入りしてから浅く、少し様子を見たい。コース変わりで捲くる競馬も不利。

注ミヤビランベリ
中山実績こそ無いが小回り巧者で、マイペースで逃げさせると非常に渋太い脚を持つ。
休み明けであるが掛かる気性で鉄砲実績もあり、これといって逃げ馬も不在でハナを切りやすい。
ハンデも55キロと軽めで、内馬場が良い状態で平均ペース程度で流れさせたら怖い。
レース分析
勝ち時計1分58秒5、前半5F59秒7、後半5F58秒8、上がり3F35秒8。

時計が掛からない高速馬場が維持された中山競馬のコンディションと2コーナー以降ほとんど緩ま
ない苦しい流れが例年よりも遥かに速い時計の決着を作った。
1コーナーまでにミヤビランベリがハナを主張してミヤビランベリでポジションが固まるとペースが下
がり、バックストレッチからはミヤビランベリをシャドウゲイトとアドマイヤフジが直後から追いかけた
ために単機逃げを望むミヤビランベリも行かざるを得ず、これが結果的に最後まで緩まない流れを
作ったのであろう。
前半5F59秒7は例年よりも少し速いくらいで、後半5Fはそれ以上に速かった。この時点でスピード
能力とスタミナが同時に求められる展開となり、格下馬はほとんど付け入る隙が無かったと言える。
今回の上位陣は本当に強い競馬をしている。

◎アドマイヤフジ1着
スタートして出たなりで追い出して1コーナーでは先頭。1〜2コーナーで外からミヤビランベリがハ
ナを主張して、もう1頭外からきたシャドウゲイトと併せる形でミヤビランベリを追走。
前半のペースがそれほど緩むこともなく3コーナー手前で早めにミヤビランベリを捕らえ、直線では
ミヤビランベリとの叩き合いを制し、後方から追い込んできたヤマニンキングリーも封じての勝利。
上がり3F35秒7で最後の1Fは12秒6と末脚は伸び切りながらも最後まで粘っていて7歳の58キ
ロハンデとは到底思えない強さを発揮。この内容なら例え7歳でもGTまで狙える実力。

○キングストレイル7着
スタートは出たなりもアドマイヤフジの後方をマークするような形で追走。3コーナー手前でアドマイ
ヤフジが早めに動いた際に揃って仕掛けて前を捕らえに行くが、直線の坂に入ったところで伸び脚
が鈍り、最後はやや一杯気味の状態でゴール。それでも粘ったのは実力。

▲ダイワワイルドボア8着
アドマイヤフジを追いかけたキングストレイルのすぐ後方を追いかける感じの競馬。3コーナーでアド
マイヤフジが仕掛けるのを見るように追い出し、キングストレイルと共に3〜4コーナーで一気に追い
出されたが伸び脚はジリジリでバテもせず伸びもせずといった感じ。ソコソコの強さは見せた。

△ネヴァブション5着
道中は中団後方の10番手あたりを追走。ジャパンカップと違って出たなりのスタートで外の進路を
確保しながらの競馬。道中の速い流れには置いて行かれることなく良い手応えで追走し、3〜4コー
ナーで大外に持ち出して直線に賭けた。直線では更に外から伸びてきたマイネルキッツと叩き合っ
て僅かに劣って5着。3〜4コーナーの手応えが一息で、見せ場は作るも距離が足りない感じ。

△マイネルキッツ4着
スタートから追い出していたがテンの流れに付いて行けずに後方12番手前後。2コーナーからバッ
クストレッチでも気合を付けられながらの追走で、残り5Fあたりでは早くも手綱が動いて追い出され
る。3〜4コーナーでは大外に進路を取って追い込みに近い競馬で最後まで脚を伸ばして4着。
終始手ごたえの悪い印象ながらも上がり3Fはメンバー最速の34秒8で見た目以上に強い。

×オペラブラーボ6着
スタートはソコソコで中団あたりにポジションを構え、バックストレッチでは若干掛かり気味に追走し
て前との差を詰めに行き、キングストレイルのすぐ後方で壁を作るような感じで道中をこなし、3コー
ナーで追い出される。3〜4コーナーではアドマイヤフジらのすぐ後方まで追い上げていたが直線で
の伸びはイマイチ。道中で少し掛かったのか、末脚自慢のはずが終いの甘さが目立った。

注ミヤビランベリ3着
スタートからアドマイヤフジ、ダイシングロウ、シャドウゲイトが行きかける中を大外から強気にハナ
を主張して1〜2コーナーで外を回ってでもハナを取りに行く競馬。ハナを取ると若干ペースが落ち
着いて息を入れるが、すぐにシャドウゲイトとアドマイヤフジが差を詰めて来たため、ロクに息を入れ
ることなく3コーナーに突入。3〜4コーナーで既にアドマイヤフジが競りかけていて、道中のペース
もあって苦しいはずが一歩も譲らず競り合いに持ちこみ、競り負けたところをヤマニンキングリーに
差されて3着。しかし2頭を除く後続を振り切る強い内容で、評価に値する。
シンザン記念
◎ミッキーパンプキン
○キングスレガリア
▲タキオンクール
△トップカミング
△ピースピース
×モエレエキスパート
注ツルマルジャパン
ミッキーパンプキンを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円。(11日10時29分投票)
レース展望
今回は少し展開が読みにくい。
ミッキーパンプキンも荻Sや朝日杯FSの内容を見る限り少しカリカリいくタイプで、ツルマルジャパン
は掛かり癖が取れないのを矯正器具と抑え策をして臨んで来る。更に逃げそうなケンブリッジエル
に決め手が無いので前で押し切りたいスズカワグナーと、ペースが速くなる要素はいくらでもある。
にもかかわらず強力な逃げ馬であるミッキーパンプキン相手にがりがりハナを奪いに行くかと考える
とテンの3Fは上り坂の京都外回り1600mコースからも少し考えにくい。
スタートしてみないと分からないが、少なくともスローになりそうにも無いので、強力な差し馬は軒並
み抑える。

◎ミッキーパンプキン
朝日杯FSは外から一気に逃げたツルマルジャパンとゲットフルマークスに感化される形で一気に
飛び出し、バックストレッチ中間で少し息は入ったが、3コーナー手前で一気に後続が捲くって来た
際に動かざるを得ず、ほとんど息を入れないままの競馬を強いられ、終始荒れた内を走らされたこと
もあって6着。しかし前半4F46秒3と馬場を考えればハイペースで先行馬がホッコータキオンと同
馬を除いて総崩れに終わったことを考えれば健闘で、やはり能力は高い。
道中で息が入りさえすれば荻Sのように最後まで止まらない脚を繰り出せることから、巻き返しを期
待する。

○キングスレガリア
京都2歳Sでは中団追走から3コーナーで仕掛けたイグゼキュティヴを追いかける形で直線に入り
ながらも直線で脚が止まったように、2000mは少し長い印象。しかし荻Sでは1分47秒7の好時計
に上がり3F34秒6と強い内容で逃げ切ったミッキーパンプキンに1馬身差まで追い詰めて食い下が
っており、デイリー杯2歳Sでも直線で上がり3F34秒2の上がりを繰り出して3着と、京都で堅実に
走っている。距離が戻れば激変はあるはずで十分に狙える。

▲タキオンクール
中京2歳Sで後方9番手から追走し、3コーナーで大外から捲くる競馬。4コーナーでダノンヒデキと
接触し、直線でも何度か接触しながら伸びているうちに外からショウナンアルディに一気に差されて
3着。メイショウドンタクに逃げ切りを許す結果になったが大外から捲くる競馬で接触しながらも競り
合いを制して3着と一定の力は評価できる。今回は能力を計りつつ期待したい。

△トップカミング
京王杯2歳Sでは直線で最内の狭いところに入ってしまい追い損ねて4着。しかし上がり3F33秒9
と一定の脚を繰り出し、超高速決着でも十分に渡り合う力を見せる。さざんかSでは出負けして後方
に置いて行かれ、終始追い通しで追い上げ、3〜4コーナーで大外を回って前を捕らえたが最内の
2頭に出し抜かれて3着。デイリー杯2歳Sでは前半5F57秒9の超ハイペースを中団追走から勝ち
馬に0.5秒差まで詰め寄っており、距離は伸びた方が良い。距離延長で期待。

△ピースピース
デイリー杯2歳S、朝日杯FSと後方でぐっと抑えて直線勝負の追い込みで4着、5着。デイリー杯2
歳Sも朝日杯FSも前半は超ハイペースの前崩れ決着で流れに乗って好走している印象が強く、も
う少し緩んだりすることを考えるといささか不安。とは言え末脚は怖いものがあるので抑えたい。

×モエレエキスパート
クローバー賞を制して臨んだ札幌2歳Sでロジユニヴァースの前で競馬し、3〜4コーナーではロジ
ユニヴァースを先導するかのように大外を捲くり、直線では一旦先頭に立ちつつも終いが甘くなり
3着。最後の1Fのラップが13秒近く掛かっており、上がり3F36秒5からも少し仕掛けが早かった
印象。とは言えレースレコードタイムの0.4秒差と能力を存分に発揮した内容。
北海道2歳優駿をはさんで3ヶ月ぶりの1戦で間隔が開いているところと高速馬場だけが不安。

注ツルマルジャパン
休養明けで臨んだクリスマスSあたりから急に引っ掛かる癖が顕著になり、抑えることが出来なく
なっている。陣営は馬具の工夫と溜め逃げを諦めて抑える方針で競馬を試すとのことで、新馬戦
でセイウンワンダーを破ったほどの持ち前の能力の高さが活きることを考えて押さえる。
レース分析
忘れてました(´・ω・`)ショボーン
京成杯
◎セイクリッドバレー
○トゥリオンファーレ
▲ナカヤマフェスタ
△アーリーロブスト
△フサイチナガラガワ
×サトノエクスプレス
注サクラルーラー
セイクリッドバレーを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円。(18日10時8分投票)
レース展望
逃げると思われる馬がスッと浮かばずナカヤマフェスタのマークは避けられないことから押し出され
る感じで逃げ馬が出て、道中もそれほど速いペースにはならないと思われる。
恐らく先行集団の中に入るであろうナカヤマフェスタを他馬がマークして、バックストレッチの下り坂
が終わる3コーナー手前から一気に全体が動き出すと思われる。
誰も動かなければアーリーロブストかフサイチナガラガワと思われるがペースは速くなるとは考えに
くい。前半5F61〜62秒程度ではないか。

◎セイクリッドバレー
葉牡丹賞、ホープフルSと前半5F60秒3程度の決して緩くないペースで前を行くトーセンジョーダン
を追走し、2戦とも捕らえ切ることこそ出来なかったが後続はちぎる好走。中山2000m2戦の舞台
で3〜4コーナー地点の全体の流れは葉牡丹賞では11秒4、ホープフルSでは11秒2と、厳しい流
れになった勝負どころでも大外から伸びて順位を上げてきており、最後の1Fでも12秒前後のラップ
で伸び続けており、後続を引き離している。葉牡丹賞、ホープフルS共々トーセンジョーダンが強す
ぎた印象が強く、他の馬になら負けるような内容ではない。

○トゥリオンファーレ
ラジオNIKKEI杯2歳Sではリーチザクラウンが前半5F59秒9で引っ張る流れを離れて追走し、前
半5Fを過ぎた後から追い出し、3〜4コーナーで一気に仕掛けてリーチザクラウンとの差を詰め、直
線では捕らえ切ることこそ出来なかったが3着に食い込んだ。
3コーナー手前から推定で11秒8前後のラップを連続して叩いており、さすがに最後は脚が止まっ
て13秒5まで掛かったがそれなりの力は評価できる。
ラジオNIKKEI杯2歳Sは最後に脚が止まる内容であったが、脚を使い切る競馬で巻き返し期待。

▲ナカヤマフェスタ
東京スポーツ賞2歳Sで前半5F61秒の流れを5番手で追走し、直線で早めに抜け出して上がり3F
33秒8の脚を繰り出し、迫ってきたブレイクランアウト、ダノンカモン、サンカルロらを抑えて勝利。
直線での末脚比べこそ制したが前半5F61秒は遅く、7頭が上がり3F33秒台の脚を繰り出してお
り位置取りと瞬発力で勝負が決まってしまった印象が強く、その辺は疑わしい。力は信じる。

△アーリーロブスト
エリカ賞で前半5F62秒5の流れで逃げ、3コーナーで迫ってきたアドマイヤサムライらを直線で一
気に引き離して勝利した。道中が如何せん流れが遅く、早めに捕まえに行って突き放された馬自体
もあまり強くないことから一概に強いとは言い切れない。
今回は多少流れが厳しくなることが予想され、どこまで時計が詰まるか。

△フサイチナガラガワ
未勝利戦ながら前半5F61秒1の流れを2番手追走から直線で抜け出して勝利。
勝ち時計2分3秒2は如何せん時計が悪いとは言え馬場が時計が掛かっているのも事実で、やっ
てみての力を見たい。

×サトノエクスプレス
能力は未知数も500万下では阪神JF3着のミクロコスモスを相手に2着。注目。

注サクラルーラー
ホープフルSでは久々で10キロ増。直線の坂で脚が止まったが、3〜4コーナーで11秒2のラップ
が叩かれた地点ではセイクリッドバレーの更に外から捲くって順位を上げるほどの脚を使っており、
仕上がり面さえ立ち直れば巻き返せる下地はある。
レース分析
勝ち時計2分2秒7 前半5F62秒、後半5F60秒7 上がり3F35秒5。

スタート直後にモエレビクトリーがハナを奪ってアーリーロブストが2番手で落ち着くと、全体のペー
スが落ち着き、モエレビクトリーが前半5F62秒0とスローにもかかわらず大きく引き離す隊列が出
来上がり、この時点で後方勢にとっては絶望的な展開になった。
また中山競馬の馬場が今もなお良い状態で内が止まらない馬場コンディションから内に進路を取っ
た先行馬がそのまま雪崩れ込む流れとなり、決め手が活きなかった。
今回のレースは際立って強い決め手を発揮した馬はナカヤマフェスタ程度で、ナカヤマフェスタを含
めても展開の助けによるものが大きく、レースの内容としてはやや凡庸な印象。
平安S
◎マコトスパルビエロ
○サンライズバッカス
▲エスポワールシチー
△マイネルアワグラス
△ネイキッド
×エアアドニス
注サカラート
マコトスパルビエロを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円。(25日12時39分投票)
レース展望
積極的にハナを狙っていきそうな馬がエスポワールシチー程度しか見当たらない。
4連勝中のエスポワールシチーがこれまでどおり流れを引っ張るとなれば、怖いサンライズバッカス
をはじめに強い差し馬が居ることから、ここまでのような気楽に流れを引っ張る競馬とはいかず、特
に全体の流れが動く3コーナーはこれまでに無い厳しいものになるはず。真っ先に目標になること
が必然のエスポワールシチーはどう立ち回るかに懸かっていると言っても良い。
仕掛けどころまでは番手で動きたくないという馬が多く、全体の流れそのものはそう速くなるとは思
えない。

※管理人多忙のため、格馬の展望は割愛いたしました。
レース分析
また放置しちゃいました。すみません(´・ω・`)
根岸S
◎フェラーリピサ
○アドマイヤスバル
▲バンブーエール
△ビクトリーテツニー
△ヒシカツリーダー
×スリーアベニュー
注リミットレスビッド
フェラーリピサを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円(1日10時50分投票)
レース展望
セントラルコースト、フェラーリピサ、ダンツキッスイと前に行く馬はある程度そろっていて、差し馬の
レベルも高いことから、東京ダート1400mの舞台を考えてもペースは緩みそうにない。
馬場は湿っていて道悪ダート特有の高速馬場になりそうであるが、スピードだけで早々押し切れる
レベルのレースでもないだけに、逃げ馬は相当に能力が高くないと残れない。総力戦は必至。
加えて差し、追い込み勢でも鋭い脚を持つ馬がそろっており、一筋縄ではいきそうにない。

◎フェラーリピサ
欅(ケヤキ)Sで後にプロキオンSを制すヴァンクルタテヤマとスタートから最後まで逃げ比べのデット
ヒートに持ち込み、1キロ重い57キロを背負いながらもゴール前で競り勝った。前半3Fこそ34秒9
と決して厳しい流れではなかったが、そこからは11秒台のラップを連発して追走する後続を引き離
し、最後の1Fまで12秒0で締め、勝ち時計も1分21秒9のレコード。非常に強い内容であった。
その後にオープンで堅実に走り、距離の壁を破ってエルムS勝ち。マイルまでなら極めて強い。
今回早く半年の休み明けではあるものの調教では十分に動いており、馬の能力を存分に信用。

○アドマイヤスバル
昨年の根岸Sではトウショウギアの競走中止の際に真後ろに居たために最後方にまで下げる羽目
になるアクシデントにあい、4コーナーでは後方集団の位置から直線では目を見張る伸びを見せて
3着に食い込んだ。その後はオアシスS勝ちのみにとどまったが、マリーンS3着に武蔵野Sでは勝
ち馬に0.4秒差8着など、一定の力は発揮している。渋ったダートだと末脚が生きる馬で、この舞
台で一気の巻き返し期待。

▲バンブーエール
ベルセウスSで先に仕掛けて抜け出したユビキタスを直線半ばで捕らえ、そのまま2馬身半差をつ
けて押し切り勝ち。東京ダート1400mの良馬場で1分22秒7と優秀な時計で勝利しており、最後
の1Fも12秒4と止まっておらず完璧な内容。その力は本物で、JBCスプリントを制すに至った。
今回は3ヶ月の休み明けに59キロの斤量と決して楽な条件ではないが、実力に関してはフェラー
リピサと同等かそれ以上の実力を持っているだけに、多少の条件悪化では切れない。

△ビクトリーテツニー
カペラSで前半3F32秒7の猛ラップを中団で追走し、3〜4コーナーでこそ若干もたモタモタしたもの
の、直線で外に出すと驚異的な末脚を繰り出して300mで一気に前の馬をゴボウ抜き。さらに後方
から追い込んできたスリーアベニューも付いて行くのが精一杯の脚で、1分8秒7のコースレコード。
神無月Sでも前半3F34秒3の流れを中団で追走して勝ち時計1分22秒9の好時計のレースを4着
とコース面でも対応できる能力を持っており、一回り成長した今回は期待。

△ヒシカツリーダー
ガーネットSがカペラSに変わって年末に移り、ガーネットSと同条件で代わりのような扱いになった
ジャニュアリーSで良馬場にもかかわらず勝ち時計1分9秒9と近年まれに見る時計を出して圧勝。
前半3F33秒4と重賞並みの非常に厳しいペースを中団追走し、上がり3F35秒6と桁違いの決め
手を繰り出して一気に突き抜けており、200mの距離延長さえ克服できれば怖い存在。

×スリーアベニュー
中山ダート1200mの鬼とも言えるほどの成績を残しており、2勝2着2回。ジャニュアリーSでは大
きく出遅れながらも上がり3F34秒5と破格の末脚を繰り出しており、力は健在。1400mでの好走
歴が無いことや、流れが緩んで前が止まらないとモロい弱点はあるが、東京ダート1400mの舞台
は初めてで、長い直線を存分に生かす競馬ができれば十分勝てる脚は持っている。

注リミットレスビッド
カペラSでは前半3F32秒7の猛ラップを楽な手ごたえで中団追走。3〜4コーナーで徐々に追い出
されながら末脚を伸ばし、直線でも狭いところを割って伸びて4着。ビクトリーテツニーとスリーアベ
ニューの追い込みがハマった前崩れの流れの中で4着と内容は強い。
10歳でも昨年のフェブラリーSで5着と力を示しており、衰えは無いことを考えると軽視できない。
レース分析
勝ち時計1分22秒1、前半3F34秒1、上がり3F35秒9。

セントラルコーストがハナを切ったのに対してダンツキッスイが大外から強引にハナを主張。セント
ラルコーストが2番手に落ち着いて、そのままペースアップすることはなく3〜4コーナーに突入する
形になった。
全体の流れとしては7F全てのラップが12秒2以下という全く緩まない高速決着で差し、追い込み馬
の大半が前を捕らえきれずに敗れた。勝ち時計1分22秒1はレースレコードタイで最後の1Fも12
秒2と全く止まっておらず、これほどの高速決着で止まらず残ったのだから能力は高く評価できる。
それに加えて全く止まらなかった先行勢相手に追い込んで上位に追い込んだ馬もまた高く評価で
きる。レース全体のレベルが高い内容で、上位馬の能力は素直に評価しても良い。

◎フェラーリピサ1着
好スタートから3〜4番手の競馬。外から前をうかがう形で競馬を進め、3〜4コーナーから直線でも
馬なりの手ごたえで前を捕らえ、残り1Fで一気に追い出して突き抜けてヒシカツリーダーの追い込
みを抑えた。終始楽な競馬で勝利しており、残り1Fまで追い出しを我慢した余裕がある内容。半年
休み明けとは思えない内容で高く評価して良い。

○アドマイヤスバル4着
スタートは無理せずに後方待機。スタートから徐々に追い出す形で3〜4コーナーに向かい、外から
前との差をジリジリ詰めながら上がっていったが、直線に入って全体が仕掛けて全体のラップが速く
なると追い負けてしまい、最後の1Fこそ差を詰めたものの前を捕らえるには至らなかった。
差し馬ではあるがビュッと詰める切れ脚が無く、それなりに強いが少し頭を打った印象。

▲バンブーエール5着
最内ラチ沿いの5番手を追走。3〜4コーナーでも最内を持ったままの手ごたえで通過して、直線。
直線に入ってすぐにダンツキッスイに下がってきて進路が開き、そこから追い出されたが残り2F地
点で全体がスパートすると完全に追い負けて後退。これまでに無い高速決着に59キロの斤量が
響いた感じ。

△ビクトリーテツニー6着
バンブーエールの後方を追走する形で競馬を進めたが、直線に入ってすぐにダンツキッスイが前か
ら下がってきて避けざるを得ず、最内の進路も残り1Fまで開かなかった。残り1Fで追い出された際
にはジリジリ伸びたが前をふさいでいたバンブーエールにも先着できなかったあたりはやや減点。

△ヒシカツリーダー2着
スタートからテンのダッシュで後手を踏んで進路がなくなってしまい、外に出す競馬。しかしココで外
に出したために、3〜4コーナーでも外から追い込む競馬。しかし追い出されると目を見張る瞬発力
を発揮して前を捕らえ、最後まで伸び続けてセントラルコーストを捕らえて2着。
残り2Fからの伸びが抜けていて、速い流れから強力な決め手を発揮したのは評価。

×スリーアベニュー11着
これまでどおりの追い込み策。3〜4コーナーでのコースロスや相手を意識して最内からの追い込
みを試みたが、前からダンツキッスイがずるずる下がってきたうえに前もふさがって大敗。

注リミットレスビッド14着
スタートは良く、道中も4番手あたりでフェラーリピサのすぐ後方を追走。3〜4コーナーではフェラー
リピサに並びかける勢いであったが、直線に入ると付いていけず後退。ココまで負けるのは意外。
共同通信杯
◎マッハヴェロシティ
○トーセンジョーダン
▲シェーンヴァルト
△ブレイクランアウト
△トップカミング
×ショウナンアルディ
注ダイワプリベール
マッハヴェロシティを軸に500円づつ馬番連勝流し。計3000円(8日10時34分投票)
レース展望
速いペースで飛ばす馬こそ見当たらないが、過去2戦で2番手から強気に抜け出す競馬で圧勝し
ているトーセンジョーダンあたりが誰も行かないならいくというくらいの勢いなので、緩むことは到底
考えにくい。トーセンジョーダンが強気に引っ張るなら多少速いくらいのペースが予想される。
今回は先行勢も差し勢も強い馬がそろっており、あまり格下の馬には厳しい様相。

◎マッハヴェロシティ
東京スポーツ杯2歳Sでは前半5F61秒7の流れを後方11番手追走。直線で仕掛けた際に前のス
ズカワグナーが下がってきて接触して立ち上がるほどの不利を受けながらも上がり3F33秒4の脚
を繰り出して6着。ラジオNIKKEI杯2歳Sでは1コーナーでトゥリオンファーレと接触した際に内ラチ
にも接触して外傷を追いながらも上がり3F37秒0とメンバー最速の上がりを繰り出して4着。比較
的緩んだ東京スポーツ杯2歳Sでも勝ちに等しい決め手を繰り出し、前半5F59秒9と速い流れにな
ったラジオNIKKEI杯2歳Sでは外傷を追いながらもメンバー最速の上がりを繰り出しており、能力
は間違いなく高い。末脚の信頼度と威力は抜けており、1勝馬でも信用。

○トーセンジョーダン
葉牡丹賞とホープフルSで道中2番手から早め先頭の先行抜け出しして2度の圧勝。勝ち時計は2
分0秒4、2分0秒5と世代の中では抜けていて、上がり3Fも35秒4、最後の1Fも12秒を切ってお
り余力十分で完勝している。能力面なら間違いなくトップであるが、レース前の追い切りの動きが悪
く仕上がりの面で疑問が残る内容で印を落とす。

▲シェーンヴァルト
デイリー杯2歳Sはホッコータキオンが作る前半5F57秒9の流れを5番手追走して、直線で脚を伸
ばしてホッコータキオンを捕らえて勝利。勝ち時計1分33秒3は優秀なレコード。朝日杯FSではス
タートで後手を踏んで3〜4コーナーでも進路が詰まるという不完全燃焼の競馬に終わっており、反
撃を期待。スムーズな競馬さえ出来れば激変可能を思わせた内容で巻き返す余地は十分にある。

△ブレイクランアウト
東京スポーツ杯2歳Sで前半5F61秒7の流れを離れた5番手追走し、直線での瞬発力勝負で抜け
出し、ナカヤマフェスタとの競り合いで僅かに劣って2着。上がり3F33秒4で直線競り負けて2着。
朝日杯FSでは前半4F46秒3の超ハイペースを後方14番手追走から3コーナーで大外を捲くって
直線で先頭に並びかけたが残り1Fで末脚が一杯になって逃げ粘るホッコータキオンを捕らえて3着
が精一杯。最後の坂を登ったところで脚は止まっており、あれだけ展開がハマって3着と考えると高
く評価は出来ない。メンバーが落ちてどうか様子見。

△トップカミング
京王杯2歳Sで道中の流れにやや遅れ気味に追走しながらも、上がり3F33秒9の上がりを繰り出
して4着。距離が伸びたシンザン記念では5番手追走から上がり3F35秒2の脚を繰り出して、最後
まで良く伸びて3着。最後の直線の2Fは11秒台を連発している末脚比べを制して伸びて3着と言う
だけに切れる脚は十分に持っている。距離延長は向きそうで大いに期待。

×ショウナンアルディ
中京2歳Sで前半5F61秒7の流れをシンガリから追走して、3〜4コーナーで大外に出した際にもま
だ最後方。そんな位置から直線だけで目を見張る伸びを見せて2着に食い込んだ。全体の上がり3
Fは全て11秒台で、いかに強力な決め手を出したかが分かる。油断できない。

注ダイワプリベール
芙蓉Sで前半4F47秒1の流れを5番手追走。そこから好位につけたまま追走して直線で抜け出し、
外から追いすがるダノンベルベールをギリギリ退けて勝利。勝ち時計1分35秒3は同日の1000万
下特別の外房特別と0.6秒差で内容は強いといって良い。距離経験が無いのはマイナスなので無
欲に狙う。
レース分析
勝ち時計1分47秒3、前半5F60秒4、後半4F46秒9、上がり3F34秒9。

フレンドケントとシングンレジェンドが大きく引き離して逃げたがそれほど速いペースにはならず、大
きく引き離した2頭のラップも前半5F60秒4。実質スローの瞬発力決着となった。
レースの様相は内にコースを取った馬が大きく伸びる内容で、先週の雨馬場で行われた際のダメ
ージは少なかった。とは言えスローのわりに全体時計は速く、レースレベルは高い。

◎マッハヴェロシティ4着
好スタートから外の5番手を追走。前半こそ順調に追走していたが、3コーナーでヒシポジションが故
障発生し、真正面から外に膨れながら下がってくる際に行き場を失って接触しかける大きな不利が
あり、この時点で大きく下げてしまう。この時点で仕掛けてでも前へ行かせざるを得なくなり、3コー
ナーから大外にコースを取って仕掛ける。直線入り口では抜群の瞬発力を見せて一気に先頭に立
つが、残り1Fで早仕掛けが響いて末脚が伸び切ってしまい、そこを内の馬3頭に差される。
ココ3戦に渡って接触や進路が無くなる不利を受け続けており、納得の行かない敗戦。

○トーセンジョーダン2着
道中は3番手を追走。前に逃げ馬2党を置いて折り合い良い手応えで追走し、直線へ突入。
直線に入ったところで前のシングンレジェンドが下がってきた際に外に進路を変えたが、同時にシン
グンレジェンド側が外に膨れて真正面から接触しかける危険な場面があり、その際に大きくバラン
スを崩してしまう。そこから立て直して直線伸びて2着。これだけ不利を受けて2着なら大きく評価。

