CerberusProject 1/6 カルメン99

カルメンのキットはオーキッドシードからも出てましたが(但しあっという間に絶版)、同じキャラでもこちらの方がより妖艶な感じと言いますか、キャラの個性が全身から出ている様な気がします。
パーツ数はオーキッド製よりも少ないものの、完成させるとむしろこっちの方がボリューム満点、そして恐ろしい程の精密感。

そう言う訳で、普通に組み立てるなら何の問題も無い、と断言したい所ですが、一箇所だけ弱点がありまして、胴体が一体成型になっている為に一部どうしてもモールドが甘くなっている部分があったので、マスキングの利便性を考えて一部彫り直す必要がありました。

それ以外に何やかや書くのは重箱の隅つつく様な物ですが、あえてここでは色々と。

ベスト状のパーツは薄い故に結構歪んでいたのでドライヤー攻撃で修正しましたが、後ろの合わせばかりに気を取られていると、前に付くパーツが届かなくなるので油断ならない所。

両腕は手首まで一体成型。
手首を切り離して別パーツにしようかとも思いましたが結構大仕事になるので諦め、その代わりに別パーツっぽく見える様に袖との境界を彫り直し。

ヨーヨーの糸はフラグシップのマイクロワイヤーを多用途ボンドで張り、首に下げてるチョーカーはパーティングライン消しのついでにリングの置き換え工作やってます。

塗装では、胴体パーツのあちこち(特に腰周り)に砂吹きしかねない箇所があるので気をつけたい所。
あと、瞳の色がハッキリ判らなかったので適当に塗ってますが、何かこう、怖いオネエサンになってしまったのはご容赦を〜。

それから、ヨーヨーのワイヤーは右腕を胴体に接着する前に右手にセットする事をお勧めします。
拙者の場合、両手足接着してからワイヤー張ろうとしたもんだから、手持ちのピンセットが届かずメチャクチャ苦労するハメに・・・。