ハセガワ 1/12 クレア フロスト(レースクイーン)
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あっと言う間に第三弾まで出た、ハセガワ製の「店頭で買える」レジンキット。
しかも第六弾までアナウンスされている所に、ハセガワの妙な本気が垣間見えるのが恐ろしい。
無理矢理一体成型している箇所が無い事もあり、表面処理は前作のエイミーよりもずっと楽でした。
但し表面の荒れが目立つのと、気泡が頭頂部に偏在するのは今回も相変わらずでしたが・・・。
過去2作例同様、肌色部分を中心にしっかり磨いた後にまずは頭部から。
髪の毛のパーツが曲者で、位置決め用のダボが一切無い為に、仮組みできちんと位置決めせねばなりません。
また、前髪は微妙に取り付け位置がズレると印象がガラッと変わるので、写真撮りながら上下に動かしてベストの位置を探る必要がありました。
後頭部のパーツにはゴムバンドで束ねた毛先のパーツが付きますが、極小で失くしやすい上に、ランナーに左右の刻印があるので、ランナーから切り離してしまうと左右の判別が困難です。
作例ではパッケージ裏面の写真を頼りに左右判別しましたが、合っているかと尋ねられたら正直言って自信無いですね・・・。
首から下の工作は3点、臍を極小ビットでやや深めにさらい、肌と衣装の境界、及び胸の谷間をケガキ針で彫ってます。
このシリーズ共通の、ちょっとオレンジが濃い目の肌色レジン成型ですが、当方は何時も通りプラサフ吹いて全塗装。
羽澄れいの時は下地から全部ファレホ、エイミーではアクリルラッカーとファレホの併用でしたが、今回は一度全部ファレホで塗ったものの肌色の発色が良くなかったことも有り、剥離した後全部アクリルラッカーで塗り直しました。
タンクトップとパンツ前面の白色十字は青色塗ってから白色のデカールを貼る指示がありますが、色味を合わせる為にマスキングして塗り分けてます。
瞳は付属のデカールですが、前回と貼り方を変えて、まず睫毛を合わせ、その後下に向かって少しづつ定着させた所、比較的綺麗に仕上げる事が出来ました。
それでも、睫毛と瞳の境界はエナメルで2箇所程タッチアップしてますが・・・。
ベースは、このシリーズ用に買い置きした黒檀のブロックにまたまた御登場願いました。