期待ハズレの磯釣り公園
長崎 ルアー 青物
2005年9月3日
飛島磯釣り公園。
ここは長崎からフェリーに乗って30分くらいの処にある高島に隣接した飛島に橋を渡して造られた釣り公園だ。新聞によるとデッカイ石鯛が釣れたとか、少年がハガツオだか磯マグロだかを釣ったとか景気の良い記事が載っていた。
近場のポイントではネリゴしか釣れない。しかし此処まで来ればシイラやイナダも居るかもしれない。釣四郎は小さな胸を期待に膨らませ仲間と共に始発のフェリーに乗り込んだ。
フェリーから見た磯釣り公園
高島でフェリーを降りてバスで磯釣り公園へ向かう。歩いても行ける距離だけれども荷物があるからね。事前に調べた情報では7時に開門となっていたけれども既にゲートが開いていた。
そんな訳で7時を待たずに施設へ入場。迷わず釣り桟橋に入った。
釣四郎はまず最初に棒状の糸ヨレ解消器(名前は忘れました)を5・6回投げた。するとコイツにバイトがあった。「おお、今日のお魚はムチャンコやる気満々だぜえ!!」とルンルン気分になった。
ジグをセットし例によって水面をジャカジャカ高速巻きする。時々ググッとアタリが有るけれども、あっと言う間にフックアウト。クッソー!!。
お隣さんが足元でネリゴをあげた。しかも1個のジグに2匹と言う神業ヒット。
釣四郎も直ぐに足元狙いに移る。
ゴゴン!!。
ヨッシャー!、ヒーット!!。
ロッドが曲がったかと思ったら直ぐにバレてしまった。
カーッ、クッソー!!。
釣四郎の仲間も2連発でバラシ!。
釣四郎もまたまたバラシた。なんでじゃあーーーーっ!!!。
そんな事をやっているうちに朝のゴールデンタイム終了、時間は8時くらい。ルアーマンの血をたぎらすボイルやナブラは全く無かった。
魚は居る。それは判っている。何故ならアジをエサにした仕掛けにネリゴがヒットしているからだ。しかしルアーには全くの無反応。ウンともスンともコツりとも来やがらない。あったま来ちゃう!。
水面を高速で引いてくると回りから細長い魚がジャンプしながら集まって来る。ダツだ。ルアーの後を数匹が争うように追って来た。
グングングン、ヒット!!。
無茶苦茶抵抗すると思ったらスレ。
この後2・3匹釣ったけれども、ドイツもコイツも皆スレだった。
で、ハタと気が付いた。コイツ等は一匹ではルアーを追うだけだけれども、数匹集まると競争心だか闘争心が燃え上がりルアーへアタックするのだと。事実ヒットの時は必ず数匹がルアーを争うように追って来ていた。
ダツに噛まれたあ!
しかし、釣四郎の狙いはダツなんぞでは無い。こいつ等にかまって無駄な体力を使う訳にはいかなかった。
係員のオッサンがやって来て椅子にどっかと座り込み色々話してくれたけれども、どうやら青物らしい青物はネリゴしか来ていないらしい。初夏にはカツオが来ていたらしいけれども・・・。
話しによると10・11月になるとネリゴも1キロを超え、そいつ等がバンバンルアーにヒットするそうな。しかしシイラやイナダは・・・。
ちょっと期待ハズレの釣四郎だった。
エサ釣りをしていた仲間がでっかいウスバハギを掛けた。下へ下へと潜り込むものだから取り込みに一苦労。ようやく取り込みに成功。
回りでも時々コイツがあがっていた。中にはむりやりあげようとするものだから連続ラインブレイクの人も居た。女子を扱うようにヤワに行かなければね。
キンギョ(ネンブツダイ)の嵐!
本日は暑い。ムチャンコ暑い。蒸しあがっている。
そんな中でも活餌釣りの人は散発的にネリゴを釣っていたけれどもルアーはどうにもこうにも。
諦めてエギを投げたり、マゴチを狙ったりしたけれどもさっぱり。
最後にゴゴンと来て、「やれやれ、ネリゴだけれども何とかヒットしたよ。」と思って抜きあげたらマルソーダだった。
くっそー!!。
帰りの船の時間がやって来た。ストップフィッシング。
ここにも釣四郎の狙っている魚は居なかった。やっぱし平戸方面まで行かなきゃあアカンのかなあ。
追記
長崎港に入るとフェリーからイージス艦を2隻も見る事が出来た。巡洋艦クラスだけれども思ったよりも小さく見えた。
定期修理中なのかな?
おお、建造中の「あたご」。ヘリの格納庫が見える。
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