転院〜1度目の入院まで


<2004年7月31日(土) 精密検査の結果>
2度目の検査結果を聞きに行くが、結果は同じだった。

  Dr:「これからどうします?」
   
どおしますって言われても・・・

   Dr:「このままで放っておいても、良くはならないですよ。」
   私:
「どれぐらいで悪くなるんですか?」
   Dr:「2〜3年かもしれないし、5年後10年後かもしれない」
   私:「じゃあ治療してください!どんな治療法があるのですか?」
   Dr
:「悪いところを切り取るだけでいいでしょう。まあ、大きな病院を
     紹介します。」
   私:「えっここではできないんですか?」
   Dr:
「ウチでもできるけど、設備が整っているところのほうが
     安心でしょう。まあ、レーザーで切り取りますから、1泊も
     すればすぐ終わりますよ」

Drのことばを信じて、紹介先の市立病院の予約をとり、その日は帰った。

市立病院での診察を前にインターネットで細胞診の結果を調べまくった。
どうもわたしは「高度異形性」というのにあてはまるらしい。確かにガンではないのだけど、これが進むとガンになるなる可能性が高いらしい。そこで初めてガンを意識する。
これまでガン検診を受けなかったツケがまわってきたのかな?でもガンになる前でよかったよな。ラッキーと思わないと・・・


<2004年8月10日(火) 市立病院においての初診>

紹介状をみながらの問診。
  「クラス3ですね。意外な結果でびっくりしたでしょう」
担当Drがやさしく言ってくれた。

 
なんか信頼できるかも・・・


意味もなくそんな風に思えた。

   Dr:「ガンじゃないので心配ないですよ。ただ、詳しく検査したい
     ので、もう一度調べさせていただきますね。」
そしていきなり手術の話に。
   Dr:「1週間ぐらい入院してもらうことになります。」
   私:「えっ?前の病院でレーザーを使って1泊でできるときいて
     きたのですが。」
   Dr:「その方法もありますが、万が一のことを考えて、悪いところを
     切り取る方法で行います。検査でもあるので、異常がなけれ
     ばそれで終わりですからね。」

検査を受ける日と次の診察を予約して、病院を出る。なんか大変なことになってきたぞ。9月からは仕事が忙しくなるのにどうしよう・・・

その後の診察で「子宮頸部円錐切除術」という方法で、手術日が9月3日(水)と決まる。一番避けたかった日なのだが、そんなことも言ってられない。入院は1週間だが、術後安静が必要ということで、仕事復帰には1ヶ月かかるといわれた。

 困ったな。みんなに迷惑かけるなあ・・・。

そんな思いで会社に報告、9月末までの休暇を願い出る。