▲シェーンヴァルト5着
後方10番手の内を追走。3〜4コーナーで内目から大外側に進路を取り、そこから一気に追い出さ
れたが直線で追い出すと伸び脚がイマイチで、馬群からは抜け出したが前を捕らえるには至らなか
った。どうも一枚落ち。

△トップカミング3着
道中は7番手前後。馬群の真ん中あたりで脚をためながら追走し、馬群に包まれ気味ながらも不利
はなかった。3〜4コーナーは中間あたりを通過したが直線入り口で出す道が狭くなり、徐々に最内
に進路を取ってスパート。追い出されると素晴らしい末脚を繰り出し、完全に仕掛け遅れながらも突
き抜けて3着。遅れ遅れの競馬ながら強い内容。

△ブレイクランアウト1着
好スタートから最内に進路を取って道中をこなす。最内で特に不利を受けることもごったがえすこと
も無く、3〜4コーナーでは最内の最短距離を通過。直線に入って仕掛けると、前のフレンドケントと
外のカノンコードとの隙間をうまくすり抜けて、直線でスパートして残り1Fで先頭に立って突き抜け
て勝利。常に最短距離をとおり、直線でも全く不利を受けない競馬をしており、完全な実力と言うよ
りもコース取りや展開面で多少恵まれた感もあるが、突き抜けたときの脚は本物。

×ショウナンアルディ10着
出遅れることなく良いスタートを切って4〜5番手。しかし3〜4コーナーで全体のペースが速くなる
と徐々に順位を下げ、直線では追い負けてしまう。少し力が足りないか。

注ダイワプリベール12着
中団の外を追走していたが、勝負どころの3〜4コーナーでも進出する気配は無く、直線で仕掛けら
れても突き抜ける手応えは無かった。力不足は否定できない。
きさらぎ賞
◎ダノンカモン
○ハイローラー
▲リーチザクラウン
△リクエストソング
△スズノハミルトン
×ベストメンバー
注キタサンガイセン
ダノンカモンを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(15日10時10分投票)
レース展望
リーチザクラウンがどう出るかで流れは変わる。京都外回り1800mのコース形態上、前半に無理
にガンガン飛ばしていくとも思えないので、若干緩むか。しかしアルテマイスターやスズノハミルトン
といった短めの距離で慣らしてきた馬も多く、掛かり気味に行くようなら全体の流れは速くなる。
有力馬はリーチザクラウンを見ながら競馬するものの、勝負どころまでには差を詰めたいところで若
干仕掛けが早くなることも考えられ、最初こそスローなものの後半から一気に流れが速くなって総
力戦になると思われる。

◎ダノンカモン
さざんかSの大敗は不可解なものの、東京スポーツ杯2歳Sではスタートで出遅れながらも後方で
脚をため、直線で上がり3F33秒4の末脚を繰り出して4着。若干離れ気味の4着であるが、スター
トで出遅れて3〜4コーナーでも大外を回ったことを考えれば差の無い4着で、前半5F61秒7とい
うスローな流れも今回は合いそう。末脚を存分に繰り出せば十分に勝てる力はあると信じる。

○ハイローラー
初芝で挑んだ京成杯は中団追走から3〜4コーナーで大外から順位を上げていき、直線でもしっか
り伸びて5着。上がり3Fも35秒2と上々で内が止まらない馬場であったことを考えれば評価できる
内容と言える。ココまで走れたなら今回狙わないわけには行かない。

▲リーチザクラウン
ラジオNIKKEI杯2歳Sでは前半5F59秒9のペースで逃げたものの、4コーナーで皇族に詰め寄ら
れると直線ひと伸びしたものの残り1Fで一杯になり、突き抜けたロジユニヴァースに全く抵抗でき
ずに2着。2着といえども最後の1Fは14秒近く掛かっており、前半5F59秒9→後半5F62秒5とい
うラップにしては最後の1Fで止まり過ぎなのも事実で、圧倒的人気ほど実力は無い。
今回は試金石になるが他の有力馬のマークは避けられず、様子を見たい。

△リクエストソング
福寿草特別では2コーナーを過ぎたところでコパノカミが強気にハナに立ちながらもペースは速くな
らず60秒5。その後は13秒のラップがたたかれるなど先行勢に息が残るペースで、上がり3Fの瞬
発力がものを言うレースになった。3〜4コーナーで外を回りながらも直線に入ると目を見張る末脚
を発揮して、粘るコパノカミと内から伸びるヤマニンウィスカーをギリギリで差した。末脚は信用でき
るものがあり、あとは重賞の舞台で通用するかだけ。

△スズノハミルトン
さざんかSで大敗したものの、かえで賞では雨が降るなかで前で粘るヒットヒットヒットとエイシンタイ
ガーを相手に差し切りを決め、勝ち時計1分21秒9と2歳としては極めて優秀な時計を出した。その
後は振るわないが調子ひとつで強烈な末脚を繰り出す力はあるので、同じ京都の舞台でもう一度
狙う。

×ベストメンバー
寒竹賞では大逃げに出たタイフーンルビーに対し後方で控え、直線で大きく末脚を伸ばして勝利。
勝ち時計2分0秒7は速いが、この週は時計が速い馬場でそれほどあてには出来ない。大逃げした
タイフーンルビーのラップは前半5F58秒7→後半5F62秒5と少し無茶なペースで、上がり3Fも38
秒8と直線では一杯になっていることから信頼性には欠けるが、速い流れから堅実に末脚を繰り出
した力は認めたい。

注キタサンガイセン
ビオラ賞ではレオウィザードが先行勢を引っ張る形で逃げて前半5F59秒0。全ラップが13秒を叩く
ことなく息の入らない流れで最後まで止まらないレースを3〜4コーナーで大外から差して制した。
ハイペースに加えてラジオNIKKEI杯2歳S5着のロードロックスターが3コーナーで早めに捕まえに
行く厳しい流れを制した内容で、強い競馬といえる。メンバーが弱い中京と言うことだけはマイナス
であるが、内容なら文句ナシ。
レース分析
レースの内容がいまいちなので保留します(`・ω・´)シャキーン
フェブラリーS
◎フェラーリピサ
○バンブーエール
▲カネヒキリ
△サクセスブロッケン
△ヴァーミリアン
×カジノドライヴ
注アドマイヤスバル
フェラーリピサを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円(22日11時32分投票)
レース展望
積極的に逃げたい馬はエスポワールシチー程度。サクセスブロッケンもカジノドライヴも折り合いを
優先すると思われることから、有力どころのカネヒキリやヴァーミリアンがよほど積極的に前に行か
ない限り、それほど速い流れにはならないと思う。
とは言えこれほどのメンバーなら早めに動いて差をつけたい馬が動き出すので、3コーナーからは
忙しくなり総力戦に持ち込まれる。前半が若干緩むようなら距離不安のある馬でもチャンス有り。

◎フェラーリピサ
根岸Sで半年振りの休み明けにもかかわらずレースレコードタイの勝利。全7Fのラップが全て12
秒2以内と言う全く息を入れるところが無い高速決着を先行して押し切ってしまう強い内容で、休み
明けでココまで動いているならひと叩きした今は大きな飛躍が望める。
GT経験こそ無いがマイルまでなら全く崩れない強さを持っており、改めて力を信じたい。

○バンブーエール
昨年のベルセウスSで東京ダート1400mを良馬場で1分22秒7でユビキタスを相手に差し切り勝
ち。非常に優秀な時計で、その能力をいかんなく発揮してJBCスプリントを制した。
根岸Sは直線に入って伸び脚がイマイチであったが、秋からの休み明けに59キロのハンデはなん
とも厳しく、高速決着を促す意味の不良馬場もマイナスに働いた。ひと叩きした上に同斤量57キロ
なら一気に巻き返すだけの力は秘めている。

▲カネヒキリ
屈腱炎から復活してジャパンカップダート、東京大賞典、川崎記念を制覇。
ジャパンカップダートでは前半5F60秒2のハイペースからさらにペースが上がる厳しい競馬にもか
かわらず内から突き抜ける強い内容で高く評価できる。GT4連戦に使い詰め、さらに1枠2番と厳
しい枠で悪条件は多いが逆境を返せるだけの力はある。

△サクセスブロッケン
ジャパンカップダートでは掛かり気味に逃げ、前半5F60秒2のハイペース。底からさらに後続が仕
掛けてくる息の居れどころの無い流れになり、最後の1Fで脚が一杯になって8着。
その後は東京大賞典、川崎記念と番手から抑える競馬を試みたが道中引っ掛かり通しでロクに力
を出せなかった。マイルに距離短縮すれば大きく巻き返すだけの余地はある。

△ヴァーミリアン
ジャパンカップダートではハイペースな前崩れの流れを大外から追い込んだが最後の100mで脚
が止まり、さらに後方のメイショウトウコンにも差されて3着。東京大賞典では4コーナーまで仕掛け
を我慢して一旦は突き抜けかけたが、残り1Fで伸び脚が鈍りだしてカネヒキリとの競り合いに敗れ
て2着。JBCクラシックもスタートで大きなアクシデントがあったサクセスブロッケンにギリギリ勝つ内
容で、能力的には頭打ちで若干の衰えがあり、強気になれないが地力に期待。

×カジノドライヴ
ジャパンカップダートでは常に前のサクセスブロッケンを後方外目から見るような感じで競馬を進め
直線で仕掛けられたが思うように伸びず僅差も6着。アレキサンドライトSでは道中2番手から先行
抜け出しの圧勝であったが、オープン以上の相手との経験が足りず圧勝と惜敗を繰り返しながら強
くなっていく最中のように感じる。少し時期尚早な感じは否めないも、能力は認める。

注アドマイヤスバル
前で先行するフェラーリピサのすぐ後方を追走し、直線で満を持して仕掛けたが伸びはジリジリ。こ
の馬なりには伸びているが前を捕らえるほどの切れは無く、スピード面で課題を残した。
しかし時計そのものは1分22秒8と優秀な方で、砂が乾いて時計が掛かってくることを見越して巻
き返しに期待したい。
レース分析
5年間愛用したノートPCが天寿を全うし、葬式のため休止。
中山記念
◎アドマイヤフジ
○カンパニー
▲エアシェイディ
△トウショウシロッコ
△キングストレイル
×ドリームジャーニー
注キャプテンベガ
アドマイヤフジを軸に500円づつ馬連流し。計3000円。(1日13時9分投票)
レース展望
自作PC作成中でサイト更新できず。BBSにてUP。
投稿日:2009年 3月 1日(日)13時28分53秒
レース分析
◎アドマイヤフジ3着
○カンパニー1着
▲エアシェイディ5着
△トウショウシロッコ9着
△キングストレイル4着
×ドリームジャーニー2着
注キャプテンベガ6着
弥生賞
◎セイウンワンダー
○ロジユニヴァース
▲ケイアイライジン
△アーリーロブスト
△モエレエキスパート
×ハイローラー
注キタサンアミーゴ
セイウンワンダーを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円(8日9時2分投票)
レース展望
ビオラ賞で積極的な逃げに出たレオウィザード以外は積極的な逃げを打った馬は不在で、ゆった
とした流れで前に付けたいアーリーロブスト程度で、むしろ戦力的に抜けているセイウンワンダーと
ロジユニヴァースが仕掛けた時点でスイッチが入るような流れが予想される。つまり2強が動くまで
は下手に動く馬は少なく、そういう馬は苦しい。2強の中に絡む馬が居る可能性はある。

◎セイウンワンダー
距離経験こそ無いが、朝日杯FSではスタートから中団で掛かることなく折り合い、直線まで仕掛け
を我慢してステッキに鋭く反応して差し切る競馬で距離が伸びても引っ掛かるような馬ではない。
全くの休み明けで望んだ朝日杯FSでも直線で満を持して捲くって来たブレイクランアウトを完全に
叩き潰しており、デイリー杯2歳Sの上位組も相手にすることなく勝っており、距離だけが問題。
距離でコロッと負けるような競馬をこれまでしていないだけに、単純ながら突出した能力に期待。

○ロジユニヴァース
札幌2歳Sをレコード勝ちし、ラジオNIKKEI杯2歳Sでは逃げるリーチザクラウンを徹底マークして
直線で競り潰して4馬身差の圧勝。札幌2歳SもラジオNIKKEI杯2歳Sも突出した瞬発力こそ見せ
ていないが非常に息の長い脚を持っていることを印象付ける勝ち方。
切れるところを見せていないだけに、流れが緩んだときの脚だけが疑問で、その辺に注意。

▲ケイアイライジン
若竹賞はタイフーンルビーが果敢な逃げで引っ張って前半5F58秒6の超ハイペース。このハイペ
ースで仕掛けた馬たちが直線で脚が止まる中で大外から豪快に脚を伸ばして差し切り。
相当に厳しい流れでも3コーナーから脚を伸ばしてゴールまで突き抜けた力は評価。

△アーリーロブスト
京成杯はモエレビクトリーが前半5F62秒で引き離した逃げの2番手で追走し、最内の経済コース
を突き抜けてギリギリで1着。如何せん展開とコース取りの利があり、1着でも疑問。

△モエレエキスパート
ハイペースで流れてレコード決着した札幌2歳S3着。シンザン記念では大敗したが、距離延長で見
直したい。

×ハイローラー
きさらぎ賞は大きな不利があったが、京成杯では終始大外にコースを取ってセイクリッドバレーの
後方を追走。常に常に外を通りながら、前を追いかけて直線でも強く伸びてゴール前でジリジリ差
を詰めた。京成杯は強い内容で、もう一度確かめたい。

注キタサンアミーゴ
どう考えても力不足は否定できないが、あるいは・・・。
レース分析
忙しすぎて更新できませんでした。すみません。
中山牝馬S
◎トールポピー
○レッドアゲート
▲キストゥへヴン
△ザレマ
△カレイジャスミン
×ハチマンダイボサツ
注ダンスオールナイト
トールポピーを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円(15日10時13分投票)
レース展望
逃げ馬指し馬交錯する難しい1戦。有力馬の大半が差し馬で、決して逃げ馬に楽な流れにはなりそ
うにもなく、ハンデと相談しつつ差し馬勢を中心に馬券を組む。

◎トールポピー
阪神JFとオークスを制しているGT馬で根本的な能力が違う。56.5キロでも大丈夫。
かなりパワーがあるタイプでハイペースで先行馬総崩れになった阪神JFに重馬場で行われたオー
クスを降着スレスレながらも制しており、一方で極端に馬場が軽くなった秋華賞では先行勢が最後
まで全く止まらず、直線で伸びきれずに大敗。
今回のような雨上がりの時計が掛かる馬場の方が向くのは間違いなさそう。
5ヶ月振りで仕上がり次第であるが陣営は仕上がりに自信を持っており、それを信じる。

○レッドアゲート
フローラS勝ち後はイマイチ振るわないが、前走の愛知杯では54キロを背負って勝ち馬から0.2秒
差の6着と際どいところまで詰めており、決して能力が低いわけではない。
追い込み一辺倒でどうしても前を捉え損ねるところはあるものの、まだ見限れない。

▲キストゥへヴン
昨年の中山牝馬Sで3着。その後に京成杯オータムハンデを勝っているのに全く斤量が増えなかっ
たのは幸運。昨年も直線に入ってジリジリと脚を伸ばし、マイネカンナの強襲に遭いながらも3着に
踏みとどまっており、突き抜けるほどの脚には疑問も切るわけには行かない。

△ザレマ
京都牝馬Sで直線の追い比べで最後の1Fで伸び脚を欠く形で敗れて3着。2番手から抜け出して
良く粘っていたが、どうしても最後の詰めが甘いところがあるのは相変わらず。
ただ雨上がりの馬場で前半5F59秒2のペースで先行馬総崩れの中で粘れたのは評価できる。
現在の体調は良いので、この相手で先行してどこまで粘れるか。成績の割に斤量は重い。

△カレイジャスミン
ターコイズSで2番手先行してザレマと競り合いに持ち込んで最後まで粘って2着。その後もニュー
イヤーSで11秒5→11秒6のラップが叩かれて一番厳しい流れになった3〜4コーナー地点で大外
から脚を伸ばし、牡馬相手に0.6秒差で見せ場十分の9着。
その後の京都牝馬Sこそ最後の1Fで息切れして大敗したが、馬場が回復してくれば巻き返す。

×ハチマンダイボサツ
京都牝馬Sは4〜5番手から大外に進路を取って直線に突っ込むも、直線の半ばで止まって大敗。
先行馬総崩れのレースであり何ともいえないが、陣営は太かったともらしており、もう一度狙う。

注ダンスオールナイト
初富士Sでは追い込みの競馬に徹して直線でジリジリと差を詰めて0.5秒差の7着。末脚が爆発
したリビアーモには後塵を浴びる結果になったが、堅実な伸びを見せた。
初音Sでは中団で十分に脚をためる形で全体上がり3F34秒7のなかで上がり3F34秒0の脚を繰
り出し、逃げ粘るプロヴィナージュを捕らえて勝利。53キロなら十分狙える。
レース分析
勝ち時計1分49秒1、前半5F60秒5、後半4F48秒5、上がり3F36秒1。

3週連続で雨の中競馬が開催され、前日の雨の中では外差しが決まっていたのが嘘のようなほど
内が良く伸びる馬場。全9Fのラップ全てが12秒5以内に収まっており、雨上がりのやや重馬場とは
思えないほど。馬場は全く荒れていなかった。
全く荒れていない馬場は内枠の馬に味方する形になり、3着のダンスオールナイトを除いて内枠の
馬が上位を占めて外枠全滅。かなり馬場によって左右される結果になり釈然としない。

◎トールポピー10着
好スタートから前を伺いながら内に食い込ませて内に進路を探しに行くも、内に入れることが出来ず
に1〜2コーナーから終始大外を回る羽目になる。3コーナーに入りかけたところで軽く仕掛けられ
た際に良い反応を見せて前との差をグングン詰めていくが3〜4コーナー中間、直線入り口とコーナ
ーの出口で内と外の回ったコースの差で引き離され、直線に入っても大外から伸びたが前を捕らえ
ることは出来なかった。終始大外を回ったにもかかわらず上がり3Fは36秒0と全体上がりを上回っ
ており、悲観する内容ではない。

○レッドアゲート11着
トールポピーのさらに後方の15番手前後を追走して徹底して追い込みの構え。最後方を進んだた
めに内の進路が開き、内に入れる。3〜4コーナーでも我慢して直線で大外に出して差し脚に賭け
るも直線では前との差が開きすぎていて万事休す。追い込みの競馬では苦しい。

▲キストゥへヴン1着
スタートから追い出して先行させ、逃げを打つピンクカメオに競り掛ける形で1コーナーを通過。2コ
ーナーで内が開いて、その際に最内ラチ沿いの進路を確保して経済コースで我慢。3〜4コーナー
で他馬が動き出した際にも馬なりの手ごたえで5〜6番手追走し、直線入り口ではコーナーワーク
を利して2番手。直線では前で粘るピンクカメオを内から差しに掛かり、残り1F足らずで一気に抜き
差って勝利。2コーナーでうまく内の進路を確保して脚をためて直線で爆発させる作戦が功を奏した
形で馬場が多分に味方したのは否めないが、鞍上の好騎乗が光った。

△ザレマ4着
1枠を味方にスタートから前につけていき、逃げるピンクカメオの真後ろにつけて4番手追走。道中
は若干行きたがる素振りを見せるも我慢して追走し、3〜4コーナーで少し外に出して直線で追い
出しに掛かる。しかし前のピンクカメオが微妙に邪魔になって前の進路が開かず、そのうちに最内
に付けていたキストゥへヴンが最内から仕掛けると止むを得ず外に出すも手遅れ。伸び脚もイマイ
チで枠に恵まれた上に道中も悪くなかっただけに不完全燃焼。

△カレイジャスミン12着
トールポピーのすぐ内に付けて10番手前後を追走。3〜4コーナーでも外に出さずに我慢して直線
で追い出しに掛かるも、前にいたマイネカンナが外に膨らんだ際に進路を塞がれる不利を受け、そ
の後は伸びずに12着大敗。

×ハチマンダイボサツ14着
スタート直後にブラボーデイジーが外からぶつかってくるアクシデントがあり、その際に立て直しに手
間取り内のポジションを全て取られてしまう。1〜2コーナーでは外に出さざるを得なくなり、道中は
内枠にもかかわらず外に出していた。3〜4コーナーで大外に出すも手応えが悪く大敗。

注ダンスオールナイト3着
スタート直後から内に食い込ませるように加速し、外枠にもかかわらず1〜2コーナーでは割と内の
良い位置に付け、3〜4コーナーではさらに内に食い込ませるように狭い馬群を縫うように伸び、直
線では既にザレマの真後ろにつけていた。ザレマが前の進路が開かずに外に出すと末脚を伸ばし
ゴール寸前で交わして3着。鞍上が果敢に内を狙って行ったのが正解。
スプリングS
◎アンライバルド
○イグゼキュティヴ
▲リクエストソング
△トップクリフォード
△マイネルエルフ
×メイショウドンタク
注フィフスペトル
アンライバルドを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(22日11時5分投票)
レース展望
中山1800mはスタートから直線までの距離が短く、ここ最近の中山競馬が馬場内側が荒れずに
内の先行馬が残るレースが多く、開催が続くにつれて先行の流れが厳しくなっている。
それでも内が残っているとは言え、今週は内の先行馬がそのまま残るという感じではなくなってき
ており、ペース次第では外からの差しも届いている。内枠有利は変わらないが能力でカバーしきれ
るような馬から中心に行きたい。

◎アンライバルド
若駒Sで前半5F61秒1の流れを後方で待機し、3コーナーで徐々に順位を上げ、全体が一気に仕
掛けた3〜4コーナー中間で目を見張る瞬発力を発揮して外から一気に先頭に並びかけ、直線では
決め手が違うといわんばかりの末脚を発揮して最後の1Fだけで3馬身引き離しての勝利。
4コーナー地点は全体の流れが一番速く、8F〜9F地点のラップは11秒5。そこで一気に前を捕ら
えるほど動けたのなら、絶対スピード能力が違い、直線で突き抜けたなら絶対能力が違う。
6枠と不利な外枠を拾ったものの、これまでの内容が桁違いなことから狙って良い。

○イグゼキュティヴ
札幌2歳Sで前半5F60秒1と例年に比べてかなりハイペースな流れを2番手追走し、3コーナーで
早くも先頭を捕まえて直線入り口で抜け出すかなり強引な先行をしながらもロジユニヴァース以外
の追随を許さなかった。京都2歳Sでも内で我慢して先行しながら直線で馬群を割って抜け出す脚
も見せており、無事に内枠を拾ったことから有利な競馬ができることも踏まえれば勝ちも狙える。

▲リクエストソング
きさらぎ賞では前半5F61秒7とスローなくらいの流れを後方で控える形になり、その中で上がり3F
34秒9の脚を繰り出して何とか2着確保。前にいた馬がゴチャついたり不利を受けたりでロクな競
馬をしていない内容の中ではマシな競馬をしており、もう一度力を見たい。能力は信じる。

△トップクリフォード
京都2歳Sではアンライバルドの前の内につけて追走し、3〜4コーナーでも内目を突き、直線では
渋太い伸びを見せて僅差の5着。若駒Sでも道中6番手から切れ負けとは言えジリジリ伸びてきて
4着しており、切れは無いながらも堅実な末脚を持っている。すみれSでは逃げに打って道中流れ
が緩んで瞬発力勝負になりながらも粘り切って勝利しており、今回も前の位置を取って粘り込む競
馬なら好走が見込めるくらいの力にはある。展開を見方にしてどこまで。

△マイネルエルフ
クローバー賞で正攻法の先行抜け出して後に札幌2歳Sで3着になるモエレエキスパート相手に2
着。先行から追われて良い脚を長く使うタイプで、アーリントンCでも良く粘って2着。
今回も内枠から好位にすんなりつけて道中をうまく運べば相当に粘れると考えて良い。

×メイショウドンタク
若駒Sで離れた3番手を追走。3コーナーで一気に前を捕らえに行き、直線で一旦は先頭に立つも
外から末脚を伸ばすアンライバルドには通用せず2着。しかし一番流れが速かった4コーナー地点
で前を捕らえて先頭に立ち、直線でも後方の追撃を許さなかったあたり、一定の能力はある。
外枠を拾って競馬がしにくいが、どの程度やれるか。

注フィフスペトル
朝日杯では3コーナーでブレイクランアウトが一気に捲くって後続が動いたときでも我慢し、直線勝
負に賭けた競馬が功を奏して2着。朝日杯FSの段階で距離に疑問があった馬で、距離を考慮して
これまでに無い後方で競馬を進めたのであり、更なる距離延長となると1枠でもテンから強気に先
行するわけにも行かず、多少パフォーマンスを落とすのは否定できない。
能力の高さは実績からも認めるが、距離を誤魔化せるかで課題が残る。
レース分析
勝ち時計1分50秒8、前半5F62秒6、後半4F48秒2、上がり3F35秒2。

走破時計のわりに上がり3Fが極めて速く、上がり3Fの脚で全てが決着したといっても良い内容。
全体上がり3Fが速く、前で粘っていた馬も強かったことを裏付ける内容で、スローという条件こそ付
くが紛れの少ない内容であり、上位になった馬は強いと判断して良い。

◎アンライバルド1着
6枠ながらスタートで好位に取り付けに動き、外を回らされながらも7番手あたりにつけて追走。バッ
クストレッチでは13秒のラップが続いて多くの馬が引っかかる中で同馬も引っかかったが抑え通し
3コーナーから外に出して徐々に仕掛け、4コーナーの残り2F地点でスパート。仕掛けられてから
は桁違いの瞬発力を発揮して先に仕掛けて接近していたセイクリッドバレーを引き離し、前で粘って
いたレッドスパーダを並ぶ間も無く交わし、差は小さいながらも決め手の違いで勝利。
外が伸びない今の中山競馬では珍しい外からの差し切り勝ちで、完勝を印象付ける内容。

○イグゼキュティヴ16着
道中6番手の外目を追走し、3〜4コーナー中間あたりから徐々に仕掛けに行くも手応えが悪く、直
線では一気に置き去りにされて後退。勝ち馬との差は1秒3でそこまで大敗というわけではないが、
直線では全く対抗できない完敗。

▲リクエストソング7着
道中は1枠を利して内ラチ沿いで抑え、3コーナーからは少し外に出して3〜4コーナーを通過。しか
し4コーナーで外のアンライバルドらが仕掛けると瞬発力で劣って一気に突き放され、直線では懸命
に追われてそれなりに伸びるものの前には及ばず完敗。今回は瞬発力負け。

△トップクリフォード13着
スタート後の加速で大きく遅れをとり、道中はメンバー最後方。そのまま追い込んでそれなりに伸び
たものの全く前に及ばず。現状では逃げないと厳しい。

△マイネルエルフ6着
スタートから前を取りに行き、ラチ沿いの最内ポジションを確保。道中では緩い流れに引っかかるの
を抑えて3番手を確保。3〜4コーナーでも最内ピッタリを通過して直線で追い出すも、2番手のレッ
ドスパーダにも引き離される内容で、瞬発力負け。

×メイショウドンタク14着
好スタートから速目に前に取り付けて5番手を追走していたが、3〜4コーナーで外からアンライバ
ルドが並びかけ、4コーナーで一気に仕掛けられると流れに付いて行けずに大敗。切れる脚が無い
弱点を露呈する形になった。

注フィフスペトル3着
スタートでは全く無理をしようとせずに馬なりで内ラチ沿いの進路を確保。道中で多少掛かったが抑
え、3コーナーでサイオンとセイクリッドバレーが仕掛けると、それを合図に少し外に出して徐々に仕
掛ける。残り2Fで仕掛けられると一気に末脚を爆発させて馬群を割って3着。スローの中で最内の
最短コースで徹底した追い込み策が功を奏した形の3着で、距離不安と相談しながらの競馬であり
内容としては100点満点の3着。
高松宮記念
◎キンシャサノキセキ
○ローレルゲレイロ
▲ウエスタンダンサー
△アーバンストリート
△スリープレスナイト
×トウショウカレッジ
注ファイングレイン
キンシャサノキセキを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(29日7時30分投票)
レース展望
外枠にローレルゲレイロ、ビービーガルダン、スプリングソング、ジョイフルハートといった逃げ馬が
揃っており、外枠勢がスタートで一斉に競り合うようならテンの3F33秒フラットに近い超ハイペース
は避けられない。一方ではアーバンストリートにファイングレイン、トウショウカレッジなどの差し馬も
強力で予想は難しい。
とは言え軽い高速馬場で実績を挙げている馬が台頭して来ると見て予想を組む。

