ミリメートルモデリング 1/8 桜野音羽

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桜野音羽全身 - 正面

桜野音羽全身 - 左側 桜野音羽全身 - 右側

桜野音羽全身 - 背中 桜野音羽UP - 正面

桜野音羽UP - 左側 桜野音羽UP - 右側

桜野音羽UP - 背中 桜野音羽UP - 下半身とベース

impression

関西圏で初売りとなった、2009年春のTF神戸1で購入したもの。
サイズは1/8スケールと小さめなのですが、パーツ数がそこそこある上にこのディテール、この価格ではお買い得ではないでしょうか。

メイドセイバー同様、パーツ表面が非常に綺麗で、気泡も殆ど有りません。
殆どのパーツの湯口が表面を外してますので、バリ取りでモールドを潰すなんて事も起こらない親切設計なのですが、パーツ精度が高い為にバリ取りをきちんとしないとパーツがピタリと合いません。
それから胴体から腰、及び両脚の仮組みで手抜きすると後が大変ですので、この辺の仮組みはじっくり時間を掛ける事をオススメします。

それでは頭部から。
前述した様にパーツの精度が高いので、何の細工も必要無くパチパチと決まります。
ネコミミ状のターミナルディバイスは左右共通パーツなので助かった・・・。

頭部で唯一手を入れた箇所として、マスクして吹く関係上瞳のモールドを彫り直しました。
この辺は各自の作風に依ると思いますが、個人的見解として彫り直すの止めときゃよかったかな。
首からぶら下がるスパイナルシェルは、固定せずに上から乗っけただけです。

胴体が凄まじい出来でして、ディテールも然ることながら何と両腕が一体成型。
確かに、このデザイン、このポーズでは「両腕を貼り合わせて継ぎ目消し」はしたくないですからね〜。
そして両肩の肌色部分が別パーツと言う何とも凝った分割。

胴体のあちこちに付く、コネクター状の金色の部分はまたこんな事やってます。

先述した通り、腰周りはこのキットを組み立てる際の完成度を左右する言わば勘所。
軸打ちする所ですが、何時も通りに接合面に直交する方向で軸打ちしたらこれが大失敗。
原型製作時に軸打ちした跡が残っているのでそれを利用した方が良さそうです。

アンビリカルチューブは、キットのパーツでも納得の行く出来栄えですがあえて小細工。
ソニックダイバーと電気的にも接続する訳ですから、電気流れる部分は金だろうと金メッキした2mm真鍮パイプを埋めたのですが、全く効果は無いですな、あはははは・・・。

パーツ状態のディテールから想像される通り、塗装は正にマスキング地獄。
それをフォローすべく?公式サイトで塗装レシピが公開されているのですが、ガイアカラーなんか一色も持ってないので無い知恵を絞らねばなりません。

スーツの白はフィニッシャーズのピュアホワイトをベースに、アルクラッドのサファイアをこってりとコーティング。
昔作ったチャイナ貴子と同じ方法ですが、なかなか効果が出ないなぁと厚吹きしたらグレーの部分も見事サファイア色に染まりました。あららら・・・

髪の毛の色は設定画の方を参考にしたので、DVD版と違いかなりオレンジの強い色合いになってます。
だからホラ、ここも色が違うでしょ。

そしてベース。
出撃前にチャンバーで全身にナノスキンジェルを塗布する設定との事でしたので、久々にやってみました、電飾工作。
思いっきりコスト高なのですが、面白いし派手なので、また機会が有れば使おうと思います。

(電飾ONの写真はこちらからどうぞ)

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