FF7ログCC祭り継続中

2007/9/20
ジェネシス「今日のランチにはデザートが付くらしい。俺はティラミスにするが、二人はどうする?」
アンジール「じゃあ俺は甘さ控えめレモンパイで。」
セフィロス「俺、あそこのリンゴ丸齧りで。」
アンジール「!!!!」
ジェネシス「…………………………。」
セフィロス「…………。(…俺なにかマズいこと言ったか?)」
ジェネシス「………………セフィロス、林檎好きなのか?」
セフィロス「べつに、嫌いじゃないが?」
ジェネシス「………セフィロス、林檎食いたいか?」
セフィロス「ああ、あそこの、カゴに入ってるやつが。ジェネシス取って来てくれるのか?ツヤツヤで赤々としたやつよろしくな。」
ジェネシス「…………………………わかった……。」
アンジール「………………。(あぁ〜!ソコで一言「俺の作った林檎食ってくれ」って言えばいいのに〜!!)」←悶絶
* * *
ジェネシスの「夢」ってそれだったのか。
ラストのザックスの行動とジェネシスの言葉が全く意味不明だったんだけど、見直してやっと分かった。バノーラ地下でのジェネシス少年の手記か。
「英雄セフィロスに、僕の作った林檎を食べてもらいたいです」ってやつか。世界的に活躍してる同年代の少年に憧れを抱いたまま神羅入って親友になって、ライバル意識をもって、それでも憧れが勝ってずっと林檎だけは持ってる男ジェネシス。案外ピュアな野郎だよな。
でもジェネシスの「夢」が何か理解した後でジェネシスとセフィロスのシーンを見直すと、スゲェ切なくなる。ザックスの「皆で食おう!」が異常に泣けるシーンになる。この伏線は気付くと破壊力が凄い。
あのシーンはつまり、ジェネシスの夢である「英雄セフィロスに林檎を食べさせる」ことを、セフィロスの一部を受け継いだザックスが行ったってことでしょ。しかもその場に犬&ラザード=アンジールコピーがいたということは、二度と会えない親友三人がジェネシスの夢の実現の場にいたってことでしょ。この演出は今考えると序盤から伏線張ってるよな。それこそ「バカリンゴ」から。ラスボス戦前もジェネシスが「親友三人が再会した」って言ってて、素直に納得できないものがあったが、なるほど、こういうことか。
ジェネシス、もっと分かりやすく行動しろ。そのツンデレっぷりは何だ。アンジール以外には伝わらねえよ。
ニブルで最大のチャンスが訪れていたのに何故あんなポエムに走ってしまったんだか。あんな苦悩してるセフィロス前にしてよくあんなことが言えたな。あのな、セフィロスはいま人生の半分以上思い悩んで来ただろう出生の秘密を知って大いに混乱してんだよ。セフィロスは場合によっては神羅を捨ててまでお前を助けようと本気で考えていたんだよ。なのにズケズケとモンスター呼ばわりした挙句、セフィロスの一番のトラウマである母親のことまで持ち出して「君よ、希え。」から始まるポエムを綴られても困るんだよ。
そりゃあ大事な大事なリンゴを跳ね除けられて「一人でおッ死ね(意訳)」言われても仕方ないよ(というかお前ら何故最初に親友同士で逃げなかったんだ)。
ここも見返すとセフィロスにリンゴ跳ね除けられて大いにショックそうなジェネシスがいて面白い。プレイ中は「いまリンゴがアップになったのは何でだ?」ぐらいにしか思わなかったんだが。しかし後付けとはいえこの辺の人間関係が凄いことになっているような気がする。無印のニブル回想を思い出すと更に。
林檎エピソードを理解してからはジェネシスもちょっと可愛く見えてきました。つーか親友3人いいよ親友3人。お前ら面白いよ。
このメンバー、絶対アンジールが苦労してると思ったけど、本当に苦労してて笑うし(死)。あの二人の面倒みてやってるアンジールは本当に大人だね。ザックスはいい先輩を持った(そのせいでザックスの苦難が始まったが)。
CCは他にも色々伏線張ってそうだ。二週目で回収していきたい。ウータイとかノータッチだったからなぁ。今度は美人マテリアハンターの依頼も頻繁に受けようそうしよう。