◎キンシャサノキセキ
昨年の高松宮記念、スプリンターズSを2着した実績を信頼する。
休み明けで臨んだオーシャンSは10着の大敗に終わったが、10キロ増のうえに仕上がり不足と本
調子でなかったうえに、サープラスシンガーが引っ張るテンの3F33秒4の流れが速すぎて先行勢
が総崩れしてしまい、しかも内ラチ沿いを走った馬しか伸びなかった。
今回はひと叩きしたうえで調教も動くようになっており復調が見込め、本来の強さが蘇ると判断して
大敗明けでも強気に行く。1200mでは間違いなく圧倒的に強い。

○ローレルゲレイロ
マイルまでならほとんど崩れないほどの安定した先行力を買う。
昨年の高松宮記念では前半3F33秒4の流れに乗った先行勢の中では最後まで粘って上がり3F
34秒0で締めて僅差の4着しており、現状では先行勢の中では力が違う。
遠征明けの東京新聞杯では崩れたが、阪急杯では1キロ増に加えて不利な外枠から強気に先行
してビービーガルダンの2着に好走しており、外枠ながらも強い先行力を生かしており強さは健在。

▲ウエスタンダンサー
京洛Sはやや重の馬場ので前半3F33秒6の流れを5番手追走から上がり3F33秒4の末脚を繰り
出して外から一気に伸びて2着。京阪杯では前半3F34秒2の緩い流れから上がり3F33秒3の末
脚を繰り出して勝利。シルクロードSこそ大敗に終わったがパドックからカリカリしていて道中も掛か
りとおしのうえに揉まれて進路を失ったりと散々な内容で、復調すれば元に戻る。
GT級の流れこそ経験は無いが1000万下から時計の壁を越えて一気に駆け抜けてきた能力は
評価。流れに持ち堪えすれば最後まで伸びる。

△アーバンストリート
中京芝1200mで3勝を挙げ、京都でも1200mなら安定した差しを見せる平坦スプリント巧者。
シルクロードSでは雨上がりの重めの馬場にもかかわらずサープラスシンガーが作る前半3F33秒
6の流れを後方で追走し、上がり3F33秒9の圧倒的な決め手で勝利。相当に厳しい流れでも衰え
ない末脚をアピールしている。GTでも通用しうる末脚で、要警戒。

△スリープレスナイト
スプリンターズSでは中山1200mのGTにしては緩めの前半3F33秒6の流れを6番手追走し、直
線で先頭に並びかけて1馬身抜け出して勝利。しかしキンシャサノキセキをはじめ多くの馬が緩い流
れの中で脚を余す結果になっており、内容には疑問が残る。
今回は蕁麻疹などのアクシデント含みの半年の休み明けであり、決して楽な状況ではない。

×トウショウカレッジ
追い込み一辺倒で展開の助けが必要なものの、昨年のテレビ愛知オープンでは内に開いた進路を
突いて上がり3F33秒2の末脚を繰り出し、雨降りの中で勝ち時計1分7秒5と優秀な時計を出して
おり、GT実績どころか重賞勝ちも無いが好勝負できる裏付けは有る。展開の助けがあってどこま
でという感じ。

注ファイングレイン
昨年の高松宮記念制覇からは大きく調子を落としているのが気がかり。前走の阪急杯も59キロを
背負ったとは言え直線で全く伸びずに敗れている。しかし休み明けは動かない体質で、昨年のスプ
リンターズSでもセントウルSからは復調して追い込みが届かない流れの中で0.5秒差まで詰めて
おり、その後のスワンSやマイルCSでは末脚が復活して好勝負した。ひと叩きで変われば。
レース分析
お休みしてしまってすみません(´・ω・`)
ダービー卿CT
◎マヤノツルギ
○リザーブカード
▲マイネルスケルツィ
△タケミカヅチ
△マイネルファルケ
×キャプテンベガ
注ショウワモダン
マヤノツルギを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(5日10時3分投票)
レース展望
マイネルスケルツィやマヤノツルギ、マイネルレーニアにレッツゴーキリシマと前に行きたい馬は揃
っているが、ナニが何でも先頭へと言う馬は不在で、ハイペースを望む馬も居ないことからハイペー
スになる要素は意外に少ない。そうペースは速くならないことを考慮して馬券を組む。

◎マヤノツルギ
雨上がりで時計が掛かったニューイヤーSで前半4F47秒1とやや速いペースで逃げ、終始後続に
詰め寄られながらも直線で抜け出して押し切り勝ち。メンバー最速の上がり3Fが35秒6なのに対し
自身の上がり3Fは35秒9と最後まで脚は衰えることなく、最後の坂を上がった際にも差し切りを許
さなかった。最後の1F以外は全て11秒台のラップで息を入れるところが無いなかでの逃げ切りは
高いマイル適正がある証拠と言って良い。もともと1200mで5連勝してオープンに上がってきてお
り十分なスピードがあり、距離が克服できたことから強く期待できる。前走と同じ56キロなら期待。

○リザーブカード
マイルCSは直線で前がふさがる不利を受けたが勝ち馬に0.6秒差の10着と着順ほどは負けてい
ない。阪神Cも直線では鋭い伸びを見せ、ゴール前では際どいところまで追い詰めたように末脚は
切れる。ただ東京新聞杯で追い負けていたり差し切って勝ったことが無いだけにアテにならない。
そのあたりが今回の56.5キロでどう出るか。力はそれなりに信用できる。

▲マイネルスケルツィ
3歳時に同条件のニュージーランドトロフィーを1分33秒5の好時計で制しており、時計やコースに
関しての裏づけはある。その年のマイルCSでダイワメジャーを徹底して追いかけて4着し、次の年
の京都金杯を制して重賞2勝目。マイル近辺では安定して活躍している。一昨年の京都金杯以降
は芝で連対したことが無く、少し衰えが感じられるのが気がかりであるが56キロは恵まれた。

△タケミカヅチ
不良馬場で行われた東風Sでは内から鋭い差し脚を発揮して前で粘るマイネルスケルツィを差して
2着。それ以前にもやや重で行われた皐月賞で内から良く伸びて2着、同じく雨の後日の共同通信
杯で2着するなど、もともと雨で渋った馬場が得意。今回も雨上がりで馬場は合う。
中山競馬は得意コースで何より皐月賞2着は大きな実績。それで56キロなら軽い方。


△マイネルファルケ
2歳の年末に勝ち上がった後はラジオNIKKEI杯2歳S、京成杯と格上挑戦したが破れ、その後は
自己条件で地道に勝ちを挙げてココまで上がってきた。昨年の秋以降の成績は優秀で、後にオー
プンや「重賞を勝つような馬を相手に勝ち負けしながら上がってきており、今回と同条件のアクアマ
リンSを逃げ切ってオープン入り。そこから3キロ減の54キロなら十分に狙える。

×キャプテンベガ
中山記念では前半5F61秒9とややスローの流れを後方で構えたのが最後まで響いて、上がり3F
こそ34秒9と伸ばしたものの6着。しかし東京新聞杯で大外から追い込んで2着に入ったように、末
脚は確かなものになりつつある。上がり3F33秒台の切れる脚こそ使えないが、少し上がりが掛か
ってくるようならチャンス。56キロはソコソコの恵量。

注ショウワモダン
ニューイヤーSでは中団から末脚を伸ばしたものの直線の伸びはイマイチで斤量が1キロ重いマヤ
ノツルギに逃げ切られて2着。その後の東風Sで重馬場を味方につけて圧勝。今回は雨上がりでそ
れほど重い馬場にはならないものの、東風Sの勝ちを評価されて56キロ。力は認めるも少し重い。
レース分析
風邪引いてました。時機を見て書き足そうかと思ってます(´・ω・`)
桜花賞
◎ブエナビスタ
○ワンカラット
▲ショウナンカッサイ
△レディルージュ
△レッドディザイア
×ルージュバンブー
注カツヨトワイニング
ブエナビスタを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(12日8時46分投票)
レース展望
サクラミモザ、ショウナンカッサイ、ヴィーヴァヴォドカ、ルシュクルといった逃げ先行勢が揃っており、
ブエナビスタとの差を直線までに用意しようとすることから、ペースこそ速くならなくても早仕掛けに
なることは間違いない。外差し馬場も含めれば差し馬の台頭の可能性が高い。
差し馬最有力のブエナビスタを中心にトライアルで力を示した有力差し馬を中心に組む。

◎ブエナビスタ
現状では死角が少なく逆らうのは賢明ではない。
阪神JFは時計が掛かる馬場にもかかわらず前半4F47秒3とハイペースで先行勢が総崩れする内
容であったが、同条件のチューリップ賞では前半4F48秒6と流れが緩み、先行勢が最後まで脚が
残る流れであったにもかかわらず、ゴール前でサクラミモザを捕らえて差し切った。
阪神1600mでココまで展開不問で末脚を発揮して勝てるなら、信用して良い。

○ワンカラット
阪神JFはスタートからハイペースに引っ掛かり、進路が狭くなって立ち上がる場面があったりと全く
競馬にならなかったが、スムーズに流れに乗ったフィリーズレビューでは前半4F46秒3の流れに
乗って直線で力強く抜け出して勝利。雨上がりで時計が掛かる馬場で勝ち時計1分22秒4はかな
り強い内容。しかしマイルの流れは少し遅い印象で引っ掛かる恐れは否めないうえに3枠で揉まれ
る可能性が高く、展開面で不利を受けることから印を下げた。

▲ショウナンカッサイ
フィリーズレビューは後方から追走してみるも終いがイマイチ伸びず失敗。しかし阪神JFでは前半4
F47秒3のハイペースを2番手追走し、直線で先行馬と差し馬がスタミナ切れで伸びが止まるなか
で脚を伸ばし続けて抜け出し、先行勢総崩れのなか4着に健闘。今回は流れに乗れば脅威。

△レディルージュ
フィリーズレビューで果敢に先行し、直線でワンカラットと競り合い、アイアムカミノマゴに差されて3
着。しかし前半4F46秒3のペースから直線で大きく抜け出したように能力はある。昨年の白菊賞で
もエルフィンSを勝ったレッドディザイアに0.1秒差3着したチャームポットを破っており、人気以上に
能力は高い。

△レッドディザイア
エルフィンSは前半4F48秒8の緩い流れを後方10番手追走。直線でも入り口では後方であったが
直線に入って追い出されると素晴らしい伸び脚を見せ、ゴール前寸前で先頭のワイドサファイアを差
し切って勝利。緩い流れに平坦な京都の直線と差し切れる要素が少なかったなかでの差し切りで、
強い相手との経験こそ少ないが潜在能力に期待。

×ルージュバンブー
チューリップ賞では最内コースを8番手あたりを追走。直線で仕掛けられた際に前のイナズマアマリ
リスと接触して進路が無いまま我慢。その際に外からジェルミナルに差されたが、進路が開くと素晴
らしい伸びを見せて、先に抜け出したジェルミナルを内から差し返して3着。進路が塞がって動けな
い場面がありながらも上がり3F35秒0とブエナビスタに次ぐ上がりで、経験薄いも巻き返し期待。

注カツヨトワイニング
2歳時のサフラン賞でアネモネS2着のアンプレショニストを破って1分21秒9の好時計で勝っており
もともと能力は高い。阪神JFでも直線で進路がなくなる場面がありながらも伸びて7着。
ファルコンSでは4コーナー15番手から上がり3F34秒2の末脚を繰り出して一旦先頭に立つほど
の脚を繰り出しており、流れに乗って脚を溜めるようなら大物を食うほどの決め手はある。展開の助
けは必要も侮れない。
レース分析
勝ち時計1分34秒0、前半4F47秒1、後半4F46秒9、上がり3F34秒9。

終始大外に進路を取って後方で脚を溜める競馬に徹した3頭が流れを握って上位独占。馬場内側
が荒れて外伸びの馬場になったことや、逃げ馬勢がガンガン飛ばすのは避けたものの、ある程度
引き離したいこともあいまって息が入らないペースを作る一方で後方の追い込み馬が脚を溜めるこ
とに成功。直線半ばで先行馬が一杯になるのを尻目に差し勢が一気に突き抜けた。
一方で逃げ馬は全滅。逃げ馬の走破時計が1分35秒以上なのをみると、流れは厳しかった。

◎ブエナビスタ1着
スタートはゆっくり出して、道中は常に外に進路を向けて外の進路を確保し、徹底した追い込みの競
馬。直線入り口で先に仕掛けたレッドディザイアとジェルミナルが邪魔になって進路が無くなる場面
があったが、更に大外に出して競り合いに持ち込み差し切り勝ち。
瞬発力の違いを見せ付ける形で並ぶことなく完勝であったが、少し危ない面もあった。

○ワンカラット4着
スタートで少し行きたがったがすぐに抑え、引っ掛かることなく道中を中団でこなす。直線では先行
勢が下がってきたり、ルージュバンブーが前に居たりで行き場を失う場面もあったが、直線半ばで
進路が開くと一気に突き抜け、先に仕掛けたルージュバンブーを差して4着。最後の脚は鋭く、進路
が塞がる場面が無ければ更に上の着順も狙えた強い内容。

▲ショウナンカッサイ18着
積極的に逃げずに番手の競馬。少しは楽なはずなのに3〜4コーナーで急に手応えが悪くなり、直
線では全く伸びずに大敗。

△レディルージュ7着
道中は先行勢を見るように8番手あたりで待機。そのままルージュバンブーと併せる形で直線に突
入。直線ではルージュバンブーと競り合う形で上がって行き、直線半ばで一瞬先頭に並びかける場
面もあった。ゴール前で坂を登りきったところで脚が止まり、そこを一気に差されて7着。

△レッドディザイア2着
大外枠18番で最初から覚悟を決めて後方待機。逃げ馬が適度に引っ張ったせいで縦長の隊形に
なり、道中は全く揉まれることも無ければ詰まりもしない願っても無い形に。4コーナーでブエナビス
タが動く前に先に仕掛け、直線では抜け出して勝ちを確信させる場面があったがブエナビスタの切
れに屈する形で2着。とは言え、先を制する競馬を見せたのは収穫。

×ルージュバンブー5着
内のレディルージュと合わせるような位置で9番手待機。道中は9番手の外側につけたまま動かず
に脚をため、4コーナーでジェルミナルらが動き出す前に仕掛ける。直線ではレディルージュと競り
合いに持ち込んで先頭に立ちかけたが、ゴール前で脚が止まる。仕掛けが早かったか。

注カツヨトワイニング14着
スタートから後方待機でブエナビスタの内に付ける。33〜4コーナーでは内に進路を取って、直線
では最内ラチ沿いを突っ込むも外が伸びる馬場では全くの無効に終わる。
皐月賞
◎アンライバルド
○リーチザクラウン
▲ロジユニヴァース
△セイウンワンダー
△ミッキーペトラ
×アントニオバローズ
注ナカヤマフェスタ
アンライバルドを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(19日6時34分投票)
レース展望
逃げて行きたがるリーチザクラウンは前が塞がりそうも無い大外枠、一方のロジユニヴァースは最
内枠で前が塞がってもまれるのは避けたいことから行かざるを得ない。他の先行馬は2頭とまとも
に勝負するなら後方に構えるわけにも行かず積極的に行く可能性が高く、流れは緩みそうに無い。
こうなると食指が沸くのは差し馬。スピードもあるうえに一瞬の切れは抜群のアンライバルドを筆頭
に強力な差し馬が構えており、逃げ差し交錯する総力戦になるのは必至。

◎アンライバルド
スプリングSは前半5F62秒6のペースに完全に引っ掛かってしまい、折り合いを欠かずに抑えるの
が精一杯という状況になりながらも、3コーナーからペースが上がると馬なりの手応えで上がって行
き、4コーナーで仕掛けられると一気に後続を突き放し、スローに乗じて伸びる先行勢を捕らえ1着。
内ラチ沿いの先行馬が全く止まらなかった今年の中山で差し切りを決めただけに、決め手の威力は
抜群。流れが緩みそうも無い今回の舞台は楽に折り合うことで更に研ぎ澄まされた末脚になる。

○リーチザクラウン
ラジオNIKKEI杯2歳Sでは行く気に任せて行った結果は逃げ潰れたが、きさらぎ賞では緩い流れ
を先頭ながらも抑え切り、直線で存分に脚を生かして完勝。ココまで終いを生かせれば相当に強く
なったと言って良い。大外枠とは言え抑えが利かずに爆走するような気性ではないことから、程よく
脚を残して先行できれば最後までわからない。

▲ロジユニヴァース
弥生賞は逃げ切り完勝とは言え、直線では入り口で手前も変えてステッキを入れてハミを一杯に噛
ませており、見た目ほど楽勝ではない。現に前半5F62秒と楽な流れであった割には最後の1Fは
12秒1と十分に脚を溜めた末脚とは言いがたく、瞬発力の面では物足りない。1枠1番で包まれる
危険も考えれば行かざるを得ず、厳しい競馬は避けられない。持ち前の能力の高さは十分に認める
が、3強のなかでは最も競馬がしにくいのは否定できない。

△セイウンワンダー
弥生賞では3〜4コーナー中間で仕掛けられた際に大外から一気に先団を飲み込む瞬発力を見せ、
直線入り口でロジユニヴァースに並びかけるも、20キロ増と調整不足が祟って急速に一杯になって
大敗。本来の力を殆ど出し切っておらず、立て直して臨む今回に期待。全力を出せば十分勝てる。

△ミッキーペトラ
弥生賞では逃げる姿勢を見せるも外から強く逃げを主張したロジユニヴァースに譲って2番手。
常にロジユニヴァースを追う形で競馬を進め、3〜4コーナー中間で仕掛けられて11秒5のラップを
叩いて一気にペースが上がった際も2番手に踏みとどまり、直線で差し馬が並びかけても伸び続け
て坂の頂上で2番手集団から抜け出して2着。未勝利上がりと考えれば大健闘で力はある。陣営が
仕上がり面を強調しており、この調子に賭けてみたい。

×アントニオバローズ
未勝利勝ちで臨んだシンザン記念で逃げる引き離して逃げるツルマルジャパンが作る前半5F59秒
4のペースに若干掛かりながらも3番手追走し、直線での追い比べで格上のミッキーパンプキンと、
後にアーリントンCを制するダブルウェッジと3頭での競り合いを制して1着。2000mの流れにも対応
できるだけの下地はあり、末脚は十分な威力。感覚が開く中で仕上がっていれば十分狙える。

注ナカヤマフェスタ
1キロ重い斤量で臨んだ京成杯は2コーナーで前が詰まり、4コーナーで故障馬の煽りを受けるなど
不利が目立ちながらも直線ではしっかり伸びて僅差2着。現に東京スポーツ賞2歳Sで、後に重賞を
勝つブレイクランアウトやサンカルロをスローからの瞬発力勝負で封じており、やはり力はある。
大きく間隔が開いた不利はあるが、十分に食い込める余地はある。
レース分析
勝ち時計1分58秒7、前半5F59秒1、後半5F59秒6、上がり3F35秒6。

弥生賞で逃げ切りを許したロジユニヴァースが最内枠を獲得し、再度逃げ切られることを嫌った先行
勢がスタートから果敢に前を取りに行き、大外ではリーチザクラウンがスタートのダッシュ後に引っ掛
かって抑えるのに失敗。先行勢が1〜2コーナーでも息を入れないままバックストレッチの下り坂に
突入し、結局ペースが緩まないまま全10ラップが12秒2以内という息の入らない流れになった。
この息の入りにくい流れに乗じたのは差し馬で、折り合いを欠くことが心配されたアンライバルドはピ
ッタリと折り合い、更に後方で脚を溜めた追い込み馬は直線で大きく脚を伸ばした。
先行勢は全滅。先行勢のなかでの最高着順の10着に入ったミッキーペトラの時計が2分0秒3。特
に最後の1Fで先行勢は脚が止まっていて、最後の1Fラップは軒並み13秒前後。最後の直線の急
坂を考慮しても脚は止まりかかっており、さすがに緩まない流れが答えたようである。

◎アンライバルド1着
○リーチザクラウン13着
▲ロジユニヴァース14着
△セイウンワンダー3着
△ミッキーペトラ10着
×アントニオバローズ9着
注ナカヤマフェスタ8着
フローラS
◎ディアジーナ
○ワイドサファイア
▲アイアムネオ
△ラークキャロル
△ピースエンブレム
×ピースオブラック
注リュシオル
ディアジーナを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(26日9時22分投票)
レース展望
逃げて勝ってきた馬が不在。逃げ馬不在で差し脚が怖い馬が何頭かいる状況でハイペースはまず
考えにくい。速く流れそうもない中で流れが緩むようなら、自然と有力な先行馬に流れが向くことが
考えられる。雨上がりの馬場で2000mという牝馬にとっては長めの距離も考え、距離実績のある
有力な先行馬を中心に馬券を組む。

◎ディアジーナ
クイーンCで2番手追走から抜け出し、阪神JF2着&3着馬を下して勝利。早め抜け出しから直線半
ばまで仕掛けを我慢してスパート。最後の1Fも12秒0と全く一杯になっていない好内容。
フラワーCでも内ラチ沿いが全く止まらないイカサマに近い馬場の中山競馬で大外枠を引きながらも
果敢に先行し、終始外を回らされながらも直線で脚を伸ばし、内ラチ沿いを走ったヴィーヴァヴォドカ
にクビ差2着。終始外を回る競馬でも後続を突き放しており内容はすばらしい。
重賞の2戦での内容は抜けて強いもので、ココで崩れるとは思えない不動の軸。

○ワイドサファイア
エルフィンSでは正攻法の外差し競馬で一旦は抜け出すも内から驚異的な伸びを見せたレッドディ
ザイアの脚に屈して2着。そのレッドディザイアは桜花賞2着ならこちらも力は劣っていない。
毎日杯では外目7番手あたりを先行して直線勝負に持ち込んでジリジリ伸び続けるも、後続の瞬発
力に屈して7着。しかし差の無い7着で、上がり3F中の11秒0が打たれた地点でも脚を伸ばしてお
り末脚にかけては定評できる。対戦経験が無いのが困るが、力があるのは間違いない。

▲アイアムネオ
フェアリーSは前半4F48秒7とかなり緩い流れ。この緩い流れを内の後方で脚を溜め、直線に入っ
て鋭い脚を伸ばし、最後の1Fの坂を登り切ったところで更に脚を伸ばし、先に抜け出したジェルミナ
ルに迫る2着。じっと脚を溜めれば終いの脚は切れる。アネモネSは不良馬場が全く合わなかったが
馬場が回復すれば巻き返す。

△ラークキャロル
ミモザ賞は前半5F59秒7やや速めのペースのうえに中間が全く緩まない流れ。先行勢は苦しく展
開が向いたこともあったが大外から一気に脚を伸ばして差し切り勝ち。上がり3F34秒9は他馬に対
して1秒も上回るずば抜けた末脚。能力は評価して良い。

△ピースエンブレム
ラークキャロルとは逆に前半5F59秒7のうえに中間緩まない流れを3番手追走し、直線に入って先
行勢の脚が止まりかけたなかでもジリジリと脚を伸ばして一旦抜け出す。最後はラークキャロルに差
されてしまったが、速いペースに持ちこたえて粘れる強みは見せた。

×ピースオブラック
ミモザSは大きく出遅れ、その後も道中で馬が行く気になることなく後方のまま破れたが、その前走
のセントポーリア賞ではアクシデントも無く後方で脚を溜めて直線で外から力強く伸びて3着。3歳2
月の段階で東京1800mを1分48秒6で走れるようなら上出来。復調を期待する。

注リュシオル
不良馬場のなか前半4F47秒5と厳しい流れになったアネモネSで大外から脚を伸ばして5着。アネ
モネS自体は超ハイペースで先行馬が完全に一杯になって差しが伸びていたので特筆するほどで
もないが、500万下では先行抜け出しの正攻法の競馬で後続を突き放して勝利。重馬場ばかりの
実績で馬場が乾くと不安はあるが、能力は信じる。
レース分析
勝ち時計2分2秒2、前半5F60秒6、後半5F61秒6、上がり3F36秒3。

良馬場に回復したとは言え、前日の雨の影響が残って重から始まった馬場は時計が掛かっていた。
レースの内容としては戦前から逃げ馬不在によりスローペースが予想されたが、スタートから2コー
ナーまでの地点での先行馬のポジション争いが意外なほど激しくなり、道中も後続がピッタリ追走し
たために一団のまま大してペースが緩まず、平均ペースで運ばれた。
しかし直線では差し馬が伸び悩み、一方で先行馬や先団を追走した好位の差し馬は直線で脚を伸
ばした。決して緩くないペースで差し馬が伸びなかったとなると、元からレースが激しく差し馬が終い
の脚を使い切ってしまい、前で踏ん張った馬たちが争う形のレベルの高い内容だったのではないか
と伺える。

◎ディアジーナ1着
スタートから追い出して一気に内に進路をとって、2コーナーまでに出来る限り内につけることでロス
を最小限に抑えた。道中は4番手の外を追走し、そのまま直線に入って残り2Fからスパート。
スパートしてからの伸び脚はジリジリながらも確実なもので、前を捕らえるとそのまま後続を2馬身
引き離しての勝利。直線で多くの先行馬や差し馬の脚が止まる中、唯一突き抜ける伸びを見せた。
元から8枠16番と言う不利な枠順に平均ペースを先行と不利な条件を跳ね返しただけに馬は強い。

○ワイドサファイア2着
スタートはソコソコも抑えることなく馬なりで流れに乗る形で中団待機。そのままディアジーナを見る
形で追走し、直線に入ってスパート。左回りに戸惑って物見しながらも内から伸びるハシッテホシー
ノとの競り合いをハナ差抑えて2着。初距離に初の東京競馬の不利を撥ね退けたのは実力。

▲アイアムネオ4着
内枠を手にしたことでスタートは楽に好位につけた。道中はディアジーナの内につけて脚を溜め、直
線では内のままスパート。2着争いをするも脱落して4着。渋った馬場は向かないことを考えれば、
この雨上がりで4着まで来たのは上出来か。

△ラークキャロル9着
中団後方の内目で脚を溜めたものの、直線では際立った伸びもなく敗れる。もう少し前が崩れない
と厳しいのか、思ったほど伸びず。

△ピースエンブレム11着
スタートから行く気を見せて3番手につけて、2コーナーを最小限のロスで通過。そのまま3番手をキ
ープして直線に突入するも直線半ばで早々と脱落して敗退。少し力が足りなかったか。

×ピースオブラック8着
道中は9番手。ちょうどハシッテホシーノの内を追走して直線に入るも、直線では全く伸びず。脚が止
まったわけでもないが伸びもせず、力が少し足りない印象。

注リュシオル7着
最内コースの利をいかす騎乗。中団に取り付けて、3〜4コーナーでも最内をついて上がってくるが
直線では伸びが劣って敗退。枠の利を生かしながらも見せ場ナシ。
天皇賞春
◎アサクサキングス
○アルナスライン
▲ヒカルカザブエ
△マイネルキッツ
△モンテクリスエス
×ホクトスルタン
注ネヴァブション
アサクサキングスを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(3日7時19分投票)
レース展望
ホクトスルタンにテイエムプリキュアと逃げる馬は存在し、追走する先行勢も揃っていることからハイ
ペースは避けられそうに無い。しかし3200mとなるとハイペースを追走すれば差し馬も脚を使うわ
けで、ココ3〜4年の傾向と同じくスピードとスタミナの両方が求められる総力戦は必至。
3200mでも対応できるスタミナをもった総合力の高い馬から狙っていく。

◎アサクサキングス
本来の高いステイヤー資質を信じる。
昨年の天皇賞春は確かに残り1Fで2頭引き離される3着も全く悲観する内容ではなく、ホクトスルタ
ンが刻む前半5F61秒1→中盤5F61秒9の流れにまともに追走して上位に上がってこれたのは同
馬とホクトスルタン自身だけ。同じく先行した馬は全て3〜4コーナーの下り坂でペースが上がった
際に付いて行けずに脱落しており、総合力の高さには否定する余地は無い。
昨年の秋こそ振るわずに終わったが今年に入って重賞2勝して上昇基調にあり、阪神大賞典では
前年のジャパンカップ馬スクリーンヒーローと菊花賞馬オウケンブルースリを全く寄せ付けずに完勝。
本調子に戻りつつあるうえに得意距離の3200mとなれば、大いに力を信じたい。

○アルナスライン
菊花賞ではアサクサキングスの2着。しかし4歳時は春こそ期待されたが秋は振るわなかった。
アメリカジョッキークラブCではスローな流れを先行するも3〜4コーナーで全体が動いた際にペース
についていけず、直線では前に居たネヴァブションに追いつくどころか突き放されて勝たれる弱いと
ころを見せたものの、日経賞ではホクトスルタンが前半5F60秒前後の速い流れを4番手あたりで
追走し、4コーナーで鋭く反応して直線で他馬が一杯になるなかを一気に突き抜けて勝利。
スローな流れでは取りこぼしていたがペースが速くなって終いが掛かると伸び脚が桁違いに良くな
る特徴が今回の舞台で活きそうで、全力が発揮されるなら逆転も。

