対象OS

Windows XP Home Edition
Windows XP Professional
(Windows 2000 や他の Windows でも可能と思いますが試していません)

はじめに

Windows XP にはリモートデスクトップという機能があって、ネットワーク接続された他の Windows からあたかも直接操作しているように操作ができる。(ネットワーク越しなので遅いし、映像再生などでハードウェアオーバレイを使用している場合、その動画は表示されない。)でも、これができるのは、操作対象が Windows XP Professional の場合のみで、Home Edition では使えない。それに、接続先の XP の電源を切ったり、再起動したりすることもできない。(別途ソフトウェアを用意すればできると思うけど。)

でも VNC を使えば Home Edition だってリモートで操作できる。下記に、その方法を説明する。

ソフトウェアのダウンロード


VNC のダウンロード

VNC にはいくつかバージョンがある。ここでは無償で使用できる Free Edition を使用する。

ダウンロードは下記の手順で行う。

  1. ここをクリックして VNC Free Edition (以下、単に VNC と表記) のダウンロード画面に行く。
個人情報入力
  1. すると、左の画面が表示される。

  2. 自分の名前をローマ字で入力する。(例: Taro Yamada)

  3. 自分のメールアドレスを入力する。

  4. 所属団体を入力する。私的利用の場合は空欄のままで構わない。

  5. 所属団体のカテゴリを選択。私的利用の場合は personal を選択する。

  6. VNC を使用する環境での PC の数を選ぶ。通常は up to 10 computers (最大 10 台まで) となる。

  7. コメントがあればここに書く。(英語で入力必要)

  8. 最後に、Proceed to download のボタンを押してダウンロードに進む。

ダウンロード
  1. すると、左の画面に切り替わる。

  2. 赤枠で示しているボタン (VNC Free Edition for Windows の Executable) を押して VNC をダウンロードする。

以上で、

上記のファイルがダウンロードできたことになる。後で使うのでちゃんと保存場所を覚えておこう。

日本語キーボード対応パッチのダウンロード

あんでるどんさんのサイトより、日本語キーボード対応パッチを下記の手順でダウンロードする。

  1. ここをクリックしてダウンロードサイトに行く。
上記の URL は VNC 4.1.1 用であり、パッチ自身もまだテスト版なので、あんでるどんさんのサイトにて新しいものが出ていないか確認しておこう。
日本語パッチ
  1. すると、左の画面が表示される。

  2. ちょっと見にくいけれど、赤枠で囲ったリンクをクリックする。

  3. するとダウンロードの画面に行くので、中ほどにあるリンクをクリックしてダウンロードする。

以上で、

上記のファイルがディスクに保存されたことになる。

インストール

インストールは、リモート接続で操作したい Windows XP (接続先 PC) と操作する Windows XP (接続元 PC) それぞれに対して行う。

接続先 PC へのインストール

この章にてダウンロードした vnc-4_1_1-x86_win32.exe を接続先の PC にインストールする。

コンポーネント選択

左の画面ではインストールするコンポーネントを選択できる。接続先の PC なので VNC Server のインストールは必須。VNC Viewer はあっても困らないのでとりあえず入れておこう。


次に、この章にてダウンロードしたパッチをインストールする。zip ファイルを解凍して出てきたファイルを、先ほど VNC をインストールしたフォルダ (デフォルトは C:\Program Files\RealVNC\VNC4) 以下にコピーしよう。コピーの前にはオリジナルファイルを念のために別の場所に保存して置くようにしよう。

接続元 PC へのインストール

先ほど解凍したパッチ内の vncviewer.exe を接続元 PC にインストールする。

別にインストーラーは付属していないので、自分の好みの位置に上記ファイルを格納しよう。私は C:\Program Files\Installer Free\VNC といったフォルダを作って、その中に入れた。

接続先 PC の設定変更

タスクバーのアイコン
  1. VNC をインストールすると、タスクバーに VNC のアイコンが現れる。それを右クリックする。

右クリックメニュー
  1. すると左のようにメニューが現れる。

  2. Options を選択する。

Authentication メニュー
  1. すると左のウィンドウが表示される。

  2. 接続の際にパスワードによる認証をするように、VNC Password Authentication にチェックが入っていることを確認する。

  3. [Configure] ボタンをクリックする。

  4. パスワード入力画面が表示されるので、入力する。このパスワードはリモートからのアクセス時に必要なので覚えておくこと。

  5. 入力が終わったら、[OK] ボタンをクリックして画面を終了させる。

次に、Windows ファイアウォールの設定を行う。これは Windows XP サービスパック 2 にて追加された新機能。まだ SP2 にしてないとか、Windows ファイアウォールを無効にしている人はスキップして次に進んでね。(セキュリティのために有効にしていることを推奨するけど、スキップするならここをクリック。)

ファイアウォールを有効に
  1. [スタート] - [コントロールパネル] - [Windows ファイアウォール] を選択する。

  2. すると、左の画面が表示される。

  3. 赤枠で囲んだ部分にチェックが入っているか確認する。


例外設定
  1. [例外] タブをクリックし、例外設定の画面を表示させる。

  2. [ポートの追加] ボタンをクリックする。


ポートの編集
  1. 左の画面のように設定する。設定する項目は下記の通り。
    • 名前に VNC を入力
    • ポート番号に 5900 を入力
    • TCP にチェック
  2. 入力が終わったら、[OK] をクリックしてウィンドウを閉じる。


使い方

  1. 接続先と接続元が正しくネットワークにつながっていることを確認する。

  2. 接続元にて、この章にてインストールした VNC ビューワー (vncviewer.exe) を起動する。

VNCビューワー
  1. すると、左の画面が表示される。

  2. Server 欄に接続先の PC の IP アドレスまたはマシン名を入力する。

  3. [Options] をクリックする。


オプション画面
  1. すると、左のオプション画面が表示される。

  2. ネットワーク環境に合わせて赤枠内を選択する。
    Full にすると画面がフルカラーで描画されるが、処理が重くなる。Very low だと 8 色でしか表示されない。

  3. 設定が終わったら [OK] をクリックする。

  4. すると最初の画面に戻るので、[OK] を押して接続先に接続する。

もし、正しく接続できない場合、もう一度接続先の PC 名ではなく、IP アドレスを入れてみよう。それでも正しく接続できない場合は、お互いのネットワーク設定を確認しよう。
VNC実行画面

設定が正しければ、ここで設定したパスワードを聞いてくる。

パスワードが正しく入力されれば、左のように接続先の PC の画面が現れる。普通に Windows を使用しているのと同じ感覚で使用できる。

接続を終了したい場合は、VNC の画面右上にある [X] をクリックしてウィンドウを閉じれば OK。


ところで…

寄付受付画面

このソフトに限らず、無償で使えるソフトでも気に入ったものはぜひ開発者に寄付しよう。

寄付はダウンロードのページの赤枠をクリックするとできるようになってるので、感謝の意味を込めて寄付をしてみてね。