エルドラモデル NOVA Ver.2

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NOVA2全身 - 正面

NOVA2全身 - 左側 NOVA2全身 - 右側

NOVA2全身 - 背中 NOVA2UP - 正面

NOVA2UP - 左側 NOVA2UP - 右側

NOVA2UP - 背中 NOVA2UP - 台座

impression

2019年夏のWFで購入。
モノは行列のはるか手前で売り切れておりましたが、当日会場で追加オーダーを受け付けて、後日製品を送るという非常に有難いシステムで購入出来た一品です。
以前作った楓華同様ディジタル原型、かつパーツの一部は3Dプリントパーツそのまんま入っていたりして、キットは何とも今時感満載。
それ故にディジタル原型固有?の癖があり、かつパーツ数も多く(全66パーツ)、いざ作ってみたらサイズ以上に手強い一品でした。

3Dプリントパーツはサポート材から切り出す必要があるのですが、硬い割に脆いので中々厄介。
まぁ万が一破損しても、瞬着が良く効いたので修復は比較的簡単でしたが・・・。
(太腿に付くベルト状のパーツは、塗装までの間に3〜4回折ってます)

随所にある積層跡を発見次第駆逐しつつ、まずは頭部から。
髪の毛周りですが、パーツの一部はレジンの限界に近い細さなので扱いに注意。
注意と言えばもう一点、前髪右側のパーツは先に胴体と右肩を接着すると組み立て出来なくなります。
インストではその辺がさりげなく書かれてますが、塗装が済んで最終組み立てになると忘れちゃうんだなこれが。

胴体はレジンの本体にプリントパーツをはめ込む箇所があるのですが、レジンパーツとプリントパーツのクリアランスに余裕がなく、サフ吹きが厚いと嵌らなくなる事があるので、随時確認する事を推奨します。
(当方、サフ吹きする都度削りました)
腰の前後に付く帯状のパーツはベースの角に合う様事前調整が必須・・・なんですが、それに気付いたのが組み立て済んでベースに乗せる直前だった誰かさんは火のついた線香で裏側から炙って曲げる荒業をやらかす羽目になったのでした・・・。

両腕及び両脚は、積層跡を消す作業で消えかけたモールドを復元させ、塗り分けの多い両脚はケガキ針でモールドをさらっておくと後々楽が出来ます。

レールガンは本体パーツを始めとして板状のパーツが殆どなので、ひたすら歪んだパーツをエンボスヒーターで加熱して矯正。
全部組むと重量がある上に斜めに立つ格好になるので、ベースとの固定は2mm真鍮パイプ2本入れてます。

腰掛けている台座はクリアパーツですが、本体以上に手間掛かってマス・・・。

珍しく完成写真が同梱されていない為、カラーリングは画像検索の結果と一部推測から。
レールガンとボディスーツの黒は単純な黒色ではなさそうだったので、フィニッシャーズのスーパーディープブルーを基本に調合し、レールガン用にはクロームシルバーを増量して質感を変えてます。
黒色と言えば、レールガンは黒下地に色乗せたのですが、あまり意味はなかったかな・・・。

細かい所の塗り分けは主にファレホ筆塗り。
例えば、両腕の紫色のラインはモデルカラーのブルーバイオレットですが、黒の上に直接塗ったにも関わらず綺麗に発色したので大いに楽出来ました。

固定用にベースが無いと持ち運びもままならないのですが、手頃なサイズの市販品が無かったので、5mm厚のアクリル板をぶった切った後にキャップボルトとスペーサーで足を付けて一丁上がり。
油断すると黒色アクリルってすぐ指紋だらけになるんで、「持ち手」として手前にパンチングメタルの切れ端を挟んでます。

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