情報求む!幻の「宇宙スーパーコンボイ」シリーズ

 伝説の「ザ・アニメージ」を始め、かつては数々のパチモノ&駄物プラモを作り続けてきた有井製作所(現:マイクロエース)。そのかなりの部分は、はぬまあん氏の著書「超絶プラモ道」で明らかにされましたが、まだまだスバラしいシリーズが眠っているらしいことはわかっています(この手のバカプラモ専門サイトが数多くありますので)。その中でも、かつて伝説の雑誌「月間OUT」80年代中盤の人気コーナー「ヨモスエ警備隊」で、シリーズの一つ「ハーロック」が取り上げられ、読者を恐怖の底に叩き落した「宇宙スーパーコンボイ」について、管理人が一個だけ持っている「宇宙警備隊スーパーアポロン」を紹介します。とにかく、パッケージその他からそのスゴさを味わってください!!




 当時定価は80円。中身自体はアリイが70年代中期くらいに発売していた、頭にテレビとかを付けている「○○ロボ」シリーズ(「テレビロボ」とか「アンテナロボ」とか「アニマルロボ」)の金型を流用したもの。頭部のみをSF風のものに置き換えたものだが、胴体自体が昔のままなので、そのギャップはすさまじいことになっている(笑) それをパッケージアートでカバーしようという努力が、当時のアリイの真骨頂だ!!
 このシリーズは、スターウォーズのキャラを露骨にパクッたのが多かったのだが、これの頭はどう見ても「宇宙からのメッセージ」のベバ2号なので、バックのスペースシャトルからも78年頃の発売と思われる。



↑パッケージ側面。絵を見ただけで発売時期がわかってしまうのがアリイのスゴイところ(爆笑)
1とか2とか強烈な破壊力です。もしキットが現存するのなら、○ョージ・ルー○スにプレゼントしてあげたいね。



↑もう、見てわかる通り「あの」ロボシリーズである。もし本当に発売されていたのだとすれば、「合体ロボシリーズ」と「太陽系戦隊ガルダン」をつなぐミッシニング・リングになるかもしれない(でも他にも派生亜種いっぱいある)。



←中身
総パーツ数11個.......絶句




それにしても「宇宙スーパーコンボイ」って、どういう意味だろう??
英訳が「SPACE CONBOY」......わからん。






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