若洲の桜

シーバス 東京 若洲

2005年10月30日

 

昨夜の旧江戸はアカンかった。3バイト 2ヒット 2バラシで丸ボウズときたもんだ。散々な結果だ。そしてバラシた2本もデカくは無かった。おそらく4・50センチクラスと思われる。

だいたい旧江戸川スポーツランド対岸は大潮がらみの時はあんまり良くない。ヒッティングタイムが短い。ならばチョイト目先を変えて河口付近でも狙おうかねと思いついたのが荒川河口の若洲ゴルフリンクス脇のテトラ帯。

今日は朝からガンバルぞおおおおーっ!!。

 

スッタカタッタッターッとスクーターを飛ばしてやって来ました若洲のテトラ。今の時期川鱸はドンドコ海に落ちているはずだ。そいつ等が此処のテトラに引っ掛かっている事を心の隅っこで期待している。

話しは変わるけれども、釣四郎のスクーター、コイツは偉い!。今年の1月に長崎に出張に行って今月帰って来るまでずうーーーーーっとほったらかしだったのにバッチリエンジンがかかった。ビックリしたね。思わず誉めちゃたよ。コイツもオイラと一緒に魚釣りに行きたかったのね、おーおーよしよし。

さて若洲のテトラだ。ゴルフ場の入口からテクテク歩いて来る途中でルアーマンとすれ違ったので話しを聞いたらあんまりパッとしなかった様子。話しによると知り合いから夜釣でアタリ連発だとの報告があって来てみたとの事だったが・・・。しかし本格的に引き潮が効き始めるのはこれからだ。チャンスは大有りさあ!。

此処は断然引き潮が良い(と思っている)。勿論今日は引き潮を狙って朝一番に出て来た(おかげであんまり寝ていない)。水辺に立って観察すると思っていたほど流れは速くないけれど軽く濁りが入っていて感じはよさげだ。先行者も沢山居る。釣れている証拠だと思いたい。

いつものように簡易スパイクを靴にセットしてスタートフィッシング。

この場所で注意しなければいけないのは沈みテトラだ。ビッシリと貝か何かが付いているらしく根掛りしたらロストする恐れがムチャンコ高い。ルアーを早めにリフトアップしなければ泣いちゃう事になるんだぜ。

今日は曇っている。ルアーは夜用のカラーをチョイス。キャストをしながらテトラからテトラへ身軽に華麗に移動して行く。けれどもなかなかバイトが無い。

ゴゴゴン!。

やっりー!!。

バシャバシャッツ、ふっ!。

ぎょえーっ、ファーストヒットなのにヘッドシェイクであっと言う間に逃げられちゃったあ!!。

しかし居るぞ居るぞ、うへへへへ・・・・。

続けてキャスト。キャスト。キャスト。

けれども連続バイトがあるほど甘くは無かった。

随分移動して来た。スパイクを履いているから良いけれど無かったら大変だ。

ググン!。

来た来た来たあ!。

ヒットした瞬間エラ洗い。水しぶきの中に見えたサイズはチビッコ。難なく取り込んで測ってみたら40センチ強。フックを外す時にエラで親指の腹を一発やられちまった。クソッタレ野郎、これでも食らいやがれってヤツだ。親指を鮮血で染めつつ優しくリリースする心の広い釣四郎だった。

さあ次を獲るぞお!。

マシンガンキャストでどんどん移動して行く。

この間2発ほどバラシちまったけれども2本ともチビッコサイズ。食うときはちゃんとルアーをガッポシ食う!。最近の若いシーバスときたらまったくもうプンプン。

しかしデカイのが来んのお。60センチアップのラッシュを期待していたのだけれども・・・。

ゴトゴトゴトッ!。

来たあ!。でもやっぱりチビッコ、どうもイカンね。

どんどん時間が経過して遂に潮止まり。流れがほとんどなくなっちゃった。流れと共に期待も薄れる。それでも悪あがきで粘ってチビッコを一本追加。

結局6ヒット3ゲット、チビッコオンリーと言う貧果。

帰りにサイクリングコースを歩いたのだけれども、何を血迷ったのかサクラが咲いていた。釣四郎は期待ハズレでこの木は時期ハズレと来たもんだ。まったく苦笑するしかない釣四郎だった。

追記

釣の最中にモズの鳴き声を聞いた。いやこんな処に居るんだねえ。ちょっと嬉しくなってしまった。

 

今回のヒットルアー

メガバス:X−80 トリックダーター

ラパラ:CD9 蛍光黄色

 

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