みやもと丸
長崎・ジギング・青物・船
2006/10/29
今年の陸っぱり青物アタックはあまりにも不調にして不漁。撃沈轟沈爆沈の連続。そりゃあ酷いもんでサゴシですら釣れると小躍りしちゃう有様。
イカン!、このままではいけない!!。このままでは紅葉を見ながらでも意地だけでメタルジグをひたすらぶん投げ続けかねない!。精神崩壊情緒破壊の危機が目前に迫っていた。
釣四郎にとってこの状況は極めて直接的であり某国の核問題よりも深刻だった。
この危機を救うには船しかない!。
友人の後押しもあり釣四郎は樺島の「みやもと丸」に予約を入れた。
「海よぉ〜、俺の海よぉ〜」
日の出と共にやって来ました「アジ曽根」。この釣行のメンバーは釣四郎に若いアンチャン二人、それと船長の4人。
この日の為に釣四郎が用意したのは船長も驚くムチャンコライトな5フィートのジギングロッド。こいつに一発出れば楽しめるってもんだ。
最初の指示は40g前後のジグ。
横に流して中層から表層を狙う。
最初は意味がよく判らなかったけれどもやってみて直ぐに理解出来た。
ジグが軽いからドンドン流される。30m位沈めると船から随分離れてしまう。そうして引き倒すと斜めに泳がせる事となる。それを底から見ていたお魚がダッシュ一発食って来ると言う具合。
我等3名がそれを理解して引き倒し始めたのを確認して船長も竿を出す。
ぶっといキャスティングロッドにデカポッパー。
釣四郎はそんなの初めて見るものだからついついそれを見てしまう。
船長キャスト。
思った以上にゆっくりと引いている。高速ジャークするかと思ったけれども・・・。
何か船長と話していたらいきなり水柱が立ちポッパーがはじきとばされた。
「うおおおおおっ!。」
思わず声を出した釣四郎。
その声にルアーに振り返る船長。
直後、2mはあろうかと言うカジキが全身をさらけ出してジャーンプ!!。
船長はあわてた!。釣四郎は息を呑んだ。
まだ追って来ている。しかしもう船縁。
船長は8の字をえがく。
しかし食わない!。
ピックアップ。
ヤツはまだ近で水柱を立てながら暴れている。
船長再びキャストお!。
うおおおおおっ!、ロッドが曲がったあ!!。
しかーし、不運にもライントラブル!!。フッキング出来ない!!!!。
「うわあああああっ!!!!。」
ヤツはルアーを吐き出し遠くへ行ってしまった。
ぐわああああ・・・、残念!!!!!、無念!!!!!!。
いやああああ、すんごいのを見ちゃった!。いやああああ、惜しかった!!。いやああああ、残念だったあ!!!。さっすがアジ曽根!。さすが長崎の海。一発目からド肝を抜かれちまいましたぜ!!。
船上の騒然とした雰囲気も一段落した頃釣四郎のロッドがガシッと止められた。
ヒット!。
2・3発フッキングをかます。
最初こそ楽にリールを巻けたけれどもそのうち突っ走り出した。走る走るガンガン走る。青物だ!!。たのしーっ!!!。
ライトロッドの性能が判らないので緩めのドラグ。ガンガンラインが出される。チョイト締め込んでようやくゲット。メバチだった。使っていたジグは、佐賀の怪魚ハンターの異名をとる SALTY さんがこの日に間に合うようにわざわざ急いで送ってくれたSALTY JIG。
SALTYさんありがとう!!。

いつのまにやら船の周りに不気味な背ビレが・・・・。
サメ。
いやあ、気持ち良いもんじゃあ有りませんな。
隣のお若いのにヒット!!。
ガンガンロッドが曲がる!!。う〜ん、楽しそー!!。
と、何時の間にやら魚の走りが直線的でしかもパワーアップ・・・。
「食われた!。」と船長。
でーっ、サメに得物が食い付かれちゃった!!。
怒涛のスピードでラインが引きづり出されて見る見る痩せて行くスプール。
船でサメを追う。
少しづつラインを回収できるようになって来た。
もしかしてサメのランディングを見られるのかな・・・と思っていたらフックアウト。
そうしてズタボロになったメバチが上がって来た。最後まで喰らいついたエサを離さないとは恐れ入谷の鬼子母神。たいした執念、たいした卑しさ。

何度目かの流し変えでまたまたカジキ登場!。しかも数匹。
ロッドのパワーに自信のある若者二人はメタルジグをキャスト!。
そしてロッドが曲がった!!。
うおおおお、ヒットしたのか!?、食ったのか!?。
一気に突っ走った!!。
けれどもコイツは1mほどのカマスサワラ。しかも一瞬にして船縁へ潜り込みフックアウト。
うーん、惜しかった!。
しっかし何が起こるか判らんね、この海は・・・。まったく凄いよ!!。
重たいジグに替えて底からシャクリあげて大きいのを狙ったけれども不発。コモンハタを追釣しただけだった。

次に狙った根に浮き流しの船が入っていた事と、午後には風が強くなりうねりが予想されると言う事で近場へ移動する事となった。
野母崎・三ツ瀬周辺へ戻ってネリゴ狙い。

三ツ瀬の向こうに軍艦島
昨日は好調だったようだけれども、本日はシブイ!!。
どうやら魚探には魚が写っているらしいのだけれどもジグを追わない。我慢の釣りだ。
何度目かの流しでようやくヒット!。
ネリゴはよく走る。極細ライトロッドがムチャンコひん曲がって楽しいぞお!!。
最後に船下へ潜られてヤバイと思ったけれども何とか無事にランディング。
この後も船長が粘ってくれたけれどもお魚からはつれなくされてしまいました。

いやはや楽しかった。船長はアジ曽根でカツオの群れを期待していたようだけれども、残念ながら群れは居なかった。
けれども釣四郎は十分楽しめた!。カジキにも驚いたし、サメにも驚いた。青物の引きも堪能出来た。大満足の「みやもと丸」でした。
追記
「みやもと丸」は定員6名のフィッシングボートだけれども綺麗!。それに船長がフレンドリー。釣四郎が長崎で体験した釣り舟はモロ漁船改造型で船室に潜り込むとモワァ〜ッとコマセの匂が沸き立っていたけれども、流石ルアー主体の釣り舟、こうでなくっちゃあ!。だいたいあのコマセの匂いだけで酔っちゃうのよね。「みやもと丸」、ちょっとクセになりそうな釣四郎だ。

みやもと丸 ちょっとお気に入りになっちゃった
今回のヒットルアー

SALTY JIG 40g メバチゲット

シーフラワー GFR 60g ネリゴゲット
※コモンハタ ゲットのジグはロストしてしまい名前が不明。すまん。
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