2007/9/23
セフィ「……珍しい。俺の携帯に個人メールがきた。」
ザク「自分で言うなよ。あ、何その嫌そうな顔。もしかして統括からってオチ?任務?」
セフィ「…いや。迷惑メールだ、これは…。」
ザク「へぇ。あんたんとこにそんなモン送るなんて相当の猛者だな。」
セフィ「ああ。『どうか人助けだと思って貴方の身体の一部ください。髪の毛一本でいいのでお願いします』だと。これどういった心境で送ってるんだろうな。気持ち悪い。」
ザク「うげぇ〜。迷惑メールにも程があるぜ。どこのヘンタイさんだよ。」
ザク「……いま思えば、アレはあんたが送ったメールだったのか?」
G「……直接は言えなくて…。」
ザク「あんた遠まわしに物事を運びすぎじゃね?もうちょっと素直になれよ。」
G「素直に言えたらこんなに苦労していない。」
ザク「苦労してんのは俺だよ(泣)!!」
* * *
ジェネシスのセフィヲタっぷりは思い返すと異常。
何故そこまで素直に行動に表わせないのか。本当に面倒な男だね。まぁ親友三人は基本的に面倒な連中の集まりなんだが↓
アンジール⇒一番の常識人だが、肝心な時にどっちつかずの態度をとり続け結局何がしたいのかイマイチ分からん人。
ジェネシス⇒友達に「俺の作った林檎を一緒に食べて」が言えずヤサグレた人。友人二人とラブレス以外は正直どうでもいいっぽい。
セフィロス⇒基本的にいい人だけど精神的に脆いので自分が該当者になると即発狂。そのキレッぷりはあのザックスでさえ見限るほどの暴走ぷり。タチ悪い。
関係ないけど神羅ビルでのアンジ-ル「少しやつれたか?セフィロス」セフィロス「…………………。」とセフィロス「宝条なぞ放っておけ」アンジール「相変わらずだな…」
の会話にこいつら本当に友達なんだな、と思った。セフィロスにしてみれば「誰のせいだと思ってんだ(怒)」「急に帰ってきて勝手なことばっか抜かすな(怒)」なんだろうけど、親しい者同士の会話って感じで良かった。気まずい空気にならず良かったね。
それはそうとCCやって改めてセフィロスのデカさを認識した。
ACジャケットのクラウドとの身長差を見ても「オイww」と思うけど、それはクラウドだったからそれくらいあっても普通って感じだったし(失敬)。
でもザックスって185cmあるんだぜ。そのザックスとセフィロスの身長差見てみてくれよ。英雄2mあるだろ。多少小さく見積もっても198センチくらいはあるだろ。
CCやってる限り、セフィロスより背の高い人間いなかったよな?ヤツがデカすぎてザックスが小柄に見える。例の記念撮影のティファなんて子供みてぇだ。リアル映像になったら生々しく分かるぞ!セフィロスが親友二人やザックスと一緒に居るときは必ず「デカ!!」と思ってしまう。
あんま関係ないけどセフィロスが八刀一閃放った後の着地ポーズにエロスを感じるのは私だけか。あれ見る度にハァハァしてた。
でもズカズカのしのし歩き回り、長身とバカ力で周囲を圧倒する男という、10年続いた私の中のセフィロスイメージがどんどん変わっていくわ。ACの時から「あれ、もしやセフィロスって耽美系なん?」と思ってたが、CCやって「セフィロスって優雅系なのか。」と確変パンチきた。
CC初登場シーンの手の構え・動きとか、剣の払い方とか、親友ドンパチムービーで本気モードでジェネシスに斬りかかった時の足の角度とか、セフィロス戦直前の空から降り立つ仕草とか、本気モード突入時の動きとかが、優雅系に見える。…すっげぇ細かいねゴメンね。

2007/9/25
あの子に約束したんだ。
この青い空を、一緒に見ようって。
* * *
EDのザックスの台詞はみんなやばいんだが、ラストの台詞が一番くるな。エアリス関連も十分泣けるんだけどさ。「英雄」って最初からずっと言ってたことだったじゃん。アンジールとセフィロスとジェネシスとクラウドを助けるために奔走して戦ったザックス。そのザックスがラストであんな台詞吐くから余計に泣けるわ。あの直後に画面が暗転するのがまた…号泣だった。
セフィロスセフィロス!親友三人親友三人!とうるさいですが、ザックスは一番の泣き所対象ですよ。CCでヤツに泣かずにどうする。
AY●KAの歌はかなり批判されてるけど、妙な発音と歌詞がなければ、個人的には映像が合わせてあるだけあって聞いてるだけで思い出し泣きする。「瞳の奥が〜」の時のクラウドのフラッシュバックで振り返るザックスに何度も泣いたもの。「よろしくな!」だか「俺ゴンガガ(爆笑)!!」だか分からんが、泣けたもの…。たまらんよあの笑顔。