▲ヒカルカザブエ
4連勝で臨んだ日経新春杯では出遅れたうえに内に包まれて仕掛けられずにテイエムプリキュアの
逃げ切りを許してしまったが、阪神大賞典では早めに3番手につけて大きく引き離すテイエムプリキ
ュアを見ながら追走。3〜4コーナーで全体が動いた際にも仕掛けにキッチリ反応して流れに乗り、
直線では後続を引き離してアサクサキングスと一騎打ちしてハナ差にまで追い込んだ。
日経新春杯が完全な不完全燃焼であったことを証明する内容で、ココまでやれるなら十分狙える。

△マイネルキッツ
昨年のオールカマーでマツリダゴッホ、エアシェイディと言ったGTどころの馬を相手に差し脚を伸ば
して4着。その後も勝ち切れないものの確実な末脚を発揮し続けて上位に食い込み続けている。
日経賞では後方10番手を追走し、バックストレッチから追い出す長いロングスパートにもかかわら
ずゴールまで脚を伸ばし続け、直線でモンテクリスエスとの競り合いを制して2着。距離と時計ともに
抜群の内容で2着しており、地味に力をつけていることを証明。狙える。

△モンテクリスエス
今年のダイヤモンドSをレコード勝ち。出遅れて後方からの追走になったが、道中が全く緩まないハ
イペースの流れのうえに、有力馬のフローテーションが早めに仕掛けて動いたせいで最後は全馬バ
タバタの根性比べになり、そんな流れを制した。
日経賞では内ラチ沿い有利の中山の馬場にもかかわらず3〜4コーナーを大外から捲くって3着に
食い込む強い内容であり、速い流れのスタミナ比べになれば台頭する要素は揃っている。

×ホクトスルタン
日経賞じゃ仕上がりイマイチのうえに1周目のホームストレッチで引っ掛かって前半5F60秒を切る
くらいのハイペースで行ってしまった為に息を入れられずに敗れたが、昨年の天皇賞春4着に目黒
記念ではアルナスラインらを封じて逃げ切り勝ちと、長距離を高速で逃げる競馬になると強い。
仕上がっているなら今回は怖い。

注ネヴァブション
今年のアメリカジョッキークラブCでは道中3番手から直線で脚を伸ばしてキングストレイルを競り落
としてエアシェイディを封じて圧勝も、日経賞では状態が悪かったのか見る影も無く大敗。
緩い流れ出ないと好位で脚をためられず、緩いと瞬発力負けするジレンマがある馬で展開次第で圧
勝と大敗を繰り返す馬ではあるが、長距離向きのステイヤーであることは間違いないので信用。
レース分析
(#`;ω;) パーン
          ⊂彡☆))Д´)←四位騎手
NHKマイルカップ
◎レッドスパーダ
○フィフスペトル
▲アイアンルック
△ミッキーパンプキン
△ブレイクランアウト
×ティアップゴールド
注サンカルロ
レッドスパーダを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(10日9時13分投票)
レース展望
逃げ馬にゲットフルマークスとジョーカプチーノ、ミッキーパンプキンらが揃っており、道中で緩みそう
なところが無く、スピードの我慢比べによる総力戦は必至。マイル適性が力を決めると思われる。
ハイペースは必至のなかでもマイルの実力馬が揃っているなかでは生半可な差し馬では通用しそ
うにも無く、ハイペースでも脚を溜めて末脚を爆発させられる馬なら後方からでも勝負になるかもし
れないが基本的に厳しく、直線までにある程度前につけられて末脚を発揮出来る馬を中心に。

◎レッドスパーダ
先行馬でハイペースに巻き込まれる危険が高いが能力に期待して一か八か。
2走前の500万下では1分34秒5で勝利。同日に行われた同条件の古馬1000万下テレビ山梨杯
の時計に0.4秒差と好時計で、今回も同条件であり適性面や時計面の下地はある。
スプリングSは14キロ減と明らかに本調子でなかったものの、2番手先行から3〜4コーナーで後続
が一気に仕掛けてきた際も仕掛けずに馬なりのまま先頭に立ち、アンライバルドらが一気に差して
きた残り1Fでステッキが入り、そこから一気に末脚を伸ばして後続のフィフスペトルらを逆に突き放
し、先頭に立ったアンライバルドにもう一度競りかけた。距離を意識して仕掛けをギリギリまで遅らせ
ながらも仕掛けられた際の末足の伸びは高く評価できる内容で、マイルなら勝てる。

○フィフスペトル
スプリングSは距離を考慮して最内の最後方で脚を溜めて徹底的に末脚勝負に賭け、3〜4コーナ
ーから直線にかけて一気に末脚を伸ばして3着。皐月賞はさすがに距離が長く大事に乗らざるを得
ず直線で進路が無くなって追い出し損ね9着。しかしマイルなら朝日杯FSで前半4F46秒3のハイ
ペースにもかかわらず最後に素晴らしい差し脚を発揮して2着するなど、この舞台なら話は別。
東京マイルの経験こそ無いが京王杯2歳S2着もあり、適性は全く問題ない。

▲アイアンルック
1勝馬で臨んだアーリントンCでは直線で狭いところに突っ込んでしまい、途中で進路を外に変える
も先に外に持ち出したミッキーパンプキンに迫る4着。毎日杯では前半5F61秒とやや緩い流れの
瞬発力勝負で、直線に入って鋭い末脚を存分に発揮して勝利。末脚に関しては全く疑うところが無
いくらいに鋭く最後まで伸びる。東京コースもハイペースも未経験であるが、素質は信用できる。

△ミッキーパンプキン
アーリントンCでは差しにまわるも最後の直線では伸び脚ジリジリで、進路が塞がって外に出すロス
があったアイアンルックに詰め寄られるなどイマイチ。腹を括って逃げた毎日杯では直線でも一度後
続を突き放して伸びるも、ゴール前の坂で末脚が鈍ったところをアイアンルックらに差され僅差4着。
どうにも詰めは甘いがココまで朝日杯FS以外は全く崩れておらず、持ち前の能力の高さを信じる。

△ブレイクランアウト
共同通信杯では道中も直線も最内がポッカリ空いたところをために溜めた末脚で突き抜けて勝利。
前半5Fは60秒4と平均ペースで時計も優秀なことから単純に瞬発力だけの馬ではないが、後方か
ら差したにもかかわらず終始最内の進路が空くなど恵まれていたのも事実。朝日杯FSではハイペ
ースを3〜4コーナーで捲くって勝負に出て最後に脚が止まったように、溜めないとモロい弱みもあ
ることから抑え程度に様子見。

×ティアップゴールド
ニュージーランドTは前半4F46秒2と相当なハイペース。7枠14番と中山1600mでは不利な外枠
に入り終始外を回りながらも、直線では大外からグイグイ伸びてきて2着。外が伸びない馬場に距
離損の大外をまわったにもかかわらず上がり3F35秒0と2番目の上がりを出しており内容は優秀。
東京コース初経験ではあるが、能力面なら十分に勝ち負けできる内容。

注サンカルロ
東京スポーツ杯2歳S3着した後に臨んだスプリングSでは後方10番手で終始引っ掛かりながらも
直線では狭いところを割って伸びて4着。ニュージーランドTではスタート直後にゴールドスパークル
が落馬した影響を受けて引っ掛かるも後方で折り合い、直線では狭いところをすり抜けて突き抜け
ティアップゴールドに2馬身差をつけて勝利。持ち前の末脚は生かしたがハイペースの流れを終始
内で脚を溜めた点や直線で前が開いた展開の利もあり、勝利を手放しには評価しきれない。
レース分析
勝ち時計1分32秒4、前半4F45秒5、後半4F46秒9、上がり3F35秒2。

スタートでゲットフルマークスが好スタートから猛ダッシュしレースを引っ張り、離れた2番手をジョー
カプチーノが追走、その後はグランプリエンゼルとレッドスパーダが3〜4番手を形成し、それに後方
集団がピッタリ続いた。
東京コースの馬場が非常に良かったのか、ゲットフルマークスが引き離しすぎて後続が抑えたから
なのか3F目から急速に後続がペースを落とし始め、3コーナーまで差が広がり続け、3〜4コーナー
中間から後続が差を詰めに動いたものの、2番手で追走したジョーカプチーノが突き抜けてそのまま
捕らえられることなく勝利。
時計はタイキフォーチュンとキングカメハメハの作ったレコードを上回る内容で、非常に強い競馬。
結果的には後続が抑え過ぎたのかもしれないが、それでも勝ったジョーカプチーノは強い。

◎レッドスパーダ2着
離れた4番手追走から直線で仕掛けると後続との差をジリジリと広げて伸びるが、先に抜け出したジ
ョーカプチーノとの差は少ししか詰まらず、そのまま押し切られて2着。内容自体は非常に強い。
4コーナーまで仕掛けを我慢したのが逆に響いたのか、前に楽に行かれ過ぎた感じ。

○フィフスペトル5着
スタートはまあまあも大外枠を意識しながら早めに好位につけて外から追走。4コーナーでは6番手
外側あたりにつけて追い出したが、追ってからの伸びはイマイチでジリジリ。絶対的なスピードの差
を見せ付けられた感じで、ある程度前が止まらないと厳しい。

▲アイアンルック8着
道中は後方12番手当たりで脚を溜め、3〜4コーナーで徐々に進出していた。しかし4コーナーで前
のサンカルロが急に外に膨らんできて馬体を押し付けられるように外にグイグイと押し出され、更に
進路を塞がれる大きな不利。不利が無くても勝てていたとは言い難いかも知れないが、あれだけ不
利を受けても上がり3F33秒8を出していて、かなり良い所まで行けていたのは間違いない。

△ミッキーパンプキン10着
スタートで飛び上がってしまい出遅れ。その後は最内で掛かりながら追走し、3〜4コーナーで最内
を通って直線ではグングン前との差を詰めたが、如何せん直線で前との差が開きすぎていて10着
が精一杯。出遅れは仕方ないものだが、道中も掛かって首を振るなど気性面で課題アリ。

△ブレイクランアウト9着
好スタートを切ったが鞍上が手綱を引いて後方に下げて14番手前後を追走。大外につけて3〜4コ
ーナーで大外の馬群から徐々に上がっていったが、直線では全くといって良いほど伸びずに大敗。
上がり3F34秒0と脚を溜めた割には伸びず、結果的に全く意味の無い追い込み策に終わった。

×ティアップゴールド14着
後方15番手前後の外、ブレイクランアウトのすぐ後方を追走していたが、直線では全く伸びずにブレ
イクランアウトに付いていく感じでゴール。全くといって良いほど見せ場ナシ。

注サンカルロ8位入線→18着降着
ブレイクランアウトのすぐ内の10番手を追走。道中では動かずに脚を溜めていたが3〜4コーナーで
進路を作ろうとしたのか急に外に膨らみ、その際に外目後方にいたアイアンルックを巻き込んだうえ
に進路を塞いでしまい、直線では更に外に膨らんでダイワプリベールも巻き込んでしまった。
直線ではそれなりに伸びたがあまりにも被害が大きく降着。
ヴィクトリアマイル
◎リトルアマポーラ
○ウオッカ
▲カワカミプリンセス
△レジネッタ
△ジョリーダンス
×ザレマ
注マイネレーツェル
リトルアマポーラを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(17日11時25分投票)
レース展望
逃げると思われるショウナンラノビアを後続勢がどれだけ泳がすかでペースは変わって来ると思う。
ウオッカは内枠を拾ったのであまり後ろに下げるとは思えないが、カワカミプリンセスとリトルアマポ
ーラはウオッカマークで動く可能性が高く、あまり前を楽に逃げさせるとは思えない。
外枠の後方勢は相当に切れる馬でもない限り厳しく、ある程度前につけて突き抜けられる脚を持っ
ている馬が優位なことには変わりない。しかし上位勢はウオッカ1強と言う印象でもない。

◎リトルアマポーラ
エリザベス女王杯で復調したカワカミプリンセスに完勝しており、牝馬のなかで上位なのは事実。
マイラーズCは5ヶ月の休み明けであったが、阪神競馬の最終開催で内が荒れて外差し馬場のな
か1枠で最内を走り、直線でも外に出せずに内差しを強いられたが勝ち馬スーパーホーネットに0.
4秒差。伸びない内を走ったのに上がり3F33秒6で、最後の1Fの坂でも全体ラップ11秒7のなか
でも食らいついて伸びていた。休み明けに不利な状況で牡馬相手にコレだけ善戦できれば強い。

※管理人多忙のため以下割愛させていただきます。
レース分析
返す言葉もないほど大敗・・・・(´;ω;`)
優駿牝馬オークス
◎ディアジーナ
○ブエナビスタ
▲ジェルミナル
△レッドディザイア
△ダノンベルベール
×ワイドサファイア
注ブロードストリート
ディアジーナを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(25日11時10分投票)
レース展望
ヴィーヴァヴォドガの大逃げ宣言である程度引っ張り気味の流れが予想される。しかし2400mの距
離から無謀にペースを吊り上げるとも思えず、速くても平均ペースくらいではないか。
ブエナビスタにレッドディザイアといった差し馬は存分に脚を溜めると思われるが、平均ペースで引っ
張られると当然ながら脚を使い、直線で目一杯に末脚を伸ばせる馬は自然と限られてくることが予
想され、先行馬総崩れに外差し馬場に恵まれた桜花賞の上位3頭が同じく末脚を伸ばしてくるとは
考えにくい。
いずれにせよ前がある程度引っ張りそうなのでスタミナ勝負になるのは必至で、単純に末脚の切れ
だけで勝負が決するほど簡単なレースにはならないと思う。

◎ディアジーナ
フラワーCとフローラSの強力な内容を評価して不動の◎。
フローラSは時計の掛かる馬場にもかかわらず前半5Fは60秒6と過去10年で2番目にペースが速
い苦しい流れであり、そんな流れを大外枠から果敢に4番手につけて先行し、直線では馬なりの手
応えで先頭に立って残り1Fで後続を突き放す内容は非常に強い。
スピードとスタミナを一杯に使う厳しい競馬での強さを証明しており、オークスの舞台でも全く問題無
い。ブエナビスタに勝つのはディアジーナと確信する。

○ブエナビスタ
阪神JFやチューリップ賞で時計の掛かる馬場でレースを制しており、多少時計が掛かっても全く問
題なく末脚を使える強み。桜花賞では大外に出してジェルミナル、レッドディザイアとの末脚比べを
制しており末脚に賭けては一番なのは認める。
ただしレッドディザイアとの末脚比べで勝ちながらも時計差ゼロで必ずしもズバ抜けた末脚というわ
けでもなく、後続馬との着差も僅かで過剰人気の感があるのは否めない。

▲ジェルミナル
チューリップ賞ではブエナビスタに出し抜かれる形で先に仕掛けられて直線では後手を取って5着も
桜花賞では速いペースに外差し馬場といった条件を味方にしてブエナビスタと真っ向から末脚勝負
して3着。急速に向上したことを伺わせる内容。このまま向上し続ければと思わせる内容で、今回も
期待したい。

△レッドディザイア
桜花賞ではブエナビスタ、ジェルミナルと共に後方の外で我慢して、直線では大外から末脚勝負。
ハイペースに外差し馬場が味方して存分に末脚を伸ばして直線では一旦先頭に立ち、ブエナビスタ
とは時計差ナシの2着。桜花賞は殆ど末脚だけが勝負を決める一戦で、外差し馬場と展開が味方し
たのは否めないが、地力は認める。この舞台でどうか。

△ダノンベルベール
桜花賞では大幅に場体重が落ちたうえに、1枠1番が災いして直線でも馬場の悪い内を突っ込まざ
るを得ず8着。それまでの内容からも不満な着順で、馬場と調整に夜は委員が大きいと判断して巻
き返しに期待する。

×ワイドサファイア
フローラSでは直線で物見をして外に顔を向けながらも懸命に追われて2着。
前半5F60秒6と厳しい流れの中でも後方で脚をため、直線で差し馬が伸びあぐねる中で突き抜け
て伸びてきた実力は高く評価できる。今回の舞台では必ずこの末脚が活きると信じる。

注ブロードストリート
チューリップ賞では完全に仕掛け遅れて狭い内で馬群を捌きながら追い込む羽目になって4着。忘
れな草賞でも馬群を割りながらもメンバー最速の上がり3F34秒9の脚を繰り出して2着。
スイートピーSで上がり3F33秒8の脚を繰り出して馬群を突き抜けて勝利。
少々脚を余しがちな追い込みが多いが着実に競馬の内容が向上しており、持ち前の脚を使い切る
競馬さえできれば大駆け十分と思わせる。
レース分析
勝ち時計2分26秒1、前半5F61秒0、後半5F60秒、上がり3F34秒8。
ラップタイム
12.4 - 11.3 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.5 - 12.6 - 12.6 - 12.6 - 11.7 - 11.1 - 12.0

スタートからヴィーヴァヴォドガとデリキットピースがハナを主張し、結果的にはヴィーヴァヴォドガが
1〜2コーナー中間でさらに前を主張して先頭に立ち、そこで即座に隊列は固まった。
しかし2コーナーで隊列が固まっても先行勢のペースは全く緩まず、最後の直線まで12秒5のラップ
を刻み続ける、過去のオークスでは滅多に見られない形のハイペースになった。
中間で13秒前後のラップが刻まれることなく息が入らない流れになり、先行馬は直線で息が切れて
伸びを欠く馬が目立ち、逆に差し馬は台頭した。やはり差し馬勢が強力なのか、本来レースを作る
はずの逃げ馬と先行馬に余裕が無い。

◎ディアジーナ5着
道中はヴィーヴァヴォドガらから離れた5番手を追走。3〜4コーナーで先頭に並びかけ、直線では
残り2Fまで仕掛けを我慢して馬なりの手ごたえで先頭を伺い、残り2Fで仕掛けて一瞬先頭に立ち
かけた。しかし即座に内からレッドディザイアに差され、これに懸命に追走するが残り1Fで急速に末
脚が伸び切ってしまい、末脚一杯になりながら5着に粘り込む。
結果的には全く息を入れるところが無いペースを好位追走したのだから仕方が無いが、ディアジー
ナの後方を走っていたレッドディザイアにまともに抵抗できなかったのを見ると、桜花賞の上位勢に
対して若干能力で劣ることは否めない。

○ブエナビスタ1着
後方2番手のまま、じっくり道中を追走。直線に入って仕掛けられるが、内の進路を他馬に塞がれて
行き場を失い、直線に入って大外に進路をとる羽目になる。しかし残り2Fで仕掛けられると驚異的
な末脚を見せ、前に居たディアジーナとジェルミナルを一瞬で交わし、先に先頭に立っていたレッドデ
ィザイアもゴール前ギリギリで交わして勝利。
確かに流れが差し馬に向いたとは言え驚異的な位置から差し切ってしまったあたり、能力が違う。

▲ジェルミナル3着
スタートは行きたがったが、道中はじっくり抑えて10番手あたり。3〜4コーナーでも常に進路を確保
するために外を回し、直線に入って外の進路をとって仕掛ける堅実な差し競馬。
残り1Fで前で粘るディアジーナを捕らえたが、その外からブエナビスタに一瞬で差されると全く抵抗
できず3着。3着には入ったが力の違いを見せ付けられた。

△レッドディザイア2着
スタートから引っ掛かって口を割って行きたがる。2コーナーに入るまで掛かりっぱなしで、他馬を壁
にして2コーナーでようやく落ち着いた。直線では内の進路が空いて一気に突き抜け、残り1Fでは
既に抜け出していたがブエナビスタの驚異的な末脚に差されて2着。
あれだけ引っ掛かって僅差の2着なら相当な能力がある証拠で、一方では道中で馬ゴミに入れて
他馬を壁にして折り合いをつけられたりと、結果的には内枠に恵まれた。

△ダノンベルベール9着
スタートから抑えて後方5番手。道中も後方で我慢するが、直線で全くと言って良いほど伸びず。

×ワイドサファイア競走除外
本馬場入場で落馬。

注ブロードストリート4着
後方12番手あたりで我慢して直線では横一杯に広がる中で内の進路を確保して、本来の追い込
み競馬に徹して4着。ハイペースで前が崩れて内のコースを確保して進路が開くなど、いろいろ恵ま
れたが4着にきたのは紛れもなく実力。
東京優駿日本ダービー
◎アンライバルド
○ブレイクランアウト
▲アイアンルック
△アプレザンレーヴ
△マッハヴェロシティ
×トライアンフマーチ
注フィフスペトル
アンライバルドを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(31日11時47分投票)
レース展望
皐月賞で逃げてペースを引っ張ったアーリーロブストとゴールデンチケットが健在で、スタートから引
っ掛かったリーチザクラウン。前半5F59秒1のハイペースを作った立役者が揃っているうえに、NH
Kマイルカップで前半5F57秒1の超ハイペースに乗って2番手から抜け出したジョーカプチーノも流
れが緩むようなら嫌ってハナを切る可能性もあり、ペースが緩む要素がほとんどない。
差し馬勢には皐月賞で驚異的な決め手を発揮して3〜4コーナーを一気に捲くったアンライバルドを
筆頭にアイアンルックやトライアンフマーチが揃っており、メンバーは差し馬の方が充実しており勢い
もある。瞬発力や気性面で弱点を露呈したロジユニヴァースとリーチザクラウンは苦戦必至と見る。
差し馬中心に先行勢が行かざるを得ずに超ハイペースを作る可能性が高く、そのペースに耐えられ
る差し馬が上位を争う激戦が予想され、脚を余さない総合力勝負は必至。
総合力で優れた馬に加え、強力な決め手を持つ差し馬を中心に馬券を組む。

◎アンライバルド
皐月賞は前半5F59秒1のハイペースを中団9番手で追走し、ほとんど息を入れる間がない道中で
も脚を溜め、3〜4コーナー中間で仕掛けると先行勢を大外から一気に捲くって先頭に立つほどの驚
異的な決め手を発揮し、そのまま押し切った。
皐月賞の3〜4コーナー通過地点の7F〜9F地点までは11秒9→11秒8→11秒7とレース中で一
番流れが速いところで、そこを大外から捲くって一気に先頭に立つほどのパフォーマンスが出来るあ
たりは世代でズバ抜けた能力を持っている証で全く疑う余地がない。最後の1Fも12秒1で急坂でも
脚が止まることなく締めており、スタミナ切れの懸念も無い。間違いなく勝利に近い馬。

○ブレイクランアウト
共同通信杯は道中最内で脚をためて直線でもポッカリ進路が開いて突き抜けるという若干有利な
点はあったが、直線に入ってからの末脚は上がり3F33秒6が示すように抜けた瞬発力を持ってい
る。共同通信杯は前半5F60秒4と決して緩いペースではなく、平均ペースで脚を溜めて繰り出した
末脚と考えると、間違いなくハイペースの方が末脚は活きる。現に共同通信杯はレースレコード。
NHKマイルカップは前半5F57秒1のペースから押し切られてしまうほどの超高速決着で脚を溜め
る余裕も無く末脚が全く活きなかったが、脚を溜めた時の決め手に期待する。決め手なら負けない。

▲アイアンルック
毎日杯で前半5F61秒とやや緩いペースのなか中団後方で脚を溜め、直線では大外に持ち出して
強烈な決め手を発揮して粘るミッキーパンプキンとゴールデンチケットを差し切った。
直線では8F目に11秒0を叩いているときにも置かれず、9F目でステッキが入ると末脚が伸び切っ
た先行勢と反対に一気に伸びて、残り50mあたりで一気に差し切る内容はハイペースの総合力勝
負で活きる。NHKマイルカップでは前が全く止まらなかったが、差し脚が活きる展開なら話は別。

△アプレザンレーヴ
毎日杯では少々出遅れて後方になったが、直線ではアイアンルックの真後ろから一気に仕掛けら
れ、ゴール前で末脚を伸ばしたアイアンルックに続いて劣らない末脚を繰り出して3着。能力面では
アイアンルックに全く引けを取らず能力は高い。
青葉賞では前半5F61秒の流れを外の8番手追走から直線で渋太い末脚を繰り出してマッハヴェロ
シティとトップカミングとの競り合いを制しており、瞬発力と持続力に優れた末脚を証明。
青葉賞は中間がやや緩んだが、ハイペースになれば末脚の質の違いで一気に台頭するはず。

△マッハヴェロシティ
青葉賞では道中4番手の最内から直線で馬群を割って狭いところを突き抜けて2着。やや緩い流れ
から瞬発力勝負で一番流れが速くなった直線で接触しており、こじ開けるロスがありながらも突き抜
けており、十分に脚を溜めて末脚を繰り出せば5分の勝負は出来ると見る。不利さえなければ。

×トライアンフマーチ
皐月賞では最後方で脚を溜め、3〜4コーナーではアンライバルドの離れた後方を追走するように仕
掛け、直線ではシンガリで脚を溜めた利を存分に生かして2着にまで突っ込んできた。ハイペースの
中を最後方で脚を溜めて存分に末脚を生かしたが、最後の直線で坂を登り切ってからはアンライバ
ルドと脚色が同じになって伸び切っており、逆転までは考えにくい。末脚比べで食い込めるか。

×フィフスペトル
距離が厳しいのは如何にもであるが、スプリングSで徹底的に脚を溜めて末脚勝負に出たときはア
ンライバルドを目標に直線半ばから猛追して3着したように距離が伸びても活きる決め手は持って
いる。NHKマイルカップでは不発に終わったが、ハイペースの中で後方で脚を溜めて弾けるような
ら食い込みうるだけの余地はある。朝日杯FSの再現が出来れば。
レース分析
(#`;ω;) パーン
          ⊂彡☆))Д´)←岩田騎手
安田記念
◎ディープスカイ
○スーパーホーネット
▲カンパニ−
△スマイルジャック
△ローレルゲレイロ
×トウショウカレッジ
注ファリダット
ディープスカイを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(7日12時4分投票)
レース展望
迷いに迷った。
引っ張るであろうコンゴウリキシオー、ローレルゲレイロ、もしくはホッカイカンティが引っ張る流れは
そうそう緩むとは考えにくい。やはりハイペース前提で差し馬中心に組むのが吉か。
昨年、一昨年とコンゴウリキシオーが引っ張る流れは前半5F57秒台の超ハイペースでよほどの馬
でないと先行馬が残るのは厳しい。先行勢はスピードで優れた馬を抑えたい。

◎ディープスカイ
天皇賞秋のパフォーマンスから考えて、古馬マイルGTでも勝てると信じる。
天皇賞秋は前半5F58秒7の超ハイペースで逃げたダイワスカーレットを引っ掛かり気味に5番手追
走し、直線で外からダイワスカーレットに並びかけ、ウオッカも含めた壮絶な叩き合いの末にハナ+
クビ差の3着。3歳であれだけの力を発揮しただけに、古馬になって更なる飛躍に期待する。
現に神戸新聞杯、天皇賞秋と勝負どころで全体の流れが一気に早くなって11秒を切るかきらない
かくらいのラップが叩かれているところで鋭く反応して動けるだけのスバ抜けた瞬発力の持ち主で、
その瞬発力と持ち前のスピード能力が存分に活かされれば勝てる。

○スーパーホーネット
マイラーズCは前半5F60秒1とスローペースのなかを中団から追走して、直線で上がり3F33秒0
の末脚を繰り出して大外から脚を伸ばし、前で粘るスマイルジャックと追い上げるカンパニーを抑えて
1着。マイル戦にしてはあまりに緩い流れであるが、それ以前に前半5F58秒前後の激流で流れた
07年、08年のマイルCSで2年連続2着しており、ハイペースでも耐えて鋭い決めを発揮するだけの
資質は十分。GT実績は勝利がないことを除けば十分というところで、今度は勝ちに期待。

▲カンパニー
昨年の天皇賞秋では上がり3F33秒5とメンバー中でもズバ抜けた末脚を繰り出してゴール前では
一気に並びかけて秒差ナシの4着。マイルCSでも仕掛け遅れて大きく外に振り回される不利があり
ながらも直線では堅実な末脚を繰り出して0.3秒差4着。一歩足りないが実績十分。
同じ左回りのマイルの舞台である関屋記念では前半5F57秒3の超ハイペースを大きく離れた後方
で追走し、直線では上がり3F33秒3の末脚を繰り出して圧勝しており、GT並みのハイペースでも
末脚を発揮してきている。ココでも軽視不可。

△スマイルジャック
マイラーズCでは先に抜け出すもスーパーホーネットとカンパニーに差されて3着。しかし上がり3Fは
33秒4と優秀なもの。京王杯SCでは勝負どころの3コーナーでスピードタッチが外に膨らんだ際に
馬に挟まれて下げる不利があり、大外に持ち出すロスがありながらも0.3秒差7着。
マイル路線に入ってからは不利を受けて負けることが多いが、素質は見せており信じたい。

