アミエグラン 1/7 式波・アスカ・O.N.Y
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アミエグランが新開発した「透肌プラス」を使用したカラーレジンキット。
塗装しなくても完成出来ると言うコンセプト故に、1/7としてはパーツ数がかなり多い部類に入ります。
(40パーツあります)
パーツ数があるので、パーティングラインの処理等は結構手間が掛かります。
ですがパーツの精度は高いので、表面処理さえ頑張れば、数日で完成させる事も可能でしょう。
もっとも、当方は何時も通りに作ったのでかなり日数掛かってますが・・・。
カラーレジンのキットで洗浄にケミカル類はあまり宜しくないそうなので、古式ゆかしく中性洗剤とクレンザーで洗浄。
肌色のパーツだけやたらと硬いので、表面処理はなかなかの力仕事になります。
その一方で普通のレジンよりも若干柔らか目のパーツもあるので、ペーパー当てる際はうっかり削り過ぎない様にパーツ毎に力加減の調整が必要です。
それでは頭部から。
エプロンの着脱があるので、髪の毛は着脱出来る様に接合部に真鍮パイプと真鍮線を仕込みます。
上半身は塗り分け不要とする為に凝った分割をしていますが、ブラのパーツはエッジにパーティングラインが隠れてますのでご注意を。
右手に持ってるお玉は、キットのパーツを置き換えました。
素材は当方定番の?0.1mm洋白板を叩き出したモノと1.2mm洋白角線の組み合わせです。
下半身は、ショートパンツのボタンを真鍮釘の頭で置き換え。
インストには記載されていませんが、下半身は接着しても後の組み換えに差し支えないのでガッチリ軸打ちして固定しました。
今回、最大の懸案事項になったのが塗装。
髪の毛と肌色が実に良い感じなのですよ。
だからと言って、長期保存を考えると何もしないのもマズイので、思いつくまま色々とやってみました。
(詳細は書くと長くなるので、ページを分けました)
それ以外のパーツは、何時も通りにサフ吹きして塗装。
エプロンは塗るべきか否か悩みましたが、肉厚ギリギリの部分が透けてしまい不自然に見えたので塗ってます。
但しお玉の柄とエプロンのボタンは、長期放置でどれだけ劣化するのかモニターしたいので敢えて無塗装としています。
付属のベースがやや小さ目で高級感?に欠けるので、ベースは木製デコパに交換しました。
ベース交換のついでに、踵の一点固定では安定性に欠けるので、爪先の方にもう一箇所固定箇所を追加して2点で固定する方式に変更。
固定用のピンも真鍮パイプに交換し、ベースと両足にスリーブとして一回り太い真鍮パイプを仕込んだので、着脱はスムーズに行えます。