マッチ ザ ベイト?

平成13年7月28日

 

 昨夜破損したラパラ(oh!バイシクル!!参照)を佐野ルアーに改造する事にした。ボディーに水の浸入があるはずなので、もう一日乾燥させようかとも思ったが、思い立ったが吉日、「明日やれる事は今日やるな!」じゃなかった、「今やれる事は今やれ!」でせっかく製作意欲が湧いたのだから日中一杯の乾燥の後、早速作業に取り掛かった。

引き出しに有ったポリカーボネート板の切れ端から佐野ルアー用に三つのリップが切り出し可能だったが、あいにく手持ちラパラの中から改造しても差し支え無さそうな物は、先の蛍光イエローとボラカラーぐらいしか見当たらなかった。

釣四郎の机の横には天井までキッチリと重ね置いたカラーボックスがあるのだけれども、その側面には発砲スチロールの板が貼り付けて有り、そこに控えのルアーが掛けられている。

ボラカラーは購入して一、二度泳がしたけれども、余りにもカラーが地味で使う気になれず、それ以来ずうーっとここに掛かったままであった。

 そんな訳で良い機会だから佐野ルアーに改造する事にしちゃった。夜、ガリガリゴリゴリ切った削った貼ったをやって完成。早速夜明けに使ってみる事にする。

 釣四郎がいつもの釣り場である旧江戸川に到着したのは午前3時30分。若干流れが有り、風は強く気温は下がって半袖では肌寒いくらいだ。

まずは船溜り水門横から。CD9蛍光イエローを投げるとコツッと小さな小さなショートバイト。しかしアワセられない。方向を変えて投げるとまたコツッと来た。バシッとアワセるけれどもフッキング出来ない。くっそー。

何度もキャストを繰り返えしたけれども更なるバイトは得られなかった。

 下流の沈みテトラ帯に移動してキャストを続けるうちに、空は段々と明るくなり始め、夜明けが近づいて来た。

周りが良く見えるようになったので、昨夜造った佐野ルアーを取り出す。大きなリップを持って居るので、リップの調整が必要なのだ。

30分ほどかけて二つのルアー調整のを済ませて、まず蛍光イエローの佐野ルアーをセットしてキャストをしながら移動する。佐野ルアーは、調整前にもんどり打って浮き上がっていたルアーとは思えないキビキビとした泳ぎで潜り、キャストしていて楽しい。

造船所の前辺りでボラカラーにチェンジ。これまたキビキビと気持ちがいい。

 グングングン!

 おお、ヒットオ!!

ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!。ルアーを弾き飛ばそうと飛沫をあげて魚体が踊る。そして走る。走る走る走る。やっとの事でタモに収めた魚は58センチ。時間は午前5時50分だった。

 ラインをザラザラにされたので結び替えて、ついでにコーヒーで一腹。

 さあ、釣り再開だ。しかしマリーナ前の階段下で根掛り。せっかく造ったルアーをロストさせては大変だ。幸いうまい具合に外れてくれた。相手は木の枝。こんな所に沈んでいたとは知らなかった。以後注意個所だ。

バシャバシャと場を荒らしたのでチョイト移動。その数投目。

グググッとルアーが抑え込まれた。ビシッとアワセを入れる。

 ヒーット!!

ロッドが大きく曲がってグングングンとしなる。エラを一杯に広げて首を激しく振りながら連続で何回もジャンプする。そしてドラグを鳴らして潜る。ラインがヤバイのでロッドを立てると再びジャンプで抵抗する。なんとかタモに収まったのは67センチの元気者。時計を見ると6時5分だった。

連続ヒットで嬉しくなっちゃう。時折水面直下をボラの子供の群れが通り過ぎる。ちょうどルアーと同じようなサイズだ。シーバスは主にこいつらを捕食していると思われるので、ばっちりルアーが合っていると言う事かな?。マッチ ザ ベイトってやつだな。

期待を込めて更に釣り下る。

 35分後再びヒット!。アワセを入れたとたんにジャンプして来た。難なく取り込んだのは目測40センチほどのチビッ子。先ほどの魚と比べてしまうので随分ちっちゃく感じてならない。リリースするとダッシュですっ飛んで行った。

今日はこのままガンガン行けそうだと思ったけれども、この後旧江戸川は沈黙してしまった。上流へ戻りだいぶ粘ったけれども、雲に隠れていたお日様が顔を覗かせ初め水面を夏の光がギラギラと照らし始めた。

ストップフィッシング。茹だる前に釣四郎は帰路についた。