△ローレルゲレイロ
今年の高松宮記念馬で最近はマイル以下のスプリント路線で活躍を見せているが、08年の東京新
聞杯で前半5F57秒7のハイペースで逃げて、詰め寄る後続を抑えて1分32秒8の好時計で押し切
り勝った実績や、NHKマイルC2着などマイルでも実績は十分。GTのペースに通用するだけのス
ピード能力はあるので、流れに乗って競馬できれば十分に怖い。

×トウショウカレッジ
高松宮記念ではスタートから出遅れ、4コーナーで追い出す際に前の進路が無くなって一旦下がり
外に出すロスがありながらも、残り1Fで進路が開いたら一気に末脚を伸ばして0.3秒差4着。
京王杯SCは中間の流れが緩く、前半4F46秒4とマイルに近いペースを中団で折り合い、上がり3F
33秒5の末脚を繰り出して僅差の2着に好走。この流れで脚が溜められるならマイルGTでも通用。
マイルの実績が無いので距離の面だけ不安はあるが、素直に末脚を信じる。

注ファリダット
高松宮記念ではスタートで出負けし、前半3F33秒1の流れにテンのダッシュが付いて行かずに後
方待機の位置取りになったが、直線に出ると目を見張る伸びを見せて0.4秒差6着。
京王杯SCこそ道中で少し引っ掛かって終いの伸びは甘くなったが、折り合えば末脚は威力十分。
レース分析
勝ち時計1分33秒5、前半4F45秒3、後半4F48秒2、上がり3F36秒1。

ラップタイム
12.0 - 10.6 - 10.8 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 11.6 - 12.4

好スタートを切ったローレルゲレイロ、アルマダに対してコンゴウリキシオーが強引にハナを取りに行
ったためにテンの3Fが33秒4と1200m並みの超ハイペースを刻み、5F通過時計は57秒4。とても
逃げ馬が最後まで持ちこたえられるペースではなく、直線入り口で逃げ馬は一気に後退。
その中から後方で控えていたディープスカイが3〜4コーナーで一気に動いて先頭集団に迫り、直線
では残り2F地点でステッキが入り馬群から抜け出して先頭。後方からの追い込みに徹したファリダッ
トとカンパニーが外から伸びるなか、直線入り口で進路が詰まって抑えていたウオッカの進路が開き
残り1Fで一気に脚を伸ばして差し切り勝ち。

5F地点で一気に勝負に出て仕掛けたディープスカイに対して7F地点まで進路が開かずに抑えたウ
オッカ。結果的に前半の無茶な超ハイペースから仕掛けたディープスカイら後方勢は脚が止まり、7
F目まで仕掛けを我慢したウオッカが差し切った内容は、最後の1Fで12秒4と全ラップ中で最も時計
が掛かっているあたり、やはり最後の1Fでの脚が明暗を分けたと言って良い。
4コーナー〜直線入り口で逃げ馬が下がってきて先行馬も行き脚が鈍って進路が詰まりやすく、馬
群が交錯しやすい状況の中では、アレだけのハイペースでも早めに仕掛けて抜け出すのは決して間
違った選択ではない。これもレースではあるが、一瞬のタイミングや騎手の判断が大きく影響したレ
ースと判断する。
エプソムC
◎キャプテンベガ
○ヒカルオオゾラ
▲ニルヴァーナ
△シンゲン
△ダイシングロウ
×アーネストリー
注エリモエクスパイア
キャプテンベガを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(14日12時58分投票)
レース展望
逃げ馬らしい逃げ馬はニルヴァーナ程度で全体を強く牽引する強い逃げ馬は不在。速い流れになり
そうな要素が少ない一方で差し馬のなかでも末脚自慢と言う馬も居らず、多少緩い程度の流れに
なるのではないか。あまり特筆すべき注目馬不在で混戦を覚悟

◎キャプテンベガ
都大路Sでコンゴウリキシオーが前半5F58秒2のハイペースで引っ張る流れを中団追走。直線では
荒れて来ていた内から力強く末脚を伸ばし、外差し勢を抑え込んで2着。内容としては非常に強い2
着で、勝負どころで前が塞がったりするアクシデントが無ければ勝ち負けと考える。
どうしても勝ち味に遅いが全体のメンバーも弱く、都大路Sの内容からも信じる。

○ヒカルオオゾラ
昨年はハイペースに引っ掛かって前半5F57秒9の超ハイペースを作ってしまい、直線でも何とか粘
っていたが残り1Fで脚が止まったところを一気に差されギリギリの2着。休養明けの武庫川Sは58
キロを背負いながらも圧勝であったが相変わらず引っ掛かる気性で、今年も引っ掛かれば危ない。
逃げ馬不在で流れが緩み、掛かる気性がマイナスにでることを考慮すると能力はあっても印を薄め
ざるを得ない。

▲ニルヴァーナ
金琥賞は前半5F59秒6も中間でほとんど緩まず、5F後は早めにサクラメガワンダーらが捲くって来
て息を入れる場面が無い逃げ馬には厳しい展開。3〜4コーナーで後続が迫り、直線でサクラメガワ
ンダーが並んできた際にも最内からもう一度伸び、0.5秒差7着。中間で息を入れられなかったうえ
に後半はどんどんペースが上がる展開でココまで粘れれば上出来。力は信じて良い。

△シンゲン
新潟大賞典は時計が早すぎる点が怪しいが、エプソムCと同条件のテレビ静岡賞でも前半5F58秒
5のハイペースを5番手追走から直線で突き抜けて完勝しているように、今回の舞台でも好走するだ
けの要素は十分に備えている。能力面は問題ないが、走り過ぎた前走の反動だけが気になる。

△ダイシングロウ
新潟大賞典は直線で伸び脚を欠いたが、大阪杯では並み居るGT馬を相手に大外から脚を伸ばし
て懸命に食い下がり0.4秒差5着。確かに負けはしたが直線の伸び脚は全く劣らず、能力は評価。
持ち前の能力を発揮できれば勝てても不思議は無い。

×アーネストリー
2400m以上の長距離を主戦場にしていたが新潟大賞典に挑戦。4番手追走で直線に突入したが
直線では完全に瞬発力負けしたのか、一番全体ラップが速くなった9F地点では順位を下げ、少しラ
ップが遅くなった10F目で盛り返して5着。能力はあるが決め手が弱く切れで劣る点が気がかり。

注エリモエクスパイア
ココ2戦は大敗しているが、目黒記念では伸びないはずの大外に進路を取って、3〜4コーナーで一
気に捲くって伸びてきているように、能力はあり復調しつつある。復調に賭けたい。
レース分析
(#`;ω;) パーン
          ⊂彡☆))Д´)←横山騎手
マーメイドS
◎マイネレーツェル
○ムードインディゴ
▲リトルアマポーラ
△ザレマ
△レッドアゲート
×ベッラレイア
注マイネカンナ
マイネレーツェルを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(21日8時50分投票)
レース展望
スタートからすぐに急坂で、急坂を過ぎたらすぐに1コーナーが待っている阪神内回り2000m。
開幕週と言うこともあって内が良く伸びており、ましてや1コーナーまでに内の経済コースにつけられ
ない大外枠の馬の不利は否めない。能力で長けてない限り内枠の馬に食指が向く。
しかしコスモプラチナをはじめザレマ、ウェディングフジコ、ブーケフレグランス、ビエンナーレと逃げ、
先行したい馬が内から外まで揃っており、1コーナーまでのポジション争い激化は必至、あまり緩い
流れになるとも思えない。そうなると内枠の差し馬に食指が向く。
内目の枠で経済コースを通れそうな差し馬を中心に馬券を組みたい。緩みそうにないメンバーでも
極端なハイペースは想定しにくく、一方で差し馬も開幕週の馬場で先行勢を早めに捕らえに動くこと
が予想されるので、よどまない程度の流れの混戦と考える。当日の雨降りの馬場も考慮。

◎マイネレーツェル
阪神で重賞2勝と阪神コースに相性が良く、エリザベス女王杯では4着。その後の3歳暮れの愛知
杯で3歳牝馬で55キロと実質のトップハンデを背負いながらも3コーナーから大外を捲くって脚を伸
ばして僅差の3着。状態さえ良ければ相当に強い実力馬。

○ムードインディゴ
重馬場のローズSでマイネレーツェルのハナ差2着と渋っても問題ない。エリザベス女王杯でも6着
していて、離れた4着だったマイネレーツェルとは僅差。復帰後振るわないが能力はある。

▲リトルアマポーラ
前半5F60秒2まで緩んだマイラーズCでは馬場の悪い内を走りながらも脚を伸ばしてスーパーホー
ネットに0.4秒差7着と強い競馬も、前半5F58秒6で流れたヴィクトリアマイルでは道中で気合をつ
けながらの追走で直線入り口では他馬に一瞬置き去りにされるなど弱みを見せたりとマイル不適。
距離延長で見直す。GT馬が56.5キロなら、近年のトップハンデ馬と比較しても軽い恵量。

△ザレマ
距離に一抹の不安はあるが、マイル近辺を中心に充実している好調さを買う。内枠も拾っており、気
分良く内ラチ沿いを先行できれば、距離の誤魔化しも利くのではないか。
中山牝馬Sのように前半5F60秒前後の緩い流れでは引っ掛かるところあるところだけが気がかり。

△レッドアゲート
内枠の差し馬。振るわないように見えるが昨年のエリザベス女王杯でも0.9秒差8着と、ソコソコ力
はある。少し軽めの54キロの斤量も魅力。

×ベッラレイア
金琥賞では上がり3F33秒7のメンバー最速の上がりを繰り出して4着と復調気配。昨年に大敗した
ときと同じ56キロの斤量だけが気がかり。雨降りの馬場も全くダメな点で印を下げた。

注マイネカンナ
内枠の差し馬という点で抑え。最近振るわないが、初重賞制覇の福島牝馬Sで54キロを背負ってい
たのに更に軽い53キロとなれば抑えないわけには行かない。復調していれば巻き返す。
レース分析
2週連続でサボってしまいました。すみません(´・ω・`)
宝塚記念
◎ディープスカイ
○アドマイヤフジ
▲マイネルキッツ
△アルナスライン
△カンパニー
×スマートギア
注モンテクリスエス
ディープスカイを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(28日9時46分投票)
レース展望
逃げ馬は不在であるが、強力な差し馬が揃っていることから決してスローと言うほどまでは緩まない
と見る。インティライミやアドマイヤフジが前を伺うが、ディープスカイやアルナスラインが中団で構え
るようなら、道中で息が入って波があるペースではなく、ほぼ平均ペースで淀まない程度になる可
能性が高い。

大阪杯の内容からディープスカイとドリームジャーニーが大きく人気を集めているが、大阪杯は阪神
競馬の開催が進んで内が荒れた外差し馬場になっており、阪神開催2週目の宝塚記念では絶対に
大阪杯のような外差し一辺倒では決まらない。むしろ内でジッと我慢しての内差しの方が怖い。

大阪杯で休み明け59キロを背負ってドリームジャーニーの2着したディープスカイを本線に、大阪杯
で内にコースを取って先行抜け出しを図って徹底抗戦したアドマイヤフジを見直す。
3〜4コーナー下り坂に直線に急坂と中山競馬に似た構造の阪神競馬内回りコースを考慮して、中
山競馬で堅実に力を発揮してきたマイネルキッツ、日経賞で前半5F60秒前後のハイペースを4番
手追走し、上がり3F34秒9の脚を繰り出して3〜4コーナーで一気に捲くって突き抜けたアルナスラ
イン、アルナスラインを大外から追い詰めたモンテクリスエスを狙う。日経賞はホクトスルタンが作る
前半5F60秒前後の流れから中間でもほとんど緩まずに勝負どころに突っ込んでいる厳しいレース
で、直線に入って突き抜けた3頭は間違いなく強い。

他にはマイラーズC、安田記念と4コーナー〜直線入り口の仕掛けどころで瞬発力面で後手を踏ん
だカンパニーを距離延長で見直し、金琥賞で3〜4コーナーでほとんど動けないなかで上がり3F33
秒7の脚を繰り出して直線勝負だけで4着に食い込む脚を見せたスマートギアを。
レース分析
勝ち時計2分11秒3、前半5F59秒0、後半5F59秒6、上がり3F35秒2。

ラップタイム
12.6 - 10.9 - 11.2 - 12.2 - 12.1 - 12.7 - 12.3 - 12.1 - 11.5 - 11.7 - 12.0

スタートからスクリーンヒーローが前を伺うも、更に外からコスモバルクが強気にハナを主張。
逃げたいという馬が不在のなかでハナを切る馬があっさり決まって1コーナー手前で隊列が整い、コ
スモバルクがマイペースで引き離す逃げを展開し、コスモバルクから離れた2番手以下は比較的落
ち着いた流れとなった。
中間に息が入ったあとは後続がペースを上げ始め、残り5Fから早くも先行勢が仕掛けて追い出す追
い比べの様相のなかで大外からドリームジャーニーが追い込んで差し切り。
先行勢に息が入り、差し馬は存分に脚が伸ばせたレースの中で後方から差し切りを決めた内容は
非常に強いもので高く評価できる。言うまでもなく僅差で競り合った上位勢は強い。

◎ディープスカイ3着
中団外から追走し、3コーナーが近づく前に早めに動き出し、3コーナーでは先行勢を捕らえられる位
置まで押し上げたが、3〜4コーナー中間に入ると手応えが悪くなり、4コーナーでは全体の流れから
少し置かれ出すシーン。直線に入って懸命に追い上げてきたがドリームジャーニーには完全に差し
脚で劣り、完敗。

○アドマイヤフジ10着
4番手の内ラチ沿いを先行するも、3〜4コーナー中間で押し寄せて繰る差し馬を相手に抵抗しきれ
ず、ズルズルと言うほどではないものの徐々に後退。春先と比べて強さが見えない。

▲マイネルキッツ7着
道中は中団の最内ラチ沿いを追走。3コーナーではアドマイヤフジのすぐ外を取って上がって来たが
4コーナーで他馬がスパートすると切れで負けて追い上げているものの前を捕らえきれず。スタミナ
比べと違って末脚前回の追い比べになると少し劣る。

△アルナスライン6着
道中はマイネルキッツのすぐ外を追走。3〜4コーナーではほぼ併走状態で前を追い上げ、直線で
はマイネルキッツを差して僅かに前に出るもそこで末脚一杯。この馬も末脚全開の追い比べは不
利か。

△カンパニー4着
コスモバルクから離れた2番手のスクリーンヒーローを見ながら3番手追走。3〜4コーナーでディー
プスカイやサクラメガワンダーが追い上げて来た際にも同じくしかけて追い比べに持ち込み、直線で
は一旦差されたが渋太く食い下がって再び競りかけるほどの脚を見せる。逆転には至らなかったが
見せ場十分の内容で高く評価できる。

×スマートギア8着
道中は中団後方につけたドリームジャーニーを徹底マーク。3〜4コーナー中間で仕掛けたドリーム
ジャーニーに合わせて末脚比べに持ち込むが、直線では引き離されて敗退。

注モンテクリスエス9着
出遅れ癖が出てスタートから出遅れて後方。そのまま全く見せ場なく終わってしまった。
ラジオNIKKEI賞
◎マイネルエルフ
○ケイアイドウソジン
▲イネオレオ
△ミッキーペトラ
×ストロングリターン
注モエレエキスパート
マイネルエルフを軸に300円ずつ3連複軸1頭流し。計3000円。(5日12時30分投票)
レース展望
開催が進んできて福島競馬は明らかに内が伸びなくなってきているが、伸びないのは内ラチ沿いだ
けで3分どころあたりは荒れていない。大外をぶん回す羽目になりそうな外枠の差し馬を敬遠して、
1コーナーまでに前の内目のポジションを取れそうな先行勢を中心に狙いたい。
メンバー中では逃げ馬はスーパーシズクンとサニーサンデーだがいずれも外枠。ケイアイドウソジン
あたりが前を主張して1コーナーまでにポジション争いが落ち着くようなら差し馬にとっては苦しく、外
枠の逃げ馬2頭がどう動くかで変わってくるか。いずれにせよ逃げ馬2頭が下位人気で差し馬に注意
が向いて逃げ馬無視で流れが落ち着く可能性が高いのではないかと思う。

◎マイネルエルフ
若干距離が長い気もしないでもないが、スプリングSで6着と1800m経験済みでソコソコの成績を
残していることから問題ないであろう。スプリングSは前半にペースが大きく緩んで上がり3Fの瞬発
力勝負になって切れ負けした印象が強いことからも時計の掛かる今の福島競馬で巻き返しを期待。
スプリングS、ニュージーランドトロフィーとスローペースでもハイペースでも一定の末脚を繰り出して
流れの苦しくなる3〜4コーナー地点で動けるだけの切れ脚を繰り出して先頭に並びかけているが
いずれも最後の1Fの坂で脚が止まるところがあり、坂が弱点。坂の小さい福島競馬で巻き返す。

○ケイアイドウソジン
ロベリア賞で前半5F60秒7の流れを内の2番手で我慢して、直線で早めに抜け出して快勝。
ロベリア賞のラップはテンの1F以外の全ラップが12秒2以内と全く緩むところがない流れを2番手追
走し、そこから直線を早め抜け出しで押し切ったのだから強い。相手は格上であるが53キロと斤量
も軽く十分に狙える。

▲イネオレオ
白百合Sではイコピコに出し抜かれる形で敗れてしまったが、その前の青葉賞ではタイフーンルビー
が緩めの流れで引っ張るなかで脚をため、上がり3F34秒2のメンバー最速の脚を繰り出して大外
から追い込んで5着。大きな見せ場こそ無かったが堅実で強い末脚を見せており、見直したい。
青葉賞とは全く違う小回りの福島競馬というところだけが気がかりではあるが。

△ミッキーペトラ
福島競馬と形態こそ違うものの小回りコースの弥生賞中山競馬2000mでロジユニヴァースの2番
手を先行して直線での競り合いを制して2着に来た能力を買う。全体の流れが11秒5と一番速くな
った9F目の4コーナー地点で内外から来る差し馬の脚にも持ち堪え、最後の1Fで盛り返して2着し
ているだけに末脚は粘り強くパワーもある。時計の掛かる福島の舞台で巻き返せないか。

×ストロングリターン
葵Sは差し損ねて4着に敗れているが、毎日杯では前半5F61秒0で逃げるミッキーパンプキンを2
番手追走して直線で良く粘って僅差の6着しているように緩めの流れを先行で切れば渋太い。
55キロは背負わされているわkでも軽いわけでもない感じで、相手関係は未知数であるが能力は
期待。

注モエレエキスパート
弥生賞で3着。3〜4コーナーで内からロジユニヴァースとの差を詰め、直線ではミッキーペトラと追い
比べになって3着。直線半ばでは一旦2番手に立っており時計の掛かるやや重馬場での9F目で11
秒5のラップが出たときにも鋭い脚を使っており決め手はある。やや背負わされており展開次第。
レース分析
勝ち時計1分48秒3、前半5F60秒1、後半4F48秒2、上がり3F36秒3。

ラップタイム
12.4 - 11.3 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.4

テンからラストまで全ラップ12秒4以内。芝が荒れてきて時計が掛かってきた福島競馬の馬場を考
えれば相当なハイペース。ほとんど息を入れる場面が無かっただけに逃げたスーパーシズクンと追
走した先行馬のほとんどは3〜4コーナー中間で脱落。常に大外を回ったサニーサンデーのみが直
線まで脚を維持して先頭に立つなど道中、特に3〜4コーナーで大外に進路を取って直線に突っ込
んだ馬の台頭が目立った。
想像以上に内が伸びなくなっており、内枠を取った馬の中では1〜2コーナーで外に出したストロン
グリターンを除いて全滅。馬場差が大きく出たレースとなった。だが内ラチ沿いの馬ばかりが勝って
いた春の中山競馬の馬場を考えると、こういう馬場もあって良いと感じさせられた。

◎マイネルエルフ13着
スタート直後に内のイコピコに接触し、1〜2コーナーでは外のストロングガルーダに接触、左右にフ
ラフラして接触を繰り返し、そのまま見せ場無く終わってしまった。
スタート直後に逃げて内に突っ込んだスーパーシズクンを見て引っ掛かった可能性を疑う。

○ケイアイドウソジン7着
道中は出すところが無く内で我慢。3〜4コーナーでやや外に出して追い出し、直線ではそれなりに
伸びるも大外から脚を伸ばす馬には太刀打ちできずに雪崩れ込み。

▲イネオレオ6着
道中は無理をせずに大外を追走。そのまま我慢して3〜4コーナーでも大外をまわり、直線で追い込
み。直線で大外をぶん回して伸びるが末脚で追い負け6着。芝の良い大外を回ったわりには直線で
の伸びはイマイチ。

△ミッキーペトラ5着
道中は外に出そうとしかけたが、外のイコピコとマイネルエルフが内に食い込むと内を走らざるをえ
ず、道中はやや内目のこコースで我慢。3〜4コーナーでも外に出せないまま内から脚を伸ばし、直
線入り口では一旦先頭に立ちかけ、直線でもジリジリ脚を伸ばすも外を走る馬には劣り5着。
内を走った馬が全く伸びないなかで唯一伸びていた辺り、復調は感じられた。

×ストロングリターン3着
1〜2コーナーで外に出し、バックストレッチでも外の進路を確保して追走。3〜4コーナーでは外に外
に出すように脚を伸ばし、直線に入ると目覚しい末脚を繰り出して大外での末脚比べを制して3着。
懸念された掛かり癖が出ず、道中も良い馬場で脚を溜められたのが好走の決め手か。

注モエレエキスパート16着
スタートから積極的に動いて行き、スーパーシズクンの後方を追走。しかし3コーナーに入ると急激に
末脚が一杯になり直線ではズルズル後退。全く見せ場無く終わった。
七夕賞
◎トウショウシロッコ
○シャドウゲイト
▲ホッコーパドゥシャ
△レオマイスター
×イケトップガン
注デストラメンテ
トウショウシロッコを軸に300円ずつ3連複軸1頭流し。計3000円。(12日7時34分投票)
レース展望
福島最終開催で馬場は内が既にガタガタ。外しか伸びなくなっている。
明らかに内を避けて競馬する馬がいる反面で、道中は内に構えて勝負どころの3コーナーで外に出
してくる馬も居り、3コーナー手前がごった返して忙しくなることは必至。
先行馬は早く仕掛けてくる差し馬相手に息を入れにくく苦しい反面、差し馬も早仕掛けせざるをえず
総力戦になる可能性が高い。ハンデ戦ということもあるが各馬が脚を使い切るようなら重ハンデ馬を
中心に行きたい。こういう場ではハンデよりも重賞実績の方がものを言う。

◎トウショウシロッコを軸に勝負する。
1枠2番を承知のうえで勝負。2000mまでなら堅実な末脚を発揮しており、通用すると信じる。
外枠のミヤビランベリ、シャドウゲイト、ナイアガラが前に行くのは分かりきっていてスタート後から外
がガラ空きになる可能性は高く、内に閉じ込められることは無いと信じる。
エリモハリアー、カンファーベスト、アルコセニョーラも内のままにいる理由は無く、外に出すと見る。
勝負どころまでに外に出し、存分に末脚を繰り出せれば十分に勝ち負けまで行ける。

○に瞬発力不足で上がり3F35秒を切るのがやっとの馬なだけに少なくとも馬場は味方するはずの
シャドウゲイト。よほど時計が掛からない限り勝負どころで置いて行かれて負けている以上は、時計
が掛かるココは期待できる。
その他に福島2000mレコードを出した▲ホッコーパドゥシャ、福島巧者の△レオマイスター。
準オープン上がりで中日新聞杯3着のイケトップガン、夏馬デストラメンテを絡める。
レース分析

  ( ゚д゚ ) ・・・・。
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_<大外からミヤビランベリ、ミヤビランベリ!
  \/    /     ミヤビランベリ連覇達成〜!!
     ̄ ̄ ̄
アイビスサマーダッシュ
◎エイシンタイガー
○ゴスホークケン
▲コスモベル
△シャウトライン
×カノヤザクラ
注シンボリグラン
エイシンタイガーを軸に300円ずつ3連複軸1頭流し。計3000円。(19日8時41分投票)
レース展望
展開抜きに近いスプリント決戦。
1200m実績がモノを言うレースで時計が無いと苦しい。ハイペース決着かつ好時計での好走実績
がある馬を中心に。最近のスプリント戦線が混沌を極めていることからも伏兵注意。

◎エイシンタイガー
中京競馬最終開催にもかかわらず1分8秒0とかなり時計が速く強い内容だったCBC賞で2着。エ
ムオーウイナーが離し気味に飛ばすラップは前半3F33秒9と若干緩めであるが、3コーナーから一
気にエムオーウイナーに詰め寄り、上がり3F33秒9の末脚を繰り出して直線で一気に差し切って先
頭に立った。プレミアムボックスに一気に差されたのは誤算であったが、テンの1F以外は全て11秒
のラップが叩かれる内容で2番手先行から直線で抜け出した内容は強いの一言。
時計的にも高松宮記念に匹敵するレベルで、ココで先行抜け出しで2着なら最有力と認める。

○ゴスホークケン
昨年の函館スプリントSで持ったままの手応えでテンの3F32秒8の脚を出したように、テンのスピー
ドにかけては間違いなくGT級。京成杯オータムハンデ後はトモの不調から長期休養していたが、
調教段階でも復調し追い切りでも美浦ポリトラックで終い1F11秒9と一本調子でガリガリ行く感じと
は違うイメージをつけてきた。持ち前のスピードは超一流なので力が生きれば十分に勝てる。

▲コスモベル
高松宮記念で7〜8番手の最内を追走。直線で前のウエスタンダンサーとラチ沿いの隙間をこじ開け
て突き抜け、直線での末脚比べを制して3番手まで浮上し最後は差されたが5着。テンの3F33秒1
のGT級の超ハイペースでも直線で馬群を割って突き抜けてくるほどの脚を繰り出したあたりは能力
の高さは感じる。追い切りでも1週前に栗東坂路で4F49秒4の時計を打つなど復調は確実。

△シャウトライン
芝が荒れ初めて時計が掛かりだしている福島競馬の馬場で行われたバーデンバーデンCでテンの3
F33秒3とハイペースな流れを3番手追走。直線に入っても荒れた最内の中を伸び続け、最後の1F
で全体ラップが12秒5と脚が止まる中でも何とか踏ん張り、クールシャローンらの追い込みを抑え込
んだ。馬場が悪い中でもあれだけのラップを叩いて最後まで粘るなら、新潟1000でも持つ。

×カノヤザクラ
昨年の覇者で今年も8枠。昨年の内容が内容なだけに迷わず抑える。順調を欠いている。斤量が1
キロ増えて55キロになったりと、必ずしも連覇に向けて順風満帆でないのが気がかりも抑える。

注シンボリグラン
昨年は不利な3枠5番で、57キロを背負って出遅れたにもかかわらず残り2Fから驚異的な末脚を伸
ばして2着。今年は7枠を拾っていて昨年に比べれば相当に競馬しやすい。7歳58キロでも注意。
レース分析
勝ち時計56秒2、上がり3F34秒1。

ラップタイム
11.9 - 10.2 - 11.0 - 10.3 - 12.8

雨上がりの重馬場で行われたにもかかわらず完全な絶対スピード能力決着。
ラップタイムが示すとおり、最後の1Fでは勝ったカノヤザクラでさえ12秒8のラップを叩いており、他
馬は13秒前後のラップが掛かっていたであろうが、それでも前のカノヤザクラを差せなかったあたり
は残り1Fまでのスピード争いが如何に熾烈であったことを物語る内容。重馬場のラップではない。
またアイビスサマーダッシュまでに重馬場で2日間レースが行われていることから内の馬場は既に
荒れ始めていて、内に進路を取った馬はゲートが開く前から勝負圏外であった。サチノスイーティー
やマルブツイースターらが好スタートから外に出しにいくも、外の方がスタートから伸び脚で勝ってい
て全く抵抗できないまま外枠が上位独占。スピードの極限勝負なだけに最初から最後まで熾烈。

◎エイシンタイガー5着
好スタートから即座に先行集団に加わって好位追走。残り2F地点で楽な手応えで先頭に立ち突き
放すかと思われたが、大外からカノヤザクラが伸びてくると追い出されて競り合いに。残り1Fで急速
に末脚が一杯になってしまい、残り100mで完全に脚が止まり、アポロドルチェらに差される。
道中が全く問題なく楽な手応えで前を突っ走っていただけに予想外な敗退。

○ゴスホークケン15着
スタート直後にヨレて隣のシャウトラインと接触し出負け。テンのスピードを活かしてテンの3Fでは外
に出すことなく外の先行集団に対して並びかけに追い出されるが、半分過ぎたあたりから外の馬と
の伸び脚の差が決定的になり、同時に残り2Fあたりから末脚一杯になってズルズル後退。

