A@B@C 1/6.5 渚 一葉(スク水Ver.)

2009年春のTF神戸で購入。
これを逃すと関西圏のイベントでは未来永劫に入手不可能との事だったので、開場と同時に脇目も振らずに真っ先に買いに行った記憶があります。

少ないパーツ数でキャラの特徴をとても良く再現しているので、表面処理をキチンとすれば素組みでも十分な出来栄えとなります。
故に、今回はピンポイント加工が中心となりました。
あんまりゴテゴテ追加工作してもねぇ・・・。

鈴平キャラのキットでいつも頭痛の種になる髪の毛の処理ですが、今回は前髪に複雑なシャギーがありません。
だから基本的には楽出来るのですが、当方陰影を塗装で表現しませんので、モールドの谷の部分をしっかり掘り直します。

ただこのまま組んでもつまらないので、前髪に真鍮帯板とハンダで自作したアンテナを追加。
左側にも同様に後れ毛を一本足してます。

胴体は一見控えめな表現ですが、不思議な事に手足付けるときちんと？出る所出て来ます。
横から見ると良く判るんですが、腰周りの表現なんかは秀逸の一言。
追加工作として首筋と鎖骨にちょっと肉盛りした以外は、髪の毛同様磨いただけです。

両腕は指先が一部気泡で欠けていたのを修復したのと、右手の指先がタオルに合う様炙って曲げた以外はこれもキットそのまま。

右手に持ってるタオルは、何時もの手法でタオル地を再現。
タオルと謳っている以上、これ位はやってもオーバーじゃないだろうと思いますが如何な物でしょうか。

胴体と両脚の接合部は若干隙間が目立ったので、胴体側の接合部をリューターで掘り下げた後に差し込み式に改修。
エポキシパテ使うついでに、太腿は主に内側を中心に皮一枚分太らせてますが、これは好みの問題なので特にやらなくても良いかと思います。

何せシンプルな見た目なので、塗装もシンプルそのものです。
水着は元絵ではかなりグレーが入っている様に見えたのですが、その通り塗ると何となく違和感が有るので普通に？青色主体で塗ってます。
髪の毛は黒色ベースにクリアパープル被せてますが、うーん、写真で水着との色の違いが出てますかどうですか・・・

瞳の面積が大きいので、今年に入ってから何度か実践している「エアブラシで瞳を塗る」方法を採用したのですが、効果の程は何とも微妙。
まぁ、筆跡が残っていないので良しとしましょうか。

片足立ち(それも爪先です)なので自立は到底望めません。
よって、ベースへの固定が必須。
1mmステンレス線2本を爪先に入れ、普通はベースに差し込むだけの所を、今回は接地面にエポキシボンド塗ってガッチリ固定しました。