今夜も旧江戸

シーバス 東京 旧江戸川

2005年10月25日

 

疼く、疼く、疼く!。

明日から千葉の銚子に出張だけれども、その前に行きたい。旧江戸へ行きたい。仕事帰りの電車の中で釣四郎はモンモンとしていた。

えーい行ったれ!。結局辛抱たまらず旧江戸川スポーツランド対岸へ出撃!。時間は21時少し前だった。

釣り場へ到着すると、上流の水門は船専用の水門まで開いておりガンガンに水が流れている。

例によって階段の少し上のポイントから釣り始めるけれどもバイトが無い。チョット粘ったけれども下流のテトラ帯へ移動する。

足場が一段下がる場所。過去に何度も良い思いをしているポイントだ。

今夜はお馴染みのラパラCD9レッドヘッドをチョイス。暫く粘ってみた。

ゴツン!

明確なアタリ

ガシッとアワセるとロッドが大きく曲がりフキング!。

直ぐにバシャバシャッと魚がヘッドシェイクで水面を割った。その感じからして50センチ位かなと思ったけれども、いきなりドラグが悲鳴をあげた。

ちょいとドラグを緩めにしたのでその為かなと思ったけれどもこの魚、走る走る流れの中を突っ走る。その度にドラグが鳴りロッドがこれでもかと曲がりまくる!。

何度もラインを引きずり出されてやっと近くまで寄って来た。夜目にチラリと見えた魚体は良いサイズ。再び足元で突っ込まれたけれども強引に浮かせてランディング。測ったら70センチジャスト。

ところがフロントフックはともかくリアフックが3本とも顎の下に深々と刺さっていた。

ヤバイ、外すのに時間がかかりそうだ。

ラインからルアーを外して作業にかかる。少しやってはタモに入れた魚を水に入れ、水から上げてはフックを外す作業を行う。

10分位かかっただろうか、ようやくフックが外れた。

口に親指を突っ込み、腹ばいになって魚を水へ漬け、頭を上流へ向けエラに水を通してやる。5分位そうやっているとユラリと暗い底へ帰って行った。暫く水面を観察し再び浮いて来ないのを確認してからプライヤーやら何やらを片付る。

ルアーをレッドヘッドから蛍光イエローにチェンジ。

先の魚が散々暴れまくりフックを外すのに明かりを点けまくり、カメラのフラッシュまでたいたので流石に2匹目は来ないだろうと思ったけれども、取り合えづ同じポイントにルアーを通した。

ガツン

明確なバイトだったのに乗らない!。

くっそー!、なんでぢゃあ!。

もう一度ルアーを泳がせる。

来い!、でも来ない。

もう一度。

来んかあ!、でも来ない。

角度を変えてもう一度。

来るんだあ!!。来やがらない。

流石にバレバレなのか、はたまた釣四郎の執念不足なのか結局2度目のバイトは無かった。

更に下流に移動しキャストを続ける。

でもさっきのバイトが気になって気になってしょうがない。暫くポイントも休ませた事だしもう一回やってみるか・・・。往生際悪く再び先ほどの場所へ戻って来た。

丁寧に丁寧にキャストしては引いて来る。

ストップ&ゴー。

リトリーブ速度の変化。

リフトアップ。

色々しぶとく試したけれども結局バイトは訪れなかった。悔しいねー。

気が付くと23時になろうとしている。ヤバイ、明日の準備をしなくては・・・。もうチョット釣っていたかったけれどもストップフィッシングだ。

後ろ髪を引かれつつ釣り場を後にする釣四郎だった。

 

追記

幸いドザエモンには遭遇しなかった。

東京に戻って来て釣ったシーバス3本の全てが顎の下にフックが掛かっていた。何故だろう。下からバイトして来て、食う寸前で見切られ、その結果フックが顎の下に掛かって居るのかな?。ちょっとその辺が引っかかっている釣四郎だ。

今夜のヒットルアー

ラパラ:CD9レッドヘッド

釣り話し2005 へ戻る