アミエグラン 1/7 式波・アスカ・O.N.Y(エプロン&スリッパ無し)

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式波アスカ全身 - 正面

式波アスカ全身 - 左側 式波アスカ全身 - 右側

式波アスカ全身 - 背中 式波アスカUP - 正面

式波アスカUP - 真正面 式波アスカUP - 右側

式波アスカUP - 背中 式波アスカUP - 俯瞰

impression

先述した通り、肌色部分は新素材の「透肌プラス」が使われています。
この素材、確かに今までのカラーレジンと一線を画した素晴らしい質感です。
多分、肌色をサフレス仕上げしている人はこの質感を目指してあれこれやっているんでしょうね・・・。

よって、この上からサフ吹きして塗装、と言う野暮な事は避けたい所。
しかし長期保存となると、紫外線の影響による劣化等、全くの未知数な素材であるのも事実です。
おまけに当方、サフレス用の下地塗料なんぞ持ってませんし・・・
だからと言って、わざわざ買うのもバカバカしいし。

そこで見た目と長期保存の事を考えて、肌色部分は以下の様に塗装して見ました。
パーティングラインを320番→400番→600番のペーパーで消したら、その後全体にムラ無く1000番のペーパー掛け。
ペーパー掛けで白っぽくなったパーツは、洗浄した後にクリアを吹いて色艶を復元させます。
早い話が、1000番でペーパー掛けした表面にクリアを喰い付かせる事でプライマーの代わりにしよう、と言う訳です。

ベースのクリアが乾燥したら、シャドゥ用に調色したクリアカラーでシャドゥ部分に彩色します。
感覚としては、「ガンガン吹いて影を表現する」のではなく「足りない分だけ薄く吹いて足してやる」と言った所でしょうか。
その後、紫外線対策にUVカット(グロス)をコートして最後にフラットクリアで艶調整します。

で、やってみた感想ですが、「意外にイケる。」
完成後、写真撮影で数回組み換えしましたが、よほど手荒く扱わない限り、塗膜が剥がれる事は無さそうです。
でも表面処理で手を抜くと、いくらクリアを吹いても、磨き傷が埋まらずパーツが元の色艶に戻りませんので要注意。

髪の毛も実に良い色合いなので、肌色と同じ方法で塗装しましたが、こちらは、シャドゥにフィニッシャーズのブラウンを極薄く吹いてます。

それから、瞳と眉毛、もみあげ部分はデカールが(何と水貼り用とインレタの二種類も!)付いています。
今回、水貼りデカールの方を使わせて頂きましたが、定着力が若干弱いので、貼った所はなるべく触れない様にした方が良いかも知れません。

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