▲コスモベル8着
スタートはまあまあも両隣の馬とテンのスピードで負けて後手を踏む。道中でも追いっぱなしで何発
もステッキが入るが追いすがるのが精一杯でバテず伸びずに雪崩れ込み。スピード負けの印象。

△シャウトライン9着
スタート直後にゴスホークケンと接触。内に弾き飛ばされて、その直後にサチノスイーティーに前を
横切られ、半ば進路を失う形で内に閉じ込められたまま追い出す羽目に。内の馬群からは突き抜け
て残り2Fからも良く伸びて、不利な内のコースからでも順位を上げた。完全に枠順が敗因。

×カノヤザクラ1着
好スタートからエイシンタイガー、ウエスタンビーナス、アルティマトゥーレと並んで先行争い。残り1F
で抜け出して、追いすがる後続を抑えて勝利。スタートからの熾烈なスピード争いを制しての内容で
最後の1Fこそ甘くなりながらも後続を抑えただけに圧倒するような内容ではないが、新潟1000m
なら完勝と言える内容で強い。

注シンボリグラン6着
スタートはまあまあもテンのダッシュでスピード負け。道中でも追いっぱなしで、伸びているが他馬の
スピードを上回るほどのスピードは出せず、追って追って追われっぱなしのまま雪崩れ込み。
最後の1Fも伸びて差を詰めていただけにテンのダッシュで負けたのが痛い。
函館記念
◎マイネルチャールズ
○マンハッタンスカイ
▲サクラオリオン
△マヤノライジン
×メイショウレガーロ
注ブラックアルタイル
マイネルチャールズを軸に300円ずつ3連複軸1頭流し。計3000円。(26日4時23分投票)
レース展望
1にも2にも仕上がり次第ではあるが、仕上がり良を信じてマイネルチャールズに賭ける。

昨年の札幌記念は一気にペースが上がった3コーナーで正面からマンハッタンスカイが下がってき
たうえに外の進路をマツリダゴッホとフィールドベアーに取られて下げざるを得なかったため。最後の
1Fで自身は12秒を切るか切らないかのラップを叩いていてマツリダゴッホとの差を少し詰めていた
くらいで絶対に力負けではない。今回同じ舞台の函館記念でそれを証明してほしい。

相手には巴賞で上がり3F34秒3〜34秒8で走った馬を乱れ打ち。
巴賞は前半5Fが61秒5と緩めで最後までドリームサンデーが残り、5Fを過ぎた3コーナー手前で先
行集団に取り付けた馬以外はチャンスすらなかった。僅差で負けた馬には大きな巻き返し余地。
スローペースを利して残った感が否めないドリームサンデーを切り、一方で2番手がアダになって負
けたと鞍上岩田騎手の言葉を信じてメイショウレガーロ。
3〜4コーナーで大外を回る不利がありながらも上がり3F時計で最速のサクラオリオンは勿論、全く
劣らなかったマヤノライジンとブラックアルタイルも抑える。ブラックアルタイルは53キロまで斤量が下
がれば十分に面白い。
レース分析
(#`;ω;) パーン
          ⊂彡☆))Д´)←松岡騎手
小倉記念
◎アンノルーチェ
○ダイシンプラン
▲エーティーボス
△ホッコーパドゥシャ
×テイエムアンコール
注ダイシングロウ
アンノルーチェを軸に300円ずつ3連複軸1頭流し。計3000円。(2日3時46分投票)
レース展望
コスモプラチナにドリームフライト、ニルヴァーナにマストビートゥルーと逃げ馬が揃っており、差し馬も
強力で中間に大きくペースが緩むとは考えにくい。恐らく平均かハイペースになるであろう。
小倉競馬は先週の不良馬場での開催で内が荒れており、ただでさえ内枠の馬は不利で、逃げ馬は
ラチを頼ることもできず不利な可能性が高い。外枠の先行〜差し馬で時計を持っている馬を狙う。


新勢力、◎アンノルーチェに賭ける。

前走の九州スポーツ賞ではトップハンデの57キロを背負って前半5F58秒2のマイルGT並みの激
流を3番手追走、3コーナーで早めに仕掛けて3コーナー先頭、猛然と迫る後続が並ぶ隙も与えずに
押し切った。超ハイペースを3番手追走から上がり3F35秒1とメンバー最速の上がりを繰り出してお
り、勝ち時計1分45秒4は次の日の同条件レース博多Sのダイシンプランの勝ち時計1分44秒9に
準ずる内容で1000万下特別としては間違いなくレベルは高い。
コレほど強い内容で九州スポーツ賞を圧勝しながら斤量は4キロ減の53キロなら◎を打てる。
鞍上も今年17勝中の7勝を小倉競馬で挙げていて、小倉での複勝率33%を誇る松山騎手なら新
人でも全く問題なし。追い切りでも騎乗して好時計を出しており、騎手で割り引く必要はない。
相手は一気に強くなるが、九州スポーツ賞での圧勝から4キロ減なら間違いなく上位のはず。

○はアンノルーチェと同条件の博多Sで前半5F57秒3の流れから差し切り圧勝したダイシンプラン。
▲は関ヶ原Sで3コーナーから一気の捲くり勝ちが強い内容だったエーティーボス。
その他七夕賞で3コーナーから追いっぱなしながらも3着に押し上げたホッコーパドゥシャ。
時計不安も連勝での上積みを期待してテイエムアンコール。
昨年2着のダイシングロウを抑える。
レース分析
ダンスアジョイとか、もう泣くに泣けない(´;ω;`)
関屋記念
◎スマイルジャック
○マルカシェンク
▲キングストレイル
△ライブコンサート
△マイネルスケルツィ
×トーホウレーサー
注キャプテントゥーレ
スマイルジャックを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(9日2時44分投票)
レース展望
マイル近辺での実績とレース内容を評価して◎スマイルジャック。

今年に入って4戦は東京新聞杯は直線で内差しを試みてショウワモダンと激しく接触するアクシデン
トがありながらも大外に持ち出してから再び伸びて3着。マイラーズCは掛かり気味に先行して直線
で早め抜け出してスーパーホーネットと激しく競り合い秒差ナシ3着。京王杯SCは3コーナーで内に
斜行したソルジャーズソングの不利を受けて大きく位置を下げる不利を受けながらも直線で盛り返し
0.3秒差7着。安田記念は直線で内差しを試みるも進路が塞がり、下がってきたコンゴウリキシオー
と接触する大きな不利を受けて9着。
マイラーズC以外は騎手がヘマをやらかして不利を受け、結果的に勝負どころでロクに競馬ができな
くなって負けているのが現実で、絶対に力負けではない。スローペースで掛かり気味に先行したマ
イラーズCですら昨年のマイルCS上位のスーパーホーネットやカンパニーと互角にやりあえている
だけに、本来はGT級の能力を持っている。
騎手のヘマで負けていることからも、改めて乗り変わる三浦騎手の腕に期待。

○マルカシェンクは昨年の覇者であり、マイルCSでは前半5F57秒9の激流を後方の大外から追走
してカンパニーの真後ろから追い込み。上がり3F33秒9の末脚を繰り出して6着。競馬スタイルに注
文はつくが、本来の能力はGTでも通用する。

▲キングストレイルは1200m〜2000mまで融通が利く万能型。一昨年の京成杯オータムハンデ
を圧勝していてマイルCSでも不利な2枠3番から直線で脚を伸ばして0.6秒差。マイル実績十分。
昨年も超レコード決着になった天皇賞秋でダイワスカーレットを徹底マークして直線で勝負に行き、
付かず離れず粘って0.5秒差の9着。スピード能力は高く、GTでも通用する実力がある。
ダートで大敗後なだけに気になるが、復調していれば勝ち負け十分。

その他に今年の安田記念でウオッカを徹底マークし直線で前が塞がりながらも終いは良く伸びて5
着健闘した△ライブコンサート。

一昨年の京王杯SCでコースレコード勝ちしたエイシンドーバーの0.1秒差で4着した実績を評価し
て△マイネルスケルツィ。上がり3F切れないが時計は優秀で復調さえすれば怖い。

×トーホウレーサーはニュージーランドトロフィーで前半5F58秒3の流れを2番手追走から抜け出し
て完勝、その後のNHKマイルCでローレルゲレイロを徹底マークして5着に残った地力を買う。

注キャプテントゥーレは長期休み明けから完調近くまで復調していれば十分狙える。
レース分析
勝ち時計1分32秒7、前半4F46秒9、後半4F45秒8、上がり3F33秒7。

ラップタイム
12.2 - 10.8 - 11.6 - 12.3 - 12.1 - 11.3 - 10.7 - 11.7

既に内が荒れはじめている新潟競馬に雨。内と外の馬場差が大きくなり、典型的な外差し馬場にな
った。そのうえに道中はスローで一段のままとなれば、内枠の馬にはチャンスすらなかったことにな
る。外枠の馬が上位独占したのは当然で、内枠の馬で上位に絡んだ馬は見直せるレース。

◎スマイルジャックはスタートから徹底して抑える競馬。掛かり癖があることからもスタートから刺激
せず、直線までは徹底して抑え。道中はスローに流れたが常に進路を確保する競馬に努め、4コー
ナーから加速して直線では強烈な伸び。一番ペースが速くなった7F地点で抜け出したマイネルスケ
ルツィに一気に並びかけるほどの強烈な瞬発力を発揮しており、溜めたときの切れはやはりGT級。
最後の1Fも11秒7で押さえ込んでおり、この内容がGTでも出来れば勝ち負けまで行く。

△マイネルスケルツィはマイネルレーニアが行ったのを確認したら先行集団の外で抑え、3コーナー
から早めに仕掛けて直線で抜け出しを図る早めの競馬。直線入り口でマイネルレーニアに並びかけ
追いすがる後続との追い比べを制するなど瞬発力の無さをカバーする工夫が見られる内容。

△ライブコンサートは完全に内枠がアダになった。内枠のうえにマイネルレーニアが先に行ってペー
スが落ち着いてしまい、全く外に出せず。今回は参考外。

×トーホウレーサーと注キャプテントゥーレは外枠だったのに先行するうちに内に食い込んで行って
しまい、直線ではいつの間にか内にいたことが最大の敗因。経済コースに入れるのは本来は常識な
がらも、内が全く伸びない馬場で内に食い込んでは直線での伸びで負けても無理は無い。
北九州記念
◎コスモベル
○カノヤザクラ
▲シャウトライン
△クールシャローン
△マルカフェニックス
×メリッサ
注ゼットカーク
コスモベルを軸に500円づつ馬連複式流し。計3000円。
レース展望
ターフちゃんねるBBSより転載 投稿日:2009年 8月16日(日)03時18分50秒

今年の高松宮記念でローレルゲレイロ、スリープレスナイトと同じコースを通り、ス
リープレスナイトと同じ上がり3F34秒8。
全くと言って良いほどの小細工無しの真剣勝負に持ち込んで0.4秒差5着。北九州
記念のメンバーでは圧倒的上位でしょう。
それなのにカノヤザクラよりも2キロ軽い54キロの斤量、内が荒れてきた馬場での
大外枠。
ましてや昨年に同じ舞台の北九州短距離Sで秒差ナシの3着、佐世保Sでは同年の北
九州記念3着のゼットカークに2馬身半差の完勝。
この舞台が一番得意なはずなのにこの斤量なら軸にしない策はありません。

あとは同じく小倉1200mで好時計で勝利したり、強い相手に連に絡んだ実績のあ
る馬を中心に流して行きます。
レース分析
今回は分析休みます(´・ω・`)
新潟記念
◎ダイシンプラン
○ホッコーパドゥシャ
▲エアシェイディ
△トウショウシロッコ
△アルコセニョーラ
×マイネレーツェル
注ダンスアジョイ
ダイシンプランを軸に500円づつ馬番連勝流し。合計3000円。(30日3時34分投票)
レース展望
純粋な逃げ馬不在も2〜3番手が指定席のメイショウレガーロや、高速馬場での先行が強いホッコ
ーパドゥシャなどペースを引っ張りうる馬は存在し、あまりスローだと先行馬にそのまま行かれてしま
う新潟2000mの傾向からも道中であまりダラダラ行きたくない差し馬勢が揃っており、単純にスロ
ーペースとは考えにくい。平均ペース程度ではないか。
福島や小倉などの小回りコースで3コーナーから捲くる競馬を余儀なく強いられていたのに対し、直
線の長い新潟外回りコースは瞬発力と絶対スピードがモノを言う。巻き返せそうな馬を狙いたい。

◎ダイシンプラン
小倉記念は9着に敗れたが勝ち馬とは0.2秒差。前半5F59秒2と決して速過ぎるほどのペースで
はなかったが3コーナーを待たずに先行馬が逃げ馬を捕まえに動いたために、後半はずっと11秒台
のラップを刻むロングスパート勝負。3コーナー手前でスパートしたのが災いして直線半ばで脚が止
まり、更に後方で遅めに仕掛けた馬が上位を占めた。
3コーナーでダイシンプランよりも遅く仕掛けたホッコーパドゥシャやエリモハリアーがゴール前まで伸
び続けているのを見ると、仕掛けが早かったと推測できる。
ハイペースに強く抜群の瞬発力があることからも脚を溜めて瞬発勝負向きの新潟外回りで見直し。

○ホッコーパドゥシャ
福島民放杯で前半5F58秒4のマイル並みの流れを先行抜け出しして1分57秒8のレコード勝ち。
小倉記念でも先に動いたダイシンプランに再三競りかけぶつけられながらもゴール前でひと伸びして
ダンスアジョイに差されながらも2着。七夕賞でも最後は際どく迫っており、力を付けている。
新潟記念でも評価を下げる理由は無く、ココも十分狙える。

▲エアシェイディ
新潟が初めてとは言え、東京競馬で昨年は安田記念4着、天皇賞秋5着と左回りの大回りは全く問
題なし。特に昨年の天皇賞秋では前半5F58秒7のマイル並みのハイペースでウオッカを徹底マー
クして最後の直線では0.1秒差まで追い詰めており能力は十分。あとは新潟と久々と斤量のみ。

△トウショウシロッコ
状態さえ万全なら衰えも感じられないことからも狙える。昨年は道中から馬場の悪い内に閉じ込めら
れっぱなしながらも直線で渋太く伸び、大外からのアルコセニョーラらには屈したが3着を確保。
今回は馬場の良い外を確保できる外枠を拾っており、前走の七夕賞でも直線で見せ場十分の4着。
ぜひ狙いたい。

△アルコセニョーラ
昨年の新潟記念では終始外のコースを通りながらも3〜4コーナーで馬なりに順位を上げ、直線で
競り合いを制して抜け出して完勝と別馬になったかのような強さを見せた。今年も七夕賞2着と夏馬
らしい活躍を見せているが、さすがに昨年の勝ち馬で前走七夕賞2着もあるのか54キロと背負わさ
れる。斤量からも大きな上積みは考えにくく、抑える程度。

×マイネレーツェル
小倉記念では後方で徹底して脚を溜め、直線では馬群を割って伸びてきて僅差6着。復調しつつあ
る。小倉記念は前半5F59秒2と決してハイペースというほどではなく、早仕掛けからのロングスパ
ート勝負と追い込み馬にあった展開というのはあるが、ココでも狙いたい。ただ瞬発力だけは疑問。

注ダンスアジョイ
小倉記念を買ったが道中は内ラチ沿いを上がって行き、直線でも3〜4コーナー中間で急に下がっ
てきたドリームフライトをかわすために他の先行馬が外に出した隙に内にポッカリに進路が開き、そ
こを付いて経済コースを走れたという展開の利は否めない。56キロも少し重いか。
レース分析
勝ち時計1分59秒6、前半5F61秒8、後半5F57秒8、上がり3F33秒5。

ラップライム
13.1 - 11.4 - 12.1 - 12.2 - 13.0 - 12.6 - 11.7 - 10.9 - 10.4 - 12.2

スタートからメイショウレガーロ先頭で2番手にダイシンプランが着けたら一気にペースが落ち着いて
全くレースが動かないまま直線突入。直線一気の瞬発力勝負になった。
道中があまりにも静かで見所が少なく、その分直線でのスピード比べが熾烈を極めた。
結果、勝ち馬からシンガリまで0.9秒差の激戦。瞬発力負けした馬には勝ち目はなかった。

◎ダイシンプラン14着
2番手に付けたのは良かったものの、4コーナーで騎手が追い出しても行きっぷりが悪く、直線では
ジリジリ後退。スローで折り合っていたわりには上がり3F34秒0と直線で切れ負け。
展開が合わないか。

○ホッコーパドゥシャ1着
スタートは馬なりで5〜6番手先行。直線に入ってから外に出すと素晴らしい伸びを見せて内で粘る
メイショウレガーロ、サンライズベガを差し切り。1〜3番手に付けていた2頭が最後まで粘るなか、直
線では最後まで伸び続けて前を捕らえたのは大収穫。ペースを問わないスピードは魅力。

▲エアシェイディ4着
スタートから徹底的に抑えて後方外目で待機。3〜4コーナーで順位を上げつつ加速し、直線では末
脚を爆発させて大外から一気に前を捕らえかけるところまで行った。残り100mあたりで末脚が伸び
切って内からホッコーパドゥシャに抜けられたが、58キロを背負っていたことを考えれば高評価。
この斤量を背負って上がり3F32秒7で追い込んできたことを考えれば、絶対的な能力は格上。

△トウショウシロッコ12着
中団の外に付けて前を窺いながら追走も、直線では完全に切れ負け。決して切れる脚を持っている
馬ではなかっただけに展開が合わなかった。

△アルコセニョーラ5着
道中はどんどん内に食い込みながら中団追走。4コーナーから場群全体が横一線に広がったときに
動かずに内に進路を取って追い込んだが、前で粘るメイショウレガーロとサンライズベガに競りかけ
るので精一杯。内容は強かったが斤量の優遇がないと厳しいか。

×マイネレーツェル17着
中団後方で待機も直線では追い比べで負けて全く見せ場ナシ。この展開では苦しいか。

注ダンスアジョイ7着
内枠を拾って覚悟したのか、道中は中団で動かないまま脚を溜め、直線でも内差し。内に進路を取
ったアルコセニョーラとの熾烈な追い比べに持ち込み、僅かに劣って7着。酷評する内容ではない。
新潟2歳S
◎シンメイフジ
○プリンセスメモリー
▲コスモレニ
△ギュンター
シンメイフジを軸に1000円づつワイド流し。合計3000円。(6日3時9分投票)
レース展望
1200mでスピードの違いで勝った馬が何頭か居て、ダリア賞を初めとする1400mでの有力馬も揃
っていることから、前半が緩むというのは考えにくい。一方で多くの馬が未経験の新潟外回り1600
mコースで、3〜4コーナー大回りのコースから考えても前半でかっ飛ばせば最後の長い直線での
息切れが怖いことから前半がハイペースになる可能性も低い。
ある程度引っ張り得る馬は居ることから、それを頼りに道中は流して3〜4コーナーから勝負する、と
言う感じになるのではないであろうか。直線では横一杯での追い比べ必至で決め手勝負。

◎シンメイフジ
ダリア賞で3〜4コーナーから直線400mで見せた強烈な決め手に期待。
ダリア賞はスタートから大きく出遅れ、バックストレッチでは外に持ち出す際に引っ掛かり、カリカリし
ながら順位を上げ、4コーナーから末脚爆発。内からプリンセスメモリーが突き抜けるなかで大外か
ら桁違いの末脚を繰り出して一気に並びかけるところまで追い詰めながらゴール。最後の1Fラップが
11秒7で前が全く止まっていないなかで追い込んでいることから、まだまだ脚を余している。
レース内容が遊び遊びで脚を余しただけに、全力での走りに期待。

○プリンセスメモリー
ダリア賞で6番手の内を追走。直線でカリビアンペガサス、マイネルカリバーン、サンデージョウが争
うなかで内から追い出されるとスピードの違いを発揮して一気に突き抜け、大外から伸びたシンメイ
フジをギリギリ抑え1着。上がり3Fのうち終いの2Fで鋭い決め手を見せており、スピードを評価。

▲コスモレニ
新潟競馬の開催が進んだ8月後半の新馬戦で2番手から抜け出して圧勝。1分22秒7というダリア
賞を超える好時計で完勝しており高く評価できる。テンの3Fも34秒7、全ラップが12秒3以内と息が
入らない展開で制しており、若干息が入りそうな新潟2歳Sと違う展開も、強い内容から能力期待。

△ギュンター
コスモレニと同じ時期の時計が掛かってきた新潟競馬の新馬戦1600mで2着に5馬身差の大勝。
勝ち時計は1分37秒1とやや遅いが、上がり3F34秒1で3F中で10秒台のラップも叩いており、強
烈な決め手を発揮していることからも内容は強い。もう少しペースが上がっても時計を詰められる余
裕は有り、時計さえ詰められれば一気に勝利圏内。
レース分析
見事に忘れてた(´・ω・`)
セントウルS
◎ローレルゲレイロ
○カノヤザクラ
▲ソルジャーズソング
△スズカコーズウェイ
ローレルゲレイロを軸に1000円づつワイド流し。合計3000円。(13日2時59分投票)
レース展望
同年の高松宮記念の1着、2着、3着馬が揃っていて、小細工無しのスプリント戦になりそうか。

高松宮記念まで蕁麻疹に悩み、高松宮記念以降も復調に手間取って夏場を全休したスリープレス
ナイトをあえて嫌ってみる。春から夏場を棒に振った馬は夏に調子を挙げてきた馬とは分が悪い。
有力馬ぞろいで最後に脚が止まるような競馬は皆が避けたがるであろう。上がりが早くなるのは必
至なので、テンから激流のラップが刻まれるとも考えにくく、テンで隙ができると見る。

◎ローレルゲレイロを本命に。阪神コースでは3歳で挑んだ阪神C以外は全て連対しており唯一4着
に敗れた3歳の阪神Cも勝ち馬に0.2秒差4着。調子は良く、能力は信用できる。
高松宮記念でテンの3F33秒を切るか切らないかの流れを自ら作って逃げ切っていることから、スプ
リント能力は絶大なものになってきていると考える。

他には昨年の覇者○カノヤザクラ。昨年はテンの3F33秒5の流れを楽に追走し、上がり3F33秒2
の鬼脚を繰り出して抜け出し圧勝。ここでも好位に付けやすそうな内枠を得ており、好調で期待。

▲ソルジャーズソングは今年の冬場から一気上昇の上がり馬。高松宮記念3着を評価して。

△ズスカコーズウェイは初の1200m重賞。あまり大きな期待はしないが素質を信じたい。
レース分析
勝ち時計1分7秒8、前半3F33秒8、後半3F34秒0。

ラップタイム
12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.2 - 11.1 - 11.7

前半3Fで行きたがってハナを主張する馬が居らず、ローレルゲレイロ、コスモベル、アイルラヴァゲ
インが並ぶ形で外からアルティマトゥーレが見るように追走。前半のポジション争いが激しくならずに
そのまま直線に突入したために前が止まらず、差し馬は全くと言って良いほど出番が無かった。

◎ローレルゲレイロは本調子に無かったのか、このラップでも先頭に立つのに手綱をしごいてしごい
て半馬身先頭に立つのがやっとの状態。直線で他馬が動くと全く抵抗できずに後退してしまった。
○カノヤザクラは中団で脚を溜めて直線で外に出して脚を伸ばしたが坂に入ると伸び脚が鈍った。
ローカル競馬での強さが関連するのか、坂で脚が止まって坂の頂上で脚を伸ばしたのは印象的。
△スズカコーズウェイは先行集団を見ながらの追走も直線で前を捕らえられるだけの脚が無い。
セントライト記念
◎アドマイヤメジャー
○マッハヴェロシティ
▲セイクリッドバレー
△フォゲッタブル
アドマイヤメジャーを軸に1000円づつワイド流し。合計3000円。(20日2時51分投票)
レース展望
内が止まらない傾向が残り続ける中山競馬とは言え、内枠はどうにも実績不足の条件馬ばかり。
そして有力馬のなかにはゴールデンチケット、イグゼキュティヴ、ミッキーペトラなど春先の成績半端
な逃げ馬が揃っており、そんなに派手にペースは上がりそうには無いが先行勢は弱そう。
むしろ夏場に古馬相手に混合条件戦で勝ち負けしてきた差し馬勢の方に期待が向く。
中山2200mは少し流れが厳しくなれば意外と先行馬はモロいので思い切って差し馬から狙う。

◎アドマイヤメジャー
逃げ差し自在の最有力が上がり馬。古馬相手に後続を全く寄せ付けず完勝した三田特別は強い。
前半5F60秒5で大きく引き離して逃げたドリ−ムキューブは中間に息を入れて後続を引き付けて直
線まで息を残す競馬をしながら、それをものともせずに差し切って突き抜けた内容は圧巻。上がり3F
34秒0もスローから早仕掛けを強いられた割りには終いバッチリで好印象。ココも通過点と見る。

○マッハヴェロシティ
2歳秋や3歳春先は不利に泣かされっぱなしであったが、不利が少なかった青葉賞では2着。
青葉賞の内容も前半5F61秒0の若干スローから後半5Fはどんどんペースが上がっていくロングス
パートの競馬。ペースが速くなっていく中で内から接触しながら馬群を割って上がってきた内容を評
価。少なくとも青葉賞の内容は春先とは違う強さを感じただけに期待。

▲セイクリッドバレー
スプリングSでアンライバルド相手に真っ向から末脚比べに持ち込んで0.2秒差5着。アンライバル
ドと同じく内しか伸びない中山競馬で追い込みの競馬をして僅差なら根本的な能力は高い。
夏場は信濃川特別で新潟2000mを上がり3F3秒7の末脚で大外から差し切りを決めて勝利。1分
58秒3の好時計で2000m以上だと終いの切れが鈍っていた春先から一変。得意の中山で期待。

△フォゲッタブル
アドマイヤメジャーと何度もぶつかって勝ち負け。中京の500万下ではアドマイヤメジャーに0.2秒
差まで迫る脚を見せており、力はある。夏場は新潟2200mの阿賀野川特別に出走して菊花賞3着
のナムラクレセントを相手に逃げ切られたものの古馬との2番手争いを制して2着。
決め手は弱いが距離が伸びてくるとどんどん成績が向上していることからも、ココは押さえる。
レース分析
更新サボりすぎてすみません・・・・。ホントにすみません(´;ω;`)
神戸新聞杯
◎アンライバルド
○アプレザンレーヴ
▲セイウンワンダー
△トップカミング
アンライバルドを軸に1000円づつワイド流し。合計3000円。(27日3時18分投票)
レース展望
トモロポケット、リーチザクラウンの存在からもペースが遅くなるとは考えにくい。
少なくともリーチザクラウンを無警戒で楽逃げさせるほど甘い後続勢でもなく、後方でアンライバルド
らが構えている状況を考えれば多少スローペースになっても後続の仕掛けは早くなり、長い直線も
手伝って先行勢の方が少し苦しい競馬を強いられる可能性が高いのではないか。
今回は差し馬中心に馬券を組む。

◎アンライバルド
スプリングS、皐月賞とハイペースからスローペースまで多少の掛かり癖は有りながらも対応し、勝
負どころで見せるズバ抜けた瞬発力と終いまで止まらない強烈な末脚が売り。日本ダービーでは極
端な不良馬場で全く持ち味が出なかったが、今回は巻き返す。能力面は今更説明する必要なし。

○アプレザンレーヴ
青葉賞で2400mを経験して勝利済み。前半5F61秒と平均ペースを後方追走し、3コーナー手前の
残り5F地点から逃げるタイフーンルビーを捕らえに全体が動き出してどんどんペースが上がるロング
スパート決着。そんななかで大外から順位を上げて直線で競り合いを制して突き抜けて勝利。
上がり3Fも34秒2と極めて優秀で、この脚が使えるなら十分に勝ち負け。

▲セイウンワンダー
弥生賞では大幅馬体重増で大敗したが、絞った皐月賞では最後方から上がり3F34秒7の強烈な
末脚を繰り出してトライアンフマーチと競り合いながら3着。その皐月賞も直線で外のトライアンフマ
ーチが急に内にヨレてきて大きな不利を受けていたことを考えれば全く問題なし。
日本ダービーでは極度の不良馬場にやられたが、ココでは盛り返し期待。

△トップカミング
青葉賞ではアプレザンレーヴの真後ろで徹底マーク。ほぼ同じ競馬をしてアプレザンレーヴについて
行き、直線では競り合いに持ち込んで残り200mあたりで一旦差し切って先頭に立った。そこから差
し返されてしまったが、そこまでやれる実力があるなら存分に期待。
レース分析
勝ち時計2分24秒2、前半5F60秒3、上がり5F59秒0、上がり3F34秒5。

