オリジナルのパーツ状態

ベルトの置き換えその1

ベルトの置き換えその2

完成した状態

カバンは、本体とストラップ部分が一体で抜けてますが、モノがレジンなのでどうしても一部モールドにしんどい所がありました。
いや、型作りに難儀したであろう事はパーツ状態から想像出来るんですが・・・。

ベルト状のモールドは直線がビシッと出ていないと締まらないので、各種真鍮素材を駆使して順次置き換え。
メインのストラップ部分はある程度強度が要るので0.3mm厚の真鍮帯板を焼きなまして曲げ、固定用に1mm真鍮線をハンダ付けした物を接着し、パーツとの継ぎ目はプラリペアで均します。
フラップを止める部分は一旦削り取り、極細真鍮パイプに真鍮帯板を入れてプレスする当方何時もの手法にて再現。
バックル類は洋白線&アルミ線を曲げ加工した物を塗装後に接着します。

カバン本体はフラップと縫い目を深く彫り直し、塗装後にエナメルで墨流し。
ノーマルで組む場合でも、モールドの彫り直しはやっておいて損は無いと思います。