風雪華 1/7 楓華

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楓華全身 - 正面

楓華全身 - 右側 楓華全身 - 左側

楓華全身 - 背中 楓華UP - 正面

楓華UP - 左側 楓華UP - 右側

楓華UP - 背中 楓華UP - 下半身

impression

2019年夏のWFで購入した中華ガレキ。
一万円切るプライスでこの大きさ(全高約25cmあります)、そしてよく考えられたパーツ割り等々、日本のディーラーでここまで出来る所は少ないなぁ・・・と唸らされる反面、いざ作ってみると3Dプリント原型特有の積層痕PVC化前提のダボ等、中々癖のある一品でした。

それでは頭部から。
前髪のパーツが繊細なので、磨きの際は注意が必要なのですが、その前髪と顔のパーツは積層痕が結構目立つので頭の痛い所。
特に顔はサフ吹きの段階ではOKでも、肌色乗せたら痕が残っていた・・・なんて事もあり、3回位下地処理と彩色を繰り返してます。
瞳のモールドは当初彫り直しを目論んでいましたが、試しにデカールを合わせてみたら微妙に大きさが違った事もあり、今回は彫るのは諦めてデカール貼って仕上げました。

首から下ですが、巨大なダボがあるので位置決めは楽・・・かと思いきや、受け側が埋まってたりして中々楽はさせてもらえませんでした。
頭部同様に積層痕が無くなるまでしつこく磨き、埋まっている所は平刀で削り、ベルトのバックルが消えかけていたので彫り直して復元。
襟元のブローチはシンプルながらも細かいパーツで、丁寧に塗るだけでも十分映えるのですが、思いつきでオパール載せてます。

予想外に強敵だったのが椅子でして、パーツの厚さがギリギリ故に位置決め&固定用の真鍮線が入れられず、組み立てはエポキシで一発勝負を強いられました・・・。

オリジナルキャラですので、塗装は好き勝手考えて塗りました。
当初は頭の先から爪先まで黒色ベースで考えてましたが、一歩間違えると喪服になりかねないので、困った時の赤色ベースで。
下地にシルクレッドを吹いた上から、クリアレッドと艶消しを使い分けて色調を変えてます。

深い凹モールドで表現してある上半身の刺繍柄は、エナメルでは隅々まで色が回りそうに無かったので、ファレホの黒を墨入れに使用。
ゲームカラーを希釈無しで使いましたが、2回位で隅々まで真っ黒に染まりました。

瞳は前述した通り付属のデカール使いましたが、簡易デカール故に白目の印刷が無いので事前に白目の塗装が必須、
デカール自体は非常に薄いものなので、比較的容易にモールドに馴染みましたが、軟化剤はあまり使わない方が良さそうです。

見ての通りベースへの固定が必須ですが、ほぼ片足立ち&椅子が華奢なんで、左脚には3mm真鍮パイプ、椅子は4脚全てに1mm真鍮線を半ば強引に入れてベースに固定。
今の所問題無さそうですが今後持つか少々不安です・・・。

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