ラップタイム
12.6 - 10.8 - 12.1 - 12.5 - 12.3 - 12.2 - 12.7 - 12.4 - 12.1 - 11.3 - 11.5 - 11.7

スタート直後にアンライバルドとセイウンワンダーが好スタート。本来差し馬の2頭が絶好のスタート
でセイウンワンダーが内に切れ込んだ際にアンライバルドが触発。引っ掛かり気味に動く流れを外
からリーチザクラウンがハナを主張しあわただしいスタート。
2コーナーを過ぎてもリーチザクラウンはペースを下げるどころかペースアップして掛かり気味を感じ
させながら折り合い、後続もそれなりに折り合う。
3〜4コーナー中間の下り坂から全体がペースアップして流れに付いていけなかった馬が脱落、逃げ
るリーチザクラウンにセイウンワンダーが絡み大外からアンライバルド、更に外からイコピコが突っ込
みイコピコが上がり3F33秒7の豪脚を発揮してコースレコード勝ち。
道中が殆ど緩まないペースであったことを考えれば驚異的な末脚で、距離はともかく大きな成長を
アピール。

◎アンライバルド4着
○アプレザンレーヴ9着
▲セイウンワンダー3着
△トップかミング5着
スプリンターズS
◎キンシャサノキセキ
○ビービーガルダン
▲ローレルゲレイロ
△トレノジュビリー
キンシャサノキセキを軸に1000円づつワイド流し。合計3000円。(3日23時27分投票)
レース展望
バックストレッチの下り坂からスタートする中山1200m。昨年こそ果敢な逃げ馬不在で前半3F33
秒6とやや緩い流れになったものの、今年はローレルゲレイロ、アイルラヴァゲインと言った逃げ一手
の馬が参戦で例年さながらの超ハイペース決着が期待できそう。
本来の圧倒的なスピード能力にもう一歩踏ん張れる底力を要するGTに相応しいレースを期待。

◎キンシャサノキセキ
本来の出来にさえ戻っていれば圧倒的なスプリント能力で勝つ。
昨年の高松宮記念ではテンの3F33秒4の流れを持ったまま掛かり気味に追走し、押さえきれない
手応えで早めに前を捕らえて先頭に立つほどのスピード能力を見せ2着、その後の函館スプリントS
では函館競馬とは思えないテンの3F32秒8の激流を持ったまま追走し直線で抜け出して完勝。
今年の春は本来の状態には程遠い仕上がりなのか2桁着順を続けたが、今週の追い切りではキン
シャサノキセキ本来の他馬を圧倒する瞬発力を発揮。仕上がりさえ良ければすぐにでもGTを勝つ。

○ビービーガルダン
キーンランドCで前半3F33秒8の緩めの展開を2〜3番手で追走し、直線でスッと抜け出すと後続に
詰め寄られながらも危なげなく勝利。阪急杯でローレルゲレイロを競り破って1400mを克服してお
り充実が感じられ、乗り慣れた安藤勝騎手の最騎乗で期待が持てる。昨年3着でコース実績も。
ただ昨年も2〜3番手から一旦抜け出しかけたところを差されており、キーンランドCのメンバーもオ
ープンクラスばかりで決してレベルが高い内容でもなかっただけに、その辺は心配。

▲ローレルゲレイロ
休み明け59キロで臨んだセントウルSは本来の好調時に見せていたテンのダッシュも出せず、直線
の粘りも見せられず惨憺たる内容で14着。本来の調子からは程遠い印象を感じた。
ひと叩きして変わるか。今年の高松宮記念を逃げ切り勝ちしているだけに復調すれば何時でも勝て
そう。

△トレノジュビリー
キーンランドCではスタートで出遅れながらも前に付けたが、3〜4コーナーで外に出して直線でいざ
追い出すと思ったほど切れず僅差とは言え5着。もともとは超高速馬場向きのスピード馬で今年のテ
レビ愛知オープンで1分6秒9の好時計を出して勝利しており、軽い馬場に戻って見直し。
レース分析
勝ち時計1分7秒5、前半3F32秒9、後半3F34秒6。

ラップタイム
11.9-10.2-10.8-11.2-11.5-11.9

前日の雨で馬場が渋っていたとは思えないほどのハイペースでローレルゲレイロがハナを主張して
そのまま追撃するビービーガルダンをハナ差ギリギリ押さえ込んで勝利。
3コーナーで馬群が凝縮した際にキンシャサノキセキとサンダルフォンの間に入ろうとしたシーニック
ブラストがキンシャサノキセキの脚に引っ掛かってつまづくなどの不利があったが、勝ち馬から0.4
秒差以内に12頭が入るなど激戦も激戦で非常に際どい接戦になった。レベルは高い内容。

◎キンシャサノキセキ12着
○ビービーガルダン2着
▲ローレルゲレイロ1着
△トレノジュビリー6着
毎日王冠
◎スマイルジャック
○カンパニー
▲ヤマニンキングリー
△アドマイヤフジ

(I−PATの馬券画像を印刷しスキャニング)
レース展望
逃げ馬不在ではあるが、昨年のこともあるのでウオッカがスロー気味に逃げるようなら必ず先行馬
は単騎逃げを許すことなく追走する。昨年のウオッカが逃げて作ったペースは前半5F59秒2と絶好
の高速馬場であったことを考えれば平均ペースで、前半遊ばせすぎたことが終いの末脚になった可
能性が大きい。
一昨年にチョウサンがレコードで勝った年は逃げるコンゴウリキシオーに追走したダイワメジャーを他
馬が逃がすことなく追走したらペースが緩まずに息が入れられず後方の差しが届いたというパターン
で今回も展開ひとつで変わる要素はある。ウオッカ絶対と言うほど圧倒的なものは無い。
ワイドの利点を最大限に生かす意味で、遭えてウオッカを切る。

◎スマイルジャック
マイラーズCで引っ掛かりながらも直線で抜け出してスーパーホーネットに秒差ナシ3着、関屋記念
では前半4F46秒9の平均ペースを後方で上手く折り合って我慢し直線で上がり3F32秒5の豪脚を
繰り出しヒカルオオゾラに完勝。マイル前後なら引っ掛からずに抜群の末脚が存分に活きる。
決め手こそ無いものの持ち前のスピードとスタミナで能力一杯の競馬をしてマイル〜1800mで好時
計を連発しているヒカルオオゾラに完勝している点からもココでは打倒ウオッカの最有力と見る。
大きな不利があった京王杯SCと安田記念以外は東京で崩れておらず、左回り巧者な点もプラス。

○カンパニー
今年のマイラーズCでは3〜4コーナーで大外に出したのが災いして外に出せない場面がありながら
も進路が出来たら上がり3F33秒0猛烈な末脚を発揮してスーパーホーネットのクビ差2着。
安田記念ではコンゴウリキシオーの超ハイペースに付いていけず後方待機から伸びにくい大外から
追い込んで0.3秒差4着。
昨年の天皇賞秋で秒差ナシの僅差4着まで追い込んでいるだけに、競馬ひとつで勝ち負けできる。
昨年の毎日王冠でも上がり3F33秒2の末脚を繰り出して直線猛追しているだけに警戒。

▲ヤマニンキングリー
中山金杯、小倉大賞典では高速決着で大外から息の長い末脚を発揮して決め手で負けるも2着。
しかし札幌記念では内に進路をとって脚を溜めるのに成功し、直線で一気に突き抜けてブエナビスタ
の猛追を退けて1着。高速決着に強く息の長い末脚が売りであるが大外ぶん回しの競馬で損をして
来た印象で、柴山騎手の手腕に期待。少なくとも3歳牝馬のトップを正攻法の競馬で破った内容は
大きい。

△アドマイヤフジ
トップハンデで挑んだ中山金杯で1分58秒5のレースレコード勝ち。力は全く衰えていない。
中山記念、産経大阪杯でもGT級の相手に全く引けをとらない競馬をしており、能力は問題ない。
新潟大賞典ではトップハンデに速過ぎる時計が堪えた印象ではあるが、台風の影響で今週の東京
競馬は若干時計が掛かっており、昨年はウオッカをマークして2馬身差から付かず離れずの3着して
いることからも前進の余地があると見た。
レース分析
またしても忘れました(´・ω・`)
秋華賞
◎ブエナビスタ
○ブロードストリート
▲パールシャドウ
△クーデグレイス

(I−PAT馬券画像)
レース展望
小回り高速馬場の京都内回り2000m。逃げ馬ヴィーヴァヴォドガが引っ張って逃げるようなら今年
もハイペース必至ではないだろうか。ただ昨年も前半5F58秒6とマイル並みの超ハイペースでも先
行勢がゴール前ギリギリまで粘って差し馬が届かなくなることがあるように、本当に強い先行馬なら
ハイペースでも粘って押し切る。多くの馬はハイペースに巻き込まれて勝負どころで振り落とされると
想定し、高速決着で好走歴のある先行馬に注目していきたい。
当然ながらハイペース高速決着ならブエナビスタの格好の条件であり、不動の軸。

◎ブエナビスタ
札幌記念の内容を見る限り、今回も全く心配ナシ。
札幌記念は51キロの斤量でヤマニンキングリーを捕らえられなかったとは言え、午前中の雨で時計
が掛かる馬場だった札幌競馬で上がり3F35秒1のメンバー最速の脚を繰り出しており、大外をぶん
回していることを考えても文字通りズバ抜けた末脚は健在であることを見せた。ゴール寸前で目一杯
に追い出された際に一瞬だが更に鋭い脚も見せており、直線距離不足も敗因と考えれば上出来。
今回は既に破ってきた相手ばかりでメンバーも大幅に楽になり、捲くりが利きやすい京都内回り。
直線距離も僅かながら伸びることから、いつもどおりの末脚を繰り出せばまず勝ち負けと信じる。

○ブロードストリート
前半5F58秒1と超ハイペースになったローズSで中団待機から4コーナーで早めに仕掛けて、直線
では馬群を抜け出して先に抜け出して粘っていたクーデグレイスを競り合いの末に差し切り、遅れて
末脚を伸ばしてきたレッドディザイアを押さえて1着。1分44秒7のレコード勝ち。
末脚はブエナビスタほど鋭いものではないが、それ以上に追い込み一辺倒の不器用なところがあっ
て馬群に遮られながら脚を余す追い込みが続いたが、一転して内の馬群の中で我慢して直線でス
ッと追い出せるようになっており、明らかに馬が変わった。一つ試したい。

▲パールシャドウ
大倉山特別ではハナを切って前半5F60秒6のスローで逃げ、直線で抜け出すもミクロコスモスにギ
リギリで差されて2着。しかし時計は1分47秒4とかなり優秀で高速決着で先行しても粘れる脚はア
ピールした。ルスツ特別では出遅れて後方からの競馬になったが、3コーナーから捲くるように脚を
伸ばし、古馬を相手にしない豪快な末脚を発揮して前で粘るクーデグレイスを差して1着。
逃げ差し自在で高速決着でも大丈夫なところを見せるなど明らかに強くなってきている点は魅力。
ローズS3着のクーデグレイスを競り合って破っていることからも期待がかかる。

△クーデグレイス
前半5F58秒1と超ハイペースになったローズSでは2番手先行。直線でメモリーパフィアを捕らえる
と一気に抜け出して前で粘り、迫り来るブロードストリートやレッドディザイアの決め手には屈しなが
らもハイペースを先行して更に抜け出す息の長い末脚をアピールして見せ場十分の3着。
大回りで直線が長い阪神外回り1800mで、ハイペースのなかココまで粘れるなら今回は魅力。
レース分析
勝ち時計1分58秒2、前半5F58秒0、後半5F60秒2、上がり3F35秒2。

ラップタイム
12.3 - 10.3 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 12.8 - 12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.6

スタートからヴィーヴァヴォドガがコレまでどおりの逃げ。それに外から引っ掛かりながらワイドサファ
イアが競りかけ、テンの2F目で10秒3と速いラップを叩き、ペースはあまり緩まないままバックストレ
ッチに突入。前半5Fは58秒0とマイル並みの超ハイペースになった。
このペースになると先行勢は苦しく、前走のローズSで前半5F58秒1のハイペースを2番手追走か
ら3着に粘ったクーデグレイス以外は全滅。中団以降で脚を溜めていた差し馬が台頭。
直線は熾烈な差し比べとなったが、春の活躍馬2頭が突き抜ける実力どおりの決着。

◎ブエナビスタ2位入線→3着降着
○ブロードストリート3位入線→繰り上がり2着
▲パールシャドウ13着
△クーデグレイス4着

ちなみに今回のブエナビスタ降着は納得が行かない。
前のワイドサファイアが急に手応えが無くなって下がってきたのを瞬時に判断して避けるためには多
少強引でも外に出さざるを得ないし、あそこで瞬時に1馬身外に出す選択が出来たからこそ今回の
ハナ差2位入線も出来たと考えれば、降着してなお巧い3着と考える。
むしろ安藤騎手の騎乗が上手過ぎたから降着になったようなもので、並みの騎手だったら下がって
きたワイドサファイアと一緒に下がっていたし、武豊騎手だったらハナっから馬ゴミを嫌がって1コー
ナーポツンと最後方で外を回して、3〜4コーナーも大外ぶん回して掲示板に来れば上出来。そして
レース後によく分からないと言って済ますのが関の山ではないか。
それにコレで走行妨害が認められて降着食らっていたら、キリが無い。
真正面から下がってくる馬をかわすための動作なのに、それで走行妨害にされて降着食らわなきゃ
ならないのなら、どうすれば良かったのかと聞きたい。ワイドサファイアと仲良く下がっていったら、結
局すぐ後方のブロードストリートと接触して3頭で玉突き衝突して大事故になっている。
走行妨害をするくらいなら大事故を起こして人馬を怪我、最悪は死なせても構わないということか?
菊花賞
◎アンライバルド
○イコピコ
▲アドマイヤメジャー
△シェーンヴァルト

(I−PAT馬券画像)
レース展望
スリーロールス、イグゼキュティヴ、リーチザクラウン、ポルカマズルカの存在から逃げ、先行馬は揃
っており、逃げ一手の脚質であるリーチザクラウンにスリーロールスらが楽に逃げさせずに追走すれ
ば自然とハイペースになる。
2周目バックストレッチでリーチザクラウンら先行勢は息を入れにペースを緩めに来るであろうが、差
し馬は3コーナー上り坂手前までにある程度差を詰めたいことから、3コーナー手前で一団になり、下
り坂3〜4コーナー中間からは京都外回りコース特有のスピードの持続力勝負の可能性が高い。
よっぽどリーチザクラウンが単騎で楽に逃げない限りスローになることは無く、逃げに縛られるリーチ
ザクラウンに勝ち目は無い。そう考えれば先行馬よりも差し馬で狙う方が賢明であろう。

◎アンライバルド
神戸新聞杯はスタートでセイウンワンダーに競りかけられた際に完全に引っ掛かってしまい、バック
ストレッチまでは掛かりっぱなし。道中で十分に脚を溜めることが出来ず、持ち前の瞬発力こそ見せ
たが最後の1Fで伸び脚が止まってしまった。ただレース映像を見ても分かるとおり、スタート直後に
セイウンワンダーが接触して触発したのが原因であり、今までの競馬を見ても本来は行きたがりつ
つも折り合える馬で、春のスプリングSでは前半5F62秒8のスローペースを後方で我慢している。
一応で良いので折り合いさえすれば前走とは比較にならない本来の末脚を繰り出せるのは確実。

○イコピコ
神戸新聞杯で上がり3F33秒7の末脚を繰り出して圧勝。コレまでも白百合Sなどで33秒台の上が
りを出して勝ったことがあるが、メンバー唯一の33秒台の上がりを繰り出して直線で突き抜けた点を
考慮すれば圧勝も圧勝であることが窺える。距離が伸びて時計が速くても凄まじい上がりを繰り出し
たことから、距離が更に伸びる今回も注目したい。

▲アドマイヤメジャー
セントライト記念は出遅れに後方で閉じ込められて直線で外に出すまでに手間取ってロクに末脚を
発揮できないまま4着とは言え、末脚不発でもメンバー最速の末脚を繰り出すなど潜在能力はセント
ライト記念組では間違いなくトップ。相手関係は何とも言えないが、三田特別で古馬相手に圧勝して
いることからも不甲斐ない競馬はしないと思う。

△シェーンヴァルト
神戸新聞杯では後方で引っ掛かり気味になりながらも抑え、直線では内から凄まじい瞬発力を発揮
して脚を伸ばした。直線半ばで前のトモロポケットが完全に邪魔になって進路が塞がり、全く追えな
い状態になり、外に出したらトモロポケットに一気に並ぶなど完全に脚を余した印象。
京都外回りで既にデイリー杯2歳Sをレコードで勝っているなど、京都適正と高速決着に強い。
レース分析
サボってしまってすみません。忘れてました(´・ω・`)
天皇賞秋
◎カンパニー
○シンゲン
▲ウオッカ
△マツリダゴッホ

(I−PAT馬券画像)
レース展望
逃げそうなのはコスモバルクであるが、追走するであろうアサクサキングス、マツリダゴッホ、エイシ
ンデピュティ等がいるが我先にとハナを切りうる馬がコスモバルクだけなので、昨年のように引っ掛
かり気味にダイワスカーレットがぶっ飛ばしてペースを吊り上げたような要素が無いことからも、昨年
のような超ハイペースは考えにくい。それに今年の東京はそこまで時計は速くない。
馬場状態は前日までの感じでは内も外も伸びる感じで差し馬は外に出す可能性が高いか。
いずれにせよ今年秋の東京競馬は昨年よりは時計が掛かっていて差しも決まるので、何が有利な
どとは一概に言えない感じ。ただあまり極端な追い込みが決まるようなレースにはならないと思う。

◎カンパニー
一昨年はエイシンデピュティの大斜行の影響を受けながらも体勢を立て直して再び末脚を伸ばして
3着、昨年は大外枠のうえに出遅れ直線では最後方から馬群を縫いながら猛烈な末脚を繰り出しゴ
ール寸前で一気に3頭を抜き去るほどの末脚を見せながらも秒差ナシの4着。
コレまで不利という不利に泣かされながらも際どい決着で好走しており、今年は前走の毎日王冠で
ウオッカを破る快勝、そして本番では内枠を手に入れた。ココまで条件が好転すれば十分勝てる。
8歳という年齢以外は申し分ない状態で望めており、史上最年長の天皇賞馬誕生を期待する。

○シンゲン
今年のエプソムCで前半5F58秒9のハイペースを中団前で追走し、直線で掛かり気味に先に抜け
出して渋太く粘るヒカルオオゾラを残り1Fで並ぶ間も無く差し切り勝ち。勝ち時計1分45秒5は今年
の毎日王冠のウオッカと同じ時計で、開幕週の毎日王冠に対して開催最終週のエプソムCとなれば
その価値は毎日王冠を上回る。重賞を勝てないことが不思議なくらいのヒカルオオゾラが相手とは
言え、時計面からも高いスピードとスタミナを兼ね備えた馬であるのは認めるところ。
東京競馬で6勝にくわえ、前走のオールカマーではマツリダゴッホとドリームジャーニー相手に苦手
な右回りの中山競馬で差の無い内容。得意の東京に変われば一気にGTも狙える。

▲ウオッカ
ヴィクトリアマイルの圧勝は見事であるが、安田記念は前半5F57秒4の超ハイペースのうえにディ
ープスカイら多くの差し馬が先に仕掛けて進路が塞がったのが好転して最後の100mでギリギリ差
すなどウオッカにとって恵まれた部分が多分にあり、決して絶対的な存在とは言えない。
現に今年の安田記念は全体上がり3Fが36秒1と極端に遅く、追い込み馬の台頭が目立った。
毎日王冠ではかなり仕上がっていて、レースも前半5F60秒0とスローな流れを逃げたにもかかわら
ずカンパニーに一瞬で差されてしまうなど昨年ほどは充実していない。
あまりに人気しすぎている気がするが、カンパニーと絡めてもワイドで4.5倍前後とオッズは高め。
実力面では一定以上の評価は出来るため、保険に。

△マツリダゴッホ
昨年のジャパンカップで3番手追走から直線で一気に抜け出して先頭に立つなど中山専用といわれ
ていた下馬評を覆す見せ場十分の4着。掛かり癖で2000mまでの馬だっただけに今回は狙い目。
惨敗に終わった札幌記念からオールカマーでは逃げて前半5F61秒0のスロー気味に押さえ、3コ
ーナーから仕掛けて後続の追走を許さない逃げ切り。時計2分11秒4は過去10年の1番時計。
復調は明らかで外枠は拾ったものの昨年のジャパンカップを見る限り2000mがベストで金星狙い。
レース分析
勝ち時計1分57秒2、前半5F59秒8、後半5F57秒4、上がり3F33秒7。

ラップタイム
13.0 - 11.2 - 11.4 - 12.0 - 12.2 - 12.0 - 11.7 - 10.8 - 11.3 - 11.6

コスモバルクが行かず、大外枠のエイシンデピュティが強気にハナを奪いに行き、触発されたマツリ
ダゴッホと内からキャプテントゥーレが追走する流れ。本来の積極的な逃げ馬が不在同然となり、ペ
ースは自然と緩めの流れになった。
テンこそ緩んだが中間は殆ど緩むことなく波の小さいラップで流れたために後方で控える馬はペース
に惑わされることなく脚を溜めたのか、最後の直線での末脚の伸びが目立った。3〜4コーナーで全
体が仕掛けて一気にペースアップする流れで、ココで内の進路を取って経済コースを通れたかが勝
負の分かれ目になったと言っていい。ココで外に出した馬は残り1Fで伸びが止まっている。
ペースが緩めに流れて極端な瞬発力勝負になった結果、コース取りが大きく影響する流れになった
と考えて良い。

◎カンパニー1着
道中は全く動こうとせずに中団8番手あたりで待機して、3〜4コーナーから一気にペースアップした
際にも持ったままの手応え。直線で少し進路が狭くなったが外に出して進路が開けば一気に放たれ
た矢のような素晴らしい伸びを見せ、内から伸びたウオッカを相手にしない圧勝劇。
上がり3F32秒9は毎日王冠を上回る末脚で、8際ながら揺るぎ無い実力を証明した。

○シンゲン5着
カンパニーのちょうど外あたりを追走。常に外に進路を確保しながらの追走で、一番ペースが速くな
った3〜4コーナー中間でも外に進路を取って順位を上げていった。最もペースが上がった4コーナ
ーで不経済な外に進路を取ったのがアダになったか、最後の1Fで伸びを欠いた。
とは言え3〜4コーナーで外を通った馬のなかで唯一伸びてきた馬でもあり、実力は証明。

▲ウオッカ3着
スタートからカンパニーを徹底マークして後方待機。テンが緩んで前に行くチャンスはあり、スローと
分かっていながらもカンパニーの後ろで脚を溜める競馬。そのまま直線に突入し、直線に入っても
外に出して進路を取りに行くカンパニーに対してこちらは動かず、マツリダゴッホが下がって進路が
開くのを見越して一気にスパート。スパートしてからの伸びは良かったが、末脚は一瞬で伸び切って
しまい外のスクリーンヒーローに差し返されて3着。毎日王冠といい、カンパニーには完敗の内容。

△マツリダゴッホ17着
スタート直後から前に付けに行っていたが、外からエイシンデピュティが被せにかかると触発して行
きたがる。やや掛かり気味に3番手を追走し、3〜4コーナー中間で追い出されると一気に脚を伸ば
し、ペースの一番厳しい4コーナーで一気に前を捕らえて直線入り口では一旦先頭に立つ。
しかし残り300mあたりで急速に末脚が伸び切ってしまい、残り1Fで末脚一杯でズルズル後退。
直線入り口で先頭を窺うほどの脚を見せたが終わってみれば17着大敗となった。
アルゼンチン共和国杯
◎スマートギア
○ジャガーメイル
▲トウショウウェイヴ
△ミヤビランベリ

(I−PAT馬券画像)
レース展望
3年前はメジロコルセアが大逃げしてハイペースで引っ張り、一昨年はカゼノコウテイが大逃げして
後続を引っ張り、昨年はセタガヤフラッグとテイエムプリキュアが2コーナーから大きく後続を引き離す
逃げ。そして今年も逃げ馬ヴィーヴァヴォドガが大逃げするのか?

昨年は大きく引き離して逃げたセタガヤフラッグらのペースは前半5F60秒2と大きく引き離したわり
には速過ぎると言うほどのペースではなく、好位で抑えていたスクリーンヒーロー、ジャガーメイルが
オクトーバーSで見せた瞬発力を存分に生かして1着&2着。
しかし今年は目立つ逃げ馬はヴィーヴァヴォドガ程度で、ミヤビランベリやアーネストリーといった3コ
ーナーで捕まえに行く先行馬が揃っていて昨年ほど極端な上がり勝負になるという要素は少ない。
トウショウナイトが制した3年前以来、3年連続で勝ち時計は縮まっていて、トウショウナイトやアドマ
イヤジュピタ、スクリーンヒーローなどの活躍からもレースレベルは上がってきており、今年はハンデ
差が例年よりも極めて小さいことから総合力勝負になるのは必至。

◎スマートギア
2500mは少し長いが菊花賞4着の実績と内田騎手への乗り代わりで◎を打った。
コレまで2000m近辺を中心に取りこぼしを繰り返しながら自己条件を勝ち上がって来ていたが、毎
度のように上がり3F33秒台のメンバー最速の上がりを繰り出しているわりには勝ち星を取りこぼし
ていて足を余しており、3000mは長いが逆に2000mだと少し短い印象で直線も長い方が良い。
東京競馬は晩秋Sのみであるが前半5F58秒6のハイペースの展開で直線で末脚を爆発させて突
き抜ける圧勝の内容で東京適正は高い。追える内田騎手にも乗り代わり、ココで重賞勝ちを期待。

○ジャガーメイル
昨年のアルゼンチン共和国杯は3〜4コーナーでスクリーンヒーローに先に出し抜かれ、直線では5
馬身以上の致命的な差を付けられてのもので、逆にゴール前では1馬身半まで差を詰めていた。ハ
ンデスクリーンヒーローよりも3キロ重いなど、本来の内容はジャガーメイルの方が上と言って良い。
・・・・のはずであるが今年に入ってポロポロ取りこぼすレースが多く、天皇賞春や目黒記念では存分
に脚を溜めながら残り1Fで脚が止まるなど伸び悩んでいる面も見受けられる。京都大賞典ではオウ
ケンブルースリとスマートギアに完全に切れ負け。力は認めるも保険程度に様子を見る。

▲トウショウウェイヴ
東京競馬で5勝を上げる東京巧者。前走のオクトーバーSは前半5F60秒5と平均ペースながら、バ
ックストレッチ中間からペースが上がっていき、そのまま3コーナーに突入するというかなり特殊なレ
ース。息の長い脚が求められる様相になったなか、トウショウウェイヴは直線で大外に持ち出してゴ
ボウ抜きの圧勝。上がり3F34秒3のメンバー最速の脚を繰り出しており内容は優秀。
ハンデも55キロと前走の圧勝から2キロ減と恵まれており、ぜひ狙いたい。

△ミヤビランベリ
初の東京競馬となった目黒記念で東京実績抜群のジャガーメイルに対して5馬身差の圧勝。馬場が
極端に重い不良馬場ながら直線で3番手から一気に突き抜けた内容は圧巻で評価できる。
今年に入ってから何が何でもハナと言う馬ではなくなってきており気性面の成長と共に、番手で抑え
る競馬をするようになって末脚が切れるようになってきた。
トップハンデであるがハンデ差は小さく恵まれており、本来の力が発揮できれば十分狙える。
レース分析
勝ち時計2分30秒9、前半5F62秒1、上がり5F59秒0、上がり3F34秒7。

ラップタイム
7.3-11.4-12.1-12.5-12.5-12.3-12.1-11.7-12-12.3-11-11.8-11.9

ヴィーヴァヴォドガの大逃げは無く逃げたのはミヤビランベリ。しかし1コーナー手前で楽に先頭に立
つと2コーナーで軽く息を入れる程度で、その後はマイペースながら後続に息を入れさせない強力な
逃げを展開して、後続の方が伸びあぐねる中で上がり3F34秒7の末脚を繰り出して堂々逃げ切り。
ミヤビランベリの内容は逃げたときのペースは07年のアルゼンチン共和国杯で遥か前で大逃げす
るカゼノコウテイの2番手に付けたアドマイヤジュピタと殆ど同じラップ。前半5Fこそ無理をしないもの
の、3コーナーに入る前から徐々にぺ−スアップして行き直線も押し切ってしまう超ロングスパート。
レースを一見するとスローの前残りのようにも見えるが、全ラップが12秒5以下で息を入れるところ
が少なく、残り6Fから11秒7のラップが叩かれるなど後続が脚を溜める場面が無かった。それだけ
強力な逃げであったことが裏付けられる。

