いなばや 1/8 サンタバニー あいすさん
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アイテムの初出は2005年との事。
既に絶版につき入手は諦めていたのですが、2007年冬に期間限定で通販されていたので速攻で入手したモノです。
しかしサンタでバニーと言うのはある意味「直球」やなぁ。
以前作ったアキラさん同様、瞳デカールや網タイツ用チュールが入った、実に良心的な「オールインワン」仕様です。
パーツの精度が高い一方、表面の荒れがやや多いのもアキラさんと同じなので、根気よく磨いてから工作開始。
頭部の組み立ては、アキラさんよりパーツ数が少ないので楽ちんです。
帽子は頑張れば着脱式にも出来ますが、どうやっても塗装面へのダメージが避けられないので着脱は諦めて固定しました。
胴体と右脚は一体成形ですが、網タイツ貼りの利便性を考えて右脚は一旦切り離し。
胴体はモールドを一通り彫り直した後、ベルトを中心にディテールアップ。
バックルを1mm真鍮板から削り出し、ハトメには塗装後に真鍮パイプを埋め込みます。
両腰にぶら下がるリボンはあまりにも細すぎて破損の恐れがあるので、真鍮線で作り直しました。
コレをレジンでパーツ化されてもちょっと作るのは無理だよ〜。
肩掛けや手袋等の縁にある白いボア部分は削り落として、手芸店で置き換え用の材料を入手したのを塗装後に接着。
やっぱりサンタの格好しているなら、と言う事でやってみたのですがココが一番大変でした。
肩掛けにはブローチがモールドされていたのですが、胸元に近い故目立つので派手に?工作やってます。
同様に、手に持っているスティック状のパーツも真鍮材で置き換えてますけどこっちの方が派手かなぁ・・・。
帽子と尻尾、それから肩掛けからぶら下がっているポンポンは、新しく見つけた素材で全て置き換えました。
1/7から1/8クラスにはかなり使い勝手の良い素材ですよ、コレ。
両足の網タイツは定番のチュール貼りで仕上げてます。
面積が小さいのでそれほど手間は掛からないかな、と思いきや、実はそんなに手間は変わらなかったのが意外。
今回、耳とバニースーツ、及び手袋の赤色にはフィニッシャーズのマイカレッドを奮発しました。
フェラーリF1と同じ色調との触れ込みですが、確かにクリア一枚被せると「あぁ、フェラーリの赤色」と思わず唸る色合いになりました。
でも写真にすると、いつも使っているブライトレッドと大して違いは無いかなぁ・・・。
自立困難につきベース固定必須ですが、両脚と袋の3点接地、しかも両手で袋を持つので位置合わせがなかなかの難物。
両脚から決めると袋が接地せず、かと言って袋から決めれば両脚が浮いたりと手間掛けさせてくれました。
ベースへの固定でこれだけ難産したのも久し振りだったなー。