親骨の組み立て

生地の切り出し

組み立て途中

傘は中棒以外は全てレジン製。
特に受骨のパーツなんかレジンでよくココまで・・・と言う細さなんですが、やはり組み立て中や後々の事を考えると強度に一抹の不安があるので、迷う事無く金属置換を断行。

親骨の部分はアルビオンの1mm精密チャネル材を自作治具に当てて曲げ加工した物を無鉛ハンダで組み立て、骨を束ねる上下ロクロの部分は真鍮パイプから削り出し。
(普通のハンダは鉛が入っているので、メッキするのに都合が宜しく無いのです)
受骨は1mm真鍮パイプの両端を潰した物で置換して、金属パーツはバフ掛けした後変色防止に薄く金メッキして、エポキシ接着剤で組み立てます。

最大の難関だった生地の部分ですが、半月ほど試行錯誤した結果、赤色塩ビフィルムをカッティングプロッタで切り抜いた物を貼り合せる事で漸く物にしましたが、それにしても、近年は塩ビに効く接着剤が多くてこの手の工作ではホント重宝しました・・・。