◎スマートギア12着
○ジャガーメイル5着
▲トウショウウェイヴ10着
△ミヤビランベリ1着
エリザベス女王杯
◎ブエナビスタ
○リトルアマポーラ
▲カワカミプリンセス
△ブラボーデイジー

(I−PAT馬券画像)
レース展望
京都大賞典で逃げてペースを引っ張ったテイエムプリキュアとクィーンスプマンテがおり、その他にも
ブラボーデイジーやニシノブル−ムーンの存在からも、スローペースに緩むことはなさそう。
京都2200mは京都外回りコースで距離が長いということもあり、差し馬らは存分に脚を使い切れる
コースになっていることからよほど強い馬で無いと逃げ切ることは難しく、先行馬や差し馬の活躍が
目立つ。一昨年のダイワスカーレットのような圧倒的な先行力を持つ牝馬も不在でブエナビスタら差
し、追い込み馬で有力馬が目立つことからも、セオリーどおり実績のある強力な差し馬を中心に。

◎ブエナビスタ
牝馬3冠を見ても追い込みの末脚は世代を圧倒する内容。レッドディザイアを差し損ねた秋華賞も直
線で包まれてしまい、外の進路を先にレッドディザイアに取られて、そのあとに空いたところを通る不
利な直線の攻防であり、最後の1Fは11秒6と相手は全く止まっていなかったにもかかわらず、進路
が開けば一歩一歩ごとに差を詰めてゴールで並んだ。
明らかに不利な状況から実力でハナ差2着まで詰めるなら同世代に敵はいない。
上の世代との力関係は気になるところであるが、上の世代は今年は精細を欠いており絶好の勝機。

○リトルアマポーラ
▲カワカミプリンセス
△ブラボーデイジー
正直、昨年のエリザベス女王杯で1着&2着したリトルアマポーラとカワカミプリンセス、そして3着の
ベッラレイアにも言えるが、今年はいずれも勝ち星ナシで明らかに精細を欠いているのが気がかり。
牝馬限定重賞の多くがハンデ戦で実績馬不利なのは分かるが、定量戦のヴィクトリアマイルですら
格下馬に破れている。ムードインディゴやブラボーデイジーなどの上がり馬も居り、気がかり。
正直なところブエナビスタ以外は磐石な存在ではなく、2着争いは熾烈を極めそう。
それでも誤魔化しが利きにくい京都外回りとあれば自ずと実力を出すと信じて実績を買う。
レース分析
最近ちょっと忙しくて・・・・すいません(´・ω・`;)
マイルCS
◎カンパニー
○ヒカルオオゾラ
▲スマイルジャック
△ライブコンサート
△キャプテントゥーレ
×マイネルファルケ
注フィフスペトル

(I−PAT馬券画像)
レース展望
所用で忙しく、展望は割愛させていただきます。
枠順こそ最悪の1〜2枠ですが、今まで長く応援してきたカンパニーに最後まで託します(`・ω・´)
レース分析
勝ち時計1分33秒2、前半4F47秒2、後半4F46秒0、上がり3F34秒5

ラップタイム
12.1 - 10.9 - 11.8 - 12.4 - 11.5 - 11.4 - 11.2 - 11.9

カンパニーを信じて良かった。本当に良かった。信じた末に的中が返って来た(´;ω;`)

前半4F47秒2、5Fで59秒7。ココまで前半が楽になった年は珍しい。
雨降りで時計が掛かっているにしても前半4Fの京都外回り3コーナー坂の頂上の残り4F地点まで
に12秒4のラップが叩かれて息が入る。ココで息が入ったのがマイネルファルケの最後の伸びに繋
がった可能性が極めて高い。前半4Fのペースも例年が46秒を切るか切らないかくらいの猛ラップが
叩かれて激流と化して先行馬が直線で脚が止まるレースが続いていたが、ココまで緩めば前は止ま
らない。僅か1秒前後の道中でのラップの差でココまで変わるものだと改めて競馬の怖さを感じる。

◎カンパニー1着
直線まで馬場の悪い最内のラチ沿いで脚を溜め、直線でも多くの馬が外に持ち出す中でポッカリ開
いた馬場の悪い内からの差し。それでも上がり3F33秒5が示すように力が違った。桁違いの強さ。

○ヒカルオオゾラ7着
マイネルファルケの2番手外側につけて追走し、若干行きたがりながらも抑える。3〜4コーナー下り
坂で他馬が一気に動き出したときに遅れを取り、直線では完全に瞬発力負けでジリジリ後退。
3〜4コーナーで遅れを取ったのが響いた印象で、ココで早めに動けばもっと上の着順はあった。

▲スマイルジャック6着
後方でしっかり折り合って脚を溜める。コレまでのように道中引っ掛からずに競馬を進めたが、直線
でフィフスペトルとライブコンサートがいて前が塞がり、止む無く内に進路を取っての追い込み。
直線の追い出したところで進路が無くなったのは痛かった。

△ライブコンサート9着
中団後方あたりで脚を溜め、4コーナーでは中団前を窺う辺りまで押し上げてスパートしたが、瞬発
力負けで伸びず。速い上がりを持っていない同馬には厳しかった。

△キャプテントゥーレ4着
マイネルファルケとヒカルオオゾラを前において少し離れた3番手を追走。3〜4コーナー中間の下り
坂で加速し、4コーナーでは2番手。直線ではマイネルファルケを差すばかりというところまで行った
が直線で末脚が一杯に伸び切っても前が捕らえられず。競馬は良かっただけに力負けと言わざる
をえない。

×マイネルファルケ2着
前半4F47秒2、前半5F59秒7と緩い流れに恵まれた事実もあるが、3〜4コーナーも最内の経済
コースをとおり、直線でも内ラチを頼りに馬場の悪い内に突っ込んで粘って粘って粘りとおして2着。
最後の1Fも12秒1と一杯にならずにギリギリ粘っており、悪い馬場への適正と息の長い末脚が存
分に生きた。フロックに見えるが内容は強い。

注フィフスペトル8着
道中はライブコンサートの内でじっくり脚を溜める。3〜4コーナー中間の下り坂でライブコンサートが
早めスパートすると同じく追い出してスパートするが瞬発力が足りず、ライブコンサートと仲良く入線。
ライブコンサートと同じくハイペースに強い末脚は生かせなかった。
ジャパンカップ
◎スクリーンヒーロー
○オウケンブルースリ
▲コンデュイット
△ウオッカ
△マイネルキッツ
×マーシュサイド
注アサクサキングス
レース展望
逃げるしかないリーチザクラウンとエイシンデピュティ、前に行きたいコスモバルクにアサクサキング
ス、ネヴァブション、スクリーンヒーロー。先行馬が揃っていてペースは昨年ほどは緩みそうに無い。
しかしリーチザクラウン以外は距離不安のエイシンデピュティをはじめ、先行馬も脚を溜めたい馬が
多く、東京2400mとなるとスタミナも要するのでそれほどペースが極端に速くはならないと見る。
リーチザクラウンが積極的に行くようでも後続は無視する可能性が高く、平均ペース前後であろう。
いずれにせよ前目に付けたい先行馬が内枠に揃ったことにより、3〜4コーナーから速めに仕掛けて
抜け出したい馬が内に殺到する可能性が高く、差し馬は外に出さざるを得ない可能性が高い。
東京競馬は内ラチ沿いが荒れて伸びなくなっていることから直線は横一杯の総力戦か。
いずれにせよリーチザクラウンとエイシンデピュティが作るペース次第。差し馬はペースに受動的。

◎スクリーンヒーロー
瞬発力型の中距離馬。折り合えるのでペースが若干緩めば距離延長が出来る馬。
昨年のジャパンカップはスタートから好位の外につけて脚を溜め、直線で馬場の良い外に持ち出し
て上がり3F34秒0の豪脚を繰り出してウオッカ、マツリダゴッホを競り落として瞬発力勝負を制した。
前走のアルゼンチン共和国杯と同じような道中から直線までペースが緩みっぱなしのジャパンカップ
にしてはスロー気味な流れが味方した。今年もリーチザクラン以外は道中は好位で抑えたい馬は揃
っている。終始馬場の良い外で脚を溜められれば今年も去年の競馬が出来る。まず勝ち負け。

○オウケンブルースリ
昨年のジャパンカップは1枠で道中は最内で我慢。直線で大外に出すのに手間取って追い出し遅れ
て5着。骨折から復帰後は京都大賞典勝ちから天皇賞秋で前が詰まりながらも直線で脚を伸ばして
4着。もともと菊花賞馬で2000mは少し短い馬だっただけに2400mになる今回は狙い目。
昨年は上がり3F34秒2の末脚も直線で外の進路を確保し損ねて十分に追えなかった状態で出した
上がりで、仮に斤量は古馬並みに増えてもパフォーマンス向上が期待できる。ココは狙い目。

▲コンデュイット
ブリーダーズカップターフ2連覇。時計も2年連続で2分23秒台と優秀。キングジョージ6世&クイーン
エリザベスSを制するなど欧米のチャンピオン級レースを次々に制した超大物。個人的に大注目。

△ウオッカ
毎日王冠でカンパニーに並ぶ間も無く差し切られ、天皇賞秋ではカンパニーを徹底マークするも直
線で同じ上がり3F32秒9の脚を繰り出されて競りかけることすら出来ず完敗。内が伸びた天皇賞秋
の馬場で最内を突いての完敗なだけに勝利を狙う立場なら決して威張れる3着ではない。
今回は2400mと若干距離が長い印象は否めず、先行馬が多数の内枠。今回は思うように直線で
内は開かない。鞍上の手腕に期待するが、レースの条件は厳しく少し評価を下げる。

△マイネルキッツ
上がり3Fで34秒を切れない瞬発力の無さはあるが、高速決着になった天皇賞春で3分14秒4の歴
代2位タイの時計で勝利するなど高速決着での好走歴は多く、速い時計が苦手なわけではない。
2000m前後ではどうしても瞬発力で劣るので距離が伸びる今回の舞台は注目したい。

×マーシュサイド
GTカナディアン国際カップ勝ち馬。全く未知数であるが固い高速馬場が得意とのことなので期待。

注アサクサキングス
上がり3F34秒を切れないジリ脚のスタミナ馬。ある程度前が止まってこないと先頭に立つことも出
来ない決め手の弱さはあるが、スタミナは一流で悪い馬場も苦にしない。1枠1番を生かして最内を
先行して抜け出しの競馬を。瞬発力一本の競馬にならなければチャンスはある。
レース分析
おやすみ(´・ω・`)
ジャパンカップダート
◎ヴァーミリアン
○エスポワールシチー
▲サクセスブロッケン
△ワンダースピード
△アドマイヤスバル
×ラヴェリータ
注ダイショウジェット
レース展望
メンバーを見てもハナを切りたい逃げ馬が多すぎる。

ハナを切らないと調子が狂うエスポワールシチー、
ハナは切りたくないけど他馬に触発されて引っ掛かると止まらないサクセスブロッケン、
ハナでも2番手でも切れる脚が無いので前で競馬を進めたいマコトスパルビエロ、
アメリカでも逃げ馬で鳴らしていてレース前から逃げ宣言しているティズウェイ、
兵庫チャンピオンシップでスーニを破って逃げ切り、その後はダートで逃げるゴールデンチケット、

昨年もアメリカの逃げ馬ティンカップチャリスが逃げてサクセスブロッケンが引っ掛かり、他馬も2コー
ナーを過ぎたバックストレッチで息を入れるどころかペースアップ。息を入れないまま3コーナーに突
入して直線で先行勢は全滅。今年も明らかに逃げ馬は厳しい。

◎ヴァーミリアン
テンの2Fの脚が鈍くて先行できないが終いは確実に伸びてくる屈強な末脚。コレが活きると見る。
今年のフェブラリーSは馬場が高速すぎて前が止まらずに押し切られたが0.5秒差。他のレースは
落としていないように、距離が2000m近くまで伸びるか、時計が掛かれば確実に馬が変わる。
今年のJBCクラシックも無理気味なペースで粘るマコトスパルビエロを一気に差し切った強い内容。
マコトスパルビエロとワンダースピードの後方が遥か8馬身も離れていることが強さの裏付け。

○エスポワールシチー
かしわ記念はスタートに失敗したのか中団から捲くっての押し切りであったが、基本逃げ切りの馬。
ましてや1枠1番で外にサクセスブロッケンらがいると思えば逃げざるを得ず厳しい競馬になりそう。
統一GTのマイルCS南部杯で割りと楽なペースで逃げて逃げ切った内容は鵜呑みには出来ない。

▲サクセスブロッケン
ジャパンカップダートで引っ掛かって負けたので馬場入り後に返し馬をしなかったフェブラリーSでは
引っ掛からずに先行して強敵相手に完勝。しかし武蔵野Sでは再び引っ掛かるなど印象が悪い。

△ワンダースピード
平安SやアンタレスSを見る限りは相当なスピードの持ち主。ダートも多少軽めの方が向いている。
昨年は1枠1番で前を行くアドマイヤフジらが3〜4コーナーで下がってきて仕掛けられなかったため
であり仕方が無い。今年は平安Sに東海Sと中央でダート重賞2勝。1800mなら届く。

△アドマイヤスバル
夏の函館競馬で58キロのハンデを追いながらも制した大沼Sの内容を評価。展開次第で通用する。

×ラヴェリータ
武蔵野Sで出遅れ最後方から上がり3F36秒2のメンバー最速の脚を繰り出して2着争いの5着。
それも大外を回って3歳のダート強豪馬トランセンドを競り合いの末に制しての内容なだけに警戒。

注ダイショウジェット
武蔵野Sで2着。ほかにも欅Sを1分22秒1の好時計で勝利。同条件で行われた根岸Sを制したフェ
ラーリピサと同タイムなだけに評価は高い。他にもアンタレスSでレコード決着の0.4秒差5着など、
実は地味に強い内容で食らいついている。前が止まるようならチャンス。
レース分析
勝ち時計1分49秒9、前半5F60秒7、上がり4F49秒2、上がり3F37秒1。

ラップタイム
12.5 - 11.1 - 12.7 - 12.5 - 11.9 - 12.1 - 12.4 - 11.8 - 12.9

エスポワールシチーがスタートから強気にハナを奪いに行き、ティズウェイが追走するも他馬は折り
合い重視。強気に競りかけていく馬が不在ながらも前半5Fは60秒7と昨年並みのハイペース。しか
しハイペースであったはずなのに後続に影も踏ませない逃げ切り圧勝。独壇場であった。
2番手を追走したティズウェイとサクセスブロッケンは直線で脚が止まり、逆に後方で脚を溜めていた
シルクメビウスとゴールデンチケットが2着、3着。バックストレッチで早めにエスポワールシチーに取
り付けて前を取りに行ったマコトスパルビエロが直線でズルズル交代して9着大敗。
上位を見てもサクセスブロッケンが何とか食らいついている以外は差し馬ばかりで、決して緩い流れ
が味方したわけではなく、息をロクに入れないハイペースの逃げで力づくで他馬の脚を使わせて押し
切ってしまったエスポワールシチーの実力勝ちであろう。最後の1Fは12秒9掛かっているが、サク
セスブロッケンを初めとする先行馬はそれ以上に上がりが掛かっており、力の否定の余地が無い。

◎ヴァーミリアンはスタートからやや追い出して前を取りに行ったが1〜2コーナーでサクセスブロッ
ケンとティズウェイ、アドマイヤスバルらのちょうど隙間の馬群のポケットにハマる形で競馬を進めた
がバックストレッチ〜3〜4コーナーでも外に出せずに包まれたままの競馬を強いられ、直線でも半
ばまで進路が塞がりロクに追い出すことも出来ずに大敗。ハイペースで展開が味方していただけに
道中で包まれっぱなしで追い出せない、もったいない内容であった。
阪神JF
◎シンメイフジ
○アパパネ
▲タガノエリザベート
△アニメイトバイオ
△タガノパルムドール
×ベストクルーズ
注タガノガルーダ
レース展望
メンバーの有力勢が差し馬に偏っているうえに逃げ馬はジュエルオブナイル程度。ハイペースになる
要素こそ少ないが、差し馬多数で先行勢はスタートから行かざるを得ずスローペースは考えにくい。
直線が長く、4コーナーが緩いので加速しやすく、本当に強い馬が内に入れば内枠有利であるが、
見る限り内枠は1200m前後を得意とするスピード馬が揃っており、恐らく差し馬は前を見ながらの
競馬。3コーナーを合図に一気にペースが速くなって息の長い末脚比べが予想される。
息を入れられるところが少なくなりそう。末脚の息が長く強力な馬が総合力比べを制すと思う。

◎シンメイフジ
新潟2歳Sで前半5F60秒6のスローペースから直線で上がり3F32秒9のズバ抜けた末脚を繰り出
し、左右にフラフラするフローライゼに進路を塞がれかける不利がありながらもひるまず差し切り。
ココまでペースが緩み末脚勝負になりながらも大外を回して瞬発力勝負を制したなら能力は本物。

○アパパネ
赤松賞で大外を追走から直線で上がり3F33秒6の末脚を繰り出して圧勝。牝馬限定戦とは言え牝
馬しては大外を回して大外から突き抜けるスケールの大きい横綱相撲での勝利。最後の1Fが12
秒1と少し止まったような気がするラップだけが気になるが、抜け出したときの脚は高く評価。

▲タガノエリザベート
ファンタジーSで大外から上がり3F33秒5の末脚を繰り出してゴボウ抜きの快勝。その前走のデイリ
ー杯2歳Sでも上がり3F33秒8の末脚を繰り出して牡馬の一線級相手に0.6秒差6着。最後の1F
が11秒8と前が止まっていない中で脚を伸ばしながらの6着で、マイルでも脚は止まっていない。
距離の方は大丈夫そうなので十分に狙える。

△アニメイトバイオ
初勝利の中山1600m未勝利戦で前半5F58秒3と古馬マイル重賞並みのハイペースの流れを先
行して抜け出して勝利。牡馬混合のなか1分34秒4とかなりの好時計。サフラン賞も1分21秒5の
好時計で制し、京王杯2歳Sでは内からジリジリ脚を伸ばして最後まで伸び続け2着。このレベルの
実力なら阪神JFでも十分に通用。

△タガノパルムドール
デビューの新馬戦で前半5F58秒5とかなりのハイペースを後方追走し、直線で上がり3F34秒9の
末脚を繰り出して大外から豪快に突き抜け圧勝。勝ち時計は1分34秒4と優秀なうえにテンを除く
全ラップが12秒1以内と息を入れられない流れから豪快に突き抜ける脚が使えたのは好感。

×ベストクルーズ
ファンタジーSではタガノエリザベートに差されたものの、この馬も3〜4コーナーで大外を回って直線
では一旦先頭に立っている。最後の1Fも自身は11秒6で締めており、この敗戦では見限れない。

注タガノガルーダ
白菊賞で4着とは言え上がり3F34秒5の末脚を繰り出して追い込んだ点に注目する。タガノパルム
ドールの新馬戦と同じような前半5F58秒9のハイペース。全8Fのうちテンの1Fを除いて全て12秒
1以内の息の入らないラップを叩いて制した内容は高く評価できる。隠れた実力を感じる。
レース分析
勝ち時計1分34秒9、前半4F47秒3、後半4F47秒6、上がり3F35秒3。

ラップタイム
12.2 - 11.0 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.1 - 12.4

ジュエルオブナイルがスタートから引っ掛かり気味に飛び出し、内枠の先行馬は外から被せられない
程度に前を見ながら追走。しかしジュエルオブナイルに競りかける馬も居らず、すぐに隊列が整って
ペースは一旦落ち着く。3コーナーを過ぎたあたりで差し馬が動き出して場群が凝縮し、4コーナー手
前から一気にペースアップして直線勝負。流れに波はあるがペースは緩くなかった。

直線に入るとジュエルオブナイルとパリスドールが流れに負けて脱落、内からアニメイトバイオ、アパ
パネ、ラナンキュラスが進出してすぐ後方をベストクルーズが追走、競り合いながらアパパネが先頭
に立つ。タガノエリザベートは最初から大外に進路を取って一気の追い込み。シンメイフジは直線で
内の進路が塞がりかけたために直線で大外に持ち出して一気に追い出す。シンメイフジとタガノエリ
ザベートが再三激しく接触して競り合いながら末脚を伸ばすが、決してハイペースではない流れで有
力馬の多くに最後まで息が残り終いまで末脚が伸びる状況では4コーナーで内と外を通った差が大
きく、大外を通った2頭は捕らえ損ねる格好で内の競り合いを制したアパパネが勝つ。

◎シンメイフジ 5着
○アパパネ 1着
▲タガノエリザベート 6着
△アニメイトバイオ 2着
△タガノパルムドール 13着
×ベストクルーズ 3着
注タガノガルーダ 9着
朝日杯FS
◎エイシンアポロン
○ローズキングダム
▲トーセンファントム
△キングレオポルド
△ダッシャーゴーゴー
×ダイワバーバリアン
注ヒットジャポット
レース展望
持ち前のスピードで飛び出してしまうであろうエスカーダ、京王杯2歳Sで逃げの粘ったツルマルジュ
ピターが一気に飛ばすようならハイペースは避けられない。ましてや中山1600mは2コーナーまで
のポジション争いが厳しく、その点でもハイペースは避けられない。
不利な外枠に有力馬が集まる枠順になったが、ハイペースの縦長の流れになるようなら外枠にも十
分にチャンスがあると見て、外枠の有力馬を中心に内枠で食い込めそうな馬を探す。

◎エイシンアポロン
デイリー杯2歳Sで前半5F58秒8と同年のマイルCS以上のラップを2番手追走から直線で一旦抜け
出した。リディルの末脚には屈したが先行勢の中では抜きん出ており、前が止まる流れでも2着に粘
った内容は評価。京王杯2歳Sでは差しに転じて差し切った自在性の高さも評価。

○ローズキングダム
東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬。前半5F61秒1と緩めの流れから直線で脚を伸ばし、大外から一気
に伸びたトーセンファントムと競り合いの末にクビ差先着。上がり3Fが34秒0とメンバーの中では若
干遅めで4番手先行したのがプラスに働いた感は否めないが、並ばれてから更に伸びて差し返した
のは好感。枠順も真ん中で枠にも恵まれたため狙う。

▲トーセンファントム
東京スポーツ杯2歳Sで大外を回って直線で馬群を割って一気に脚を伸ばし、一旦はローズキング
ダムを差して先頭に。しかし残り100mあたりで脚が伸び切って差し返され2着。しかしメンバー最速
の上がり3F33秒4は高く評価。とは言え大外枠の8枠15番は不利過ぎる。

△キングレオポルド
ベコニア賞で前半5F59秒9の流れを引っ掛かりながら追走。しかし引っ掛かりっぱなしであったにも
かかわらず直線で上がり3F33秒6の豪脚を発揮して突き抜け、勝ち時計1分34秒1の2歳レコード
勝ち。距離に関してはマイルは大丈夫そうなので、ココまで決め手が鋭いようなら狙える。

△ダッシャーゴーゴー
いちょうS勝ちで臨んだ京王杯2歳Sで直線大外から猛烈な末脚を繰り出して一気に突きぬけ、残り
200mで一気に先頭に並びかける。しかし先頭に立ってからが案外で伸び脚が衰えて4着。脚が止
まるのは早いが猛烈に切れる末脚はアピール。内枠で我慢すれば勝負に絡めそうなので狙う。

×ダイワバーバリアン
デイリー杯2歳Sでエイシンアポロンのすぐ後ろを引っ掛かり気味に追走。終始エイシンアポロンをマ
ークして競馬を進め、直線でも懸命に食い下がって4着。エイシンアポロンには若干見劣りするのは
否めないが1枠2番と枠には恵まれたことからも十分に狙える。

注ヒットジャポット
完全な脇役扱いだった千両賞で直線外から追い比べを一気に突き抜ける王道の競馬で差し切って
勝利。上がり3F34秒6はメンバー2番目の脚で能力の高さを証明した内容。非常に時計が掛かって
いた当時の阪神コースで同条件のゴールデンホイップトロフィーの勝ち時計と0.5秒差と良い内容
であったことも評価。枠順にも恵まれたので、あとは時計勝負できるスピードがあるか次第。
レース分析
的中したのに更新忘れてしまった(´・ω・`)
有馬記念
◎セイウンワンダー
○ドリームジャーニー
▲アンライバルド
△ブエナビスタ
△エアシェイディ
×マツリダゴッホ
注スリーロールス
レース展望
逃げ出したら止められないリーチザクラウン、逃げ1手のテイエムプリキュア、前につけたいミヤビラン
ベリの存在で、今年は例年以上のハイペースと見る。縦長になるようなら外枠の馬にもチャンス。
リーチザクラウンは近走の内容からも道中で息が入れられないペースで逃げる可能性が高く、その
後方で息を入れて終いを生かせる差し馬が有利か。おそらく差し馬同士の争いになって末脚比べの
激戦になると見て、コース適正と距離を考慮して買う。

◎はセイウンワンダー。
昨年の朝日杯FSを休み明けの状態で制し、調整不足で敗れた弥生賞後の皐月賞で復活して3着。
秋に神戸新聞杯で逃げるリーチザクラウンを徹底マークして3着して距離延長に適応し、菊花賞では
4コーナーでフォゲッタブルに接触して外に弾かれながらも大外からジリジリ伸びて、スリーロールス
とフォゲッタブルに詰め寄る形で3着。菊花賞の勝ち時計3分3秒5と好時計のなか上がり3F35秒2
とメンバー3位の上がりを繰り出し長距離向きのスピードと総合力の高さをアピール。相当に強い。

セイウンワンダーを中心に今年のGT実績馬、中山巧者を考慮して実績馬で流す。
レース分析
勝ち時計2分30秒0、前半5F58秒6、上がり5F60秒6、上がり3F36秒0。

ラップタイム
6.8 - 11.0 - 11.2 - 11.3 - 11.9 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.5 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 12.3

スタートからリーチザクラウンとテイエムプリキュアがハナを争いこそしないもののハイペースで飛ばし
前半5FはマイルGT並みの58秒6。ホームストレッチでもペースは全く緩まず、2周目の2コーナー
を過ぎたあたりで少しペースは緩んだが、バックストレッチ中ほどからペースダウンを読んだ早仕掛
けのマツリダゴッホが動き、後方の追い込み馬も呼応して動き、全体が3コーナーから動いた。
道中はハイペースであったうえにペースが少し下がると後方が動き出すという全くペースが緩まない
流れになったために直線の坂では多くの馬が一杯になり、後方で脚を溜めていた馬だけが脚を伸ば
して上位に食い込んだ典型的な前崩れ決着の内容。

◎セイウンワンダー6着
道中はうまく内に入れて前に壁を作る形で追走。バックストレッチで少しずつ前との差を詰めていき、
3コーナーで抜群の手応えで動き出すも3〜4コーナー中間で前のイコピコと接触して後退、その後
も脚を伸ばして直線でもそれなりに伸びたが大外のドリームジャーニーらの勢いには劣り6着。
3〜4コーナーの接触で後退することが無ければもう少し上位はあった。

○ドリームジャーニー
宝塚記念と同様にハイペースの流れに恵まれて大外から一気の末脚を繰り出して直線で突き抜け
圧勝。中山競馬は得意のうえにハイペースの展開となれば勝つのはドリームジャーニーであろう。
とは言え同じく後方で追走していた馬にはエアシェいディやフォゲッタブルがいたが、それらを突き放
しての圧勝で力の違いは見せている。

▲アンライバルド15着
内ラチ沿いで5番手につけてじっくり我慢。3コーナーで追い出されるとそれなりの脚を使って前との
差を詰めたが、3〜4コーナー中間で急激に手応えが一杯になり、直線では目も当てられないほど
の後退。距離が長いにしても直線入る前に一杯になるのは負けすぎ。

△ブエナビスタ2着
道中は内の7番手追走。3コーナーから徐々に外に出す感じで追い出し始め、3〜4コーナー中間で
スパート。一気に先頭に立って直線で粘り続けるも大外から末脚を伸ばすドリームジャーニーの脚に
屈して2着。53キロとは言え先行馬総崩れの中を7番手から2着に粘った内容は高く評価。

△エアシェイディ3着
スタートからずっと最後方で我慢して脚を溜める競馬。徹底した追い込みの競馬を通し、3コーナー
でドリームジャーニーが動くとジリジリと脚を伸ばしはじめ、3〜4コーナー中間で大外に出して一気に
スパート。僅かに仕掛けを遅らせたために最後まで脚が伸び続け、3着に食い込んだ。

×マツリダゴッホ7着
道中は他馬の後方で壁を作る感じで後方待機。バックストレッチから外に出して前に上がり始め、3
コーナーで一気に先頭に並びかけて4コーナーでは一旦先頭。しかし直線入り口でブエナビスタに並
びかけられると粘れず、直線では末脚一杯になりジリジリ後退。前崩れの展開で捲くるのは無理が
あったか。

注スリーロールス中止
3コーナー手前で腱断裂。


トップに戻る