ハセガワ 1/12 羽澄れい(水着)

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水着れい全身 - 正面

水着れい全身 - 右側 水着れい全身 - 左側

水着れい全身 - 背中 水着れいUP - 正面

水着れいUP - 左側 水着れいUP - 右側

水着れいUP - 背中 水着れいUP - 真正面

impression

当方初の1/12スケールはまさかのハセガワ製。
小さいのに抜群のプロポーション(笑)ですが、何分パーツが小さい上にレジンキャストキットの本性剥き出しなのでそれなりに苦労もあったのでした・・・。
特に気泡とか、気泡とか。(多分個体差でしょうが)

よーく磨いた後に、まずは頭部から。
髪の毛は前後2分割式ですが、ヘアバンドがあるので継ぎ目消し不要なのが有り難い。
瞳はモールドがクッキリしているので、デカール貼りと手描きどちらでも対応できますが、瞳のデカールは白目部分の印刷が無いので、デカール仕上げの場合は予め白目を塗る必要があります。
今回、それを知らずに突っ走って後でエライ目に遭いましたが・・・。

首から下ですが、胴体から左脚まで一発抜きのパーツに両腕と右脚が付く構成です。
(何せたったの8パーツ)
接合面の合いが微妙に良くない所があったので、接合面は全てリューターとエポキシパテで修正し、右足の甲が変に肉痩せしていたので、こちらは光硬化パテ盛って修正。
両腰に付く結び目のパーツは流石に金属置換する訳にも行かんのでパーツそのまんま使いました。

ちょっとオレンジが濃い目の肌色レジン成型ですが、当方は何時も通りプラサフ吹いて全塗装。
何時もはフィニッシャーズのプラサフ使うんですが、今回は実験的にファレホのメカプライマー(白色)を使用。
プラパテ多用した所に吹いても吸い込まない反面、ホコリを噛むと取るのが厄介なのと、プライマーであってサーフェイサーではないので、アクリルラッカーのプラサフの様に「厚吹きした後研ぎ出して平滑面を作る」使い方が出来ません。
(全く研ぎ出し出来ない訳では無いのですが、特性上困難でした)
個人的には大いに可能性を感じたマテリアルですが、レジンキット相手に使いこなすには慣れと発想の転換が必要ですね・・・。

下地にファレホ使ったんで、本塗装も実験として全てファレホで塗りました。
肌色と髪の毛をハンドピースで吹いたら、後は全て筆塗り。
水着は筆跡が多少残っても柄のデカールであらかた隠れるので、ちまちまマスキングして吹くよりも早いと思い、ファレホの特性を生かしてガシガシ筆で塗ったのですがコレが実に楽しい。
あっと言う間に塗り終わるのと、思った以上に綺麗に仕上がるのには感動すら覚えました・・・。

どこかの雑誌で「このキットの鬼門はデカール貼り」と紹介されていましたが正にその通りで、特に水着の柄はかなりのツワモノ。
特にブラの柄(デカール番号の5番と6番)はそのまま切り抜いて貼っても多分無理だと思う、と言うか無理でした。
幸いにもスペア分があったので、2回目は事前に分割した上で各種デカール軟化剤を多用して何とかなりましたが、デカール軟化剤の中にはファレホとの相性が良くない(油断するとプライマー諸共溶ける)モノがあるのが想定外でした・・・。

小さいですが自立しないのでベースは必須。
今回は趣向を変えて、黒檀のブロックを使ってみましたが、妙に高級感?が出たので気に入ってます。

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