2007/10/1
セフィ「大きな工場があるのに、この村の空気は澄んでいるな…。」
アン「工場と言っても林檎ジュース作りが主で、年中煙を吐いているわけでもないからな。他に何もないところってのもあるだろうが。」
セフィ「そうなのか。……ところでアンジール。」
アン「お前の言いたいことは大体分かる。でも、何も言わず付き合ってやってくれないか。」
セフィ「付き合うも何も、俺たちのことなんて見ずに怒ってるぞアレ。」
ジェネ「けしからん・最低だ!何であいつらリンゴの収穫に戦闘服で来てるんだ!?都会っ子のセフィロスはともかく、アンジール!あいつ地元人のくせに革靴で農園行こうとしやがって!ありえない!魔晄付の服でウチのリンゴに触るんじゃない!そうだ、おまけに軍手忘れただと!お前それでもバノーラ人か!セフィロスも虫ばっか追いかけずに俺とリンゴ取れよ!ミッドガルでは珍しいだと!?アンジールの部屋行けば虫なんていつでも見られるぞ!ヤツラは俺の部屋にも侵入してくるんだからな!!」
セフィ「おい。お前のこともすっごい怒ってるぞ…。ファイガ食らわないようにしろよ」
アン「あぁ恐しいな…。あんなに理不尽に怒ってて、凄い手際の良さで林檎取ってるし。ある意味流石だ。」
セフィ「あんな険しい顔のジェネシス初めて見たよ。」
アン「あいつ、バカリンゴに命かけてるから。都会人ぶってるけどリンゴ農家の息子が抜け切れないんだ…多分…。」
セフィ「そうか。……故郷があるって、いいことだな……。」
アン「…………セフィロス…(´;ω;`)ブワワッ!!」
なんか突然こんなネタが…。
時間軸なんて気にしない〜。最初に三人で逃げてればこんなこともあったのかと思うと欝でならない。
ジェネシスは実家の仕事めっちゃ出来ると思ってる。家事できなくてもリンゴ料理とリンゴ農家運営はプロ。
セフィロスは都会ッ子に見せかけて実はニブル出身なんだよな。セフィロス=クラウド=ティファは同郷って気付いたときはビビッタもんだが。英雄の「故郷がないから分からない」発言は無印プレイ時から凄く好きな台詞だ。なんて悲しいことをサラッと言ってしまう人なんだろうと。引きづりまくってるくせに辛いことをサラッと口に出す人だから誤解されやすいのだろーな。
あんな小さい窓からの風景を覚えていたのにね。

2007/10/2
セフィ「前々から思ってたんだが。こんな色したリンゴが本当に食えるのか?」
ジェネ「当たり前だ。この村の生計が何で成り立ってると思ってる。バカリンゴはいまや高級ブランドだぞ」
セフィ「そうなのか…。宝条が出すリンゴはずっと赤いものばかりだったから、食ったことがないんだ。」
ジェネ「…………宝条が、リンゴ剥いてお前に食わしてたのか?」
セフィ「昔は遠征の度に弁当も持たされてた。俺は栄養配分を特殊なものにしないとダメな体質とかでな。今でもたまに持ってくる。怪しすぎるから、そっこー捨てるけどな」
ジェネ「…………………お前たち一体どういう関係?」
アンジールは空気を読んで席を外してみましたが、親友が一向に夢を叶える素振りを見せないので、諦めて悲しい暗雲背負って戻ってくるのです。
* * *
私は本編やった時からセフィロスは父親が誰か気づいていた派です。
ニブル山でのあの語りを見てよ。ガストと宝条を比較してるところを見てよ。セフィロスがあれほど嫌ってる様を見てよ。
これは気付いてるだろ。気付いてるから嫌ってるんだろ。
「……わかったよ、宝条。でもな、こんなことしたってあんたはガスト博士にはかなわないのさ」て台詞に色んなものが詰まってる気がする。
宝条って決定的に必要悪なんだけど、奴を嫌えない理由の一つに(寧ろ好き理由の一つに)どんなに間違った方向だとしてもセフィロスを一番愛してたのは宝条だと思うからってのがある。
宝条ってセフィロスを完全肯定するんだよな。自分がどんな疎まれてても逆らわれても完全肯定するの。異常な執着の片鱗を必ずどこかに漂わせてるの。FF7本編とCCのザックスパワーアップイベントやら見てると思う(あの研究室カプセルの「どんなソルジャーになりたい?」試験とかね)。まぁ一番はファンクラブ創設しちゃってるとこかもしれんが、そこは置いとけ。
考えてみればあの人、息子追いかけるために一回神羅やめちまったんだぜ。研究バカが、奴の研究はもう息子だけと堂々主張しちゃってんだぜ。でも本人には絶対言わない。ここら辺に妙な愛情を感じる。
あれを「息子」と呼んだのは一度きりだけど、そこがまたなぁ。あの一瞬の宝条は「じゃあ、私のもとへ来てくれるんだね」の宝条と同質な気がする。
………いつのまにか宝条語りになってしまった。
ちなみに一番の元凶はガストだと思ってるので、ガストを語るときはそれこそ宝条のように吼えます。あいつマジでタチ悪い。
ヴィンセントのガスト恨み節話とか宝条のガスト恨み節話を読んだことあるが、もうダメ。耐えられんアイツの所業。エアリスの父だからって何だ。
アイツのせいでセフィロスがマザコン&隠れファザコンになったとしか思えない。宝条が本格的におかしくなったとしか思えない。
ガスト恨み節話は基本的に欝になりますが、一度読むとやばいですね。FF7の恐ろしさ全開。