ミリメートルモデリング 1/6 セイバー メイドVer.

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メイドセイバー全身 - 右側

メイドセイバー全身 - 正面 メイドセイバー全身 - 左側

メイドセイバー全身 - 背中 メイドセイバーUP - 正面

メイドセイバーUP - 正面 メイドセイバーUP - 左側

メイドセイバーUP - 右側 メイドセイバーUP - 背中

メイドセイバーUP - サービスカット メイドセイバーUP - サービスカット

impression

完成品が世に出た後も、各種イベントで販売が継続された稀有なキット。
ただ完成品は顔の輪郭がまるで違いますので、買うなら断然キットの方でしょう。

以前作ったCerberusProject製と同じ1/6なのに大きさが全然違います。
1/6どころか1/5位あるのでは?

左右で似たパーツで組み間違えを防ぐ工夫が随所にあるので、普通に組むなら特に問題は無いはずでしょう。
主なパーツのボリュームがかなりあるので、主要部分の補強は3mm真鍮パイプ入れてます。
表面が非常に綺麗で、気泡も殆ど有りませんが、エッジにパーティングラインが隠れているパーツが多いのでご注意を。

まずは頭部から。
前髪を3パーツで再現する等、他のキットとは一線を画した作りなので、髪の毛はかなり密度の高い仕上がりになります。
ただ襟足の跳ねっ毛部分はマスキングで邪魔なので、いつも通り?削り取って真鍮材で別パーツ化しました。

チョーカーのリボンも、シャープさを求めて真鍮帯板のハンダ細工で置き換えましたが、跳ねっ毛とリボンは油断すると組み立て時にパーツ同士干渉するので、真似しようとする奇特な方は十分確認を。

上半身は、肌色以外はマスキングが殆ど不要な親切設計。
その為に、胸元と背中のフリル部分も別パーツですが、パーツの摺り合わせが必要なのが泣き所。
特に背中側はインストにもある通り非常にはめ合わせがキツイので、サフ吹き派にはしんどい所です。

両腕では手首のボタンを釘で置き換えたのと、右手の甲にある組み立て用のダボ穴が結構目立ったので埋めてます。
(当然、左手の掌にあるピンも削ります)

スカートもフリル部分は別パーツなのに加えて、裏側にもビッシリモールド入ってます。
スカート無しにするのもやって出来ない事は無いですが、エプロンのパーツがスカート側に付いて不自然になるので、止めといた方が良いと思います。

(本作例でも固定しました)

でも下着のモールドは皺のディテールと言い柔らかい肉感と言い、隠すのが勿体無い位の凝り様なんですが。

下半身は殆どノーマル組み。
ガーターに付くリボンもそのまま使ってます。

モップは付属のアルミ線で柄を作る様になってますが、先端の金具部分をアルミ線や糸ハンダで置き換える事を勧めているので、それならばと金具以外にも何やかやとやってみた結果、ブラシ以外は全て置き換えてしまいました。あははは・・・。

塗装ですが、髪の毛が最近2作品の色合いでは軽過ぎたので、トーンを落としてちょっとリアル志向?に変えました。
仕上げにVolksのゴールドパール掛けてますが、コレ、はっきり言ってオススメです。

メイド服の黒は、漆黒の中に紫色が浮かび上がる、LS600hLの専用色みたいな黒は出来ないか?と思い試行錯誤した結果2コート仕様に。
コーティングにアルクラッドのサファイアを使うのですが、そのままだとサファイアそのものの色になってしまうので、クリアーレッドとスモークでサファイアの青色をある程度打ち消すのがポイントです。
で、その結果なんですが、どうもグロス仕上げ向きの色になってしまった様でして、同じ色吹いたベースの方は効果絶大なものの、肝心の服の方は「どうかなぁ〜?」という感じに。

フリルはVolksの蛍光ホワイトパールに何種類かブレンドしたのを重ね吹きして高級感を狙って見ましたがどんなもんでしょうか。

一応自立しますが、イマイチ不安定なのでベースへの固定は必須。
(大股開きなので、結構スペースが要ります)

ベースは久し振りに実験して、こういうのをやって見たかった、という要素てんこ盛りにしました。
でもこれって、見ようによっては何かのいかがわしいショーに見えん事もないなぁ。

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